社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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こんな姿も!

2022/06/21

ご飯炊きやプール(水)遊び以外にも、園庭の「花見櫓」では全てのフロアでごっこ遊びが行われ、プールの近くの砂場では1歳児そら組のTちゃんが片足の靴が脱げていることなど気にせず夢中で砂遊びに興じ、0歳児の保育室ではボールプールに入った子どもたちが投げるボールをプールに戻し入れる担任との戦いが繰り広げられていました。もちろん子どもたちはそんなことなど考えず投げているのですが・・・。
 そして、今年は今日6月21日が一年で最も昼の時間が長くなる「夏至」でした。そんなこともあるのか、夕方遅くまで園庭から子どもたちの声が響いてきました。

ねぇ、知ってる?

2022/06/21

今日も梅雨とは思えない青空が顔を出す暑い一日でした。そんなこともあり2・4歳児は待望の水遊びに歓声を上げ大喜び。しかし、それ以上に朝から落ち着かないほど嬉しそうだったのが5歳児、ぞみ組・めぐみ組の子どもたちです。それがなぜかと言えば、来月の「お泊り保育」に向けて、園庭で羽釜を使ってご飯を炊く予定があったからなのです。今月に入ってから特に、お泊り保育に向けて「どこで、どんなことをして過ごす(遊びたい)か、食事はどうするか?」など話し合いを進め、先週は多くの子どもたちの「ラーメンを食べたい」との声に、実際に麺を作ることから始めラーメンを作ったのですが、味は良かったものの、先生たちから「今日は『うどん』作ったんだ」と話し掛けられるような麺が出来上がったとのこともあり、ご飯はどうか実際に炊いてみたという訳です。子どもたちは今日のために枝や薪、かまどを準備していたこともあり、いつもならペダルカーで遊んでいる子や虫探しをしている子どもたちもが暑い中、交代しながら火を仰ぐなど一生懸命!そして、N先生もW先生もこれまで何度となくご飯炊きを経験しているだけのこともあり、炊きあがりもバッチリ!そんなご飯を塩おむすびにして何もしていない僕のところにまでお裾分けしに来てくれましたが、とても美味しかったです。今後の話し合いでメニューが決まっていくことになるかと思いますが、ラーメンよりご飯へと変化していきそうな気配を感じます。  
さて、個人的は話になってしまい申し訳ないのですが・・・。♪「ねぇ、知ってる?今の日本の人口は~」で始まる数年前にヒットした曲の歌詞では、日本の人口は1億2000万強で世界の人口は70と4億くらいと歌われていました。しかし、現在の日本の人口は1億2600万人で世界の人口は79億5400万人とのことです。そんな中で人と出会うということは、生きている時代(時間)と場所が一致していなければならず、それを考えると奇跡的なことであることを再認識させられます。昨日の帰宅途中、家まで50㍍くらいになったときのこと、パワーアシスト付きの自転車に乗った女性が前から走ってきたと思ったら、急に自転車を止めて「〇〇〇先生!こんばんは!お変わりないですね。すぐに分かりました」」と話し掛けて下さいました。マスク越しでもその表情が驚いていることと喜んでくださっていることが伝わってきました。一方で最初、目だけではどなたか分からず頭の中(脳みそ)は「どなただっただろう?」とフル回転。しかし、お話しているうちに以前勤務していた幼稚園で担任をさせてもらったHちゃんのお母さんであることが分かりました。10数年ぶりにお会いしたのですが、我が家のすぐ傍でカフェを開いたこと、そして、明日(今日)の夕方、素敵なイベントを開催すること、Hちゃんがキー局の某有名番組でADとして働いていることなどわずかな立ち話でしたが、当時に戻った感覚でお話しさせてもらうことができました。昨日、汗だくになって野菜の収穫をしていなかったら、もう少し遅い電車に乗っていた可能性が大であり、また、人が少ない時間だったため僕がマスクを外していたことでお分かりになってくださったのかと思います。そして、もし、一本違う道を帰っていたならばお会いすることはなかったことでしょう。前述の歌の歌詞の中には、「♪君がこの世に生まれたこの奇跡は、僕が君と出会えたこの奇跡は~」と歌われているのですが、昨日の出来事はまさに奇跡だったような気がしてなりませんでした。

子どもって本当にすごい!

