社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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楽しい

2022/11/30

雨が降った翌日は園庭の砂も畑の土も柔らかくなることを知っている子どもたちが必ず泥(砂)遊びを始めます。案の定、今日も園庭のあちらこちらでゴザが広げられ美味しそうなごちそうが並んでいたり、花壇にしたある大きなタイヤに小さなレーシングカートのタイヤを並べ拾い集めた枝をラーメンに見立て遊ぶ様子や畑で数人の子ともたちが頭を突き合わせてしゃがみ込み、まるで(つぼみ)のようになって遊ぶ姿が見られました。中には丸太で作られた遊具に様々な道具を運び、釣り(ごっこ)をする様子、また、園舎1階のバルコニーでクリスマスの讃美歌を歌いながらクリスマスの出来事を演ずる様子も見られました。桜の枝から釣り下げられたブランコに仲良く座った子どもたちに「園長先生押して」とお願いされることもあり、願いを叶えてあげるべく思い切り押して揺らしてあげると、悲鳴や叫びにも聞こえる声を上げながらも目を輝かせて喜んでくれる姿が見られるのが嬉しくなります。また、ひつじ組では実習生が絵本を読んでくれたのですが、緊張していたであろう実習生の思いとは裏腹に絵本が楽しくて仕方なく満面の笑みを浮かべ素直に反応するKちゃんの姿がとても印象的でした。
 さて、早いもので明日から12月となり多くのカレンダーが残り一枚となりました。そして、冬の到来を実感させるかのように明日から急に気温が下がり最高気温が一ケタにしかならないのだとか・・・。気温の変化で風邪などひきませんように。

保育園が全部

2022/11/30

 アドベントの週を迎え、保育園の中がクリスマスの飾りでいっぱいになりました。玄関のクリスマスツリーは子どもたちが手作りをした毛糸や松ぼっくりのオーナメントが飾られ、きれいなあかりも灯って小さいクラスのお友だちがしょっちゅう見に来ては「ピカピカ」「うわー」と喜んでいます。
 保育室には木の枝などで作ったアドベントカレンダーが飾られ、毎日めくってはクリスマスの日を心待ちにしているようです。保育園のあちらこちらに聖誕の様子を表した素朴な人形(クリブ)が飾られていますので、クラスの前を回って見てみるのも楽しいですよ。今後クリスマスまでにできる限り色々なクラスの様子をご紹介したいと思います。

見えないけれど

2022/11/29

音がしたり、物が揺れていなければ吹いていることが分からない「風」。時には大きな被害を与えたり電車が止まってしまうようなことがありますが、風力発電に利用されるなど地球に優しい面もあります。また、保育園では吹いた風によって隣接する杉林から暖炉の焚付けにうってつけの茶色い杉っ葉が落ちてくれるので、山(林)の中に入ることなく拾い集めることができたり、バルコニーに吊るされている柿が日差しと風によって乾燥して美味しい干柿になるのですから必要不可欠でしょう。しかし、掃き集めた落ち葉が吹き飛ばされ玄関内に吹き込んでくるようなこともあり困ってしまうこともしばしば・・・。また、風が苦手な5歳児のRちゃんにとっては厄介なものでしかなく園庭の木や葉っぱが揺れているだけで外に出たがらないなんてこともあるのです。このところクリスマスの讃美歌が園舎内のあちこちから聞こえていますが、クリスマスが過ぎたころには「北風小僧の寒太郎」が聞こえ、歌詞にぴったりな風が吹くことでしょう。
 さて、金ケ瀬の畑で育てている野菜の中でも、玄関ホールに並べられることが多かった「かぶ」ですが、昨日遂に最後の収穫となり先生たちに持ち帰ってもらうなどしました。コロナ禍でなければ、子どもたちをバスに乗せ収穫しに出かけたかったのですが、残念ながら念願が叶いませんでした。しかし、同じように思っていてくれたのか、5歳児のぞみ組のW先生が今朝バルコニーで子どもたちと漬物作りに取り組んでいましたが、切り落として使わない部分をもらったM君が美味しそうにかぶりつく姿が印象的でした。もちろん、肝心な部分を使った漬物は給食の時にメニューに加えられていました。また、子どもたちが静かに眠っている午睡中に、「みやぎ仙南農協青年部」の方が、今朝収穫したという新鮮な大根を届けてくださいました。しかも、子どもたちに見て欲しいとの配慮から、葉っぱが付いたままのもの、葉っぱを刈り取ったもの、そして、不思議な形に育ったものを分けてお届け下さったのです。そこで、保護者の方々に自由にお持ち帰りいただけるよう張り紙をして玄関先にコンテナを並べておいたところ、多くの子どもたち・保護者の方々が品定めをして嬉しそうに持ち帰って行きました。その大根が食卓に上がり、大根が話題となり会話が弾むと、大根作りをして下さった青年部の方々も喜んでくださることでしょう。みやぎ仙南農協青年部の皆さん、たくさんの大根をお届け下さりありがとうございました。

