保育日誌
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おやつはトマト
2021/07/21
畑のトマトがいくつも赤くなっていることに気づいていたのぞみ組の子ども達。自分達で採ってきたものをプールの休憩中に食べました。
連休後はオクラやゴーヤも大きくなっていることでしょう。
驚きと喜び
2021/07/20
ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」そんな諺があるほどトマトは栄養のある野菜ですが大人、子ども問わず好き嫌いがはっきりしている野菜の一つと言えるでしょう。ところが、保育園の子どもたちを見ていると、園庭の畑で次々と色づくトマトを見つけると食べたいという衝動を抑えられないらしく「ねえ、先生。トマト赤くなってるよ。食べていい?」と先生たちに確認し、OKしてもらうと嬉しそうに摘み取り水道で洗って美味しそうに食べています。そんな姿・様子を見ていると意外とトマト嫌いは少ないのでは・・・?!と思えてしまうのです。今日も多くの子どもたちが朝番担当だった4歳児あい組のN先生に食べていいか聞いてから赤・きいろ・オレンジと様々な色のトマトを数食べていたのですが、その後、5歳児めぐみ組のM先生も子どもたちと一緒に収穫してもザルに結構な数のトマトを収穫できるのですからびっくりです。中には自分たちの顔の半分ぐらいありそうな大きなサイズに実ったトマトを収穫し嬉しそうな表情が見られました。そうかと思えば、3歳児ひつじ組のY君は切ってもらったトマトをスイカの皮を残すように中央部分だけを食べ、ほとんどの部分をゴミ箱へ捨てていたようなので「トマトは全部食べられるんだよ」と教えてあげたところ、少し戸惑いながら残さず食べることができてニコッと笑っていました。それにしても、種の部分がトマト嫌いの原因となることもある中央部分だけを食べるY君の様子に僕が青くなりそうでした。
さて、話は一転しますが、6月園庭の巣箱からシジュウカラが巣立った後、巣箱が掛けられていた木の近くの木に直径1㎝ほどの丸い穴が開けられていることに気づきました。キツツキの巣そっくりではあるけれど、どう考えても小さすぎるので、途中で作ることを放棄したのだと思っていました。その一方で、なぜ誰が作ったのか、その後どうなったか頭の片隅に残っていました。そこで、昨日その穴を覗いてみると黒い何かがいる様子。そこで落ちていた枝で穴の中をつついてみると、どうやら穴は深さもあるようで隠れてしまうので、蛾が寝床にしているのだろうと思いそーっとしておくことにしました。そして今日、改めて覗きに行ってみると、明らかに蛾ではない別な生き物がいることがわかったので、またしても枝でつついてみると、威嚇しているのか怯えているのか黒くて大きな生き物が結構な大きさの羽音をたてるのです。穴から見えた部分の形・大きさからハチであろうことはわかったのですが、念のため調べて見たところクマバチの巣であろうことがわかりました。余程のことがないと人間に危害を加えることのない丸くて可愛らしいクマバチが一体どのようにあんなに上手な穴を開けるのか不思議でならないのですが、それ以前に、木に穴を開ける巣にする蜂がいること、それがクマバチであることを知り、また一つお勉強になりました。
始まったばかりなのに
2021/07/19
梅雨が明けた途端、全国から連日聞こえてくる真夏日や猛暑日。今日も予報通り朝から太陽が照り付け、グングン気温が上昇するとの予報だったため、先週お泊まり保育を終え退勤する時、2階ホールと1階ランチルームのロールブラインドを降ろして帰宅したのですがどれだけ効果があったことやら・・・。そこで、熱中症やRSウイルス、コロナウイルスの感染予防を図りながら保育室はもちろん、ランチルームもホールも職員室も朝からエアコンを入れ全館冷房にしました。そのため、汗だくになり顔を真っ赤にして外遊びをしていた子どもたちも先生たちも園舎内でクールダウンすることが出来ます。ところが、子どもたちは暑くても外で遊ぶことに抵抗はなく、それどころか、外で遊ぶことが楽しくて仕方がないのです。夕方気温がまだ30℃を超える中「ねえ園長先生ちょっと来てと園庭から子どもたちが誘ってくれるので行ってみると5月末、園庭中央に作った木製アスレチックのケヤキの皮を子どもたちが剥がしてくれていたのです。