保育日誌
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笑顔
2021/04/16
桜の花が散っても、芝桜や水仙、ジューンベリー、ビオラなど様々な花たちが園庭に彩りを与えてくれていますが、そんな中に今年もたくさんのたんぽぽが咲き出しました。子どもたちはタイヤの花壇などに咲いている花は摘んではいけないことを理解してくれていて、摘むことも踏むこともなく「お花きれいだね」と言いながら眺めています。ところが、それ以外に咲くたんぽぽを含めた小さな花たちは子どもたちにとって格好の遊びの材料となり次々に摘み取られてしまいます。それでも生命力の強いたんぽぽなどは子孫を残すために子どもたちといたちごっこをするかのように次の花を一生懸命に咲かせてくれます。そんな中に普段見ているタンポポと色が違う白っぽいたんポポが咲くのです。このタンポポを以前S学院大学のY先生に映像を送ってみたところ、わざわざタンポポ研究の第一人者でタンポポの児童書も手掛けておられるという先生に映像を送り調べてくださいました。すると、僕が日本古来のエゾタンポポだと思っていたそれが、エゾタンポポの品種ではなく、オクウスギタンポポ(Taraxacum denudatum)という独立した珍しい種だというお答えをいただいたのです。子どもたちにも先生たちも気づかないそんな貴重なタンポポがカエル探しとともに子どもたちの遊びに使われているという贅沢?!な事実。草刈りが趣味のようなものと断言するT先生にはその存在を伝え、枯らすことがないように大切にしていこうと思います。
ところで、今日も一日いい天気となりいつものように思い思いに遊ぶ子どもたちの笑顔と歓声が園庭に響きました。3歳児ひつじ組のR君とH君が妙な踊りを見せてくれたかと思えば、2歳児ほし組のNちゃんはタイヤの中に入ってキョロキョロしているのでかくれんぼでもしていて上手に隠れられるところを見つけたのかと思いきや、そんなことは全くなく単純にタイヤの中に入っていたかったようです。タイヤの中にすっぽり入ってしまうサイズ感がなんとも可愛らしく、見ている僕が笑顔にさせてもらえました。
さて、嬉しいお知らせです。産休に入っていたA先生が、出産予定日通り、今日12時45分に2902gの赤ちゃんを出産しお母さんになりました。つい先日まで新年度に向けた準備を手伝いに来てくれていたA先生が母になったという知らせを聞き次々に笑顔になりましたが、コロナ禍での初めての出産だったA先生はさぞかし不安や心細いことがあったことでしょう。しかし、そんな不安や心細さは赤ちゃんを見た途端無くなったことと思います。こんな大変な時に産まれた赤ちゃんがこれから多くの方々に愛され健康に育つことを祈ります。次はM先生、M先生が出産を控えていますが元気な赤ちゃんが産まれますように!ちなみにA先生から連絡が来た時、舞い上がっていたつもりはなかったのですが、母子の健康確認と赤ちゃんの体重を聞いたものの肝心な性別を聞くことを失念していたことに気づいたのはしばらくしてからでした。何はともあれ、A先生、ご家族の皆さん赤ちゃんの誕生おめでとうございます。
嬉しいこと!
