社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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いきものがかり

2021/05/26

先週まで駐輪場の片隅に置いてあった水鉢と甕が玄関の三和土(たたき)に移動されていることに多くの方がお気づきかと思います。その中で泳いでいる魚たちにどれだけの方が興味を持っているでしょうか?5月に入ってから玄関を入ってすぐの棚にも小さな魚が入れられた蓋の付いた容器が置かれ、それを楽しみに登園してくる子どもたちの姿が見られるようになっていましたが、この魚たちは趣味と実益を兼ねT先生が育てているご自慢の「メダカ」なのです。それを、子どもたち、保護者、そして職員にも見てもらいたい・見せてあげたいとの思いで持ってきてくれたようなのです。そのお陰で「メダカ」を楽しみに登園してくる子どもたちも見られるようになり、泣きながら登園してくる子どもたちが気持ちを切り替えるいいきっかけになっています。保護者の中にもメダカ好きの方がいるようで、T先生と話をする様子も見られる一方、子どもたちは小さな魚は全て「金魚」という概念しか持ち合わせていないこともあり、T先生ご自慢のメダカにも特別感はなく、中には泳ぐメダカを捕まえようとする姿もあるようでドキドキです。T先生によると「メダカの飼育は難しくありません」とのことですが子どもたちが知らない・見ていない時に餌をあげるなどしっかりと管理しているのです。それにしても小さなメダカたちが保育園に来た(いる)ことで子どもたちに変化が見られるとは生き物の影響力を改めて痛感させられます。  ところで、まめにメダカの世話をするT先生のようにはいきませんが、ビニールハウスお陰で順調に育っているトマトが成長と共に重くなってきていたことと風によって倒れかかっていたことが気になり、支柱を立ててあげながら、脇目を摘み取り、マルチシートの隙間から芽を出し育ってきていた草を抜きました。何度も耕すなど手をかけたことが良かったのか、収穫できるのはまだまだ先ですが、たくさんの花が咲いていました。この咲いていた花がしっかりと実になり子どもたちが喜んで食べられるようにしっかりと管理していかなければ・・・。  さて、今日は今年度初めての「内科健診」の日でした。未満児クラスの受診の様子を見たかったのですが、行くことができなかったものの、泣き声が響いてくることはなかったのでしっかりと診てもらえたのでしょう。診断結果も「特別気になった子はいませんでした」ということだったのでホッとしました。これからも心身ともに健康に育っていくことができるよう保育園でも必要な様々な関わりを行なって行こうと思います。

遊びの天才

2021/05/25

園庭で遊んでいる子どもたち姿を見ていていつも思うこと、それは「子どもは遊びの天才」ということです。それもこれも多様性に富んだ環境を生かしながら子どもたちの主体性を大切に保育してくれている先生たちの関わりのお陰であることは言うまでもありません。今朝、ダンゴムシ探しをしていた5歳児めぐみ組のIちゃん、植木鉢や丸太の下に住んでいることを知ったこともあり、それを動かしては下にいないか探していたのですが、偶然にもダンゴムシではなくカエルを見つけ大喜び。しかも、いつも出てくる(捕まえる)カエルより遥かに大きかったこともあり男の子たちがIちゃんの後を追い、羨ましそうに「すっげ〜!」「いいなあ」「ちょうだい」と大騒ぎになるほどでした。そうかと思えば、職員室前のバルコニーでは、4歳児あい組のTちゃんとTちゃんが美容院ごっこをしていて、その気になってヘアゴムを外したTちゃんの髪を結んであげようとしている姿がなんとも微笑ましく思えました。一方、昨日に引き続き行われた園庭の改修作業を横目に4歳児はと組のHちゃんとYちゃんがゴザをマントのように被り、寝かせてある電線用ドラムの上に座ってニコニコして遊んでいたのですが、ゴザを背負ったままドラムから飛び降りる姿がムササビかモモンガのようでとても可愛らしく見えました。進行形の園庭の改修作業は2月に作った花見櫓同様、一つとして同じ物がない木を使って作られていることもあり組み立て作業のように簡単には行きません。そんな木を使った遊具は子どもたちも創意工夫して遊ばなければなりませんが、夕方未完成の遊具で遊ぶ様子を見ていると年齢に関係なく自分なりにできるできないを判断し挑戦する姿がありました。体幹がしっかり育ち、将来オリンピアンやプロスポーツ選手が生まれることを期待したいと思っています。

さてどうなるでしょう?

