保育日誌
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春が来た!?
2023/02/07
今日は天気予報通り、日中気温がぐ~んと上がり春を思わせるような一日になりました。そんな陽気に誘われ園庭で遊ぶ子どもたちも先生たちもジャンパーを脱いで遊んでいましたが、4歳児あい組のMちゃん・Rちゃん・Hちゃんたちにいたっては砂場にしゃがみ込み、チョコレート作り(砂遊び)をするために水を運んで来て砂と混ぜ合わせるのに夢中になっているのです。しかし、Mちゃんは着ているトレーナーの袖が邪魔になったようで、「何してるの」と声を掛けた僕に「チョコ作ってるの!」と教えてくれたと思ったら「ねえ、園長先生ちょっと、ここ(袖のこと)グルグルしてから『ぐ~』と上の方にあげてちょうだい」とお願いするのです。そんなリクエストに応えてあげると「これで大丈夫」と言いながら再び作業に取り組んでいました。また、5歳児めぐみ組の子どもたちは鬼ごっこをして走り回り、暑くなったのでしょう、息を切らし「はーはー」言いながら花壇代わりのタイヤに集まり一休みする様子も見られました。また、栄養士のY先生のお母さんが秋に何度となく足を運んで植えてくださったパンジーやビオラなどの花々がしっかりと根付き寒い中でも可憐な花を咲かせてくれています。先週は氷作りが出来るような寒い日があったというのに梅の木は花を咲かせるための小さなつぼみが育っています。新聞やTVのニュースで各地で蝋梅が黄色い花を咲かせたと伝えています。このまま暖かい日が続くことはなく三寒四温が繰り返され、気付けば園庭のあちこちで春の到来を告げるようにクロッカスが咲き出しスギ花粉で悩まされる日もやってくることでしょう。
一方、このところ、インフルエンザや感染性胃腸炎でお休みする子どもたちが見られます。そんな影響を受け、お休みする子どもたちが多い中、0歳児ひかり組の保育参観が行われ、保育参観最終日(千秋楽)を締めてくれました。入園当初、まだ歩くことも出来ず、泣きながら登園していた子どもたちが笑顔で過ごし歩行もしっかりしている姿に改めて成長を感じさせてもらうと共に先生たちの関わりに感謝するばかりでした。今年度の保育も残り少なくなってきました。体調が優れない、いつもと違うといったときは様子を見ていただき無理のない登園をお願いいたします。
ボールは友だち
2023/02/07
のぞみ組の子どもたちは縄跳びも好きですがボールで遊ぶのも好きで、よくサッカーのパス回しやシュート練習をしています。今日はバケツをバスケのカゴに見立て、バスケごっこをして遊んでいました。担任のR先生も子どもに負けじとボールを追いかけていました。
楽しそう!
2023/02/06
今週末から始める予定の園庭遊具の新設、改修作業に向けて、作業のメインとなって取り組んでくださるYさんが材料となる丸太をこの休み中に園庭に搬入してくださいました。先週までなかった丸太に子どもたちは興味津々で、特に3・4・5歳児は早く外に行きたくて仕方がない様子。しばらくして外に出ると待ちきれなかったのでしょう。案の定、何人もの子どもたちが大小・長短様々な丸太や自分たちの背丈ほどある桜の丸太に恐る恐るよじ登り、登った後、その高さを実感・認識し「うわ~怖い」「高~い」と言いながらも何度も飛び降りるなどして遊んでいました。公園に設置されているような基本的な使われ方が決まっている固定遊具とは違う丸太を見て、すぐに遊び方を考え出し、それを実行してみる子どもたちの姿、発想力に「これでいいのだ!」とニンマリしながら、週末の限られた時間内で、この丸太と、先日いただいて来た木製パレットなどの材料をどのように調理する(生かす)か、朝から電話でYさんと一緒に頭を悩ませました。きっと今回も子どもたちが喜んでくれる環境ができると思いますが、作業する日、寒さは何とか我慢するので雪や雨が降らないことを願うものです。
さて、午後のことです。職員室で仕事をしている背後に子どもたちの気配がするので振り向いてみると、お昼寝を終えおやつを食べ終えたのでしょう、1歳児そら組の子どもたちが網戸やサッシに顔を張り付けて職員室の中を覗きながらニヤニヤしているのです。そんな子どもたちに顔を近づけるなど反応してみると、言葉にならない「きゃあ〜」と言った声を発しながら逃げて行ったかと思うと、ほどなくして今度は人数が増えて戻ってきて同じことを繰り返し大喜びするのです。そんな繰り返しをして思ったこと・・・。それは、動物園の動物たちは日々僕と同じことを感じているのでは?ということでした。ちなみに僕は落ち着きのないワオテナガザルといったところでしょうか。
もちつき会
2023/01/13
のぞみ組です。
今年のもちつき会ではもち花作りをみんなで楽しみました。
お餅が大好きなのぞみ組。
給食のおかわりのお餅も完食です!!
