保育日誌
下記よりご希望の保育園をご選択下さい
この時期になると
2026/06/05
早いもので今年度の保育も残り6ヶ月となりました。相変わらずコロナ禍にあり、この二年間に入園した子どもたちの保護者の方々には感染予防のためにマスク着用をお願いしていることもあり、本当の顔を知らない方々が殆どと言う何とも残念な事実が続いています。しかし、マスクを着用することが困難であり、反対に着用することがリスクになる幼い子どもたちの表情からは、喜怒哀楽がしっまりと伝わってきます。9月に入り、多くのクラスが来月予定している「親子で遊ぼう会」に向けて話し合いが始められているようで、5歳児はじゃんけんとしっぽ取りを取り入れた遊びを考えたようで、園庭から楽しそうな声が響いていました。また、3・4・5歳児が保育室へ戻ると使いたくても遠慮して使えず憧れの眼差しで見ているショベルカーや三輪車などを1・2歳児たちが思う存分使っている姿が見られます。そんな姿が見られるのも、これまで3・4・5歳児が遊ぶ様子をしっかり見て覚えた証拠だと思えて嬉しくなります。
一方、今月入園してくれた3人の子どもたち、特に今日から登園して来た0歳児ひかり組のK君とS君はお母さんとバイバイをした後、暫く泣いていましたが、担任の先生たちが抱っこやおんぶ、優しく声をかけ園庭に出て遊ぶ頃には笑顔が見られました。また、4歳児はと組に入園したH君のことを気にかけてくれているFちゃんが「H君、こっちだよ!」とか「H君こうするといいよ」と言ってブランコの乗り方を教えてあげる様子が見られました。この調子ですと、笑顔でバイバイをして楽しく遊べるようになるのもあっという間な気がします。園庭さつまいもがこの時期ならではといった具合に畑からはみ出しグングン育っています。土の中でしっかりと育っていてくれるといいのですが・・・。
カマキリと素敵な水遊びの様子
2022/09/02
オオカマキリでも平気で捕まえられるHちゃんに男の子たちもびっくり!そして、栄養士のY先生のお母さんが届けて下さったお花を水に浮かべ優雅な水遊び!
衰えを痛感
2022/09/02
何故でしょう?毎日、誰かしらが「ねえ、園長先生ちょっと来て」とか「○○してちょうだい」と職員室へやって来ます。今日も5歳児めぐみ組の子どもたちが「園長先生タイヤ動かしてちょうだい」とお願いしにきたので、古タイヤを移動する程度だろうと思い、子どもたちの後について行きました。すると普段太鼓橋に吊るされているフックの付いたロープがタイヤに繋がれていて、そのタイヤにAが座り引っ張って欲しいと催促するのです。どうやらT先生が始めてくれて楽しさを味わったものの、自分たちの力だけではどうしても動かず困っていた様子。そのために僕にタイヤを引っ張る(動かす)役をして欲しかったということが分かりました。そこで、お願いに応えるべくロープを握りしめ引っ張ってみました。すると、思いのほか簡単に動き始めたのですが、昨日降った雨で砂が湿っていたこともあり、タイヤに砂が詰まること、手伝いのつもりで押してくれる子どもたちの重さが加わり園庭一周すると太ももに乳酸が溜まる感覚を覚えてしまうのです!それは、さながらラグビー部などのハードな練習といったところ。そして気付かされました。何と体力が落ちているかを・・・。そんなことを思っていたところ、今度は5歳児のぞみ組の子どもたちが「園長先生川の方にボールが飛んで行っちゃったから取って」という新たなお願いが舞い込んできました。しかも「川に落ちて流れちゃったかも知れない」と言うので、川(掘り)に入ることや1m以上に伸びた藪の中に分け入ることを覚悟して長靴を履き、エプロンを身につけ、飛んで行った様子を見ていたという数人の子どもたちを引き連れて出かけました。