社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

下記よりご希望の保育園をご選択下さい

私たちの記録 第一光の子保育園 私たちの記録 第二光の子保育園 私たちの記録 角田光の子保育園

お泊り保育への道

2022/07/14

 今月末に予定されているのぞみ組のお泊り保育。
準備は着々と進んでいます。今日は、夜のキャンプファイヤーの時に踊る「マイムマイム」を踊ってみました。あい組のお友達も誘って踊ってみたらてんし組のお友達も周りを囲むようにしてじっと見ています。そこでてんし組のお友達も誘い、とてもとても大きな輪になって踊りました。お兄さんたちはあの複雑な足の動きをマスターしていますが、3歳児には難しすぎる足や手の動き。それでも手をつないで輪になってその輪に加われたことが嬉しそうでした。
 のぞみ組では当日の夕食やサラダ、デザートをみんなで考え、最後は選挙で決めるという民主主義を経験しました。自分で考えた子、帰りにお家の方と一緒に考えた子もいたようです。いづれにしても「おとまりほいく、たのしみ!」と言って登園してくるのぞみ組のみんなの気持ちは高まっているようです。
 願わくは一番楽しみにしているハイキング、キャンプファイヤーなどが天候に恵まれますように。

本当に梅雨明けだったのでしょうか?

2022/07/13

梅雨明け宣言は早かったのでは?と思うような曇り空や雨模様が数日続いていて水着に着替えての水遊びもままならずにいますが、今日も朝から雨が降っていたこともあり、外遊びが大好きな子どもたちもさすがにホールや保育室など園舎内で過ごすことになり、2階ホールでは平均やマットが広げられ群れるように遊ぶ姿や給食室を眺められる窓から調理する様子を覗き込み手を振る姿が見られました。ところが、ほんのわずかな時間、雨が止む時間があったと思っていたら、それまで雨音しか聞こえなかった園庭から子どもたちの声が響いてきたので職員室前のバルコニーに出てみると、長靴を履いた4歳児はと組の子どもたちが楽しそうに水たまりを歩いたり走ったり雨の日(雨上がり)にしかできない・感じられない水遊びをしていました。しかし、そんな時間はあっという間で未満児クラス前の園庭の水たまりが池のようになってしまいました。そんな中、園舎東側の山の斜面ではスズメと思われる鳥たちが雨に打たれないところを探しているのでしょう、葛の葉っぱの下を行ったり来たりしていて、そんな鳥たちを見守るかのように大きなヤマユリが咲いています。数年前には結構な数のヤマユリが咲いていたのですが、年々少なくなり全滅してしまったと思っていたこともあり、とても嬉しくなり、何とか枯らすことなく増やさなければと思っています。どなたかいい方法をご存知であれば、是非ともご指南ください。<m(__)m>