2022/06/20

梅雨入りが宣言されたというのに今日も青空が見え、朝からぐんぐん気温が上がり暑い一日となりました。そんなことが影響しているのか、午前中、園庭をトンボやアゲハチョウ、カナブンが飛ぶ姿が見られましたが、それを予期したカのように飼育ケースを持参して登園する子どもたちの姿が増えてきました。それに比例するかのように、礼拝後、桜の木(葉っぱ)が日差しを遮ってくれるところでいたるところでダンゴムシ探しに夢中になる子どもたちが見られました。僕は5歳児めぐみ組のA君の熱烈なる「園長先生一緒に捕まえて!」というお誘いに屈し空のペットボトルを飼育ケース代わりに準備してあげて、石や丸太などをひっくり返しダンゴムシの捕獲に取り掛かりました。ところが、捕まえようと思って触った途端、まさに団子か小さな石ころのように丸まってしまい子どものように指で摘むのが結構難しいことを思い知らされます。そして、毎年思うことですが、なぜ子どもたちはこんなにダンゴムシに夢中になるのか?また、毎日大勢の子どもたちに捕まえられるのにいなくならないかということです。単純に言えば、それだけ卵から孵っているということになるのでしょうが、これからも続くであろうダンゴムシ集めのために、飼育ケース代わりに空のペットボトルを持参して登園してもらおうかなあ・・・!?ちなみに、先週土曜日、仙南2市7町の保育所(園)が加盟する仙南保育所連合会の研修会で講師の話の中に、「ダンゴムシには心臓があるか?」ということが子どもたちの話題になったということが事例として挙げられました。大人になれば生き物には心臓があるということは分かっているはずですが、僕自身、ダンゴムシの心臓は見たこともなく、それ以前に虫の心臓のことなど考えたことはありませんでした。そんな事例から、子どもたちが如何に様々なことに興味関心を持ち、様々な事物に関わっているか再認識させられました。
 そうそう、梅雨入りが感じられない中、3歳児の保育室前だけはレースペーパーを使って作ったアジサイが飾られていて梅雨の真っ只中であることを感じさせてくれています。

人間よりも・・・。

2022/06/17

朝、西側玄関の掃除(消毒)をしていると園庭から僕のところへ走って来た5歳児めぐみ組のHちゃんが首をかしげながら「ねえ、園長先生ちょっと来て!お庭でカラスさんがこんな風になって転んでるの!」そう報告に来ました。そこで、鳥インフルエンザに感染しているなどしたら大変なので「わかった。じゃあ片付けしてから行くから、カラスに触ったりしないで待ってて!」と伝え様子を見に行くと確かに迷路のような丸太の遊具の隅でじっとしているカラスを子どもたちが取り囲んで眺めています。そのカラスの大きさを見て、巣立ったばかりで上手に飛ぶことができず園庭に落ちた(着地)してしまったことが想像できました。しかし、目の前でカラスを見る経験など滅多にない子どもたちはその場をなかかな離れようとしないのです。ところが幸いなことに降ったり止んだりしていた雨が強まり、クローバーをかき分けカエル探しをしていた子どもたちも先生たちも一旦園庭から姿がなくなり、ゴミ拾いと鍬での草刈り(雑草抜き)をする僕だけになりました。そこで、鍬を手にカラスを救出すべく様子を見に行ってみると、子どもとはいえ沢山の人間の姿に心配しながら子カラスを見守っていたと思われる母カラスが近くのフェンスに止まって体を震わせながら威嚇するような声で鳴くのです。そんな母カラスに襲撃されることを覚悟しながら子カラスを鍬ですくい上げ、フェンスの近くに放してあげました。すると、それまでじっとしていたカラスが心配して鳴く母親の声の方へピョンピョン跳ねて行く姿を見届け、その後、改めて様子を見に行くと既に子カラスの姿も母カラスの姿もなかったことから、園庭からは何とか無事に脱出することができたのだろうと思うと共に、どうか上手に飛ぶことができるようになり、今度は空から子どもたちの姿を見に来てくれることを祈りました。こんな風にカラスが一生懸命に子育てをしているのに、人間社会を見ると少子化、子どもの貧困、そして、児童虐待など子どもたちに関する痛ましい事件事故が後を絶たないことに胸が痛みます。
 そのような問題を解決すべく、子ども政策の司令塔となる「こども家庭庁」が来年4月に設置されることが一昨日の15日に参院本会議で可決、成立しました。様々な情報によると「こども家庭庁」の中は「企画立案・総合調整部門」「成育部門」「支援部門」の3つの部門に分かれ、この3部門で、これまで内閣府、厚生労働省、文部科学省など、いくつもの組織の隙間にこぼれ落ちていた子どもに関する施策をカバーするそうです。子育て支援や子どもの貧困対策、児童虐待防止、少子化対策といった幅広い分野を受け持つ一方、未就学児童が通う施設は、幼稚園は文部科学省、保育所は厚生労働省、認定こども園は内閣府が所管することになり「幼保一元化」は見送られることになりました。それが既得権益のための縦割り行政でなく、子どもたちの未来のための政策であることを切に願います。

