社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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気になる

2021/10/26

毎年年度末に一回、保護者の方々が保育園に対してどのような要望や感じておいるかを把握するためにアンケートを取らせていただき、保育の質の向上に勤めるようにしいました。しかし、今年度は入園から半年経った今月に第一回目のアンケートをお願いしています。既に投書箱に入れて頂いたアンケート用紙を確認していますが、嬉しいことに多くの方々からほとんどの設問に対し、「満足している」との回答をいただいている一方、当然のことながら改善して欲しいこと要望が明確に記入された用紙が投函されています。特に園庭の遊具の安全面についての記述が多いこともあり、いつも以上に念入りに安全点検を行うようにしています。今日も雨が上がった午後の時間、花見櫓を中心にじっくりと見回ってみました。すると完成した2月には全く見られなかったキノコが何故か一本の木(柱)にだけ生えていることに気づきました。もちろんキノコが生えていても木が腐食しているわけでなく十分な強度はあるもののこのままにしておくと他の木より早く強度がなくなっていくことは間違いないはずです。そうならないよう、まずは生えいてきているキノコを取り除くこと、そして制作に携わって下さったYさんにアドバイスを頂くなど対処方法をしっかり調べ対応したいと思います。
 さて、今日は朝から雨が降り気温も上がらなかったこともあるのでしょう、珍しく一日園庭から子どもたちの声が響くこともなく、またトンボが飛ぶ姿も時々職員室にやってくるハエの姿も見られず、反対に園舎内でカメムシの姿が見られるようになり、また一足冬が近づいて来ていることを思わされました。こう寒くなってくると、9月上旬に捕まえて以来、ペットボトルで飼育しているマツモムシの餌である職員室へやってくるハエなどの虫を確保するのが難しくなっています。そのため、そろそろ何処か住み心地がいい所へ放してあげたいと思っているのですが、1ヶ月以上世話をしていると愛着が湧いてくることと、寒さのため、生きていけないのでは?考えてしまい踏ん切りがつかないでいます。明日は何としてもご馳走を捕まえて食べてあげたいのですがどうなることやら・・・。
 長くなりましたが最後に・・・。1歳児うみ組のY君のお兄ちゃんで、昨年度卒園したR君、時々お母さんと一緒にY君のお迎えに来てくれるのですが、コロナウイルスの感染予防のためにお母さんがY君をお迎えに行っている間、約束を守ってくれて玄関で待っていてくれます。そんなR君が「園長先生、僕は2本歯が抜けたんだ」と言うので「どこ?」といくと口を広げ「ここ」と言うので見てみると、明らかに保育園時代に抜けた下の前歯の跡には既に永久歯が生えています。そこで「もう立派な歯が生えているから虫歯にならないようにしっかり歯磨きしなきゃね」と声をかけたのですが、「うん」との返事だけでなく、「ここの歯が動くんだよね」と上の前歯がぐらぐらし始めていることを教えてくれました。何となく幼稚園・保育園時代だけが乳歯が抜けて何とも可愛らしい姿を見られると思っていたのですが、一年生でもまだ歯が抜ける時代であることを再認識させてもらいました。

なぜ?

2021/10/25

今朝のことです。外遊びを始めた5歳児のぞみ組のRちゃんが青空に浮かぶ月を見つけるなり「ねえ、園長先生どうして朝になったのにお月様出てるの?お日様が出てくるとお月様は隠れるんじゃないの?」と問いかけてきました。こどもたちが歌う「♪おひさまおはよう」という讃美歌に「おひさま おはよう あさになると つきとほしとは ねむりました おひさまもよるは ねむるのでしょう どこで ねていたの おしえてください」という歌詞があることも質問に関係していたのかも知れませんが、何とも子どもらしい疑問・質問に何と答えようか迷ってしまいました。天文学者のように的確に答えられるわけもなく、また、難しく答えても意味はないと思い「本当、不思議だね!」とだけ返事をすると「うん」と返事をしたかと思ったら、今度は「この前のお休みに日、虹を見たんだけど、虹を渡ってみたかった!」と、またしても子どもらしい思いを伝えてくれました。この一言からも、保育園で最年長児である5歳児でもまだまだメルヘンの世界に生きていることを再認識させられました。そうかと思えば、同じ時間に園庭で過ごしていても多くの子どもたちは青空に浮かぶ月に気づいたり、興味を持ったりすることなく深まりゆく秋を感じながら遊んでいました。
 さて、園庭にある2本の柿の木のうち、正門に近いところの柿の木は殆どの葉を落としたこともありオレンジ色の実が目立つようになり、カラスが食べに来る様子がみられるようになりました。例年であればカラスよりも先に誰かがもぎ取って食べ、甘そうに見える渋柿の渋さに何とも表現できない表情を見せるのですが何故だか今年はそんな姿が見られないのが不思議であり寂しい限りです。もう1本の柿の木はまだ多くの葉が残り、実もオレンジ色に色づくにはもう少し時間が必要そうで目立たないのですが、美味しそうなオレンジ色になった時、もぎ取って干し柿作りをするクラスが出てくることでしょう。