生活の中の学び

2022/07/13

時々降る雨のお陰もあり園庭で連日のようにカエル探しに夢中になる子どもたちの姿が見られます。多くの子どもたちは捕まえたカエルが逃げないように小さな手で握りしめるため、あっという間にぐったりしてしまい保育室に戻るため園庭に逃がすものの動かないこともしばしば・・・。そんな子どもたちの中で5歳児めぐみ組のRちゃんは今日、砂場で使うふるいを二つ重ね合わせそこへ捕まえてカエルを入れ、ふるいの穴を利用してネコじゃらしを活けて(飾りつけ)、時折中を覗いてはにこにこ!(^^)!しているのです。これまでも行事の後に描かれた絵が何とも言えないその芸術的センスに溢れているように思っていていたのですが、そのセンスが大人になっても失われないことを願っています。
 さて、午後、子どもたちをお迎えにお迎えにきていただく頃、玄関ホールに袋詰めされた野菜が道の駅のように並べられていることがあることにお気づきかと思います。今日も「じゃがいも」と「にんじん」が並んでいましたが、これまで並べられた野菜も全て子どもたちのために苗を植え、種を蒔くなど畑の管理をしてくださっているYさんのお陰で収穫することができているのです。本当は明日掘りに行く予定でしたが、天気が崩れるとの天気予報を心配しYさんが「園長先生、明日雨だろうから、今日掘ってきて!」と朝から電話をくださるのです。しかも、自分は仕事で行けないからと親戚の方にお手伝いの手配をしてくださり、また畑の近くの方にも予定が一日早まったことまで連絡してくださったのです。この畑は住宅地に中にポツンとあるのですが、年配の方が多く普段子どもたちの声が響くことがないためバスが到着し子どもたちの声が聞こえると近所の方がやてきて「あら〜可愛いこと!」「子どもたちの声が響くっていいですね〜」と言いながらじゃがいも掘りの様子をニコニコしながらご覧になっていました。また、バスを停めることを快諾してくださっていたSさんはつなぎに着替え、汗を流して作業の手伝いまでしてくださいました。そして、収穫してきた野菜たちは玄関ホールに袋詰めされ並べられたのですが、多くの方々が足を止め、子どもたちと会話しながら品定めをしてお買い求めくださっていました。そのやりとりこそが生活の中で野菜の名前や数(値段)を学ぶ貴重な時間であることを再確認させてくれました。これからも時々野菜が並ぶことがあるかと思いますが、野菜の売り上げはウクライナの子どもたちのために献金としてお送りするとともに、夏、秋、冬、そして春と途切れることなく様々な野菜を収穫することができること、また、給食の食材として使うことができるようになればと願っていることをご理解いただければ幸いです。そうそう、本当ならば明日一緒に出かけるはずだったひつじ組のR先生、そして今日お休みだった子どもたち一緒に行くことができずごめんなさい。

そうさせてください

2022/07/11

5歳児、のぞみ組めぐみ組の担任と子どもたちは22日から23日の朝にかけて予定されている「お泊り保育」を楽しみに話し合いを重ねています。中でも夕食のメニューを決定するためにラーメンの麺を手作りしたり、かまどでご飯を炊いたり、カレーを作ったりしてようやく「カレーライス」に決定(ソフトランディング)したようです。それを知らすかのように玄関ホールの壁に子どもたちが描いた絵が張り出されるようになりました。その笑顔溢れる可愛らしく絵が「お泊り保育」を楽しみにしていることを表していると思うのです。そして、今日の午後のことです、めぐみ組のT君M君H君が職員室の僕のところへやってきたと思ったら「園長先生、あのさ~、お泊り保育の時、園長せんせいも泊まっていいよ」というのです。そこで「そうなんだ。ありがとう。でも誰と眠ればいい?T君一緒に寝てくれる?」と尋ねると「う~ん」とちょっとした間があり、その後「うん。いいよ」と返事が返ってきました。実際にはT君と一緒に眠ることはないと思いますが、もし、僕が一緒に泊まることで子どもたちが安心だったり、楽しみだったりするのであれば嬉しいことですので「わかりました。そうさせてください」と返事をして一緒に泊まらせてもらうことにました(もちろん最初から泊まることになっていましたが・・・)。
 さて、キャンプファイヤーや調理に使う乾いた枝や薪が濡れてしまうことがないようにランチルームの北側に運んだのですが、暖炉で燃やすための薪作りをした際、チェーンソーで切った丸太のおが屑や木の皮が微生物によって見事に分解されてフワフワの腐葉土と変わりそこに沢山のみみずが棲み、草が生き生きと育っているのです。秋から冬、春と薪作りをしている時にはまさかこんな風になるとは思ってもみませんでしたので、何だかとても嬉しくなりました。これから訪れる本格的な夏の時期の薪作りはさすがに控えなければなりませんが、園舎北側の地面全てをフワフワにするべく、同じところで作業するのではなく、移動しながら薪作りをしようと思いました。

