社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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佳境

2022/02/11

先週に引き続き、今日もYさん、Nさん、そしてR君のお父さんにお手伝いいただき園庭整備(遊具作り)を行いました。築山作りと凸凹している園庭を埋めるための昨日お願いしていた山砂と川砂をダンプカーが朝から何往復もして搬入してくれたこともあり新たな築山も完成しました。地球温暖化や森林伐採によりジャングルが減少し、土地が砂漠化して生息していた生物が絶滅するなどしていますが、保育園の園庭にはジャングル(迷路)が広がり、子どもたちのみならず、鳥や虫たちが喜んで集まってくる環境になっていること間違いありません。明日は実際に子どもたちに遊んでもらい様子を見て必要であれば手直しをし、ブランコ作りと凸凹している園庭を均して今回の作業は終了となります。子どもたちが喜んでくれることを願い、最終日も事故や怪我なく作業を終えたいと思います。

安心・安全の大切さ

2022/02/10

先日、札幌では積雪が1mを越えたために列車が全て運休となるなど大混乱となっていましたが、 札幌~新千歳空港・苫小牧間を中心に除雪作業を行い運転が再開され始めたことが伝えられました。しかし、豪雪地帯として有名な青森県八甲田山系の酸ヶ湯では立春の2/4に全国で今シーズン初めて積雪が3メートルに達したとのことですが、このことはほとんど伝えられません。そんな雪国に住んでいる人たちからすると信じられない、驚いてしまうことでしょうが、関東地方の平野部で積雪の予報が出ていること、そして、雪に慣れていない、またスタッドレスタイヤなどを装着していない車両の立ち往生発生を未然に防ぐために首都高が計画的に通行止めになるとのこと。雪国では当たり前のことが首都東京で起きることが予想されると大々的に伝える報道、やはり東京中心に経済が回っていることを痛感させられます。どうか首都東京で大災害が起き大混乱にならないことを祈るものです。
 さて、東京だけではなく、宮城県内でも午後から雪の予報が出ていたため覚悟はしていましたが、予想より早く9時前にはみぞれのような雪が降り出しました。ところが、子どもたちはそんなことなどお構い無しのようで、いつものようにドッジボールや縄跳びに興じたり、乗り物に乗って走り回ったり、お気に入りの一つとして認められた感のある、ジャングル(新たな環境・遊具)で遊んでいました。その中で、子どもたちながらに雪で濡れることがないようなところで遊ぶ姿が見られました。それもこれも生活・経験の中から自分たちで感じ、覚えたからこそできること!そんな子どもたちの姿を見ていると嬉しくなります。
 今週、大河原でもコロナの感染者が増えたことあり不安や緊張感の中での保育が続き、職員は心身ともに疲労を覚えていたことと思います。そんなことからも、明日の祝日は貴重な一日になることと思います。感染し大変な思いをしている方々の一日も早い回復と、そんな患者さんのために労しておられる医療関係者はじめ、そこへ関わる方々へ感謝するものです。
 そうそう、年末、買い替え・交換が必要となった厨房の回転鍋がようやく完成し、今日の午後、搬入・設置作業が終わりました。その間、カレーやシチューなどこれまで回転鍋で調理していたメニューは大きな鍋を複数使って調理しなければならず、時間的にも体力的にも大変で、なおかつ出来上がり具合も心配だったようです。しかし、そんな心配から解放されることになりそうです。本当に良かった!

勘違いとピッタリ

2022/02/09

5歳児の子どもたちが小学校就学に向け一日入学に出かけるなどすると否応無しに卒園が近づいていることを実感するのか緊張感と期待感が感じられるようになります。一方、4歳児あい組・はと組の子どもたちからは遂に憧れののぞみ組・めぐみ組になれる(進級する)という喜びが湧き上がって来るようで嬉しさが伝わって来ます。今朝のことです、そんなことを象徴するかのように4歳児あい組のA君が園庭にいた僕のところへやって来て「園長先生、A、昨日W先生の夢見たんだ!」「どんな夢?」「えっ、仙台にいった夢」と夢の話していたかと思ったら、急に話題を変え「あのさあ、A今度(来年度の意)M先生がいいんだ」と話し始めます。一瞬「・・・・・?」と思ったのですが直ぐに合点がいきました。それは、どうやらA君をはじめ、子どもたちの中には年齢・クラスごとに担任が決まっていると思っている子がいるということです。担任のN先生にも同様の話をしていたようですが、N先生が「もしかすると、園長先生が先生になるかもよ」と話をして大騒ぎになったこと教えてくれました。これからそれぞれの担任と子どもたちで、のぞみ組とめぐみ組どちらがいいか話し合いをして決めていくようになりますが、担任をどなたにお願いするか僕にとって悩ましい季節を迎えます。
さて、今日も多くの子どもたちが園庭に新たに造っている場所(迷路と遊具)に「ジャングル」と名前を付けたようで「ねえ、ジャングルで遊ぼう」と誘い合ってで遊んでいました。考えてみれば、これまで作った遊具にもしっかりとした名前は付けていませんでいたが、子どもたちに名付けてもらうのも楽しそう!そう思いました。それにしても「ジャングル」とは雰囲気にぴったりで素敵なネーミングだと一人納得したのでした。

大発見!?

