社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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最高の場所

2022/05/19

「園長先生〜!ちょっと来て〜!」5歳児めぐみ組の子どもたちが朝から慌てた様子で僕を呼ぶので一体何があったのか子どもたちについて行ってみると、どこで見つけたのか砂遊びで使うふるいの中に10cmくらいあろう白黒グレーの迷彩カラーの毛虫(調べてみたところクヌギカレハの幼虫と思われる)が捉えられていて「いもむし見つけた」と興奮気味。一目見ただけで羽化すると蛾になる事は想像できたので、触って痒くなったり腫れたりしては大変なので「絶対に触っちゃダメだよ」と声を掛け様子を見ていました。すると、さすがの子どもたちでも大きさと見た目で危険と感じてくれたようで、素手で触ることはもちろん、怖いからなのか、毛虫と一緒に枝や石や砂を入れ観察していました。しかし、最終的にどうしたらいのか困ったようでフェンス越しのインターロッキングに放り投げて(逃がして)いたのですが、アスファルトのところで4歳児あい組の子どもたちが遊んでいたので、見つけて触ったり踏み潰してしまったりすることがないようにシャベルで捕まえ、多くの子どもたちに見せてあげてから子どもたちにも鳥に見つかって食べられたりすることがないように園庭西側の緑(草)豊かな最高なところへ逃がしてあげました。一方、日差しが強く暑い一日となりましたが、日差しが遮られる木の下は夏のヨーロッパのように過ごしやすく気持ち良ささえ感じられるのです。そんなことを感覚として肌で感じ取ったのか、5歳児のぞみ組の子どもたちが暑さを凌ぐ猫たちのように群れて遊んでいました。
さて、先週刈り取った羊毛を毛刈りを担当してくれた先生たちが洗剤を使って洗ってくれていましたが、汚れとゴミが落とされきれいになった羊毛が日当たり抜群の最高の場所(バラックのような家の屋根の上)で干されていました。乾燥した羊毛は無駄になることがないように教材として大切に使ってもらいたいと思います。

大事なはっぱ

2022/05/18

決して広いとは言えない園庭ですが、子どもたちが夢中になって探す宝物がたくさんある保育園の園庭。
 そら組のI君はクローバーの花を見つけ採って大事そうに見せてくれました。ほし組のRちゃんは先生と一緒に四つ葉のクローバーを探すのが最近のお気に入りです。
 滑り台や遊具の下は子どもたちの秘密基地。好きな道具やおもちゃを持ち込んで何やら企んでいる様子。とっても楽しそうです。