2021/05/24

入園式の時には満開だった園庭の桜は若葉から青々とした葉にバトンタッチし、子どもたちに赤い小さなサクランボをプレゼントしてくれています。子どもたちはそんなサクランボを拾い集め家に持ち帰ったり、ごっこ遊びに使ったりしています。今朝も5歳児のぞみ組のKちゃんとRちゃんが拾い集めたサクランボと水をビニール袋に入れ、マッサージするかのように袋を触り「きもちいね」とニコニコ!そんなところに掃除をする僕が現れると「気持ちいいから園長先生も触ってみて!」と言って自分たちの楽しさをお裾分けしてくれました。中には拾ったサクランボを土に埋め芽が出てくるのを楽しみにしている様子も見られます。しかし、子どもたちが夢中で拾い集め様々な遊びに使ってもこのソメイヨシノのサクランボは一代雑種ということで、どんなに芽が出るのを待っても出てくることはありません。それでも健気に芽が出ることを楽しみにしている子どもたちを見ていると、大人にしか通用しない難しいことを言って聞かせても意味がないどころか夢を奪ってしまうことになりかねません。もう少しの間この季節限定のお家の方へのプレゼント、ごっこ遊びの飾り、種蒔きの様子を見守って行こうと思います。
 さて、先日から予告していた通り、今日から園庭中央の遊ぶ環境(木製遊具)の改修作業が始まりました。人力ではびくともしない丸太もユンボ(パワーショベル)の力によれば、あっという間に倒れ、釣り上げられ、それまでの環境が一転してしまったかと思ったら、一部ではあるもののこれまでとは比べ物にならないほど贅沢で、腐食しにくいケヤキや栗を使った木製遊具がお目見えしました。お昼寝や午後のおやつを食べ終え、外遊びができる子どもたちは未完成でも魅力的なことを感じるようで、「ちょっと怖いなあ」とか言いながらも、早速、新しい環境を楽しんでいました。今週いっぱい作業がかかるかと思いますが、園庭がどんな風に変化していくか楽しみにしながら作業を見守りたいと思います。

大喜び②

2021/05/21

お天気が愚図ついていても楽しく過ごしました。

大喜び

2024/09/21

午後まで降ると思っていた雨が早いうちから上がってくれたので、お家作りに使うために昨日切り出してきた杉の木の皮を剥いて作業の準備をしました。さすがに切り立てで生きがいい!?こともあり幹と皮の間に水分が残っていとも簡単に気持ちよく剥けてくれるのです。本当ならば多くの子どもたちに経験させてあげたいと思っていたのですが、ついつい自分が夢中になってしまうほど綺麗に皮が剥けるので僕が夢中になってしまうほどでした。その気持ちよさを例えるならば、日焼けして剥けそうになっている皮を上手に剥くことができた時と同じような感覚。しかし、最近は子どもでも日焼け予防をする時代になっていること、そして、そもそも海水浴に行くことがない、また、海水浴場自体が東日本大地震によって失われてしまったところがあるので、気落ち良いという感覚は、ある一定年齢以上の方以外には伝わりにくいことでしょう。
 さて、昨日の雨で子どもたちの格好の遊び場となった園庭の水たまりでは、2歳児つき組の子どもたちは遊具小屋からジョウロやシャベルやスコップなどありとあらゆる道具を運んできて手足はもちろん、お尻や顔が濡れることなど厭わず夢中になって遊ぶ姿。そうかと思えば、2歳児ほし組のA君は雨で濡れて滑りやすくなっている花見やぐらに上って僕に手を振ってくれていました。一方、1歳児うみ組の子どもたちは誰もいないランチルームを独り占めし、先生たちが保育室から出してくれた遊具で遊び、そんなランチルームの真上の2階ホールでは、4・5歳児のサッカー教室が行われ、お天気が良い日は静まりかえっていることがほとんどの園舎内が今日ばかりはとても賑やかな声が響き、愚図ついた天気を忘れさせてくれました。来週は一週間かけて園庭のリニューアル工事を行いますが、これまで以上に子どもたちが大喜びして遊んでくれるような楽園を作ってあげたいと思います。