帰路は足取りが重い

2021/10/22

次はバスに乗って出掛けたい

せんス・オブ・ワンダー ④

2021/10/22

できるだけ虫や花たちの世界(高さ)まで目線を下ろして、そ〜っと観察!

センス・オブ・ワンダー ②

2021/10/22

虫や花だけでなく工事現場もセンス・オブ・ワンダーを与えてくれます。

センス・オブ・ワンダー

2021/10/22

昨日に負けず劣らずのいい天気になった今日は4歳児あい組・はと組の子どもたちが楽しみにしていた遠足で、保育園から20分ほど歩いたところにある公園に出掛けました。時々園外保育(散歩)で公園に行く時と違いカバンの中にお弁当が入っているということが嬉しくて、楽しみで仕方がないことがその軽い足取りから伝わってきたのですが、目的地の公園に着くと保育園の園庭にはない色鮮やかな遊具があることに興奮し目がキラキラ輝き始めました!担任のN先生・W先生から約束事を聞きいた後、広げてもらったシートの上にカバンを置いて遊ぶことになると、総合遊具と言われる滑り台などが組み合わされた大きな固定遊具やブランコ、クライミングウォールの要素が取り入れられた遊具などそれぞれがお目当ての遊具に向かって走って行きました。そんな中、足ツボを刺激する不思議なコーナーを見つけた男の子たちがしっかり靴を脱ぎ何事もなく歩いているので、僕も真似をして靴を脱ぎ歩いてみたのですが、刺激どころではなく痛いの何の!平気で歩いている子どもたちの凄さを思い知らされました。また、近所の方なのでしょう、1歳くらいのお子さんを連れたお母さんが遊びに来たのですが、何人かの子どもたちがお母さんとお子さんのところへ行き何やら話しかけていたのです。そこで、しばらく様子をみた後「こんにちは。せっかく遊びにいらしたのに圧倒されていませんか?申し訳ありません」と声をかけると「いえいえ!優しく声をかけてくれて遊んでくれていたんです」という返事が返ってきたのです。お母さんとお子さんを取り囲んでいた子どもたちがそんなことをしてくれていたと知るととても嬉しく誇らしく思いました。
 さて、一通り遊具で遊ぶと満足したのか飽きてしまうのか、昨日の5歳児同様、虫を探したり、花を摘んだりして遊び始めました。そこで花壇に咲いていたサルビアの花は蜜を味わうことができることを数人に教えてあげたところ、伝言ゲームのように情報が伝わっていったようで、それまで遊具で遊んでいた子どもたちが次々と花壇の周りにやってきて蜜を味わっていました。そんな子どもたちを見ていて思ったこと、それは、きっと第一光の子保育園の子どもたちは決められた(決まった)方法でしか遊ぶことができない人工的な遊具で遊ぶことより、ショベルカーが働く様子、虫や花など自然の美しさや神秘さ、不思議さから与えてもらえる「センス・オブ・ワンダー(直訳すると驚く感性)」の方が楽しいと思って(感じて)くれているように思いますし、それが子ども時代に大切なことであることは間違いないと思っています。何はともあれ、美味しくお弁当を食べ保育園に戻ってきましたが、たくさん遊んだこともあり、さすがに帰路は朝と違い足取りが重く時間がかかりました。

期待通り!?

