社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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始まり始まり

2021/11/29

昨日、日曜日からクリスマスを迎えるための準備期間、「アドベント」に入りました。キリスト教会でアドベント礼拝が守られているように保育園でも今日の礼拝からアドベント礼拝を守るようになり、またリースやツリーが飾られるように、各保育室にアドベントカレンダーや聖家族人形が準備され、玄関ホールのクリスマスツリーが光るようになり、その隣にはクリスマスの絵本がディスプレーされるなど、一気にクリスマスムードが高まりました。そして、コロナ禍で中止せざるを得なくなってしまった「クリスマスマーケット」を2年ぶりに開催しようと先生たちが準備してくれて、手作りの品々が並べられました。すると、これまでクリスマスマーケットを経験したことがある子どもたち保護者の方々が、帰り際、テーブルに並べられた品々を見付け、品定めをするかのようにテーブルの前で足を止め、「これほしい」「なんだ、明日からなんだって」と話し合う姿が見られました。そんな姿からも、「クリスマスマーケット」も園行事として定着していたことを再確認させてもらうことができました。とは言え、オミクロン株という新たな新たなウイルスによる感染が伝えられています。クリスマス親子礼拝が出来ないようなことにならないよう感染予防を徹底し、先生方に感謝し、皆さんに楽しんでいただけることを願うものです。
 さて、今朝、宮城県内は高気圧に覆われて晴れたため、放射冷却の影響で冷え込み、仙台で初霜と初氷を観測したそうですが、大河原駅から園に向かう途中にあった水たまりにも氷が張り、園庭は全てが霜に覆われ真っ白になっていました。そんな寒い朝でも子どもたちはいたって元気で、いつもなら園庭に飛び出して来ると真っ先に乗り物置き場に向かう子どもたちが「すっげ~!雪だ」「まっしろしろすけだ!」と声を上げ畑を囲む丸太や、タイヤの花壇に向かい「かき氷みたい」と言いながら霜を触り感触を楽しんでいました。そんな中に必ず味見をする子がいるので、そっと様子を見ていたのですが案の定、3歳児ひつじ組のY君、4歳児あい組のT君とM君、はと組のHちゃんが、丸太の上やシーソーの上に降りた霜を大切そうにすくっては嬉しそうに舐め、「おいしい!」と言っているのです。誰に教えられた訳でもないのに霜や雪が園庭を白く覆うようになると毎年同じ様子が見られるようになるのですから、子どもたちのDNAに味見をするということが刷り込まれているのかも知れません。お腹を壊すほど食べる(味見する)ことはないと思いますが、しっかり様子を見て声を掛けなければと思います。

大変良くできました!

2021/11/26

予定より一日遅れて行うことになった「🍠やきいも」、今日は雨に降られることも、強い風に悩まされることなく実施することができました。一日延期になったことにより子どもたちの期待が一層高まったようで、4・5歳児は特にいつになく朝の身支度が早く、僕が西側玄関の手摺りの拭き掃除をしている時には火が付けられ、赤か赤とした炎と白い煙が立ち上り、その火を囲んだ子どもたちが白い煙に囲まれながらも、焼き上がりを楽しみにしながら遊ぶ子がいるかと思えば、T先生が草刈りでも始めたのかな?と思うような2サイクルエンジン音に誘われ隣接する体育館とグランドや法面の草刈りをするおじさんたちの作業(間違いなく今年最後の下草刈り)を見る子どもたちなど賑やかでした。ところで、この🍠やきいも、かまどでのご飯炊きを始め、お泊まり保育でのキャンプファイヤーなど、火に関して厳しいT先生が中心になって行うのではなく、4歳児あい組のN先生、はと組のW先生、3歳児てんし組のT先生が中心となり、僕は全く手伝うことなく行ってくれるのですから、頼もしく「あっぱれ」です。そして、職員室に届けてくれた、焼きたてのやきいもの甘さにもびっくりでしたが、植える、いもほりをする、落ち葉や枝を拾い集める、やきいもをする、この一連の活動を園でできる環境の素晴らしさ贅沢さに感謝です。そうそう、やきいもは終わりましたが、畑には寒さに負けずまだ、白菜、大根、キャベツ元気に育っています。今後外で「芋煮会」なんてことがないと思いますが、ランチルームの暖炉(薪ストーブ)が活躍する日があるでしょう。