そして「そこら辺だよ」と指さす辺りの土手に「よっこらしょ」と分け入ったのですが、ボールはどこにも見当たらず、ススキの葉などで腕が痒くなるだけのボール探しとなりました。その一方で、春に田植えをした田んぼの稲がたわわに実っていることを見ることができたり、普段園庭から見下ろす土手側から園庭を見ると、フェンスに結構な太さになった葛の蔓が絡みついていることに気付いたりと新たな発見があり、園に戻って早々に葛の切り取り作業ができました。
その他にも、栄養士のY先生のお母さんが先日から正門付近やフェンス際にお花を植える作業をして下さっているのですが「これお水に浮かべてあげてください」と色とりどりの花を持って来て下さいました。そこで、たらいに水を張りいただいた花を浮かべたところ、女の子たちがたらいを囲んで「かわいい!」「きれい!」と花の浮かんだ優雅な水遊びを楽しんでいました。また、3歳児てんし組のHちゃんがオオカマキリを捕まえている様子に男の子たちもビックリさせていましたが、イナゴやバッタ、コオロギの姿が見られるようになってきたので、カマキリたちがグングン成長していくことでしょう。
分業制!?
2022/09/01
月曜日から土曜日まで毎日保育時間(開園時間)は12時間。その中でも労働時間を守らなければならないため毎月シフトづくりをしてくれている主任のY先生の苦労は如何なるものか?いつもそう思わされています。また、クラス担任であろうとも朝番や延長保育を担当することや、平日に振替休日でお休みなんてこともあります。しかし、そのことにより多くの先生たちが様々なクラスに入ることになり子どもたちの顔と名前、性格などを覚えてくれて園全体で子どもたちを育ててくれていることを感じます。今朝も4歳児あい組のN先生が乗り物置き場の柱に長縄を結びつけ、丸太に座って順番を待つ色とりどりの子どもたちのために縄を回してくれていました。その乗り物置き場の屋根にも濡れてしまったと思われる4歳児はと組の色とりどりの長靴が並べられていましたが、急に雨が降り出すとお休みだった担任の代わりに取り込んでくれていました。ドイツや北欧の保育施設には玄関と乾燥室が一体になっていたり、濡れたブーツ(長靴)を乾かすための面白い工夫や備品が常備されていることがあり、冬の寒さ(厳しさ)が違うことを思わされたことを思い出しながらも、何ともほのぼのとした風景でニッコリさせてもらいました。
さて、今日から9月、さらに秋が近づいていることとカレンダーが残り少しとなり年末へと向かっていることを実感させられます。しかし、日中の蒸し暑さは夏に戻ったようでしたが、5歳児のN先生・W先生に秋「冬野菜を植える準備を始めたいのできゅうりやトマトを育てていたところを耕して欲しい」とお願いされました。少し動いただけでも汗が流れるような湿度でしたが、今日を含め天気が崩れそうな予報だったため管理機を運び出し、残り少なくなっていたガソリンが気になりながらも作業に取り掛かりました。春先とは違い、まだまだ柔らかさが残っていたため最初から子どもたちにも手伝ってもらえそう。そこで目を輝かせ作業を見ている子どもたちに「やってみる?」と声をかけてみるとニッコリ笑って管理機のハンドルを握りしめてもらったのですが、春夏野菜を植えた時はもとより、これまで何年も経験してきたこともあり中々の腕前の猛者も・・・!そうかと思えば、ハンドルを握り土を耕すことより、作業後にロータリーに絡み付いた根っこや泥や砂を払い落とす作業が好きな子どもたちと分業されているかのようで子どもたちの性格や興味関心の違いを感じられます。一方、僕だけでなく、担任のN先生もW先生も汗だく!N先生は手袋をしているかのように手首まで泥だらけでしたが、顔も泥まみれになり肥料を施しマルチシートを張るところまでできました!これで少々雨が降っても安心です。何はともあれ、こんな風になりながら子どもたちのために日々過ごしてくれています。
