社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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花は散り、鼻は垂れる

2021/08/08

満開だった桜が掃いても掃いてもなくならないほどの花びらを落とし、換気のために開け放っている玄関が風に吹かれた花びらでいっぱいになってしまうほどです。そんな桜と入れ替わるように芝ざくらが足元にじゅうたんのように次々と花を咲かせ、また、園舎東側の斜面には自生するスミレが彩を与えてくれています。そんな斜面に架けられた手作りの梯子を使い、5歳児のぞみ組の子どもたちが山を登っていたのですが、その中に、誕生会でいらして下さったIちゃんのお母さんの姿が混ざっていたのでビックリしただけでなく落ちて怪我をしないかドキドキでした!幸い誰も怪我することもなく無事に降りてくることができたと思ったら、休むことなくかけっこをし始めるのですから、その体力にも驚かされます。一方、フェンス越しにのぞみ組の子どもたちの様子を見ていた2歳児つき組のK君は羨ましくて仕方がなくて、自分も登りたいと猛アピールするのです。しかし、今日のところは我慢してもらい園庭で遊んでもらったのですが、砂場で遊んでいた同じクラスのH君共々見事な鼻を垂らしているではありませんか!特にH君の鼻は砂まみれでコントのよう!「はな」は「はな」でも花と鼻では随分違う物だと思いながら、ティッシュできれいにふき取ってあげました。

恥ずかしい

2021/04/07

今日保育園で今年度一番最初にのぞみ組のIちゃんが誕生日を迎え6歳になりました。昨年度はコロナ禍にあったため5歳児の保護者に限って誕生日に合わせていらしていただき、1つ大きくなったことをお祝いするとともに、お父さん・お母さんんをも皆でお祝いしていました。一方、昨年度同様、今年度もコロナ禍にあるものの、ぜひ感染予防にご協力いただきながら、以前のように、全ての年齢(クラス)で保育園の伝統となっている誕生会を復活させ、一人ひとりの誕生日をお祝いできることを願っています。Iちゃんの誕生会は明日行う予定とのことですが、今日外遊びをしているとき子どもたちと一緒にギター伴奏に合わせて ♪ Happy-Birthday を歌ってお祝いしたのですが、Iちゃんは次々に集まってくる子どもたちに恥ずかしくなったようで、照れてモジモジしていました。昨年度、楽しみにしていながらいらしていただけなかった保護者の方々、今年度入園した保護者の皆様にもお子さんの誕生日が近付くと担任から招待状が渡されますので、日程等をしっかりご確認いただき、恥ずかしがることなくご参加頂けますようお願い致します。
 さて、このところ様々な鳥の泣き声や姿を見かけるのですが、今朝出勤する時には園のすぐ傍の用水路でカモが餌を探しているのか、のんびり泳いで(歩いて)いました。桜の花が散り田植えの準備が始まると今度は子育てをするためにやってくるツバメの姿も見られるようになることでしょう。
 そうそう、今朝の河北新報に明治期の日本の子育てに関する記事と「子ども庁」創設に関するが掲載されていました。児童虐待をはじめとする悲しい事件が絶えない現代だから「子ども庁」なるものが必要なのでしょうが、鳥や動物たちのように健気に子育てすることが当たり前の国となり、また、記事にあるように、何が子どもたちにベストか考えながら子育ての一助となる保育園でありたいと思わされました。

素敵な出来事

2021/04/06

昨日今日の二日間、朝早くからつがいと思われるキジバトが保育園にやって来ては「デデッポポー デデッポポー」という独特な鳴き声を響かせています。今朝は中々若葉を広げてくれない園庭中央のケヤキの木に止まり、子どもたちが真下で遊ぶことを全く気にする様子もなく毛づくろいをしながら鳴いていました。一方、1階の1歳児クラスの保育室からは、新入園児の泣き声に混ざって先生たちが歌う「こどもさんびか」とお祈りが聞こえてきました。そうかと思えば、2歳児クラスの子どもたちは、園に隣接する東部運動場・東部体育館の駐車場にある大きな桜の木の下で花見をしながらおやつを味わっていました。晴れたとは言え、午前中の早い時間で、まだお日様が当たっておらず、その上、風が冷たかったため少々寒そうにしている子どもたちもいましたが、桜が舞い落ちてくる中での外でのおやつタイムは特別感があり嬉しいひと時になったことでしょう。それにしても、新入園児が少しでも早く保育園生活に慣れてくれるようにとの願い・思いから登園二日目で「外でのおやつタイム」を実践してくれている先生たち感謝であり、脱帽です!こんな先生たちの思いが届き、おんぶや抱っこをされ泣いている子どもたちが「大丈夫だよ!」と声を掛けらることなく、一日でも早く笑顔で過ごしてくれるといいのですが・・・。
 そうそう、4歳児はと組のM君が登園してきたとき、桜のはなびらが風に吹かれ道路を飛んで行く様子を見て、「かけっこしてるみたいだね」とおばあちゃんに話し掛けていましたが、その様子はまさに「かけっこ」そのもの!そこで「素敵な表現ですね」とおばちゃんに話したのですが、子どもの観察力・表現力を取り戻したい、失わないようにしたいそう思わされる出来事でした。