本格的に

2022/11/28

キリスト教会では昨日からクリスマスを迎えるための準備期間(アドベント)へ入り、クリスマスツリーやリース、クリスマスクランツなどが飾り付けられました。保育園では10日ほど前からクリスマスの讃美歌が響くようになっていましたが玄関ホールにクリスマスツリーを飾り、園庭のヒバの木に電飾を取り付け、また、各クラスには先生たちがアドベントカレンダーやイエス様の聖誕の場面をあらわした「クリッペ」が飾り付けるなどクリスマスの準備が本格的に始まったことが感じられるようになりました。4・5歳児はクリスマスに向けてペアを組み聖誕劇(ページェント)を行うため、これから益々様々なクリスマスの讃美歌が聞こえてくることでしょう。
 さて、天気予報によると、今週末、12月に入った途端、急に気温が下がり寒くなるとのことですが、そうなると園庭の車掌車が朝の冷え込み(霜)で子どもたちが絵を描くことができるようになります。今朝もそんなことに気付いた5歳児めぐみ組の子どもたちが可愛らしい絵を描いていましたが、そんな姿からも否応なしに本格的な冬の到来を感じさせられますが、蔵王も本格的に雪で白く化粧することでしょう。

柔らか

2022/11/25

正門近くにある柿の木に実ったオレンジ色だった渋柿が見るからに柔らかく甘そうになり、オレンジ色から赤に近い色へと変化しています。鳥たちはその変化に気付いているようで、食べられた(つついた)跡が残っている実も見られます。そんな柿を見ている僕に気付いた子どもたちが「園長先生、何してるの?食べたいなあ!」そう話し掛けてくれるので「美味しそうだなあと思って見てたんだけど・・・」と返事をすると、5歳児のぞみ組のYちゃんが「でも、鳥が柿好きだから取っちゃだめだよ!」とたしなめてくれるのです。数週間前までは渋くて束手も美味しくない柿が熟すとこんなに甘くなるんだということを経験させてあげたいと思っていましたし、Yちゃんの表情からも本当は食べてみたい思っていることが見てとれたのですが、これから日増しに寒さが増すと食べ物も少なくなってくることを考え、食べたいという子どもたちには申し訳なかったのですが我慢してもらい鳥たちのために残すことにしました。一方、今朝、玄関前に積んである薪のところで寒さを必死にこらえていると思われるキリギリスを見つけ「アリとキリギリス」のお話を思い出しました。
 さて、昨日、泥で足を取られるようなコンディションだった畑で4歳児あい組のN先生と子どもたちが泥んこを使って何やら楽しそうに遊んでいます。一体何をしているのか気になり、「何してるの?」と聞いてみるとY君が「Yちゃん(自分のこと)の〇〇〇をN先生が作ってくれた」と笑いながら教えてくれました。確かに「う〇〇」に見えるのですが、「ソフトクリーム」と言ってくれればそれも納得できる造形美!柔らかい泥を使いクオリティの高い「う〇〇」を作っていた担任のN先生の柔軟な感性に「さすが」そう思わされました。また、0歳児ひかり組のM先生がK君とAちゃんを上手に三輪車に乗せ「結構たいへん」と言いながらも楽しそうにペダルを漕ぐ姿に笑みがこぼれました。