健康保育
2023/01/31
のぞみ組です。
園の看護師による健康保育を行いました。
皆、真剣に話を聞いて興味津々でした。
日頃の手洗いはちゃんとできているかな?
正しい洗い方は?
子どもたちが手を洗い、秘密のボックスに手を入れるとあら不思議。。。洗えていないところが、光って見えます。
その後、正しい手の洗い方を教えてもらいました。
明日から水道込み合うので分散できるようにしておかないとですね!
楽しい豆まき会
2023/02/03
5歳児のぞみ組です。
今年も豆まき会がありました!
今年の豆まき会は、鬼がピアノを弾いたり、ダンスをしたり、一緒に節分玉入れをしたり、、、
楽しい鬼さんとの時間を過ごしました。
玉入れはさすが年長さん!!
鬼の強さに負けない勢いで、玉を投げていました。
のぞみ組で過ごすのもあと少しです。
沢山の思い出を作ってあげたいです。
鬼は外!?
2023/02/03
普段の子どもたちの姿を見てもらいたいという担任たちの思いから今日行われた1歳児そら組・うみ組の保育参観はランチルーム側の窓も園庭側のサッシにも目張りが施され窺い知ることができません。保護者の皆さんにはその隙間から子どもたちの朝の集まりと礼拝の様子をこっそり覗き見てもらうという配慮がなされましたが、第一光の子保育園では日本の多くの保育施設で見られがちな壁面装飾はできる限り控えている(必要最小限にしている)こともあり、普段と違う窓一面を覆う装飾になんとも言えない感情を抱いてしまいました。一方で、我が子の様子を見るために気付かれないように腰をかがめ目張りの隙間からそ〜っと(必死に)保育室を覗く保護者の皆さんの姿が何とも面白かったです。その光景は今日の節分にぴったりな「鬼は外」いやいや「親は外」そんなことを考えてしまい、一人ニヤニヤするのでした。その後、保護者の方々と一緒に一遊びし製作した鬼の被り物を被り、記念撮影をして降園となりました。
さて、言うまでもなく今日は節分ですが、節分とは季節の節目である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のことで文字通り「季節の分かれ目」「季節の変わり目」のことを指しますが、立春の前日の節分だけが残り、「節分=2月の伝統行事」として浸透したのだそうです。そして、保育施設や家庭など日本全国あちこちで豆まきが行われます。今はあってはなりませんが、昔は子どもたちが鬼の登場を怖がり泣き叫ぶ姿を保育者が喜ぶなんてこともあったようですが、僕にとって㋁3日は節分以上に特別な日です。なぜかと言えば、幼稚園教諭時代、担任させていただいた「よし君」の命日として忘れることができない日だからです。年中から小学校一年生になっても、急性骨髄性白血病という病と闘い続け、幼稚園の卒園式にたった一日だけ外出許可をもらい、ぶっつけ本番で証書をもらいました。卒園後、私立の小学校に入学したものの登校することはできず、クラスメイトの顔すら見ることもなく院内学級で過ごしながら回復を願いながら闘病を続けたものの「僕もう頑張らなくてもいいよね」とお母さんに告げてから数日後、大好きな新幹線に乗って出かけることも桜を見に行くという約束や願いがかなわず天国へと旅立ちました。担任の僕ができることは彼の回復を願いながら定期的に(週に最低一回、卒園後も時々)病室を訪ね、病院にいてもクラスの子どもたちと同じ経験をしてもらえるように準備し、クラスの仲間の様子を伝え、よし君の話を聞き、お母さまには連絡帳を届け続け、クラスの皆にもよし君の様子を伝え続けました。そして、いまなお、㋁3日にはお母さまに連絡することでつながっています。元気だったらとうに20歳を過ぎ、社会人として活躍していたと思いますが、僕の中では小学校一年生のまま。そんな彼の命を奪った病と闘うために姉のTちゃんは医師を志し、東京の病院で女医として働いています。㋁3日の今日、園舎北側の日陰では綺麗な氷作りがされていましたが、よし君宅では病という鬼と闘った彼の思い出話がなされていることでしょう。
以下に、よし君のお母さんが新聞に投稿した文章を紹介させていただきます。