2021/04/15
今朝、いつものように玄関の扉や階段の手すりや窓など園舎内の消毒をしている時、2階ホールからピアノ(こどもさんびか)の音が聞こえてきました。くりかえし同じところを弾くお世辞にも上手とはいえないそのピアノの音に子どもが弾いているのかと思いながら、いったい誰が弾いているのかそ〜っと覗いて見ました。するとそこには数年ぶりに保育園に戻ってきてくれたT先生が背中を丸めてピアノに向かっている姿があったのです。子どもたちの前でピアノを弾くため数年間のブランクを埋めるべく保育に入る前にピアノの練習をしてくれていたのですが、ミスタッチをくりかえし、何度も同じところを弾くため何度も聞こえてくるメロディーが妙に心に響いてきて、とても嬉しく心から感謝する反面、自分は子どもたちのために何をしているだろう?と考えさせられました。信じられないと思いますが、幼稚園教諭として子どもたちと過ごしていた時には僕もピアノで前奏曲を練習したものですが、今は・・・。もちろん、T先生だけでなく多くの先生たちが子どもたちのためにピアノの練習だけでなく保育の準備や計画をしてくれていることをT先生の丸まった背中から再認識させられました。
さて、最近子どもたちは年齢・クラス問わずカエル探しに夢中になっています。この様子は毎年のことで特別驚くことではないのですが、不思議に思うことはドッジボールや鬼ごっこのように伝え・伝えられて覚えていることはないのに、この季節になるとちゃんとカエル探しが始まることです。今日も2歳児の子どもたちが捕まえたカエルを飼育ケースに入れて「園長先生見て!」と見せにきてくれました。中でもM君の嬉しそうで自慢げな顔がカエル探し(捕獲)が楽しいかが伝わりました。嬉しそうといえば、4歳児はと組のHちゃんが帰り際、職員室の僕に「園長先生、昨日T君の誕生日だったんだよ」というのです。その後ろにはお母さんと一緒にHちゃんのお迎えに来てくれた兄のT君がいるではありませんんか。そこで、T君の誕生日を祝うために、午後のおやつを食べているランチルームに行って♪Happy−birthdayを歌ってお祝いしてあげたのですが、T君は顔だけでなく耳まで赤くして恥ずかしそうにしながらもとても喜んでくれました。先日一年生になったばかりということもあり、保育園に来ることに抵抗はないでしょうが、小学校(生)になるとこれまで当たり前のようにあった誕生会がなくなりお祝いされる・してあげることがなくなり保育園と小学校の違いを感じているのかも知れません。それにしても兄の誕生日を祝って欲しいと願って僕に話してくれたHちゃんの優しさが伝わってきました。もちろん、お母さんも嬉しそうだったことは言うまでもありません。
そうそう、桜が散った園庭、いつもと少々違う角度から見てみたのですが子どもたちの楽園になっている(手前味噌ですが)ことを感じていまいた。すると、夕方6時過ぎメールの返信をしていると、バルコニーの扉が開き「こんばんは!」と言う声が背中の方から聞こえるので振り返ってみると、花見櫓を作ってくれたYさんが笑顔で「園長先生、さっき電話(メール)しておいたのですが・・・。また栗の木持って来ました」と言うのです。そこには花見櫓と同じ材料を使って新たなものを作りたい、作ってあげたいと言う思いが込められていることが聞くまでもなく伝わってきました。この調子だと、夢の空中回廊やツリーハウスが現実となる日も遠くないのかも知れません。
はりきってるね!
2021/04/15
今週から新入園児のお友だちも通常保育となり、お迎えがお家の方の仕事が終わってからの迎えになりましたが、夕方の外遊び
も楽しめたり、ゆったり過ごせる雰囲気で安心できたりするのか、お友だちと一緒に遊んで待てるようになってきました。
0|1歳児も泣くのは朝お家の人と離れる時だけで、日中はみんな笑顔です。段々と好きな遊び、好きなおもちゃが増えてきて、お友達のまねをしたり一緒にすごすのが心地よいと感じているようになったようです。
昨日園庭の砂場に新しい砂を2トン入れたので、あい組のみんなが一番乗りでふかふかの砂場で遊んでいました。担任がその様子を写真でお知らせしてくれました。
今後も色々な子ども達の姿、保育の様子をデジタルフォトフレームでも時々映しますのでご覧下さい。