ゆうちゃん ひろくんありがとう

2022/11/25

 ちょっといたずら好きでやんちゃ坊主、だけど甘えん坊の男の子。あれ?ウチの子の事?って思うお家の方はいっぱいいるはず。そんな、本当の3歳の男の子のようなお人形のお友達が来てくれました。名前はゆうちゃんとひろくんです。
 今日は2人が昔話や自分の体験したことなどをたくさんお話してくれました。てんし組あい組のぞみ組の子どもたちはその話を聞いて大笑いしたり、自分に似てるかなってドキッとしたり。
 楽しい腹話術のひとときは今年度は今回で終わりです。ボランティアのOさん、Sさん、ありがとうございました。

オアシス

2022/11/24

何日ぶりでしょうか、久しぶりにまとまった雨が降ったことで未満児クラス前の園庭はサバンナに現れたオアシスのような大きな水溜りができました。すると、水を求めて集まってくる動物のように子どもたちが集まってきて、朝から水遊びが始まり絶滅した恐竜の島づくりをするなど賑やかな声が響きました。それだけではありません、カラカラに乾燥していた園庭も雨によって柔らかく簡単に穴を掘ることができるようになり、シャベルやスコップを持った子どもたちがあちこちで砂(泥)遊びに興じていました。同様に畑も雨によってぬかるみ、何人もの子どもたちが長靴を履いて泥の感触を楽しんでいましたが、中には足(長靴)が抜けなくなり脱出するのに必死になる様子も見られました。子どもたちが雨(水溜り)を喜ぶように、雨に濡れた畑の野菜たちが生き生きして見えたのですが、5歳児の子どもたちが植えたキャベツは青虫に食べられたのでしょう、葉っぱに芸術的な穴が空き、そこに差し込む太陽の日差しが面白い影を作ってくれていました。芸術的といえば、1歳児そら組の保育室前に、子どもたちが描いた絵が飾られていましたが、その絵に添えられた子どもたちがどんぐりの帽子のようなベレー帽をかぶっていて、微笑ましく見ることができました。雨や風、日差し、生き物などなど人間が創り出すことができない(自然が与えてくれる)保育教材の素晴らしさと、それを生かすことができる保育を行うことの大切さ、保育園が子どもたち、保護者にとって最高のオアシスでなければならないことを再認識することができました。

火の用心

2022/11/24

 この頃あちらこちらで大きな地震が起きています。私たちの住む宮城県も地震が多いので毎月の避難訓練には真剣に取り組んでいます。今日は本当は消防士さんにも来ていただき指導をしていただいたり消防車の見学もさせていただきたかったのですが、コロナの状況もあり「行けなくなりました。」と一週間くらい前に連絡がありました。残念ですが、私たちのために日々奮闘しておられる消防士さんには本当に感謝ですね。
 今日の避難訓練は大きな地震の後に保育園の北側で火災が発生しプラザに避難するという想定でした。風が強い中での訓練、本当に火災が起きていたら大変な状況になっていたかもしれません。また、保育士が水消火器を使っての消火訓練を行い、周りで見ていた子どもたちは自分の担任の順番になると「〇〇せんせい、がんばれ~」と大きな声で応援してくれました。
 その後のぞみ組とあい組は駅まで火災予防の巡回に行きました。「とじまりようじん、ひのようじん」と声をかけ、拍子木を鳴らすと家の中から出てきて来てくれた人もいました。また、駅前では何人か電車待ちの方やイルミネーションの飾りつけをしていた方が見て下さり、子どもたちも張り切って声をかけてくれました。そうそう、駅のイルミネーション(おばんなりスター)は12月2日から点灯だそうです。ピンクに染まる駅前も楽しみですね。

嬉しい出来事!