神様のお手伝い

2022/06/16

仙台管区気象台が昨日東北地方全域が梅雨入りしたと発表したというのに、翌日の今日は早速その発表が信じられないような青空が広がり「梅雨の晴れ間」となりました。そのため少し身体を動かすだけで汗ばむような一日となりましたが、そんな中、4歳児ひつじ組の子どもたちは、月一回、園にきてきて下さり絵本を読んでくれたり、お手玉や手遊びなどの伝承遊びなどをしてくださる、ごろすけおばちゃんことKさんの家までN先生とT先生と歩いてお花を届けに出かけました。それから遅れること15分、3歳児てんし組とひつじ組の子どもたちは駅前交番にお花を届けるためにバスに乗って出かけ、交番で待っていてくれたお巡りさんに讃美歌を聞いてもらい、お花とカードをお渡しし記念撮影をさせてもらいました。その時、園から歩いてきたあい組の子どもたちがようやく駅前までやってきて「お〜い!」と声をかけてくれて手を振ってごろすけおばちゃんのことろへ歩いて行きました。バスに乗れたこととお巡りさん喜んでいただけたことに満足した様子のてんし組ひつじ組の子どもたちを園に送り届けた後、あい組の子どもたちを迎えに行ったのですが、姿が見当たりません。担任のN先生が「電車を見ながら待ってます」と言っていたので、もしかすると駅まで行って待っているのかと思ったら、なんとご自宅にお招きいただき絵本を読んでもらっていたのです。そんなご配慮が暑い中を頑張って歩いた子どもたちにとって最高のブレイクタイムとなったことでしょう。そして、あんなに頑張って歩いた道を帰りは歩くことなくエアコンの入った涼しいバスで園に戻ってくることができました。N先生が間もなく保育園というところで一言「あんなに大変だったのにバスだとあっという間だね」と子どもたちに語り掛けていましたが、その一言が子どもたちと歩くことの大変さを端的に表しているように思いました。今回、僕が同行させてもらったクラス以外の子どもたちも訪問先の方々に歓迎していただき花の日礼拝の訪問(神様のお手伝い)を全て終えることができました。子どもたち先生たちに感謝します。これから本格的な雨の季節となりますが、またバスでどこかに出かけられますように。

素材はいっぱい! ②

2022/06/15

今年も間もなく子どもたちのごっこ遊びの素材(タコウインナー)になるザクロの花。本当は冷たい予定だった「うーめん」ですが、気温が上がらないことを考慮し、栄養士のY先生が温かいうーめんに変更して提供してくれました。こんな風に保育園では日々様々な起こります。そして、そんな保育園の出来事や子ども達の姿・素材がまとめられた掲示板に貼られている記事。

素材はいっぱい!