2022/02/08

これまでダンプカー何台分(何トン)も補充している砂場や園庭の砂!気が付けば砂場にも園庭にも大きな水たまりができるくらい遊びいつの間にか少なくなってしまっています。その砂がどこに行ってしまっているかと言えば、多くは雨で園庭から流されてしまっているのですが、砂場で遊んだ道具を洗い流すため外の水道(水飲み場)から流れ、升に溜まり、それが原因で逆流することがあるのです。だからといって少なくなった砂をそのままにしておいては子どもたちが遊ぶことができないため業者にお願いし昨日ダンプ一台分の砂を2箇所の砂場に分けて搬入してもらいました。ところが職員室前の砂場は、物理的に荷台から直接降ろしてもらうのが出来ないため、降ろしてもらった後、人力で囲いの中に入れなければなりません。そこで、今朝早速、子どもたちに手伝ってもらい作業に取り掛かりました。すると子どもたちが砂山に偶然にもトンネルができたことを発見し大喜び!そして更にトンネルの穴を大きくするため崩れないよう慎重に掘り始めました。しかし、新しい柔らかい砂が崩れない訳はなく案の定無残な結果に・・・。それでも満足したようで、その後、遊具小屋から簡単にトンネル作りができる玩具を持ってきて遊び始めました。それにも満足すると片づけもそこそこに今度は新たにできた遊具(迷路)で遊び始めました。その様子はさすが子どもたちは遊びの天才で、近くに置いておいた切った枝を発見し、それを飾り付け「ジャングルになった」と大騒ぎが始まりました。丸太だけの迷路が枝を飾られただけで雰囲気が変わり、一層ワクワク感が醸し出されていました。そして、たった1日だけで新たな環境での遊び方を発見する(考え出す)姿にも感心させられます。

新たな遊具で

2022/02/07

たった二日間できた遊具で楽しそうに遊んでいました。

まさか!よりによって!

2022/02/07

昨日一昨日の二日間、これまで何度も園庭の環境整備(庭木の剪定や木製遊具作り)で大変お世話になっているYさん・Wさん(卒園児のお父さん)にお手伝いいただき、園庭遊具の修繕と新設作業を行いました。やけに静かで寒かった5日の朝、起床してすぐ嫌な予感を抱えつつ外を見てみると案の定、雪が積もっているのでではありませんか。立春を迎え暦の上では春になっているのにです。その様子に「よりによってなぜ今日?」という思いを持ちながら保育園に向かいました。この作業をするために事前に5歳児めぐみ組のR君のお父さんにパワーショベルをお借りできないか伺うと快諾して下さり事前に園庭に搬入してくださいました。それだけではなく義理の弟さんにあたる2歳児つき組のNちゃんのお父さんも誘ってこの二日間も作業に加わって下さいました。2021年2月、同5月にもYさん・Wさんにお手伝いいただき大規模な作業をしましたが、今回R君のお父さんが運んで下さったパワーショベルのバケットが穴を掘るだけでなく物を挟むことができる特別なバケットが取り付けられていたこと、そしてオペレーターとして加わって下さったお陰で、予定より早く作業が進みました。おそらく、「パワーショベルと貸していただけないか?」というお願いを奥様から聞いた時「まさか!」と思ったかと思いますが、それだけでなく、設計図も何もない中、休日返上で新設作業まで手伝うことになり「よりによって」と思ったかも知れません。しかし、少しずつ形が見えてくると作業をしながら「こうしたらいいのでは?」「こっちの方がいいんじゃないか」という意見が出てくるようになり、自然と役割分担し二日間の作業を終えた時には笑顔と充実感があふれていたように感じました。そして、ちょうどその頃、作業の音が聞こえていたのか、Kちゃんが(昨年度の卒園児、現在一年生)が散歩がてら保育園に遊びにきて、未完成ながら新たな遊具で初めて遊ぶことができました。今週金曜日から仕上げ作業へ取り掛かることになりますが、今週子どもたちが遊んでいる様子を見たり感想を聞いたり、先生たちからの意見も聞いて完成に向けて取り組みたいと思います。ちなみに土日お休みだった子どもたちはたった二日間で園庭に新たな環境ができていることに驚き、また喜んでくれたようで、寒さから逃れるため暖炉の前で暖をとる子どもたちの姿は見られませんでした。
 さて、「まさか!よりによって!」と言えば、今日の礼拝で子どもたちに聖書のお話をしてくださったM先生が礼拝を終え職員室へ戻ってきた時、僕に「のぞみ組・めぐみ組の子どもたちが卒園式当日、胸につけるコサージュ作りのお手伝いをお願いしたのですが?」と言われたM先生の感情でしょう。突然の僕からのお願いに「えっ〜?私にできることですか?」と驚かれていましたが、喜んでお手伝いして下さいました。どうかコロナが落ち着き、卒園式を迎えられることを願うものです。