貴重な晴れの日

2021/05/20

保育園の近くにこんな魅力的な環境がある幸せ

貴重な晴れの日

2021/05/20

明日と明後日は雨の予報が出ていますが、今日は朝から青空が広がり湿度も低く爽やかな風が吹き過ごしやすい一日でした。そこで、晴れている時にと、砂場のところに植えてある巨峰がしっかり蔓を巻き、砂場に日陰を与えるとともに、今年こそはしっかりと実をつけてくれるようにとの願いを込めてパーゴラの角材にロープを張る作業に取りかかりました。すると、ちょうど同じ頃、5歳児たちがバルコニーにソックスを脱ぎ捨て柱上りを始めました。するとどうでしょう、ドッジボールをして遊ぶ姿はよく見ていましたが、どこかで(いつの間にか)練習していたのでしょう、先月にはまだ上手に上れなかった子どもたちまでが上れるようになっていて、柱に掴まりながら作業をしている僕に向かって「園長先生、写真撮って」と言える余裕さえあるのですから驚きです。しかし、全国的に桜の開花が早かった今年、各地の梅雨入りの情報を見聞きすると東北の梅雨入りも早そうな気がするため、このように外遊びに興ずることができるのも難しくなってくるのでしょう。同様に僕も外での作業が難しくなる前に先日撤収した家を作り替えるべく、田植えでお世話になっているYさんに山の木をいただくため、午後にYさんと一緒に山へ行き伐採作業をしました。この作業もお天気が悪ければ延期になったと思えば、今日は本当に貴重な晴れの日だったということでしょう。こんな晴れの日はどうやら生き物たちににとっても過ごしやすいようで、学年・クラス・男女を問わず、今年もだんごむし探しが始まり、また、夕方片付けをして保育室へ戻ろうとする頃には5歳児めぐみ組の子どもたちがクワガタを見つけ大騒ぎすることになりました。こんな姿も明日は雨模様となりそうで見られそうにありません。虫たちにとっては安心できる日となることでしょう。
 さて、昨日19日か一昨日18日、東日本大地震のような大きな災害が起こるという話が一部の方々の間でまことしやかに囁かれていたそうです。一昨日それを聞いたものの、そんなことは起きるはずはないと思いながらも心のどこかで何かが引っ掛かり心配しているところもありました。しかし、我々が住んでいる地域はもちろん、その他の地域でも地震を含め大きな災害が起きたというニュースが伝えられることがなくホッとしました。その一方で、このような情報はどのようにして生まれ(始まり)伝わるのか不思議でなりませんでした。あの東日本大震災を経験した一人として、この話を聞いても誰かに伝えることがなかったのは、まことしやかに囁かれているとはいえ、話を聞いて震災を思い出し不安になる方もいないとは限らないと思ったからです。それでも、今でもなお、東日本大震災の余震が続いていることを考えれば、あながち噂話とも思えないような気もします。当然のことですが・・・。

素晴らしい環境!

2021/05/19

「ペンテコステ」はあまり馴染みのない言葉かと思いますが、キリスト教にとって、とても意味のある大切な礼拝の一つで、聖霊降臨という意味で、聖霊が降り、世界中に教会が広まったことから教会のお誕生日として祝われています。保育園でも来週ペンテコステ礼拝を守るということから、各年齢、聖霊の象徴である“鳩”の制作をし保育室に飾り付けられるようになりました。今朝、掃除をしながら4歳児あい組の窓に飾り付けられた作品を見てみたのですが、同じ材料を使って作っていながらも出来上がりは全て違って個性豊か!特に目として貼られたドットシールの位置で表情が違い、中でもヒラメやカレイのように目が貼られた鳩がとても可愛らしく思わずニンマリしてしまいました。それもこれも、「こんな風に作りなさい」と指示されることなく子どもたちが自由に作っているからこその鳩たち!今にも喜んで飛んで行きそうに思えてしまいます。
 さて、昨日巣箱から落ちてしまい助けられたシジュウカラのヒナたち、ヘビに食べられてしまった可能性もあるので、今朝どうなったか巣箱が掛けられている木の前に立ち、鳴き声が聴こえるかどうか耳を傾けながら近くに親鳥がいないか見ていました。しかし、鳴き声も聞こえず、親鳥の姿も見られないので巣箱の中で息絶えていることを覚悟して脚立を運んで見てみました。するとどうでしょう、ヘビに荒らされた様子もヒナの姿もなく、残っているのは器用に作られたベッドだけでした。空っぽになった巣箱の中の様子に無事に巣立ってくれたであろうことを感じ取ることができホッとしました。この巣箱の他にある2つの巣箱の様子もついでに見てみたのですが、今年は使われた様子はありませんでしたが、以前使われていた形跡が残っていました。これまで気づかれないように子育てをして、巣立って行った鳥たちがいるのでしょう。それにしても、保育園の園庭で鳥が巣立ったり、ヘビが現れたりすることからも、身近なところで食物連鎖が行われているということ、緑豊かになった枝たちが自然のトンネルを作ってくれている贅沢な環境であることを再認識させられます。