のぞみ組では今日から当番活動を始めました。朝の人数チェック表を職員室に届けたり、給食の時先生のお手伝いをしたりする当番を友達と一緒に張り切ってやっています。保育園のリーダーという気持ちが顔つきにも表れているように感じます。
笑顔が増えてきた
2021/04/14
新年度になってお天気が良い日が続きていることもあり、新入園児たちも早い時期から外遊びをすることができていることも影響しているのでしょう、桜の開花と同じように例年よりも早く園生活に慣れてくれてくれたようで、これまで泣いていた子どもたちが泣かずに過ごせるようになり、また泣いてもその時間が日に日に短くなくなっているように感じます。昨日の朝、お母さんとバイバイするのが寂しくてフェンス越しにお母さんと話をしていた4歳児はと組のM君が泣かずに過ごしてもらえるように、5歳児めぐみ組のHちゃん、Rちゃんに園庭のアリの巣があるところを教えてもらえるようお願いしたところ、最初は照れくさそうにしていましたが、優しく手を繋ぎ、アリの巣がありそうなところを一緒に探してくれていました。それがM君にとって安心材料になったのか、今朝はすんなりお母さんを見送り遊ぶことができました。そうかと思えば、入園したばかりとは思えないほど過ごしてくれている中の一人が2歳児つき組のA君で、先日卒園したばかりの兄Y君の幼い時とは対照的と言えるほど動的で積極的なのです。入園前にも保育園に来る機会があり不安や戸惑いがないのかも知れませんが、泣きながら幼稚園に行った、時には正門前まで行ったものの行かずに帰ってきた経験がある僕にはA君の姿が只々驚きです。その他にも、以前なら僕と目が合っただけで泣いていた1歳児Uちゃん、2歳児Sちゃん(お姉ちゃんが卒園児)が泣かなくなってくれたことが嬉しく、僕も笑顔になれます。
賑やかに・・・。
2021/04/13
数ヶ月前だったでしょうか、コロナウイルス感染症がこれほど拡大し「桜まつり」が中止になることなど考えていなかったであろう頃、一目千本桜を見るためにやってくる観光客が沢山いる時に町議会選挙が重なり選挙カーが走るなどするのは如何なものかということが話題になったのは。町民でない僕は、大河原町にとって如何に「桜まつり」が大切なイベントか再認識させられましたが、そんなことを話題にすることなど必要なかったほどコロナウイルスが感染拡大し、収束する目処すら立たないことから桜まつりが中止になり、その上、選挙期間と重なることがないほど記録的な早さで桜が咲いてしまったという皮肉。一方、昨日まで選挙ポスターも貼られることなく、選挙カーも走っていなかったのに、今日になった途端、候補者のポスターが貼られ、選挙カーが候補者の名前を連呼しながら走るようになり、登下校する小学生にまで声をかけるなど急に賑やかになりました。
賑やかといえば、昨日は男子ゴルフのメジャー4大会の一つである、マスターズ・トーナメントでTFU出身の松山英樹選手が日本人初優勝を飾り、コロナ禍で沈みがちな国内が明るいニュースで賑やかになりました。そして、今日の夕方には、政府が東京電力福島第一原子力発電所に溜まり続けている処理水を海洋放出する方針を正式決定したというニュースが伝えられました。福島県の漁業関係者を中心に怒りの声が上がる一方、大阪府の吉村知事が、風評被害を抑えることや福島だけに押しつけるのはあってはならない、政府から正式に要請があれば、大阪湾での放出についても検討すると話したとのこと。しかし、地震・津波・原発事故という塗炭の苦しみにあった(今なおある)方々を思うと・・・。そして、世界中でSDG
新たな一週間の始まり
2021/04/12
今日は気温が上がるとの天気予報でしたが、職員室はお昼過ぎにならないと日差しが差さないため外より寒く感じることがよくあります。まさに今日がそんな一日で、子どもたちはジャンパーを脱いで遊んでいましたが職員室は吹き込む風が寒く感じるほどでした。そんな中、1歳児うみ組のK君は子どもながらに季節の変化に気付いているのか一人柳の木の下のベンチに座り、春を満喫しているかのようでした。1歳児とは思えないその姿が何ともほのぼのとしていてとても微笑ましく見えました。先週まで見事に咲き誇っていた園庭の桜はほとんど散り、今度は若葉を広げる準備を始めたことで、木がピンクから赤へと変わり初夏へと季節が変わっていることも感じさせられます。このところ天気がいい日が続いていましたが、明日明後日と雨の予報が出ていますが、上空は湿度が高いのでしょう、夕方、空には驚くほどたくさんの飛行機雲ができていたことからも明日以降天気が崩れるということが納得できました。コロナ禍、そして新入園児が少しずつ園に慣れてきた時に外遊びができないことは残念ですが、乾燥している園庭が雨で潤い、ケヤキを始めとする植物たちのことを考えるとやっぱり雨は必要であることを思わされます。