素敵な光景・環境

2022/07/08

真夏の碧い空に白い入道雲がむくむくと立ち上る様子を見ると、子どもたちも大好きな「めっきらもっきら どおん どん」という絵本を思い浮かべます。この絵本の主人公である、かんたという男の子が木の根っこの穴から落ちたのは、不思議な世界。そこで“もんもんびゃっこ”“しっかかもっかか”“おたからまんちん”という化け物と出会って時間を忘れるまで仲良く遊び・・・・。そんな内容の絵本の中で化け物たちはもちろんですが、僕は最初のページに描かれた入道雲がとても印象的に感じるのです。そして、今日、子どもたちがお昼寝している時間、お昼寝ができないでいた4歳児あい組のHちゃんの気分転換のために、二で人隣接する運動場の近くまで、へびいちごを取りに出かけ、ありったけの実を収穫し戻って来たとき、園舎東側の山の緑とその上に広がる青空に浮かぶ白い雲が改めて梅雨が明け、夏の到来を再認識させてくれました。
 そうかと思えば先日、砂が詰まって流れなくなった手洗い場の高圧洗浄をしてもらった際、塩ビ管の中に伸びていたチャボヒバの根を抜いてもらったのですが、その根が見事に乾燥し子どもたちにとって恰好の遊具となり、縄跳びや綱引きに使われたかと思ったら、5歳児のぞみ組のAちゃんはマフラーのように首に巻き付けご満悦。しかも、後ろからみると外国人の髪のように見えなくもありません。このように園庭にあるもの全てを遊びに取り入れる子どもたちの発想力が嬉しくてなりません。そして、午前中、突然雨が降り出しても直ぐに保育室(園舎内)に戻ってしまうのではなく、雨に当たらないところへ逃げ込み雨宿りをする姿も大好きな光景であり、改めて素敵な環境であることに気付かされます。

「wish」「hope」「want」どれ?

2022/07/07

今日は七夕。各クラスこの日に向けて趣向を凝らした製作に取り組み、その作品と願い事が書かれた短冊がが七夕飾りとして飾られています。英語で「~を願う、望む」という意味の言葉は「wish」「hope」「want」ですが、ほぼ不可能なことを願うときに使う「wish」、「wish」とは違い可能性がある願いにごとに使う「hope」、そして、単純ですぐに願いが叶うときに使う「want」があります。毎年、子どもたちがどのようなことを願っているのか見るのが楽しみなのです。中にはどう頑張っても無理じゃない?!とか、どうしてこれを願ったの?という「wish」の願い事が必ずあるのですが、そんな突拍子も無い願い事が年々減っているようで少々残念なのです。昨年度はコロナ禍を象徴するかのように「コロナがおさまりますように」とか「早く◯◯に行けますように」といった願いが多く見られましたが、今年はコロナを象徴する願いが減り「大きくなったらカエルになりたい」とか「人魚になりたい」という「wish」な願いが書かれた短冊が吊るされるようになりました。4歳児はと組のT先生が今朝、ハサミを持って何かを探しながら正門付近をウロウロしているので、何を探しているかと聞いてみると、短冊などを飾るための笹竹を探しているというのです。そこで「じゃあ、Hさんの山に切り出しに行ってきますよ」と声をかけ、「一緒に行きたい」という4歳児あい組のHちゃん、F君、A君、5歳児めぐみ組のRちゃんを引き連れ、散歩しながら2本の竹を切り出してきました。その光景をご覧になったお子さんを送ってきた保護者の方々に「あら〜!楽しそうだね」とか「頑張ってね」と声をかけていただき、また園庭にいた子どもたちからは「いいなあ!◯◯も行きたかった」とか「ずる〜い」と言われ、4人は特別感に浸っているのかニヤニヤしていました。この4人のお陰で4歳児の保育室の前には切り出されたばかりの柔らかい竹に色鮮やかな飾り付けがされ、その重さで素敵なトンネルができました。不思議なことに今年の七夕も天の川が見られるようなお天気とはなりませんでしたが、子どもたち、保護者の方々、職員の願いが一つでも多く叶いますように。そう祈るものです。
 さて、5歳児は「七夕」よりも「お泊まり保育」に向けた準備が楽しくて仕方がない様子。今日ものぞみ組に集まり話し合いをしていましたが、その際、特別なことが起こりました。それをきっかけでこれまで以上に気持ちが盛り上がり、2クラスの枠を越えた団結が感じられのです。話し合いが始められたばかりには「お泊まり保育」が心配だった子どもたちもいましたが、今日の生き生きとした姿・表情からはそんな心配が少なくなっていることが感じられました。