昨日の続き

2022/02/04

何を思いついたのか、3歳児ひつじ組の子どもたちが0・1歳児の保育園前の築山の上に園庭のあちこちから見つけてきた角材や切り株などを運び何か楽しそうなことを始めました。一体何をしているのか気になり、主立って遊んでいるM君に「ねえ、何してるの?」と尋ねてみると「えっ?家作ってんだ」と言うのです。しかしながら、どこからどう見ても家には見えず、キャンプで焚火を始める準備をしているみたい!それでも、楽しそうに遊んでいるので「怪我しないように素敵な家を作ってね。出来上がったら入れてもらうから」と声をかけその場を離れました。ところが、この家作り昨日だけでは完結しておらず、今日も数名が集まり作業を始めているではありませんか。しかも、どこから見つけてきたのか昨日なかったしっかりとした材料を運んできて進化しているのです。そこで、更に立派な?家にしてあげたく夢中で作業をしているこどもたちに「お~い!Mく~ん、Yくーん、Nく~ん。ここに良いものあるから取りにこない?!」と声を掛けて角材があることを知らせてみました。すると、一旦作業の手を休めて走ってきて、手分けして運び始めました。但しその中の一本だけは大人でも重く感じるような重量があるため「N先生に手伝ってもらうといいよ」と話すと担任のN先生に助っ人をお願いしに走り、何とか建設現場まで運ぶことができました。そんな材料で立てた家は大人からすれば骨組みにもなっていない未完成なものにしか見えないでしょうが、本人たちは満足そうな表情でした。そして、感心したことは、完成した家をばらし(解体し)使った材料を他のクラスの子どもたちの邪魔にならないところに片付けていたことです。ということは、来週も家作りが続くということでしょう。子どもはこのように「遊び・遊ぶ」ことを通して様々なことを学んでいきます。子どもの「遊び」とは、やってみたい→挑戦する→失敗する→悔しがる→考える→再挑戦する→失敗する(手応えを掴む)→再考する→再々チャレンジする→…の先に成功が生まれ、満足する。そして、達成したら次の遊びに変化するのくりかえしです。
 保育を学んだ方であれば当然ご存知でしょうが、遊びとは「自発性(自分からすること)」「自己完結性(満足するまですること)」「自己報酬性(「楽しい」という感覚など自分に報酬を与えること)」の3つに集約されると言われています。その意味からもひつじ組の子どもたちが現在進行形で「遊んでいる」=「学んでいる」ことに他なりません!なんて素敵なことでしょう。来週どんな展開になるか楽しみにしようと思います。

鬼は〜外! #2

2022/02/03

1歳児そら組の子どもたちが、新聞紙で作った豆まきの豆をハンバーガーのパティの様にして遊んでいる様子と受験生のために飾られていた、「啓翁桜」

鬼は〜外!