ついに

2021/04/05

満開に咲いていた園庭の桜も、昨日、今日と降った雨、また時より吹く風によって少しずつ花びらを落とし始め、園庭や駐車場のアスファルト、先生たちの車の屋根、そして、園庭西側の土手で大きくなっているフキノトウの周りをピンク色に染めています。そんな中、今日は新入園児が入園式後初めての登園日だったこともあり、先生たちは、泣かれることや保護者の方々を後追いする子どもたちのことを想像し、いい緊張感をもって子どもたちを迎え入れてくれました。ところが、慣らし保育期間で遊ぶ時間が短いことも関係しているのか、特に2階の3・4歳児クラスでは予想を覆すように、ほとんど泣き声が響くことがなく過ごしているのですからびっくりでした!この調子で喜んで登園してくれることを願っていますが、慣らし保育期間が終わり、保育園での生活時間が長くなると、保護者と離れて過ごさなければならないという現実を知り、急に不安になり泣き出すような子どもたちの姿が想像できます。しかし、そんな子どもたちが気持ちを切り替え遊べるようなきっかけを与えてくれるのが、クラスの友だちであり先生たちであるのは言うまでもないことですが、これからどんどん暖かくなるとそこに、生き物や花が加わります。今日も5歳児の子どもたちが、活発に活動を始めたカエルを捕まえ、水を入れた容器にカエルを入れて強制的に泳がせているのですから、カエルにとっては「迷惑で仕方がない季節がついにやって来た」そう思っているかも知れません。そのような生き物たちにも助けられながら楽しい毎日を送ってもらえるよう願い祈るものです。

祝ご入園

2021/04/03

県内で新型コロナウイルスが感染拡大していることもあり、場合によっては延期や中止も視野に入れていましたが、保護者の方々に参加者の制限などのご理解ご協力をいただき、また、式の短縮するなどして2021年度の入園式を行うことができました。例年であれば記念撮影は式の会場の2階ホールで行っていましたが、感染防止を兼ね、新入園児を歓迎するかのように咲く桜をバックに園庭で撮影してもらいました。昨年の入園式も暖かく桜が咲き始めていましたが、初夏を思わせるような暖かさとなり桜が八分咲きから満開となった今年の入園式は正に記念撮影にピッタリな日になりました。記念撮影後も暖かさに誘われた子どもたちが綺麗な服を着たままカエルを追いかけたり、乗り物に乗ったりブランコで遊んだりと来週から始まる保育を前に、ほんの僅かだけですが外遊びを楽しむことができたようです。今日入園した子どもたちが、第一光の子保育園に入園できてよかったと思ってもらえるよう、職員一同、心と力を合わせ保育して行きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

置き土産

2021/04/02

新年度が始まって2日、卒園した子どもたちはどうしているかなあ?さぞかし退屈しているだろうなあ?そんなことを思いながら出勤していますが、保育園は昨日今日と進級児の届出があった子どもたちだけが登園ということもあり、砂場で穴を掘ったり山を作ったり、乗り物の争奪戦も激しくなく、A君・Y君の兄弟はペダルかーの新たな乗り方を考え出し仲良く遊ぶなど、広いと感じる園庭がさらに広く感じられる中、先生たちも子どもたちも比較的のんびりと過ごすことができていました。また、5歳児は昨年度末から卒園した5歳児と一緒に遊んでいた(遊んでもらっていた)」ドッジボールをして遊んでいたのですが、ルールをいまいち理解していない子どもたちも多く、ボールを当てられても外野に行かなかったり、相手チームの子どもにボールを渡し、その途端ボールを当てられてしまったり、まるでコントのようなドッジボールで可笑しくて仕方がありません。この子たちが先日卒園した子どもたちのように白熱した対戦を繰り広げるにはこれから数ヶ月後になるかと思いますが、毎年5歳児からドッジボールをはじめ素敵な遊びの置き土産を残してもらっていることを思う新年度2日目でした。
 ところが、明日、入園式を迎えると来週月曜日からは初めての保育園生活(集団生活)を経験する新入園児たちが自分の担任の先生や保育室などを覚えてもらえるような配慮や声がけ、また、泣きながら登園してくる子どもたちがお家の方々と離れても安心して過ごせるように丁寧な関わりが求められるため、のんびりした保育はしばらく難しくなるだけでなく、子どもたちも先生たちも心身ともに疲労困憊となることでしょう。

嘘のような本当の話!?