心配

2022/07/06

先週、2歳児つき組の子どもたちが大河原教会のYさんの畑でじゃがいも掘りをさせて頂きましたが、「まだまだ残っているので別なクラスの子どもたちも」と声をかけていただいていたので、今日は3歳児ひつじ組とてんし組の子どもたちをバスに乗せて再度いもほりに出かけました。子どもたちはバスに乗ることを含め数日前からこの日を楽しみにしていたこともあり、担任の先生たちは空模様が心配でこのところ毎日何度も天気予報を確認していましたが園を出発する予定時刻ころから雨が降るとの予報が出ていたため気が気でなく出勤してすぐから「今日大丈夫ですかね?」と空を見上げていました。もしかすると、他の園であれば外遊びを止めてしまうような雨は降っていたものの、担任も子どもたちもレインコートに身を包み誰一人「行かない」とか「中止」と言うこともなくバスに乗り込みYさんにも手伝っていただき、色、形、大きさ様々なじゃがいもを沢山掘ってきて、それを宝物のように持ち帰ることができました。ところで、このじゃがいも掘りの予定(案)には、バスの中でのマナーや畑に植えてあるじゃがいも以外の野菜には触らないなどを子どもたちと確認・約束することが書かれているのですが、その全てがしっかりと守られていたこと、そして、先週出かけた2歳児と人数も違いますが、それ以上に土を掘る姿や掘ったいもをコンテナまで運ぶ速さなど体力の違いを再確認することができました。
 さて、沢山のじゃがいもを載せて園に戻ると、園庭では5歳児が「お泊り保育」に向けテントを張り、かまどでカレー作りをしていて煙が立ち上っていました。出来上がったカレーも先日のご飯炊き同様、満足いく出来だったようですので、そろそろ夕飯のメニューが決まっていくことでしょう。
そうそう、朝、5歳児の子どもたちに桜の木にぶら下げてあるブランコを押してと言われ、思い切り揺らしてあげていると、鳥の鳴き声がするのです。どうしたのかなあ?と思っているとブランコの順番待ちをしていた数人の男の子が「園長先生そこに鳥がいるよ」とフェンスの外を指差します。その指差す方をみると、飛ぶ練習をするため巣立ったばかりのシジュウカラの幼鳥がうずくまっているのです。そのため、ヒナを心配して親鳥がどこかで鳴いていたことが分かりました。そこで、子どもたちに訳を話し、「そっとしておいて」とお願いしました。その後、どうなったか様子を見に行って見ましたがヒナの姿も親鳥が心配して鳴く声も聞こえなかったことから、無事に飛んでくれたかと思いますが、先日のカラス同様、親鳥がヒナを思う気持ちとヒナの不安・心配が伝わってきました。