球根のなかには

2021/11/26

 保育園の玄関脇の花壇にあい組の子ども達がチュウリップの球根を植えました。毎年、次年度年長組になる4歳児のあい組が植えています。
 保育園の近隣の方も楽しみにしているようです。あい組の子ども達も「どんな色のチュウリップが咲くかな」と大事そうに球根を植えていました。子ども達も歌う讃美歌「きゅうこんのなかには」の歌詞に「寒い冬の中 春はめざめる その日 その時を ただ神が知る」とあります。この冬も球根は土の中でじっと春を待つのですね。

段取り

2021/11/25

「段取り八分」とは、仕事を進める上で、事前の準備がいかに重要かを表した言葉で、段取りをキッチリしておけば、その仕事は8割完了したも同然という意味で使われます。今日は園庭で🍠やきいもをする予定でしたが、風が吹き、雨が降るという予報が出ていたこともあり、先生たちで話し合い、急遽明日へ延期することになりました。この日のために落ち葉や小枝を拾い集め、園庭には火の中心になる所には鉄板が置かれ、その周りには火に近づくことがないための目印の石やブロックを並べ、焼き上がりまで座って待つことができる丸太まで準備していたこともあり、子どもたちは少々残念そうにしていました。しかし、ここまで段取りをしていれば、朝9時過ぎには園庭から煙が立ち上り、火を囲んだ子どもたちの歓声が響くことでしょう。どうか、明日は天気に悩まされることなく美味しいやきいもを食べることができますように!
 一方、僕は、凍結や積雪に備え、軽トラックとバスのタイヤ交換、来週日曜日から始まるアドベント(クリスマスを迎える準備期間)に向けて、玄関ホールに🎄クリスマスツリーを準備し、園庭のヒバの木にはイルミネーションとは言えないような昭和感たっぷりの年代物の電飾を取り付けました。来週には、各クラス、クリスマスの飾り付けがなされ、しばらくの間コロナ禍であることを忘れさせてくれるでしょう。毎年同じ飾りと笑われてしまいそうですが、僕もクリスマスに向けて飾り付けをしようと思います。

律儀・忠実

2021/11/24

今朝降ったり止んだりしていた雨、地域によっては雪となったことをニュースで伝えていました。そんな不安定な朝、雨が降っていない間に外遊びをしようと3歳児てんし組の子どもたちが2階の保育室から玄関に降りてきて靴を履き替えようとした時、園庭に水溜りができているのに気づいた(見えた)からなのでしょう「どうする、靴にする?」「長靴の方がいいかな?」と会話をしています。そんな子どもたちの会話を階段や手摺りや窓の拭き掃除などをしながら聞いていた僕が「長靴だと水溜りにも入れるから、長靴にしたら?」と話したところ、ちょっとした間があった後「先生に聞いてこよう!」と言うので「T先生も『いいよ』っていうと思うよ」と伝えたのですが、「でも・・・」と言いながら保育室へ戻るために階段を上って行きました。この様子から、子どもたちと担任の先生との信頼関係と、いかに忠実・忠臣かが伝わってきました。一方、4歳児あい組の子どもたちはYちゃんの誕生会があったことなどから保育室やホールで遊んでいました。男の子たちはYちゃんのお父さんを独占してホールでボール遊び、Yちゃんはお母さんやN先生、子どもたちとトランプに夢中。その近くではAちゃんが、裸ん坊のウォルドルフ人形に下着やセーターを着せるのに必死。特にパンツを履かせるのに難儀していて「園長先生手伝って」と言って人形を手渡してくるので、それだけ手伝ってあげると、その後、頑張ってセーターを着せていました。もしかすると、今日の寒さから、人形にも暖かい服を着せてあげたいと思ったのかも知れません。いつもなら園庭から見える蔵王が、今日は一日中黒い雲に覆われ、見ることができませんでしたが間違いなく白い雪に覆われていることでしょう。 
 さて、先週まで感染性胃腸炎などでお休みする子どもたちがいたため、GおばちゃんことKさんの「お話の部屋」(今回は3歳児クラス)を今日に延期していただきました。幸い、今週に入って感染が落ち着き、今日は感染症でのお休みは一人もなく、先生たちも安心して保育室へお迎えし絵本を読んでもらいました。担任の先生とは違った読み方や絵本のチョイスなど、子どもたちにとって楽しい時間となってる証拠に僕が保育室の入り口から様子を見ていても気づくことなく絵本に釘付けになっていることからも伝わってきます。