2021/10/21

昨日の朝いつものように園舎内の消毒をしている時のことです、めぐみ組のRちゃんのお父さんが「園長先生おはようございます。そう言えば・・・。」と話し掛けてきたので、何かあっただろうか?と一瞬身構えたのですが、「実は昨日、遂にクワガタが全部死んでしまいました」と言うではありませんか。何のことかと言えば、数ヵ月前のこと、2歳児ほし組のT先生が県外で捕まえたという沢山のクワガタムシを保育園に持ってきてくれました。そのクワガタを全部保育園で飼うことは難しいので育ててくれる里親を募集することしました。すると大勢の子どもたち(保護者)が家に持ち帰りお世話(飼育)をしてくれることになりました。中には「オスだけでいい」という子どもたちもいましたが、「せっかくだからオスとメス連れて帰って育ててみて?」とお薦めし連れて帰ってもらった経緯がありました。その中の一人がRちゃんとお父さんだったのです。しかしお母さんは虫が苦手!ところが飼ってみると情が移ったのか虫に触れなくともお母さんまでもが夢中になって観察してくださっていたのです。そのクワガタが遂に天に召されたとのご報告に「こんなに寒くなるまで?」と感激しながら「もしかすると卵を産んでいるかも知れないので土はそのままにしておくといいと思います」とお話すると「そうですよね。朽ち木や土を入れておいたので、そうしようと思っていました」との返事が返ってきました。是非卵が産まれていて立派な幼虫、成虫と育ってくれると嬉しく思いますし、虫嫌いなお母さんの気持ちも変化してくるかも知れません。
 さて、今日は5歳児のぞみ組めぐみ組の子どもたちが心待ちにしていた遠足の日でした。夏のような湿度もなく、昨日のような強風も吹かず、程よい秋の日差しが降り注ぐ中、隣接する柴田町の「太陽の村」に出かけました。朝から興奮状態で落ち着かない子どもたちと、先生たち手作りの段ボールのソリとシャボン玉製造機、ブルーシート等をバスに積み込み、2グループに分かれて出かけました。日々の保育はもちろんのこと、お泊り保育や遊ぼう会など、これまでクラスの枠を超えて過ごしている(きた)子どもたちはクラスをミックスし、時差式に出かけても全く違和感なく自然に打ち解けて遊んでいました。中にはこれまで家族で遊びに来たことがある子どもたちも多いようでどこでどんな遊びをするかシュミレーション(イメージ)していたかが伝わってきました。ソリ、シャボン玉、ジャンプなど一通りの遊びを楽しむと、まつぼっくり拾いや花を摘み、とんぼを捕まえるなど思い思いの遊びを楽しむ姿が見られました。坂を何度も上り下りし、トランポリンのように遊べるドームの上で何度もジャンプするなどしてお腹も減った頃、今日の楽しみの一つだったお弁当は格別な美味しさだったようで、誰も残すことなく食べていました。明日は4歳児あい組・はと組の子どもたちと一緒に保育園の近くの公園に遠足に出掛ける予定ですが、今日のような天気の下、過ごせることを願うものです。

さんぽ

2021/10/21

 4歳児あい組の子ども達が秋の恵みを探しに散歩に行きました。保料地区の住宅街は庭先に柿が実り、里芋やネギなどの畑の作物もあちこちにたくさん見ることができました。
 Hくん達の楽しみは間近で電車を見ること。「貨物、通るかな」と線路の近くまで来るとワクワクが止まりません。線路の信号が赤になり近くの踏み切りの「カンカン」が聞こえると「どっちから来る!?」と耳を澄ましていました。すると大河原駅のほうからすごいスピードで貨物列車が来て、みんなの目の前を通り過ぎて行きました。そして手を振る子ども達に「ピッ!」と短く警笛を鳴らしてくれました。するとまた、上り下りの客車が来て合計3本の電車を見ることができたのです。畑から声を掛けてくれた近所の方にも「電車みたんだよ!」「貨物と客車、みたよ!」とご報告。「いがったねー」と目を細めてくれました。
 その後、竹やぶ、土手を通り、白石川の穏やかな流れと蔵王の雄大な姿を見ました。いつか大きくなった子ども達にはこれがふるさとの景色、原体験となるのでしょう。いつまでも大切にしたい景色です。

みんな元気です!