「どうしよう(*_*;」

2022/07/05

連日続く猛暑・酷暑の影響でしょう。2階倉庫で熟成させている、5歳児のぞみ組めぐみ組の子どもたちが仕込んだ味噌の発酵が順調すぎるほど順調のようで、今朝園舎内の消毒作業をしている時、倉庫の扉を開けたときほんのりと味噌の香りが漂ってきました。それはとても嬉しいことである反面、昨年度の嫌な映像が思い浮かびました。それは、倉庫から味噌のいい香りが漂ってきたなあと思ったので、倉庫の扉を開けて味噌が置いてある棚を見てみると、結構な数の味噌が熟成発酵によってできたガスによって爆発し、蓋を押し上げてエキスがこぼれていたのです。そんな記憶があるので急いで照明を点けて確認してみると、こぼれるまでは行っていなかったものの底にガスが溜まり味噌を数㎝押し上げていたのです。そこで急いで蓋を開け、ガス抜きをしてあげたのですが、全てチェックすることは難しいと判断し、担任に状況を伝え対応してもらいました。幸いなことに大爆発することなく大事には至らなかったようですが、今後も気をつけて様子を見ておかなければならないことを確かめ合いました。
 さて、栄養士のY先生は給食のメニューを立てるだけでなく実際に調理にも加わり給食を提供してくれています。その他にも年齢や季節に合わせ様々なテーマを決めて「健康保育」をしてくれています。今日は3歳児を対象に手作り紙芝居を使い食事のマナーについて話をしてくれました。マナーを守らないと様々な動物になってしまい、動物園に連れて行かれるという楽しいストーリーと絵に子どもたちは釘づけになり真剣に話を聞いていました。大人には通用しない内容でも3歳児であれば、「どうしよう(*_*;」と感じてくれる様子。しかし、食事のマナーに限らず生活習慣は家庭での関わりが大切です。ぜひご家庭でも気になる事があればお声がけいただけますようにお願い致します。そうそう、前述のように暑い日が続き園庭からはプールでの水遊びに興ずる子どもたちの歓声が響いてきますが、サンシェードで日陰が作られるようになったバルコニーでは0歳児ひかり組の子どもたちがおやつを食べていました。冷房が効いている環境は熱中症の予防には最適ですが、汗かくために必要な「汗腺」の数(200万~500万個)は生涯ほとんど変わらないとされています。そんなことからも熱中症対策をしっかりしながら過ごしていきたいと思います。

凄~い!

2022/07/04

今朝出勤すると、玄関ロビーに子どもたちが先生たちと作ったとは思えない見事な七夕飾りが吊るされているではありませんか!さくら紙で作られたくすだまの下には和紙を染めることから取り組んだ吹き流しが揺れていて、一足早く「仙台七夕」が始まったかのような雰囲気になっていたのですが、0歳児ひかり組の保育室前のランチルームにも天の川を表現した投網が吊るされ、そこに織姫と彦星になった子どもたちが飾られ、2階の3・4・5歳児の保育室前にも願い事が書かれた(書いた)短冊などが飾られていました。5歳児めぐみ組の短冊は子どもたちが自分で願いごとを書いているものの、どこから書き始めてどこで終わっているのか分からなかったり逆さ文字だったりすることが多く、解読するのに時間を要することもあるのですが、だからこそ分かった時の嬉しさ、またとんでもない願いごとにニヤッとさせられることも多いのです。7月7日の七夕当日には全てのクラスの飾りが揃うと思いますので、飾りつけの変化と子どもたちがどんなことを願うのか楽しみにしておきます。
 一方、そんな玄関ホール七夕飾りの下には、5歳児が話し合いを続け準備をしている「お泊り保育」に関わることがディスプレーされるようになり、子どもたちの気持ちが一層高まっているようです。そして、これまでラーメン作りやご飯炊きをしましたが、今週は夕食のメニューを決めるべくカレー作りも予定されています。先週までの猛暑に比べると若干気温が下がるようですが、今日のように急に土砂降りになるようなことがないことを祈るものです。
 さて、話は一転しますが、子どもたちが礼拝を守っているころ、1歳児うみ組のTちゃんのおじいちゃんから「カブトムシはいりませんか?」というお電話を事務のOさんが受けてくれました。そこで、「ぜひ」とお返事をしてもらうと午前中に大きな衣装ケースを持っておじいちゃんとおばあちゃんが届けてくださいました。白石でこけしを作っておられるというおじいちゃんが不要になった木やおがくずにカブトムシが育つらしく「何匹入っているかわからない」と言いながら素手でケースを掻き混ぜると驚くほどのカブトムシがごそごそと出てくるではありませんか(@_@) このカブトムシたち、これから飼いたいというクラスに分けられることになるかと思いますが、お孫さんだけでなく、保育園の子どもたちの事を思い届けて下さったことに感謝するとともに、この地域はカブトムシが育つような自然環境がまだまだ残っていることを再認識することができました。