日課

2021/11/22

2013年、卒園記念品ととしていただいた玄関ロビーの鳩時計の鳩が窓から鳴きながら飛び出し、女の子(ハイジ)がベルを鳴らして4時を告げてくれるのをおばあちゃんと一緒に見ることを日課にしている1歳児うみ組のK君。先週は保育室で「さようなら」をして玄関ロビーやってきたものの、既に1分ほど過ぎてしまい、鳩が出てしまった後だったこともあり、悔しくて泣いていまったことがありました。その反省を生かして下さったのか、今日は3時56分頃にはやって来て、定位置であるベンチに腰掛け、脱いでいた靴下を履かせてもらいながら4時になるのを待っていました。そして、いつものように鳩が「パッポ~、パッポ~、パッポ~、パッポ~」と4時を告げると満足し、今度はこれまた日課となっている展示してある給食のサンプルを確認した後、靴を履いて降園していきました。この一連の日課に毎日付き合い、泣いて悔しがる時にはなだめ、同じ時間帯にお迎えにくるクラスのT君とお母さんにも優しく声をかけてくださっているおばあちゃん。そんな優しいおばあちゃんとK君との微笑ましい関わり、素敵な関係を見られることが、いつの間にか僕の日課になっていたように思います(気付かされました)。世の中、多くの時計が電波時計となり、正確な時間を告げてくれる中、電池の容量が減ってしまい、鳩が飛び出すスピードが物凄くゆっくりになったり、時には出てこなくなったりすることがありますが、そんなアナログの鳩時計であろうとK君にとってはなくてはならない存在(もの)となっているのでしょう。そして、鳩時計の下に飾られ毎日日付や曜日、天気を変える万年カレンダーと共に素敵な卒園記念品であることにも気づかされます。

共通点

2021/11/19

保育を学んだ方なら誰でも知っている、少なくとも聞いたことはあるであろう、パーテン、ピアジェ、ヴィゴツキーの先人たち。彼らの共通点は「心理学者(発達心理学者)」であること、また子どもの「遊び」の発達などについて大きな足跡、影響を与えたということでしょう。今朝、8時頃、朝の身支度を終えた3・4・5歳児クラスの子どもたちが園庭に飛び出してきたかと思ったら、遊具小屋や乗り物置き場へ向かい、シャベルやバケツなどを乗り物へ載せて砂場へ向かう子、三輪車やペダルカー、ストライダーに乗るなど好きな遊びを始めました。そんな子どもたちに目もくれず、5歳児の女の子たちは夏場、プールが設置される園庭唯一の平らなところ(コンクリート)で長縄跳びを始めました。これまでなら(いつもなら)乗り物置き場の丸太などに縄の片方を結び付け、先生たちに回してもらって跳んでいたのですが、今日は子どもたちそれぞれが縄の端を持って上手に回しながら数を数え、その縄を上手に跳んでいるのです。しかも、回す側の子どもたちが跳ぶ側の子どもたちのタイミングやレベルに合わせて回す様子からお互いをよく知っていること、信頼関係が構築されていることを感じました。毎年共通のことですが、5歳児は「遊ぼう会」を終えた頃から先生がいなくとも自分たち遊びのルールを決め、自分たちで役割分担・協力し合い、自分たちで遊びを発展・展開できるようになるのです。そんな姿を目の当たりにすると、改めて先人の着眼点や観察力に敬服・感銘を覚えます。
 さて、今日は2歳児ほし組のI君、4歳児はと組のAちゃん、5歳児のぞみ組のEちゃん、めぐみ組のNちゃんの誕生会があり、園庭がいつもに増して賑やかでした。また、この4人に共通点があることに気付きました。それは、みんな名前が2文字だったということ。そして、4人に限らず、誕生会の時、みんなに♪Happy Birthdayを歌ってもらっている時の子どもたちの嬉しそうなことです。年に一度しかない誕生日は時代が変わっても誰にとっても大切で、特別な日であることは共通のようです。
 それから、午後、クリーンセンターにゴミ処理へ出かけ園に戻ってくると、園の近くのチェーン着脱所にクレーン付きのトラックが止まり、バリケード代わりのガードレールの移動作業が行われていました。今年も雪の季節の到来が間近であることを感じさせられました。