2021/04/01

桜の開花と新年度を迎えた事を感じ喜んでいるのか、はたまた天変地異を察して緊張と不安があるのか?今朝は仙台駅前のカラスがやけに鳴いている気がしました。また、いつも乗る電車では社会人一年目を迎えたと思われる見慣れない若者が真新しいリクルートスーツに身を包み緊張した面持ちで乗車していましたが、保育園では進級したことが嬉しくて仕方がない子どもたちが笑顔で登園し、お家の方と新たになった靴置き場や担任の先生を確認して新しい保育室へ向かって行きました。中でも、新3歳児は午前中のおやつがなくなったことで、これまでより早い時間から外に出て三輪車やストライダーで夢中で遊んでいました。夕方には4歳児あい組のR君・Rちゃん、はと組のK君が遊具小屋に水や砂を運び込み、お店やさんごっこらしきことをしていました。余りにも楽しそうだったので、大きくなると抜きにくい草を抜いて「どうぞお使いください」と持っていくと、最初は「・・・?」という反応だったのに、気付けば砂遊びをする道具に入れ花屋さんの鉢植え植物のように飾っていました。一方、園庭から見下ろせる田んぼでは5歳児が毎年田植えと稲刈りをさせていただいているHさんが田植えの準備のためにトラクターで、二度目の田起こしの真っ最中!そんな作業を5歳児がフェンス越しで見ながら「こんにちは〜!」とか「お〜い!」と声をかけるものの締め切られた運転席、そしてエンジン音で聞こえるはずもないのですが、子どもたちは「どうして返事してくれないんだろう?!」と不思議がっていました。
 さて、昨日、黄砂で全く見えなかった雪を纏った蔵王の頂きが朝からはっきり見え、夕方には夕日に照らされとても綺麗な稜線が姿を見せてくれました。
 最後になりますが、ご存知の通り宮城県内でコロナウイルス 感染症が爆発的に感染拡大し、大河原町内の飲食店でもクラスターが発生しました。保育園ではこれまで通り、玄関での手指消毒と検温をお願いしていますが、保護者の皆様には。不要不急の外出を避けるなどこれまで以上に感染予防にご協力いただけますようお願いいたします。そんな中、嘘のような本当の話ですが、今日から東北ディスティネーションキャンペーンが始まりました。今日が4月1日「April fool」だからでしょうか・・・?これにより感染者が増え、「入園式」が中止や延期にならないことを祈るばかりです。

またね!

2021/03/31

コロナ禍で行事や生活など様々なことで制約や変更を強いられた2020年度の保育も事故や怪我なく無事最終日を迎えました。昨日に続き、今日も暖かく、仙台では観測史上最速で桜が満開になったと発表されましたが、仙台より南、東京に35Km近い保育園でも5歳児の保育園生活最後の登園日を忘れられない日にするかのように見事に桜が咲いてくれました。そんな園庭でのぞみ組・めぐみ組の子どもたちがいつもと変わることなく遊んでいるように見えましたが、午前保育のご協力をいただき、給食を食べ終えた後、お家の方が次々にお迎えにくると、登園最終日という実感が湧いて来たのか担任の先生と共に涙を流す子どももたちが続出!のぞみ組のK君は大の仲良しのK君が降園するとき今生の別れのように「僕たちもう会えないんだよね」と言いながら抱き合っているのです。しかし、彼らは10日もすると同じ小学校へ入学し、否応無しに入学式で顔を合わせ、場合によっては同じクラスになることもあるのですから可笑しくてなりませんでした。きっと保育園で会うことがないということなのでしょうが、子どもたちながらに別れの寂しさをしっかり感じていることが伝わって来ました。そんな5歳児とは対照的に、明日から保育園で最高学年となる、あい組・はと組の子どもたちは園庭でお花見をしながら4歳児最後の給食を食べていました。準備を始めた頃は拭いていなかった風が食事を始めた頃から吹き始め、黄砂や砂ぼこりが気になり桜を愛でる余裕もなかったようです。 
 さて、今日、お迎えを待つためにランチルームに置かれていたほし組のR君のカバンのポケットにたくさんの石ころが入れられていることに気づきました。この石ころ、帰宅後どのように使うのか想像もできませんでしたし、持ち帰られたお父さん・お母さんも困ってしまうのではと心配になりましたが、R君に限らず、我が園の子どもたちは石ころや枝や虫などをお土産のように大切に持ち帰ることがあるのですが、数日後、入園してくる子どもたちの保護者の方々は、そんなことへの免疫がついていないこともありびっくりすることあるでしょう。ところでR君たち、明日の朝、間違って1年間過ごした1階の保育室に向かうことなく2階の新しい保育室へ向かうことができるかどうか楽しみにしたいと思います。
 最後に、今日も朝から黄砂が飛び、仙台駅前の空も霞んでいましたが、5歳児の担任は黄砂で霞む以上に子どもたちとの別れで流す涙で視界が霞んだことでしょう。どうか、そんな先生たちに送り出された子どもたちが喜んで小学校に登校して、たくさんの友だちと思い出を作ってくれること、そして、時々成長した姿を店に来てくれることを願い祈ります。