2022/02/03

今日は「節分」子どもたちはお面を作り、クラスによっては豆まきをするために落花生を準備するなどしてこの日を楽しみに待っていました。しかし、今朝のNHKのニュースでは、消費者庁が5歳児以下の子どもたちは喉に詰まらせて窒息する恐れがあるとしてかたい豆などを食べさせないよう注意を呼びかけていました。確かに、そのようなリスクはあるかと思いますが、保育者が喉に詰まらせることのないようにしっかり見守り噛んで食べることを伝えることも教育(食育)の一つだと思っています。そんな思いもあり、先週、落花生を使って豆まきをしたいという計画を立てた4歳児クラスの先生たちに気をつけて行うことを伝えOKしました。そして、今日、豆まきの後、テーブルの上に分けてもらった殻付きの落花生を剥いて食べる様子を見に行きました。すると、僕に食べられないように落花生を必死に手で隠すのです。そこで、食べないと約束すると悪戦苦闘しながらも豆を取り出そうとするのです。然し上手く開けることができないとゆで卵を割るかのようにテーブルに叩きつけたり、手で叩いたりと必死!そんな子どもたちに開け方を教えてあげると薄皮に包まれたピーナッツが登場。それを美味しそうに食べる様子を見て、「これでいいのだ!」「これこそ養護の中の教育」だと一人思った次第です。反対に年齢や事故のリスクを考え、新聞紙で作った豆(ボール)や玉入れの玉を使うなどして豆まきを楽しむクラスもありました。5歳児のぞみ組・めぐみ組の様子を見に行きながら「うお〜!悪い子はいないか!」とナマハゲのような声を上げながら保育室へ入っていくと、蜂の巣を突かれた蜂のように子どもたちが一斉に新聞紙ボールを投げつけてきました。その嬉しそうな表情と目の輝き、そんな子どもたちを見て鬼役も結構良いもんだと思いました。3歳児ひつじ組では担任のN先生が青いアフロヘアーを被りお面をつけて鬼に扮し保育室で豆まきを楽しんでいました。今日節分の行事を行ったであろう多くの乳幼児施設では子どもたちが泣き声が響いたかと思いますが、第一光の子保育園では完成と笑顔が溢れる節分・豆まきでした。そうそう、今日の晩御飯には「恵方巻き」なるものを食する家庭が多いかもしれませんが、黙って食べることが必要な「恵方巻き」、皮肉なことに黙食が勧められるコロナ禍にぴったりなメニューになってしまったかもしれません。
 さて、先日来、仙台駅2階の改札を抜けたずっと先の方(8・9番線ホームへ降りるエスカレーターの方)にピンク色の花が置いてあることが気になっていたので、今朝その正体を確かめるため、小走りで行ってみました。すると受験生の合格祈願のために山形産の「啓翁桜」が飾られていました。なんと粋なこと!全員という訳には行きませんが、受験生たちにも啓翁桜のような素敵は花が咲きますように!

「見えるもの」と「見えないもの」

2022/02/02

コロナ禍にあっても例年と変わらず寒さを凌ぐために白鳥など渡り鳥たちが町内の白石川河川敷に飛来しているそうです。そんな白鳥たちを見せてあげたいと考えてくれたようで、先週4歳児あい組のN先生から「園長先生、白鳥見に行けませんか?」という質問がありました。一向に収束の目処が立たないコロナウイルスのことを心配しての質問でしたが、毎日検温や手指消毒を含めた基本的な感染予防対策や健康チェックをしてもらっていること、また、バスも窓を開けて走れば大丈夫だと思っていますが、鳥インフルエンザの拡散の心配、そして、厳しい自然の中で自ら餌を探して生きている鳥たちの能力を奪ってしまうという問題もあることを伝えると納得してくれました。しかし、せっかくなので、「じゃあ、イノシシが心配だけど『昆虫公園』に行ってみたら?」と白鳥を見に行く代わりに、園の近くにある「昆虫公園(映像は5月の様子)」に出かけることを提案してみました。すると「なるほど!いいかもしれません。ちょっと下見に行ってみます」という返事が返って、今日、計画通りはと組の子どもたちと一緒に昆虫公園に出かけて行きました。自然が残る少々薄暗い森を歩き、急な坂を登った頂上には不動尊があるのですが、頂上に着いた時、N先生がイノシシとかクマ出てくるかもよ」と声をかけるとM君が「いるよ」と言うので見てみると天然記念物「ニホンカモシカ」がいたと言うのですから保育園が如何に自然に恵まれている環境にあるか気付かされ、一緒に行けば良かったと思うのでした。子どもたちでも見ることができるカモシカ(動物・自然)、まだまだ人影がまばらな朝6時過ぎの仙台駅の東の空には最近とても明るい星が輝くようになり、岩沼から槻木へ向かっている間の車窓からは工場の煙突から上る煙を照らすように昇り始める太陽が見られるようになりました。反対に肉眼では見ることができないコロナウイルス(オミクロン株)が県内、そして近隣の乳幼児施設や小中学校でも猛威を奮っています。コロナウイルスがはやり出してから2年間、保護者の方々にも基本的な感染防止対策にご協力いただくとともに、園では玄関扉や階段の手摺りをはじめ、子どもたちが触る窓などを毎朝アルコール消毒しています。しかし、無症状の陽性者が増えて来ている今、対応に限界を感じそうになります。子育て真っ最中の職員もいます。その職員の家族が濃厚接触者となってしまうと出勤を控えなかればなりません。そのようなことになり保育することや給食の提供ができなくなるようなことがあれば、休園処置を考えなければなりません。そのようなことがないよう、最善の策を講じて来ますが、保護者の皆様にもこれまで同様、感染予防対策とお子さんが本調子でない場合、お休みするなどの対応をお願い致します。

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