2022/11/22

園庭でさつまいもを収穫して以来、やきいもをすることを楽しみに小枝や落ち葉を集めていましたが、お休みする子どもたちが多くなってこともあり延期が続いていましたが、今日、ようやく念願かなって実現することができました。担当の先生たちは「明日、風が強くなる予報があるので・・・」と心配していましたが、一夜明けた今日、そんな心配は無用の天気となり、やきいもを楽しみに登園してきた子どもたちは、イモを洗い、新聞紙やアルミホイルに包む作業や集めていた枝や落ち葉を運ぶ手伝いなど喜んで取り組んでいました。そして、枝や落ち葉に火が入り、空に向かって立ち上る白い煙が、やきいもによって製造される雲のように見えて不思議な感覚を覚えました。
 さて、そんな楽しいやきいも作りに取り組んでいる時、園舎内外に♪ピンポンパンポ~ンというチャイムが鳴り、地震発生と避難することを知らせるアナウンスが入りました。このアナウンスと避難指示は主任のY先生と事務のOさんしか知らず、子どもたちにはもちろん、職員は誰も知らされていない、抜き打ちの避難訓練でした。しかし、これまでの経験もあり、チャイムが鳴った途端、動き(遊び)を止めプレーリードッグやミーヤキャットのように周りを見渡し、アナウンスの指示に従い、近くの先生たちのところへ駆け寄り静かに身を屈め次のアナウンスを待つ姿が見られ、地震が収まったことを知らせるアナウンスを聞くと遊びが再開され賑やかな園庭に元通り!しかし、ほどなくして今度は火事発生にともない車掌車のところへ避難するようなアナウンスが入ると、保育室でクリスマスに向けた準備をしていた5歳児めぐみ組の子どもたちが防災頭巾を被り園庭に避難してきました。そして、各担任から子どもたちが無事避難した報告を受けるまで要した時間は4分。二階建ての建物、そして、広い園庭で好きな遊びややきいもをしていた中での抜き打ちの避難訓練で子どもたちと先生たちが避難するのに要した時間が長いか短いかの判断は難しいのかも知れませんが、子どもたちも先生たちも真剣だったことは間違いありません。
 さて、これまで何度となく玄関ホールに並べられ、お買い求めいただいている野菜、今日もカブや大根を並べたのですが、その中にスーパーや八百屋さんではとても商品とならない大根を袋に入れ顔を描いて並べてみました。正直、買ってもらうことはないと思っていたのですが、意外や意外、多くの子どもたちが不思議な大根に気付き足を止めてくれました。そして、5歳児めぐみ組のHちゃん、3歳児てんし組のHちゃん姉妹が買ってくれて、お人形のように抱きかかえて降園していきました。これまでの売り上げを含め、クリスマス献金やウクライナの子どもたちのためにお送りしたいと思います。お買い求めくださっている保護者の皆さん、本当にありがとうございます。

よ~く見てみると

2022/11/21

緑の葉っぱが生い茂り日陰を与えてくれていた桜の木が色付いた葉っぱをほぼ全て落とすと、これまで以上に空が広く見られるようになるだけでなく見えなかったものを発見することができるようになります。今朝のことです、いつものように園舎内、西側の階段の手摺の消毒作業をしながら丸窓から外を眺めると、木の高所に鳥が作ったと思われる巣があること、また、桜の病気として有名な「てんぐ巣病」に罹っている枝があることに気付くことができました。とは言え、どちらも素人では到底どうすることもできない高さにあるため確かめることも切ることもできず、もどかしさだけが残ってしまいます。また、雨脚が弱まったので、落ち葉掃きをするべく正門付近から玄関に向かって作業をしている時のことです。先週までと違い掘り起こされたような形跡がある地面に気付きました。最初は、いつものモグラの仕業だろうと思いながら詳しく見に行ってみると、明らかにモグラのそれとは違う形跡と広さが掘り起こされています。もしかして?と思い違う所も確認してみると、案の定、見事に何ものかが荒らした形跡が残っているのです。どうやら、この休みに餌を求めてイノシシがやって来て、ミミズや幼虫を食べるため、土を掘り起こしたようなのです。不思議なことですが、幸いなことに、すぐ近くで育ててあったほうれん草、人参、白菜、ほぼ虫に食べられて丸くなることがなさそうなキャベツは被害もなく無事だったのですが、味をしめて再来なんてこともないとは言えません。子どもたち、保護者、職員が被害に遭うようなことがないように対策を考えなければなりません。どなたか詳しい方がいらっしゃったらご指南いただければ幸いです。
 さて、きょうは本当にしばらくぶりにまとまった雨が降りました。この雨も一ヶ月もすると雪に変わることもあるでしょう。多くの方がそろそろ始めるか、終えられた方もいらっしゃるかも知れませんが、備えあれば憂いなし、路面凍結や積雪に備え今日明日の二日間で軽トラックとバスのスタットレスタイヤに交換してもらいます。コロナが落ち着き、子どもたちを乗せて出かけられるといいのですが・・・。

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