2022/06/15

昨日、5歳児めぐみ組をバスに乗せ村田町の味噌屋さんに花を届けに行ったのに引き続き、今日は5歳児のぞみ組の子どもたちをバスに乗せ大河原警察署に花を届けに行ってきました。例年であれば保育園主導で讃美歌を歌い、お花やカードをお渡しするのですが、今回は警察署側でも「アサガオの種を蒔く」という計画を立ててくださり、大勢の署員が子どもたちの到着を待っていてくださいました。今日の訪問に向けて事前に担当の署員が園を訪ねてくださり簡単な打ち合わせをしましたが、夏に向けて種蒔きをするだろうと思っていたのですが、実際に子どもたちがプランターに種を蒔く時に、その趣旨が平成28に交通事故で亡くなった当時7歳の男の子に起因することで特別な種であることを知りました。花の日礼拝を通し、神さまの恵みを伝えることがを目的に行った我々が反対に「悲しい交通事故のこと」や「交通安全の大切さを」改めて教えられて帰ってくることになりました。
 話は一転しますが、本当は今日の給食のメニューは「冷静うーめん」の予定でした。しかし、一日気温が上がらず涼しくなるということから給食室(栄養士のY先生)が機転を利かせ、朝の段階で「温かいうーめんにメニューを変更します」と判断してくれたお陰でホッと(Hot)することができました。同じ食材でも臨機応変に対応し給食を提供することでができることを証明してくれたことになります。給食に限らず日々の保育の中にも連絡帳や掲示板で保護者の方々へ何をどうお伝えしようか思い悩むほど素材は山ほどあります。給食のメニューで言えばシェフ(調理担当者)保育であれば保育者が、園長は、今朝の新聞やニュースで伝えている「こども家庭庁」のことなども大切な素材、テーマであるのはいうまでもありません。その素材・出来事のをどう調理し、どう伝えるか腕が問われる(試される)ということでしょう。
 さて、今日も長くなりましたが、名画「ローマの休日」でも有名な石の彫刻「真実の口」は、嘘偽りの心がある人がその口に手を入れると「手を食べられてしまう」とか「手が抜けなくなってしまう」という伝説があり、世界中からの観光客が訪れるローマの観光名所だそうです。そんな「真実の口」の力を借りて、園庭に仲間入りしたポストの投函口から様々なものを入れることがないように「ポストの口に手を入れると手を噛まれるよ」と話しながら、僕が手を入れ「痛った~い!何かに噛まれた」と演技をすると、健気な多くの子どもたちが本当に噛まれたと信じて言葉を発することなく「・・・(*_*)」5歳児でも真顔になるのです。ところが、中には真実かどうか恐る恐る(何度となく)手を入れてみたり、手でなく枝やスコップを差し入れ確かめる賢い子どもたちが現れるのですから驚くやら可笑しいやら。そんな様子を見ていて「真実の口」が本当に嘘偽りの心を持つ人物が手を入れると噛まれたり抜けなくなったりするのであれば、子どもたちに「ポストの口に手を入れると手を噛まれるよ」と嘘を言っている僕は確実に手が噛まれたり抜けなくなってしまうということになります。そう考えると、子どもたちの内発的動機(試してみたい・何だろう)という心の内から湧き上がる気持ちをストップさせることにならないよう、物理的に手や物を入れられないように加工して「ポストの口に手を入れると手を噛まれるよ」なんて嘘を伝えないようにしなければと思わされました。

何㏈(デシベル)?

2022/06/14

よほど楽しみで嬉しくて仕方がなかったのでしょう、先日味噌作りでお世話になった5歳児めぐみ組の子どもたちは、村田町のS味噌店にお花を届けに行く間中バスの中は賑やかで、担任のN先生が「ありさんの声でお話しよう」と声を掛けてくれるものの、いったい何㏈(デシベル)?という具合の大騒ぎで、まるで高架下の騒音のよう。それもこれも、いつも園庭から見えるところに止まっているにもかかわらず、多くの幼稚園のように送迎で乗ることも園外保育に出かけることも少ないことからバスに乗ることは特別なことであるのでしょう。そんな子どもたちでしたが、味噌屋さんではN先生がこの訪問のために探してクラスで歌っていた「♪てまえみそのうた」という歌を近隣の方々にも聞こえるような声で披露して「じょうずだね!」「嬉しかったです!」と褒めてもらえた上に、子どもたち一人ひとりキュウリとSさんの美味しい味噌を準備して下さっているというサプライズに驚き、目を輝かせ「おいしい!おいしい!」と言って食べ、中にはお皿に残っているキュウリを見て「おかわりし~いなあ!?」という声にN先生も僕もタジタジに・・・。そんな嬉しい出来事に満足したのか、味噌屋さんに見送られ保育園へ戻る時は朝お店に向かっている時の騒々しさが嘘のように静かでした。そして、園に戻る途中、味噌作りの際、なっとうグループの手伝いをして下さったMさん(元職員)宅に代表の子どもたちがN先生とお花を届けてくれました。その間、バスに残った子どもたちを乗せて旧園舎を紹介したのですが、子どもながらに園庭・園舎の大きさの違いを理解していて「え~っ!?こんなに狭いとかくれんぼや鬼ごっこできないよ」とか「今の保育園でよかった」そんな声が聞かれました。それにしてもN先生の味噌屋さん訪問を見据えた計画性と味噌屋さんのご配慮と歌を聞いたときの喜び様が印象に残る一日となりました。感謝です!