どうやら滑り台のように遊ぶには皮が剥がれそうになっていると滑りにくいことに気づいた子どもたちが自主的に作業に取り組んでいたのですから、「自分たちで考える力」や「生きる力」がしっかりと育っていることが伝わって来ました。そうかと思えば「ねえ、園長先生、セミの抜け殻欲しいんだけどどこにるの?」と尋ねてきます。そんな子どもたちにセミの幼虫は土の中から出てくるので穴が空いているところを見つけ、その近くの木の裏側から枝や葉っぱを見てみるように教えてあげながら一緒に探してみました。するとどうでしょう、案の定、桜の木(枝)に抜け殻を発見することができました。これには子どもたちもびっくりしたようで「すっげ〜!僕にちょうだい」と大騒ぎとなりました。そこで、「そんなに抜け殻が欲しければ、不動公園に行ってみな。たくさんあると思うよ」と毎年驚くほどのセミが羽化していると思われる不動公園そ教えてあげました。さて、どこに抜け殻がある(いる)か見つけられるでしょうか・・・?探してみてください。
何はともあれ、今年の夏はまだまだ始まったばかりですが、今日のような天気がしばらく続くようですので保護者の皆さんも熱中症等に気をつけてお過ごし下さい。
一夜明けて
2021/07/17
「お泊まり保育」2日目で最終日の今日も朝から夏の日差しが差し込みました。4時頃、少しずつ空が明るくなり始めますが、昨日、暑さの中、汗だくになり目一杯体を動かし、また、楽しいことがいっぱいで心も満たされた子どもたちは心身ともに疲れていたため、まだまだ夢の中でした。そんな子どもたちの寝姿はダンゴムシやクライマー、バンジージャンプやイナバウアーをしているようで見ていて飽きませんでした。そして、そんな子どもたちに混じって事故や怪我がないように見守りながら一緒に過ごしてくれたM先生やK先生も泥のように眠っていました。起床、片付け、朝食を終え、子どもたち全員を無事保護者の皆さんの元にお返しすることが出来ホッとすることが出来ました。たった一晩で精神的に一回り成長したであろう子どもたち同様先生たちも充実感と安堵感に満たされていたように感じます。本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。このお泊まり保育のために様々なご理解・ご協力をいただいたのぞみ組・めぐみ組の保護者の皆さん、今日土曜日の家庭保育にご理解ご協力くださった保護者の皆様、有難うございました。本音を言えば、コロナ禍に加え、RSウイルス感染症の対応に悩まされるお泊まり保育でしたが無事に終えることが出来て一番ホッとしているのは何を隠そう僕であることは言うまでもありません・・・。
決して忘れてはならないこと!
2021/07/16
今日みんなが笑顔と歓声を上げながら遊んだ公園は、2011年3月11日に起きた巨大地震とその後の巨大津波によって大きな被害に遭った地にあります。多くの子どもたちがローラー滑り台を楽しんでいるとき、穏やかにしか見えない海から、津波がやってきたあの日を思い、亡くなった多くの方々の無念と家族の方々の悲しみ、そして今、私たちがこうして楽しく過ごせていることに感謝し、様々な困難を乗り越えられるように一人心の中で祈りました。
お泊まり保育の夜
2021/07/16
夕飯作り、キャンプファイヤー、花火、全てを堪能し、子どもたちはぐっすり眠りにつきました。保護者の方々は「お迎えに来てください」という連絡が入らないか、また、いつもと違う家の雰囲気(様子)に違和感や寂しさを感じていたかと思いますが、安心してお休みください。そうそう、大河原の真夜中の空はいつも見ている仙台の空と比較にならないほど星が綺麗で子どもたちにも見せてあげたい・見て欲しいと思いました。これもお泊まり保育だからこそ感じることができた出来事でした。
克服
2021/07/16