ぼくらはみんな生きている

2022/05/18

進級・入園から1ヶ月以上が過ぎ多くの子どもたちが保育園生活に慣れ、生き生きと過ごしてくれるようになったことを感じます。梅雨前の気持ちのいい五月晴れの下、園庭で遊ぶだけでなく5歳児は保育園と駅までの中間地点にある公園へ、2歳児つき組の子どもたちは近所の公園に散歩に出かけられるようになりました。また、0歳児ひかり組の子どもたち、1歳児そら組の子どもたちも食べる量と同じくらいこぼしているように思えるのですが、それでもきちんと椅子に座り給食を食べる(食べさせてもらう)など、生活習慣が身についてきているように思います。また、昨日夢中になってカラスノエンドウを収穫したT君とお母さんが降園する際「生はダメだと思うけど、これ食べられるんだよ」とお話ししたところ、帰宅後本当に茹でて食べてみたそうです。大丈夫と伝えておきながら心配になって調べてみると「生は毒がある」と・・・。しかし、今朝お父さんから「おいしかったです」という報告を受けホッとしたのでした。それが良かったのかT君に刺激を受け沢山の子どもたちが園庭のあちこちにしゃがみ込みカラスノエンドウの収穫に夢中になっていました。
一方、昨年度まだ寒さが残る㋁、2/5~2/7の3日間という限られた時間の中で突貫工事のようにして作った丸太でできた、子どもたちが「ジャングル」と呼ぶようになった迷路のようなスペース(遊具)。完成から3ヶ月以上が経ち作業していた時には道具を使って頑張っても剥がすことができなかったケヤキの皮が乾燥して剥がれるようになり、また、子どもたちが毎日のように遊んでいることで完成時にはびくともしなかった丸太が若干動くようなところが出てきました。そこで、子どもたちが怪我などしないように、点検整備のためスコップを手に皮を剥がしたり揺れないように土を掛けるなどしたのですが、なんと、数本の丸太から新芽(枝と葉っぱ)が伸びていることに気付きました。ダンプの荷台に載せられ園に運ばれて来たときにはすでに枝も葉も払われていて生きているのか枯れているのか分かりませんでしたが、きっと切られたばかりでしっかりと水分を蓄えていて直ぐに新たな環境に植え替え(挿し木)されたような好条件となったこと、程よく雪や雨が降ったこと、そして何より、子どもたちが気付かなかったのか、興味を示さなかったのか、新芽を摘むこと(摘まれること)がなかった奇跡が重なったのでしょう。もし丸太にまだまだ生命力が残っていて誰にも邪魔されることがなければ、薪としていただいた直径10cm程度だったヤナギが職員室の前で生き生きと育っているように、しっかりと根付き数十年後には本当のジャングルを作ってくれるかも知れません。
 さて、梅の木に実っている実が確実に大きくなるなど、子どもたちも植物たちも生き生きしている一方で、ウクライナでは争いのため尊い命が失われ、日本では元気の象徴のような俳優や笑いを提供する芸能人が自ら命を絶つというショッキングな出来事、そして、長い間、保育園の理事をなさってくださっていたSさんが天に召されるという悲しい知らせがありました。生きていると辛く悲しいことがありますが、生きているからこそ喜びや楽しさも感じられるのです。Sさんのご冥福を祈るとともに、改めて生きていることに感謝して過ごしていきたいと思います。

畑の様子

2022/05/17

子どもたちによって植えられた葉っぱのようなさつまいもの苗。今はぐったりしていますが時間が経つとしっかりと葉を広げてくれます。秋にたくさん収穫し、みんなで🍠焼き芋やお芋を使った料理ができる事を楽しみにしながらお世話をしてくれることでしょう。

納得

2022/05/17

昨日、畑のマルチシートの上に等間隔に並べられていたオオバコの葉っぱ、子どもたちの仕事と思っていましたが、そうではなく3歳児ひつじ組のR先生と主任のY先生が60本の苗を本当に植えられるかどうかシュミレーションしながら並べでいたことを今朝、R先生が笑いながら教えてくれました。そして、昨日の雨に打たれても変わることなくシートの上に残っていたところにR先生とT先生が再確認してマルチシートに鎌で切り込みを入れ植える準備をしてくれたところへ登園してきた子どもたちが葉っぱのように見える苗を一本一本寝かせるように優しく植えてくれたのですが、一見すると何だか枯れているかのように見えてしまいます。しかし、数日すると生き生きと葉を広げることに不思議を感じます。これで、耕した畝全てに苗が植えられ(種が蒔かれ)たことになり、子どもたちも納得したのか、砂場で3歳児てんし組のA君とR君が砂遊び用のトンネルを使ってダイナミックなケーキ作りをしていたり、5歳児めぐみ組のS君とT君がカラスノエンドウ(小さな豆)を収穫して、さやから豆を取り出していたり、5歳児のぞみ組のHちゃんやSちゃんはソメイヨシノのさくらんぼをたくさん集めて砂のケーキ作りをしたりしていました。そんな賑やかな園庭の子どもたちを見ていると、一人ひとりが納得(満足)するまで遊んでいることを感じます。さて、明日はどんなこと・どんな子どもたちの姿が見られるか、植えられたさつまいもの苗がどうなっているか楽しみです。

イメージトレーニング!?