火の用心!

2021/11/19

 第二光の子保育園は、2005年の開園時から「幼年消防クラブ」として地域の防火活動の一端を担っています。……と書くと、どんなすごいことをやっているのだろうと思われてしまいますが、年に一度、秋の火災予防の時期に保育園から駅前まで歩いて火災予防を呼びかけています。
 今日ものぞみ組は「火の用心」の法被と鉢巻をして大きな声で「とじまりようじん!」「ひのようじん!」カンカン!と拍子木を打ちながら声を掛けて歩きました。駅前では数人のギャラリーに見守られながら掛け声をかけました。
 また、いつも地域の方々のためにお働きくださっている駅前交番、駅前図書館、など数箇所の事業所にも寄って感謝の気持ちを伝えてくることができました。
 これからも子ども達の健やかな成長を地域の方々に見守っていただけますよう、お願い致します。また、地域の火災予防のため、幼年消防クラブの年一度の巡回を続けていきたいと思います。

収穫感謝祭

2021/11/19

収穫感謝祭がありました。
礼拝後、大きいクラスの子どもたちは豚汁作り!!
野菜を包丁で切ったり、手でちぎったりしました!
青空の下、園庭で食べる豚汁は最高でした♡
おかわりもしておなかいっぱい!!

忙しい中、おにぎりの準備ありがとうございました!
野菜のご寄付もたくさんありがとうございました!

被り物

2021/11/18

あちこちの保育室からクリスマスの讃美歌が聞こえるようになり、赤や緑といったクリスマスカラーを使った制作物が飾られるようになってくると改めてクリスマスが近づいていることを感じます。午前中、職員室前のバルコニーでは、3歳児てんし組のT先生が子どもたちと一緒に座り込み、園庭で拾い集めた栴檀(せんだん)の葉の茎(葉脈・枝?)と輪ゴムを使って☆星作りをしていました。子どもたちは、細い棒にしか見えないものが、見事な☆星になることが不思議なようで、T先生の手元をじ~っと観察していました。中でもFちゃんはよほど嬉しく気に入ったのでしょう、出来上がった星をテープで帽子に貼り付けてもらいニコニコしながら遊んでいました。今後、4・5歳児がクリスマス親子礼拝で行うクリスマスページェント(降誕劇)に向けて本格的に準備を始めるようになると、冠やお面といった被り物の他、衣装を身につけることが増えてくるため、更に刺激を受けて今日とは違う反応が見られることでしょう。一方、2歳児つき組の子どもたちは、園庭から園舎東側の斜面や道路に出て駆け回っていましたが、K君とAちゃんはS先生が摘んでくれたススキを頭に巻き付け自慢げに(嬉しそうに)見せてくれました。
 さて、2階、4歳児あい組のバルコニーには、きれいに皮が剥かれた渋柿(園庭で育った)が同じように鮮やかなオレンジ色の夕焼けに照らされていました。子どもたちはあと何日したら食べられるか楽しみにしながら色や形の変化を見ていることでしょう。

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