いつもならまだ登園していない早い時間に4歳児あい組のH君がヘルメット被り母さんの自転車に乗ってやってきました。しかし、7時半前という時間を考えると見間違えだろうと思ったら、そうではなくやはりH君なのです。一体どうしのかと思い「おはようございます!どうしたの?」と声をかけたのですが、カバンを持っていないことと空っぽの飼育ケースを手にしていること、そして「まだご飯を食べてないんだけど・・・」という返事から、朝のお勤めをしに来たことは明らか!そうです、昨日仕掛けた虫捕り用のトラップに何か掛かっていないか確認しに来たのです。せっかくなので「どうぞ!園庭のトラップも見に行ってごらん」との声がけに「誰かいるかなあ?程度の思いで来て見たのですが、こんな時間にいらしてるんですか?」と驚いた様子。しかし、園庭のトラップも確認できるというまさかの展開に嬉しそうに園庭のトラップも確認しに行きましたが、残念なことのどちらのトラップにも虫はかかっていませんでした。虫を求め、朝早くから来て見たものの収穫なしで帰り、朝食を食べて再度登園するのが可哀想に思えたので「じゃあ、赤くなったトマトがあるから朝ご飯に食べて」とトマトを3つ取ってあげると「僕トマト嫌いなんだよね」というまさかの返事が・・・。それでもせっかくだからとプレゼントしてあげました。それからしばらくして登園してきたH君にトマトを食べてかどうか聞いてみたとこと、「少し食べてみたけど・・・」H君がトマト嫌いだったとは何だか意外な気がしましたが、今日の様子を見る限り生のトマト嫌いを克服するのは少し時間が必要そうです。
さて、新型コロナウイルスがまだまだ収束しない中、RSウイルス感染症が流行りお休みの子が増えたことで、お泊まり保育を実行していいかどうか難しい判断を求められましたが、予定通り岩沼海浜緑地公園へ出掛けて来ました。昨日までの曇り空が嘘のような青空が広がり、気温も30度を超えるという嬉しいような困ったような天気。そこで、暑さの中でお弁当を食べるのは様々なリスクがあると判断しお弁当は園で食べるように保育室へ置いて出かけました。現地は海岸からの風もあり保育園よりず〜っと涼しく感じましたが、保育園の近くにある公園にも園庭にもない遊具で遊ぶことができて大喜びでした。めぐみ組のA君んはあまりの暑さに少々体調を崩しかけたものの、エアコンが効いたバスで少し眠れたことで元気が戻りその後はみんなと一緒に活動できました。園に戻って、お弁当を食べ、係ごとに分かれて夕食を作る準備を行い、夕食を食べた後は、先生たちによるお楽しみを見せてもらい、キャンプファイヤー、花火など楽しみにしていた全てを堪能しました。このように思い切り遊んだことで疲れもあったのでしょう。Iさんによるハープの音色を子守唄にしてみんな眠りにつきました。中には「お泊まり保育」が心配でならなかった子どもたちもいましたが、そんな心配を克服して、眠りにつきました。明日の朝、みんながどんな表情で目を覚ますか楽しみでなりません。反対に、泊まりたかったけれど体調を崩して泊まることができなかった子どもたちの体調が少しでも早く良くなることを祈ります。
心洗われる音色
2021/07/16
年に2回ほどですが、当園ではハープ奏者のI先生を招いて、ハープコンサートを行っています。今日は「初夏のコンサート」ということで梅雨の時期によく歌われる曲や夏らしい曲などたくさんお聞かせいただけました。
さんびかの「かみさまがつくられた」では「1番だけね」という声に、手話をつけて歌えるので大好きな曲なので「2番も3番もうたいたい」と子ども達からリクエストがあり、応えて頂くという場面もありました。
「あめふりくまのこ」「にじ」「にじのむこうに」「おばけなんてないさ」などはハープを伴奏に気持ちよさそうに歌い、「星に願いを」やラピュタの「きみをのせて」ではうっとりと聞き入っていました。ハープ独特の流れるような調べに心洗われたような気がしたのは私だけではなかったと思います。
また、今日は同法人の第一光の子保育園の年長組(のぞみ組・めぐみ組)のお泊り保育です。天気にも恵まれ、きっと活発に活動していることでしょう。そして、就寝の時間には午前中当園でのコンサートを終えたハープのI先生が第一光の子保育園で夜の演奏をなさいます。心地よい眠りに誘われることは間違いないでしょうね。
お願いです
2021/07/15