2022/05/16

玄関ロビーにT先生が準備していためだか用の2つの鉢、水は張られているけれど魚がいないこともあり、いったいどうなるのだろうと思っていたであろう子どもたちにこれまで何回も「ねえ、園長先生お魚どうしていないの?」と質問されていました。そのたびに「う~んT先生に聞かないと分からないけど、もうすぐ連れて来てくれるんじゃないかなあ?」と曖昧な返事をして納得してもらっていました。そんな子どもたちの疑問と期待に応えてくれたように、今朝ついにT先生がめだかを連れてきて出勤し鉢に放してくれました。登降園する際、その事に気付いて子どもたちが鉢の前で足を止め「あっ!おさかなだ」と嬉しそうに覗きこんでいましたが、そんな姿がこれから毎日見られるようになることでしょう。一方、明日、マルチシートが張られた畑にさつまいもの苗を植える予定があるのですが、職員室から畑を見るとすでに何かが植えられているように見えるので、どこかのクラスが予定を前倒しして植えたのだろうと見に行ってみました。すると、誰がいつの間にしたのか、マルチシートの上にオオバコの葉っぱが等間隔で置かれているではありませんか!その様子がまるでイメージトレーニングでもしているように見えて驚くやら可笑しいやら・・・。シートに穴を開けることなくきれいに並べられていることから、4・5歳児の仕事だと思いますが、いかに、さつまいもを植えることを楽しみにしているかが伝わってきました。この調子であれば明日実際に植える時もきれいに植えてくれることでしょう。
 さて、年々子どもたちに踏まれて収穫する(できる)数が減っている職員室の近くの花壇に植えてあるいちご。今年もほんの僅かですが葉っぱの陰で実り始めていました。まだまだ赤くないため、子どもたちに気付かれていなかったのですが、赤くなったいちごを見つけた子どもが喜んで食べることをイメージしていました。ところが、今日どれくたい育ったか見てみると、子どもたちより先に気付いた虫に食べられていました。これから食べられるようないちごが育つのは難しそうですが、虫に食べられる前に誰かに気付いてもらい、露地もののいちごを味わってもらいたいものです。

おめでとうございます!

2022/05/13

今週は5歳児のひつじの毛刈りや田植えなど恒例行事が行われただけでなく、多くのクラスでご家族をお招きしての誕生会が行われました。特に昨日・今日は複数の子どもたちと職員の誕生会(日)が重なったこともあり、園庭や保育室から誕生日を祝うための♪HappyBirthdayが何度も響くことになりました。皆からお祝いされるのは嬉しいけれど恥ずかしいという反応を見せる子がいるかと思えば、待ってましたとばかりに嬉しさを表現する子、同様に嬉しいけれど照れ隠しをしたり、お子さんの誕生を思い出し涙ぐんだりする保護者など様々。昨日誕生会にいらして下さった3歳児ひつじ組のT君のお母さんは、初めての誕生会だったこともあり、沢山の子どもたちと先生がT君とお母さんを囲んで♪HappyBirthdayを歌うことに感動してくださいました。また、今日は3歳児てんし組のHちゃん、5歳児めぐみ組のTちゃん、そして、5歳児のぞみ組のK君のお父さんとお母さんが来てくださいましたが、お父さんにはお父さんの母国語である英語(英語と言えない僕のカタカナ)で話しかけたのですが物凄い勢い(スピード)で答えてくださいました。本当はお母さんに通訳をして頂きたかったのですが、何とか必死に単語を聞き取り、それをつなぎ合わせて何と言っているのか理解するのが大変で、今さらながらしっかり勉強しておけばよかったと思った次第です。そんな、園庭の畑では1・2歳児クラスの先生たちが子どもたちと苗を植え、支柱を立てネットを張るなど畝だけだった畑が一気に賑やかになりました。
 さて、今朝の河北新報朝刊に先日のひつじの毛刈りの様子が記事として掲載されました。そして、何と明日は毛刈りの翌日にも取材にきてくださった「田植え」の様子が記事として掲載されるとの連絡をいただきました。興味のある方はご覧になってみてください。