さて、今朝大河原駅から保育園に向かっていると、入学式後、初めての登校となった新一年生、E君・S君に会いました。保育園では「おはよう!」と挨拶してくれていたE君・S君が、登校初日で緊張していたのか、マスクを着用していたからか、「おはよう!いってらっしゃい」と声をかけても保育園の時のような「おはよう」という元気な返事が聞こえませんでした。きっと明日も会えると思うので、元気に登校できるよう声をかけたいと思います。
おんぶにだっこ
2021/04/09
例年になく早く咲いた土手の桜がもう散り始め、保育園の園庭にもたくさんの花びらが舞い散っている中、てんし組のぞみ組に入園した子ども達は鬼ごっこをしたり、スコップで山やトンネルをつくったりして活発に遊べるようになりました。のぞみ組の子ども達は園庭の春を捜し、「ヒメオドリコソウ」「つくし」「たんぽぽ」があったよと教えてくれました。
0歳児のひかり組や1歳児のそら組では、入園して5日が経ち、少しずつ保育士や友達の顔を覚え、にこっと笑うようになったり、おやつの時間は泣かずに食べられるようになったものの、まだおんぶにだっこの毎日です。それでも保育士の顔をじっと見たり、手を伸ばしてくれたりするので、保育士たちは「○○ちゃんが泣かずに見てくれた!」「ミルクを全部飲めた!」と一つひとつのできごとを嬉しく話し合っています。
新一年生!#2
2021/04/09
事故や怪我なく登下校してください!そして、楽しかったこと、困ったことがあったら、どうぞ保育園に話にきてください。
新一年生!
2021/04/09
たくさんの友だちと思い出を作ることができますように!
長い一週間!?
2021/04/09
入園式後、初めての一週間を大きな事故や怪我なく無事に終えることができました。新入園児は慣れない保育園生活に戸惑いや不安を抱えながらの一週間、そして、進級児にとっても喜びや興奮や緊張の中での一週間で心身ともに疲れが出てきて体調を崩すようなことも出てきます。そんな子どもたち同様に、先生たちも昨年度のまとめと新年度の準備を同時進行で行わなければならなかったこともあり疲労困憊の毎日だったことと思いますが、中でも、今年度採用になった職員は、保育現場の現実を目の当たりにし、思い描いていた保育との違いや差を感じ、そのギャップに驚きいているかも知れません。それでも、今週はお天気が味方してくれたお陰で園舎内という限られた空間だけの生活ではなく、様々な花が咲く園庭で過ごすことができたことが子どもたち先生たちともに少しでもストレス発散になっていることを願わずにはいられません。そんな中でも、明日も保育園に登園してくる子どもたちがいて、迎え入れるスタッフがいます。そんな子どもたちスタッフの健康が守られますように・・・。
さて、今日は大河原町内の3つの小学校で入学式が行われなました。これまでであれば、新1年生が卒園時に担任をしてくれた先生と僕とで3校に分かれて入学式に出かけ、晴れの舞台を祝うとともに、新入生を歓迎し、縄跳びや鍵盤ハーモニカなどを披露する卒園児(2年生)の姿を見ることができていたのに、コロナウイルス 感染症の影響で残念ながら入学式に参加することができず、2年生の成長した姿と1年生の緊張した姿を見ることができず、想像することしかできなくなってしまいました。しかし、入学式を終え、素敵な服に身を包んだ子どもたちが、まだ傷の付いていない綺麗なランドセルを背負い顔を見せにきてくれました。一週間前の入園式の時には初夏を思わせるような天気・気温になったのに、今日は冬に逆戻りしてしまったかのような花冷えとなり、この子たちは小学校に入学後も行事のたびに天気に悩まされるのだろうか?と心配になりましたが、事故や怪我に遭うことなく登下校してくれること、たくさんの友達とたくさんの思い出を作ってくれることを祈ります。それにしても、僕らの時代と違いランドセルの色や種類が全然違うこと、そんなところにも時代の流れや変化、多様性を感じさせられました。
採用について
採用情報から各種文章まで、ご報告。