2021/10/20

職員室前の砂場のところに植えてある柳の木がしなって葉を落とすような強い風が吹きました。子どもたちはそんな風を楽しみに変え、拾い集めた落ち葉を空に向けて投げては飛んでいく様子を喜んで見たいました。0歳児ひかり組の子どもたちは保育室前の園庭に敷いてもらった柔らかいマットに座り、音を立てて吹き付ける風の音と感触を楽しんでいました。そうかと思うと上手に歩けるようになった子どもたちはどんどん行動範囲を広げ築山に登ってご満悦だったり、遊園地のコーヒーカップのように動く遊具(ドーナッツ)に乗って遊んだりと思い思いの時間を過ごしていました。ところが外遊びを始める前には内科健診があり0歳児だけでなく、1歳児そら組・うみ組の子どもたちも泣いて受診する姿がありました。しかし、泣くことで自然と口を開くことになり、その隙に先生が簡単に喉を診ることができていたのが何とも可笑しかったです。年に2回行って頂く内科健診と歯科健診、それぞれ5月末と6月上旬に行っていただいた時にはもっと多くの子どもたちが泣き叫び、時間もかかったような記憶があるのですが、今日は11時頃には登園した子どもたち全員の健診が終わりました。そして先生から「みんな元気です(でした)!」と報告をいただきました。それもこれも、先生たちが数ヶ月の間に子どもたちとの信頼関係を築いてくれた結果であり、改めて先生たちの保育力と日々の働きに心から感謝です。11月になると、新入園児の入園手続きが始まり、新年度に向けた準備が本格的になってきます。そして、当たり前のことですが4月には今年度入園した子どもたちが急に大人に見えるようになります。と同時に先生たちは新入園児との信頼関係を構築するために大混乱となることでしょう。こんな風にして一年があっという間に過ぎていくことを痛感させられます。このところ入園先を決めるために見学者がお見えになりますが、もし第一希望に選ばれたとしても全員が入園することは難しいとなることも間違いありません。しかし、まず何よりも選ばれる園になっているかどうかが問題なのですが・・・。

「思い煩うな」

2021/10/19

新約聖書の中に「命のことで何を食べようか、身体のことで何を着ようかと思い煩うな」と書かれている箇所があります。しかし、夜明けが遅くなるのと反比例し日没が早くなり、朝と日中の気温差が激しくなるなど秋が深まり冬の足音が聞こえて来ていることを感じるようになってくると、体調を崩すことがないような「暖かい服を着なければ」とか、「暖かい鍋料理にしようかな」など着るもの食べるものを否応無しに考えてしまうことでしょう。特に今週に入って急に朝の冷え込みが厳しくなったこともあり、暖かそうなジャンパーを着てくる子どもたちも増えてきました。ところが、ドッジボールや鬼ごっこ、縄跳びなど身体を動かして遊ぶとまだまだ暑くなることもあり気付けばTシャツ姿で遊ぶ様子が見られます。そんな子どもたち同様にじっとしている(できる)ことなどほぼない先生たちも何を着ようか迷ってしまう季節です。夏場は夕方6時になってもまだまだ外遊びができるほど明るかったのに、今では5時頃になると暗くなり気温も下がってくるので園舎内(保育室)で過ごすようになります。昨日の夕方は3歳児てんし組のEちゃんとRちゃんがお母さんごっこをしているのか先生たちを真似ているのか悩む様子もなく人形をおぶって楽しそうに遊んでいました。また今日の夕方、外で遊んでいた5歳児のぞみ組のEちゃんはTシャツに短パンなのにHちゃんはダウンを着て長ズボン姿と対照的で可笑しくなってしまいました。子どもたちがお昼寝している時間には今週の遠足に向けて5歳児の担任R先生とM先生がシャボン玉の準備(テスト)をしていました。子どもたちを驚かすためにロープで作られた試作のシャボン玉製造機!?の出来栄えに驚かされました。天気に悩まされることなく遠足に出かけられること、たくさん飛ぶシャボン玉を見て子どもたちが喜んでくれる姿を見たいと思います。
 さて、僕も「思い煩うな」との教えと正反対に、毎日天気予報を見ては翌日に何を着ようか考えて準備をしています。また、今日は年に一度の人間ドックだったのですが、昨年、胃の内視鏡検査で胃の一部を摘出しての検査となったこともあり、悪足掻きなのはわかっていてもこの日のために食事や身体を動かすことを意識していたつもりでした。しかし、結果は今年も同じように一部摘出しての検査となりました。しかも「こちらへどうぞ」と案内された部屋に入った途端、看護師さんが「園長先生お久しぶりです。Kの母です。相変わらずお変わりなくお若いですね。」と挨拶して下さったのでびっくり。しかし、恥ずかしいことに今年も昨年同様一部摘出しての検査となりました。すると「ストレスとかありませんか?」と心配の声までかけていただくことになるのですから情けないったらありゃしない・・・。存知の方も多いと思いますが、人間の身体は60兆個の細胞で出来ていて、一日1兆個の細胞が入れ替わっています。中には30日かかって入れ替わる細胞もあるようですが、一年間で全てが入れ替わるため、変わっていないように見えても細胞レベルで考えると別人ということになります。そして身体の持ち主である自分が体力が無くなってきていること、疲れが抜けにくくなっていることなど変わってきていることを痛感させられています。しかし、検査結果については思い煩わないようにしたいと思います。

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