願い

2022/05/12

コロナ禍で今なお密を避けることやマスクの着用などが求められていますが巷ではサウナがブームの真っただ中で「サウナー」「ととのう」「サ活(サウナ活動)」なる言葉が生まれているとのこと。ところが、保育園の園庭ではサウナブーム以前からタイヤを使った露天風呂が地味ながらも絶える事なく続いています。今日も3歳児てんし組の子どもたちが太鼓橋の下に運ばれたタイヤで「もうちょっと詰めて!」と言うなどしながらぎゅうぎゅう詰めになって温泉ごっこを楽しんでいました。不思議なもので子どもたちはこれだけでなくダンボール箱や丸太で作られた迷路のような園庭の遊具など、まるで猫のように狭い環境を好む傾向があるように思います。だからこそ、コロナ禍から少しでも早く安心して過ごせる日常になること、今朝の新聞などでも伝えていますが、ようやく検討され始めた感がある屋外でのマスクの着用に関するルール作り実現する事を願うものです。
 さて、畝立てとマルチシートが張られ苗を植える準備が整った畑に、子どもたちと先生たちが話し合い、植える(蒔く)ことになった野菜の苗(種)を購入して来ました。地域柄なのでしょうか、家庭菜園で野菜を育てている方が多いようで平日にも関わらず朝から品定めをする方々がいらっしゃいました。ロシアがウクライナに侵攻して以来、燃料や食料品の値上がりなど様々なところに影響が出ています。食料自給率が低い日本、ほんの僅かで食料自給率に何の足しにもなりませんが、フカフカになった栄養たっぷりの畑にしっかり根付き、野菜が苦手な子どもたちも喜んで食べてくれるような美味しい野菜が育って欲しいものです。そうそう、昨日、はと組の子どもたちが一生懸命に皮を剥いてくれた筍が使われた筍ご飯が提供されました。とても美味しかったです。ごちそうさまでした。

この季節ならでは

2022/05/11

昨日の「ひつじの毛刈り」同様、すっかり5歳児の恒例行事となった「田植え」今年も田んぼのオーナーであり田んぼの先生のHさんのご厚意により、園庭から見下ろせる田んぼの一角にのぞみ組めぐみ組の子どもたちが田植えをさせていただきました。天気予報によると気温が上がらず雨が降ることもあると伝えていたので寒さに耐えることと泥だらけになる事を覚悟していたのですが、いい具合に予報が外れ、青空が覗き身体を動かすと寒さを感じることもない田植え日和となりました。多くの子どもたちが初めての田植えということもあり泥に足を取られ悪戦苦闘していましたが、転んで泥だらけになったのはのぞみ組のYちゃんぐらいで、10年目となった今年の田植えでも手は泥の手袋、足は泥のソックスを履いているようになりながら楽しみにしていた田植えをすることができました。しかし、それ以上に楽しそうだったのは朝7時過ぎから準備をしてくださっていたHさんとお手伝いをしたくださった方々です。田植え後、Hさんから「園庭から田んぼの様子を見ていること、そして、大きく育って秋に稲刈りができるようにおまじないをしておいてね」とお願いされ(約束)をして園に戻りました。梅雨の長雨や低温、夏の暑さや台風にも耐え、秋に豊かな実りがあるように願い祈りながら時々田んぼの様子を観察しに行くなどしたいと思います。
 さて、5歳児が田植えに出かける頃、4歳児はと組の子どもたちが明日の給食で提供される予定の「筍ごはん」に使う筍の皮剥きをしてくれていました。剥いても剥いてもなかなか食べられる(食べる)ところが出てこない大きな筍が使われた明日の給食、旬の味が楽しみです。

待ってました②

2022/05/10

毛刈りの様子と刈り取られた羊毛!バリカンの振動と羊の匂いは子どもたちの記憶に残ることと思います。取材に来てくださったK新報の記者もバリカンを握り毛刈りを体験して行かれましたが、バリカンの揺れと羊の大きさからか「子どもたちは怖いかも知れませんね」とおっしゃっていました。ところが、毛刈りだけでなく、園庭にも興味を持ってくださったようで「園庭を取材してみたいです」そんな事をおっしゃっていました。我が園の園庭、他所とはかなり違う印象を受けたようです。

採用について

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