桜の木を見上げて
浪人していた長女が大学生となり、この春、仙台を離れた。引っ越しに入学式と慌ただしい時期が過ぎ、一段落すると改めてさまざまな思いがよみがえってきた。子どものころから泣き虫で、何事も決断が遅かった。妹に買い物の付き添いを断られ、長風呂を兄にせかされただけでべそをかいた。やれやれと思っていたが、今回は意志を貫いた。当初目指していた天文学の道ではなく医療の道に進むと言う。天体望遠鏡を顕微鏡にかえ、病という宇宙に取り組むことになるのだが。一時は遠ざけていた方向へ、時間をかけてまで再び向かわせた理由はなんだろうと思う時、やはり目に浮かぶのは次男の笑顔だ。5年前、家族の愛情の中心にいた次男は2年半もの間、病と闘いながら8歳の誕生日を目前に一人で天国へと旅立った。年の離れた弟を誰よりも可愛がっていた長女は、病室を訪れるたび、「必ず治るよ」と励まし、退院したらお花見に行こうね、と約束していた。すべての願いはかなわなかった。今、娘は弟の写真を傍らに新生活を始めた。いつの日か幼い弟を奪い去った病に挑む時が来るだろうか。お花見をするはずだった桜の木を見上げて、そっと伝えよう。よし君、お姉ちゃん頑張ったよ。君のように。
なぜ、どうして?
2023/02/02
日本の伝統的な食材の頭文字を合わせた合言葉が「まごわやさしい」です。その最初に出てくる「ま」は、良質なたんぱく質が豊富に含まれている豆類を表していて厚生労働省や農林水産省で推奨していました。多くの乳幼児施設でこの時期行われるであろう明日の節分・豆まきが近づくと、消費者庁はこの数年「大豆やピーナッツなど節分で使われるような豆は、幼い子どもの気道に入り、気道が詰まって窒息する危険があるため『5歳までは豆を食べさせないで』」と注意喚起をしています。もちろん、子どもの命を守ることは必須ですが、その一方で、子どもたちが保育の中で先生と一緒に楽しそうに鬼のお面や被り物を作り豆まきを楽しみにしている様子を見ていると、改めて食育を含め様々なことを経験させてあげることを求められるのが保育現場の仕事なのでは?と思わされ、疑問を感じてしまうのです。そのために、子ども・保育に関わる者は緊急時の対応をしっかりと身につけた上で子どもたちの様子も見守りながら豆に限らずよく噛んで食べること「咀嚼」の大切さを伝えることが大切だと思うのです。数年前、保育園の見学にいらした他県の先生方が畑で育てたミニトマトをもぎ取り水道で洗って食べる子どもたちの姿を見て「先生、トマトそのまま食べてもいいんですか?」と驚かれるので「はい!みんな喜んで食べてます」と返事をすると「そうですよね!これが本来の姿ですよね。でも◯◯県では、ミニトマトやぶどうは切って提供するように決まっているんです」と仰るので反対に驚き「でも、それでは食感も咀嚼の大切さも伝えられないですよね。そんな生活の中に教育がある僕は思っています」と話すと「先生、ぜひ◯◯に来て話してください」とお願いされたことがあります。魚は切られて売られていて形や大きさを知らない子どもたちが増えている、またレトルト食品や冷凍食品も美味しくなったことで料理の手間も減ったと聞きます。そこにコロナ禍が加わりこれまで経験できたことが制限される中で子どもたちが生活(育って)しています。無理に大豆やピーナッツを食べさせる必要はないと思いますが、子どもたちに伝えなければならない生きるために大切な芽や伝統や文化を大人が摘み取ることがないようにしなければならない。残念ですがそう思う僕が異端なのでしょう。
楽しい豆まき
2023/02/02
明日2月3日は「豆まき」の日ですが、ちょうど明日、当園から多くの入学児が行く小学校の一日入学があるので、のぞみ組・あい組だけ今日一日前倒しで「豆まき」を行いました。
担当の先生から「わたなべのつな」の話を聞き「わたなべ」姓の家には鬼が来ないということを知って園にも数人いる「わたなべ」さんたちはちょっぴり自慢げでした。
ちなみに村田町には鬼にまつわる話があり、鬼のミイラや逃げる鬼が手をついた後もある「鬼の手掛け石」もあるのだとか!?