光の子コンサート(角田)

2021/05/19

市内で音楽教育に携わっていらっしゃるM先生をお招きして、園ホールでコンサートを行いました。
のぞみ組から小さいひかり組までピアノから流れる素敵な音楽に耳を傾けました。M先生が「音楽が楽しいということを知ってほしい」と奏でてくださった音楽に体を揺らしながら楽しんだり、じっと聞き入ったり思い思いに楽しんでいました。
綺麗なピアノの曲に気持ちが満ち足りた時間を過ごしました。

「たいへん!」「大変!」

2021/05/18

今朝、外の掃除を終えて園舎内の掃除をしようと思っていた時、5歳児のぞみ組のHちゃんが手の上に何かを大切そうに載せて「園長先生見て!」と言いながらやってきました。一体何を見せにきてくれたのか見てみると、そこには上手に作った泥団子が載せられています。見事な出来栄えに「上手に作ったね!どこの土で作ったの?」などと話をしていると、近くにいた同じのぞみ組のS君が「すご〜い!見せて」と言って泥団子を掴もうとした途端、Hちゃんの手の上で壊れてしまうではありませんか!まさかの出来事にHちゃんはもちろんのこと、それ以上にS君が動揺したようで「ごめんね!ごめんね!」と謝ることになってしまいました。こんなハプニング・悲劇的なことが起きてしまったものの偶然にも近くに担任のR先生がいたこともあり、HちゃんもS君を許してあげて、お互い泣くこともなく、再度、泥団子作りをすることになりました。そんな姿に子どもたちの成長を感じました。こんな出来事の後、園舎内の清掃・消毒に取り掛かり、2階ホールにいた時3歳児てんし組のT先生が慌てた様子で「園長先生ちょっといいですか?今、外でM君とN君(4歳児はと組)が鳥のひなを見つけたと言うのですが、どうしたらいいですかね?」と報告に来てくれました。その途端、それは、昨日の日記に書いたシジュウカラのひなが巣箱から何らかの原因で落下してしまったと察しがつきました。そこで、ヒナたちを巣箱に戻してみてもらうようにお願いして、僕は掃除を続け、朝の打ち合わせ後に巣箱を見にいってみました。すると、嬉しいことに巣箱の中から親を呼んでいるのでしょうか、小さな鳴き声が聞こえてきたので胸を撫で下ろし、親鳥たちが育児放棄をすることなく子育てしてくれることを祈りました。ところが、夕方の事、のぞみ組のH君が、半ベソをかきながら「園長先生!園長先生!たいへん!」と言うので誰かが怪我でもしたのかと思いきや「園長先生早く来て!ヘビが出た」と慌てた様子。しかし、ヘビが出てくることなどないところで育った僕もヘビが得意ではないものの、立場上、子どもたちの安全を守らなければならないので、泣きそうになっているH君を落ち着かせるため「大丈夫!大丈夫!」となだめながら、どこでヘビを見たか案内してもらいました。ところが、どこかに隠れたか逃げてしまったのか、そこにはすでにヘビの姿はありませんでした。そして、気がついたこと、それは、ヘビが歩いた(這った)跡がシジュウカラの巣箱の近くであること!もしかすると、子どもたちが見たヘビはシジュウカラの巣箱を襲った後だったのかも知れないということです。なぜなら、夕方巣箱の前に立ち耳を澄ましてみたのですが、朝聞こえた鳴き声が聞こえなかったのです。もし、人間の手によって巣箱に雛が戻されたことで親鳥が警戒し育児放棄してしまったか、あるいはヘビに襲われてしまったか・・・。どちらにしてもそれが現実だったならば巣立ちを楽しみにしていた僕はとても残念でなりません。偶然ですが、昨日の礼拝は創世記の「アダムとエバ」の箇所で、ヘビが出てきたこともあり子どもたちにとってタイムリーだったかも知れません。何はともあれ、巣立つ寸前だったヒナたちが無事であることを祈り、明朝、改めて確認してみようと思います。長くなりましたが、夕方降り出した雨が小降りになったタイミングで帰宅しようと園を出た途端、雨がまた降り出しました。昨日は念のために折り畳み傘を持ってきていたのですが、今日は大丈夫と判断し持ってこなかったことを後悔することになりました。

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