デジタルとアナログ
2022/08/31
昨日帰宅して食事を終えた時、懇意にしているMG女子大学のN先生から携帯電話に着信があったことに気付きました。しかし、N先生は現在、10月にフィンランドの森のこども園の園長先生を日本にお迎えする下準備を兼ねてスウェーデン、デンマーク、フィンランドに出かけていて国内にはいないはず。きっと何かの間違いだろうと思っていたら、またしてもN先生からの呼び出しが・・・。これは何かハプニングがあって予定を早めて帰国することになったのだろうと心配してながら、念のため相手をしっかり確認した上で電話に出ることにしました。すると、単なる電話ではなくデンマークからのビデオ通話なのです(@_@;)!そんなことに驚きながら電話に出ると、2019年10月にスウェーデンから保育園を訪問・見学しに来て下さったアウトドアの専門家である先生の姿があり、保育園の様子(変化)と僕が元気かどうか気にして下さって連絡をしてくれたという嬉しい知らせだったのです。来園して下さった時に「芸術的な園庭」と褒めていただいたのですが、N先生があれから更に手が加わり変化・進化していることを伝えてくださっていたようで嬉しいやら恥ずかしいやら・・・。できることなら、もう一度来園いただき、変化し続けている園庭を見てもらい感想を聞かせていただきたいところですが、実現することは難しいことでしょう。しかし、前述の通り、デジタル化が進んだ現代はビデオ通話を通して様子をタイムリーに伝えることができます。ただし、時差があること、そして最も問題なのが言葉の壁でしょう!
さて、以前も書きましたが、今年度になって時々玄関ホールに袋詰めされた採れたて野菜が並べられ、保護者の方々にお買い求めいただいています。昨日は今年度最後の枝豆を並べたのですが、先生たちにも食べてもらいたく5歳児のぞみ組の子どもたちに手伝ってもらい枝に付けたままの実をもぎ取ってもらいました。昨日、大人数人で頑張っても1時間程度かかった作業が、子どもたちに手伝ってもらうとあっという間にもぎ取られ、重さを図り袋詰めした豆を先生たちのところまで届けてくれるのですから本当に助かりました。デジタル化・機械化が進んでも枝から実を取るのはアナログ。子どもたちの力に感謝です。秋野菜が収穫できるようになった時には子どもたちに収穫するところから手伝ってもらいたいと思います。
未満児の夏まつりかい
2022/08/31
今日は、未満児の夏まつりかいでした。お買い物やゲームをして楽しむことができました。お祭りの雰囲気を味わうことができたかな(^^♪
夏の終わりに
2022/08/31
写真はそら組の入り口にある子どもたちと花火の装飾です。
夏の初めに飾られた時には、これから始まる夏のワクワク感が感じられましたが、今日改めて見てみると、「♪最後の~花火に~今年も~なったな~♪」と子どもたちが過ぎていく夏を(花火を)惜しんでながめている後ろ姿に見えてくるから不思議です。
そんな8月最後の今日、小さいクラスの夏祭りがありました。先生たちがお店を開いて、浴衣や甚平姿の子どもたちが楽しみました。詳しくは後程・・・。
エクボの主人(あるじ)
2022/08/30
雨の日はアリたちも晴耕雨読なのかいつも忙しそうにしているのに今日は姿が見られませんでした。そのお陰でアリ地獄たちは獲物がやって来ないので暇な一日になったことでしょう。
晴耕雨読!?