不思議な一日

2022/07/01

今朝、いつもの電車が定時で出発する前に100リットル程度の容量はあろうかと思われるbackpack(リュック)の他に結構な大きさのバッグを持った男性が乗り込んできました。大きなbackpackは床に、そしてカバンは網棚に載せたのですが、すぐにシートに座らず左手の何かを見ています。一体何をしているのだろうと思ったら、何と、その手には大きなミヤマクワガタが握られているではありませんか!そのクワガタをどうするのか見ていたら、首を傾げどうしようか悩んでいるような表情を見せたと思ったら。ご自分が座ったシートの後ろの窓際にそのクワガタを置き何もなかったかのように正面を見て座っています。その間、クワガタは、誰かを威嚇する時のようにご自慢の大きな顎を空に向けて広げています。手に握られていたミヤマクワガタ、二つの大きな荷物、スーツのような堅苦しい服装ではなくアウトドア派といった服装から生物の専門家、大学教授では?と勝手にイメージしたいたのですが、仙台駅の次の長町駅が間もなくとなった時、棚の上のカバンを降ろし、backpackを背負い直し、明らかに降りる準備を始めました。そして、長町駅に到着しドアが開くと、クワガタを窓のところに置いたまま振り向くことなく電車を降りて行き、入れ替わりで乗客が乗り込んできました。それでも、子どもたちに見せてあげたくて咄嗟にクワガタを捕まえていると、いつも同じ車両に乗って来る男性が驚きながらニヤッと笑うのです。そうです、僕が勝手にイメージしていた男性は生物の専門家でも大学教授でもなかったということ。しかし、どこで捕まえてきたのか見つけてきたのかわかりませんが、木も草もない仙台駅のホームで逃しても、大勢のお客さんに踏み潰されたり、電車に轢かれてしまったりすることを考えて電車に逃がすことにしたのでしょう。だとしても、中には虫嫌いな人もいるはず。もし、そんな方が空に向けて大きな顎を広げている姿を見たら悲鳴をあげたことでしょう。ちなみに捕まえたクワガタはカバンに入っていたビニール袋に入れて保育園に連れて行き、メダカや昆虫が大好きな「いきものがかり」のT先生に「はい!電車で捕まえてきたミヤマクワガタです。仲間に入れてあげて」とプレゼントしました。10数年電車で通っていますが蚊や蛾などが電車に乗り込んで来ることはあっても、ミヤマクワガタに遭遇したのは(するのは)最初で最後でしょう。それにしてもあの男性、どんなお仕事をなさっている方なのか、長町で降りた後どこへ行ったのか気になって仕方がありませんでした。
 さて、例年夏になると、バルコニーに日差しを遮るためにシートを吊るします。これまでであれば複数で作業に当たっていたのですが、今日は一人で行わなければなりませんでした。ところが、一人となると如何に効率・要領良くできるか考えるもので意外と早い時間で作業を終えることができ自己満足に浸ることができました。このシートのお陰で子どもたちが大好きな柱のぼりをして遊ぶ様子を見ることは少なくなりそうです。
そうそう、今日の夕方は仙台で打ち合わせ会議があったのですが、打ち合わせを行う事務所が入るビルの1階にしばらくお目にかかっていなかった、ダイヤル式のピンクの公衆電話が現役で使われていました。スマホや携帯を持っていることが普通で電話ボックスも見かけなくなっている時代にピンクの公衆電話。昭和がどんどん遠ざかり、若者世代はダイヤルすることすらできないと聞きますが、そこだけ昭和感が漂っていてなんだか嬉しくなりました。到底無理ですが、車掌車、丸型ポストの仲間としてピンクの公衆電話が園庭にあったらなんて考えて一人ワクワクしてしまいました。

採用について

採用情報から各種文章まで、ご報告。