最後のステージ

2021/03/31

 とうとう今日が本当に最後の登園となったのぞみ組の子ども達。最後にやっておきたいことの一つに大好きな歌とダンスを小さい組や先生方に見せたいとのことで、急遽午後のおやつの後にのぞみ組有志によるリサイタルショーが始まりました。保育参観で保護者の方に見ていただいた歌とダンス、自分達で曲を選び振り付けも考えたとあって今日も自信たっぷりに踊って見せてくれました。あまりに楽しそうな踊りに見ていた他のクラスの子ども達も思わずステージに上がって一緒に踊り始めました。最後まですてきな交流をしてくれて嬉しかったです。
 「ねぇ、勉強のとき、う○ちしたくなったらどうするの?」とH君。「児童センターで○○ちゃんがお休みだったら行きたくないな」とS君など、不安もちょっぴりありつつ、「毎日朝、ランドセルしょって1人で歩いて学校に行くよ!」と張り切る姿も見せてくれました。
 今日が最後のお迎えということで、保護者の皆様からも「お姉ちゃんもお世話になったので10年間、通いました」「最初の半年は毎日泣いてきたけど園長先生の膝の上が大好きでいつも抱っこされてました」などの思い出話もありがとうございました。
 卒園児の皆さん、保護者の皆さん、お元気で!これからの成長、活躍をお祈りしています。

世代交代

2021/03/30

年度末の3月と新たなスタートを迎える4月は別れと出会いが交錯し、感情がアップダウンする時期です。届出保育となって以来、登園する子どもたちが減った5歳児、のぞみ組・めぐみ組の中には小学校へ就学する不安というより、保育園とさようならすることが悲しくて仕方がなく不安定な子どもたちの様子が見られます。そうかと思えば、今朝、いつものようにおじいちゃんと登園して来たのぞみ組のK君は「園長先生、ずっと使ったけど、もう使わないから保育園で使うように持って来たよ」とストライダーを持って来てくれました。おじいちゃんにお礼を申し上げると「後輩たちに使ってもらえれば・・・」とのこと。K君が持って来てくれたことで数台に増えたストライダーに子どもたちは大喜びをし園庭を走り回っていました。この調子だと、自転車に乗れるようになるのが早い子どもたちが増えるような気がすることと、そして来年度の「親子で遊ぼう会」で楽しいプログラムが出てくるような気がしてなりません。
 さて、4月から世代交代し、新たに、のぞみ組・めぐみ組になる4歳児の子どもたちが、大きな行事等がない限り常に並べられているテーブルと椅子をどかし、雑巾を手に一年間使ったランチルームの床を掃除(水拭き)をしてくれました。お陰で床だけでなく気分もスッキリしました。そんなランチルームとは反対に、数年間持ち上がって担任をしてくれて、小学校へ子どもたちを送り出すM先生、S先生たちは、スッキリするどころか、子どもたちが登園しなくなる2日後には心にポッカリ穴が開いてしまうことでしょう。
 そうそう、せっかく桜が咲き始めたというのに、今日はゴビ砂漠などから時速300Kmものジェット機流に乗って2・3日かかってやって来たという黄砂の影響で空が曇り昨日のように青空にピンク色の桜が映えることはありませんでした。のぞみ組・めぐみ組の子どもたちが最後の登園日となる明日は青空に桜の花が映えるような天気になりますように・・・。

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