花いっぱいになぁれ

2022/06/14

 ひまわりやホウセンカの種を前にポットに撒きましたが、芽が出でだいぶ大きくなったので、今日のぞみ組のみんなが玄関前の花壇に植え替えをしてくれました。
 植物などの植え替えは何度も経験している子どもたちですが、やはり緊張するようで、真剣そのものの表情でした。
 今日植えたヒマワリは「ビックひまわり」という品種ですので、お泊り保育の頃には大輪の花が咲くことでしょう。
登降園の際にはぜひ花壇にも目を向けて見て下さいね。

新たなシンボルが・・・。

2022/06/13

アメリカのプロテスタント教会では6月の第2日曜日には「子どもの日」と呼ばれる「花の日礼拝」が守られます。この日は子どもたちが持ち寄った花を教会に飾って礼拝を守り、その花を持って病人などを慰問します。日本のキリスト教会やキリスト教の乳幼児施設でもそんな習慣に倣って行事に取り入れ、多くの園で「花の日礼拝」が祝われているかと思います。保育園でも今日の礼拝は子どもたちが持ち寄ってくれた花を飾って花の日礼拝を守りました。明日からその花を持って近隣の方々やお世話になっている方々のところへ届けに行きますがバスに乗って出かける事ができるクラスの子どもたちはとても楽しみにしてくれています。どうか多くの方々が子どもたちが届けてくれる花を見て笑顔になってくれることを願うものです。 
 さて、園庭には実のなる木が数種類植えてあります。何年間も保育園に通っている子どもたちは、そんな中でも桑とJune buryは甘くて美味しいこととその食べごろを経験上よく知っていています。今日は、めぐみ組のTちゃんとKちゃんが猛禽類が獲物を見つけた時のような目付きでジューンベリーの実を収穫して食べようとしているのです。しかし、せっかくいい色に塾した実を摘んだものの雨に当たって食べるには敵さなくなっていることが多く、食べられる実を探すのに必死になっていました。一方、こらから食べごろを迎える桑は結構な高さに実がなるため子どもたちだけで収穫するのは大変かと思うのですが、これまた経験値を生かしタイヤを運んで(転がして)きてそれを重ねて踏み台にするなど知恵を働かせて食べる姿が見られるようになることでしょう。この数年、たこウインナーのような花を結構な数咲かせるものの、1つか2つしか実が成らないザクロ、今年も花を咲かせ始めましたが、以前のようにたくさん実ってくれるといいのですが・・・。
 そうそう、夕方お迎えにいらしてくださった時、車掌車のところに今では現役で使われているのをほとんど見かけることがなくなった「丸型ポスト」が置かれ、そこだけ昭和感が漂っていたことにお気づきになった方もいらっしゃるかと思います。10数年前、園長として勤務させてもらう以前、長く勤務させてもらい、僕の保育観に多大な影響を与えてくれた幼稚園(現在は認定こども園)を初めて訪ねた時、仙台市内中心部からさほど遠くないところにありながら素晴らしい環境があり、その園の正門を入ったところに丸型ポストがあったことに衝撃を受けたのですが、まさか、保育園の庭にも同じ丸型ポストを設置できるとは・・・。先週金曜日「園長先生、あのポスト本当に要りますか?もし必要だったら取りに来てください」そうご連絡いただき、今日、軽トラックでいただきに行ってきたのですが、今では保育園のシンボルの一つとなった車掌車同様、「ぜひ園庭に」そう思って(願って)いたことを覚えていてくださり、何年もかかって実現した(できた)ことに感謝するものです。ただ、心配なことは、幼稚園にあったポストと違い、このポストは現役時代と変わらず、投函口が閉じられておらず、今でも投函できるような状態だということ。ということは、間違いなく子どもたちが石や枝や砂やおもちゃやらありとあらゆるものを投函することです。そうならないよう、ポストを一緒に取りに行ってくださったYさん(園庭整備でお世話になっている)にも知恵をいただきながら対応を考えていきたいと思います。

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