2022/08/30
「晴耕雨読」とは、言わずと知れたように、晴れた日は畑に出て耕作し、雨の日は家で読書することですが、子どもたちは晴れていても今日のように雨が降っていても何かしら体を動かして遊んでいてことわざ通りにはなりません。もちろん雨の日は園舎内という限られたスペース、限られた備品・玩具を使っての活動となるため園庭と違い少々ダイナミックさは欠けてしまいます。しかし、今日の朝番担当だったY先生は子どもたちが雨の日でも活発に遊べるように2階ホールにマットや滑り台やなど様々な遊具を並べてくれたお陰で朝から子どもたちの賑やかな声が響いていました。そうかと思えば、5歳児、のぞみ組めぐみ組の子どもたちは「光の子まつり」と名付けたイベントを企画していることもあり、今朝も保育室でその準備に取り組む姿が見られ、保育室のテーブルには出来上がった品物が並べられているのです。その中の焼きそばの色は真っ黒で極太な群馬県の太田市の「太田焼きそば」あるいは、秋保温泉で有名な「さ〇ち」のおはぎのような色合い!そんな中、くじびき屋を開店するために数字を書き切る作業をしていたHちゃんに「これいくつあるか数えてみて」と話して景品を渡してあげたところ「え〜っこんなにたくさん数えられない」という返事が返ってきたものの、しばらくすると「97個だった!でも97まで数字書けない」と報告しに来るのです。それでも、みんなで話し合ったのか、夕方には手描きの大小様々な四角の中に数字が書かれた番号札が継ぎ接ぎだらけの段ボール箱の中に入れられていました。
さて、こんな風に子どもたちが園舎内で過ごしている時、雨が降り続く園庭ではいつもなら忙しそうに動いているアリたちも晴耕雨読ではないでしょうが姿が見られず、また、巣に水が入らないようになのでしょうか、入り口がしっかり閉じられていました。反対に雨が当たらない園庭中央の二階建ての家の一階部分の乾いた砂には複数のえくぼがあり、そこにはアリを待ち構えている主人(あるじ)アリ地獄が住んでいるのですが、さすがに今日は暇な一日になったことでしょう。
よく見てる!
2022/08/29
自分たちで思いついたのか、現在2年生になる子どもたちが在園中に遊んでいた姿をよく見ていて(覚えていて)思い出したからなのか5歳児めぐみ組のT君がペダルカーの後輪に古タイヤを装着させたホッドロッド(アメリカンカスタムカー)スタイルにして遊んでいるのです。ところがタイヤの大きさと重さが影響するのでしょう、T君の脚力だけでは勢いよく走らせることは難しいようで3歳児ひつじ組のMちゃんに椅子を押してもらっているのです。当然、椅子に腰かけハンドルを操作することが中心のT君に比べ、車が止まらないように小走りで車を続けるMちゃんの仕事は重労働。そこで、T君に「ねえ、Mちゃんと交代してあげたら?」と声を掛けてみると、直ぐにMちゃんにシートを譲りMちゃんがハンドルを握り走り出したのですが、それまで押すだけでなくT君のハンドルさばきをよく見ていたようで、障害となりそうな事物を避けながら走っていました。また出勤すると必ず息絶えた虫たちが1階玄関ホールに落ちているので今朝もアリの巣に運んだのですが、6WD(6本足)とは言えアリの体の数倍あろうかというアブをいとも簡単に巣の中に運び込む姿に驚かされます。そんな虫たちの様子を4歳児あい組のY君、N君、A君がしゃがみ込んで夢中で見ていました。一方、プールが撤収されたことでその生長が良く見えるようになったぶどう棚のぶどう(ナイアガラ)当然のことながら美味しそうに見えるぶどうに子どもたちが気付かないはずはなく、その中でも目敏い子どもたちが手の届くところに実った実を摘んで(収穫して)洗って食べる姿が見られました。しかし、美味しそうに見えてもまだまだ熟していないようで、口に入れた途端、顔の中央に口や目など全てのパーツが集まる表情から如何に美味しくないか(酸っぱいか・苦いか)が伝わってきます。これから少しでも甘みが増し子どもたちが食べた時、笑顔が広がることを願うもです。
採用について
採用情報から各種文章まで、ご報告。