各地から梅雨明けのニュースが伝えられるようになりましたが、園庭から聞こえていたカエルの鳴き声に代わってどこからともなくセミの鳴き声が響くようになり、暑さに拍車がかかるだけでなく東北でも梅雨が明する気配を感じられる一日となりました。夕方、5歳児の男の子たちがセミが脱ぎ捨てた抜け殻を見つけ、壊れないようにそ〜っと掴んで「見て見つけたよ」と見せてくれたのですが、めぐみ組のS君が見せてくれたのは抜け殻ではなく、今晩か明日の朝に羽化するであろう幼虫を見つけドヤ顔で見せに来てくれるではありませんか!クワガタやカナブンであれば「お家に持って帰って育てたら?」と声をかけるところですが、数年間土の中で過ごし、やっと地上に出てきてこれから恋愛相手を見つけなければならないのですから、さすがに「連れて帰ったら」とは言えず「セミになって戻って来てもらえるように逃がしてあげよう!」と伝え、近くにいたT先生に手渡し、子どもたちの手が届かないところに逃してもらいました。子どもたちに見つかってしまうというロスタイムを取り戻すかのように一気にそれなりの高さに逃してもらった(木に登ることができた)幼虫もホッとしたのでしょう、しっかり幹にしがみついていました。どうか無事に羽化し抜け殻を残してくれることを祈ります。そうそう、前述のS君「抜け殻」のことを「亡骸」と言っていて担任のM先生が笑いながら「『亡骸?』それって『抜け殻だよ』」と間髪入れずツッコミを入れていました。それにしても「亡骸」なんて言葉、どこで覚えるのでしょう?驚きです。
さて、虫好きの4歳児あい組のH君が虫を捕まえたくて昨年保育園の栗の木にトラップを仕掛けたのですが時期が遅く念願のカブトムシやクワガタを捕まえることができませんでした。そこで、昨年のうちから「来年こそ捕まえられるように仕掛けよう」と約束していました。その約束を忘れることなく、今朝、お家で作ったバナナ入りのトラップを2つ持って来ました。早速、担任のN先生に園庭と玄関前に仕掛けてもらったようですが、今年こそ念願の虫たちをゲットできますように!明日から毎日トラップを確認することがH君の日課になることでしょう。
減らない
2021/07/14
保育園でも急激に増えた乳幼児に肺炎を起こす恐れがあるというRSウイルス感染症が異例の早さで増えていることがネットニュースなどでも伝えられています。その要因と考えられているのが昨年コロナ対策でマスクの着用や手洗いにより流行が抑えられたことの反動らしく、結果「免疫のない子どもたちが一気に感染する可能性がある」と警戒を呼びかけています。保育園では治癒して登園してくる子どもたちがいる一方で、入れ替わるかのように新たに感染した子どもたちがお休みすることとなり、感染者数が減らない状況が続いています。そんな中、連日お伝えしているように5歳児は今週末にお泊まり保育が迫り気持ちが益々高揚して来ました。特に今日は事前に注文していた商品を近所のスーパーに買い物に出かけることになっていたこともあり興奮気味!ところが、出発予定時間頃に結構な雨が降ってきたため急遽バスで出かけることに・・・。クラスの子どもたちが大勢お休みしたためクラスを抜けてくれた2歳児クラスのT先生がバスを運転してスーパーへ出掛けて行きましたが、そんな嬉しい誤算も子どもたちの気持ちを盛り上げてくれているように思いました。その間僕は、秋から冬に備え、昨日からT先生に手伝ってもらっていた薪運び・薪積みを終えることができました。それでもまだまだ雨ざらしになっている薪が山積みになっているので、少しずつ雨が当たらない所に運ぼうと思います。ちなみに、昨日も今日も薪運びでTシャツを着替えるくらいの結構な汗をかいたので体重が減っていることを期待していたものの殆ど変わらずガッカリ。年齢とともに代謝が衰えていることを痛感させられます。
さて、減らないといえば、このところ食べても食べても中々減らない給食!その原因は前述の通りRSウイルスを含め欠席する子どもたちが多いため、発注済みで食材のキャンセルもメニュー変更もできないためです。その結果、子どもたちも職員も普段より心持ち盛りが多く、食べても食べてもなくならないという何とも贅沢な喜び・苦しみを味合わせてもらっています。今日のデザートのスイカは調整が付いたようですが、それでもいつもよりお代わり分が多かったのか嬉しい恩恵に預かり夢中でかぶりつく姿があちこちで見られました。そんな嬉しそうな姿を見ることは嬉しいことですが、お休みしている子どもたちが一日でも早く元気になりいつものような賑やかな保育園に戻ることを祈るものです。
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