のぞみ組の鬼のお面、迫力ありますね。
(※写真の給食は昨日の物です。)
一月往ぬる二月逃げる三月去る
2023/02/01
これまで園庭で遊んでいる時、先生たちは自分の時計を頼りに保育していました。しかし、今日の午前中、今年度卒園するのぞみ組・めぐみ組の保護者から卒園記念品としていただいた屋外用の壁掛け時計が園舎2階のバルコニーに設置されたことで、園庭のほとんどの場所から時間を確認でいるようになりました。これで先生たちはもとより、年齢によっては子どもたちに「長い針が〇〇のところになったらお部屋に戻ろうね」と伝えることができるようになったのです。しかも、これまでの腹時計とは違い、狂いのない電波時計なので時間が正確!僕もこの時計を見ながら外仕事ができるようになり本当にありがたい限りです。5歳児の保護者の方々はもちろん、皆さん送迎の際にでも園舎2階のバルコニーに設置された保育園のキャラクターが描かれた唯一無二の素敵な卒園記念品を是非ご覧ください。
さて、この時計の設置作業に立ち合わなければならなかったため、今日行われた2歳児ほし組・つき組の保育参観は園長の挨拶はさせていただいたものの、肝心な子どもたちと保護者の方々が一緒に過ごす様子を見に行くことができませんでした。しかし、終了後に活動の様子を聞くところによると、節分を前に新聞紙で作った豆を使った豆まきが行われたとのこと。そのためにほし組のY先生が派手なかつらを被り鬼のパンツを履き鬼役をしたというのです。もちろん、子どもたちが怖がることがないようにとの配慮がなされたようですが、参加して下さったほし組のSちゃんのお父さんによると、それでも怖くて固まってしまいSちゃんだけでなく豆を投げることができなかった子どもたちもいたというのですから迫真の演技だったのでしょう。そんな様子を聞くと更に遊んでいる様子を見ることができなかったことが残念でなりません。
ところで、先日来、園庭の工事について書かせてもらっていますが、なんと偶然なこと、園バスや軽トラックの整備、そして今年度は畑のことでお世話になっているYさんが「園長先生、畑に軽トラ2台停められるように木パレ(木製パレット)もらえるんだけど、保育園でも使わない?」と言うのです。これまでも割った薪を重ね乾かすために使っていたこと、また、壊れた時には焚き付けに重宝すること、そして、場合によっては今回の園庭整備に使えることもあり、「いただきます」と返事をし、運送会社へ軽トラを二往復させ運んできました。驚いたことに何度も使っていると思っていた木製パレットは費用を払い廃棄物として処分していたというのです。運送業者にとって不用品となるものを喜んで運んでいく我々に「本当にいいんですか?ありがとうございます。これからもたくさん出ますので必要であれば連絡してください」とまで言って頭を下げられ何だか不思議な気持ちに・・・。世界中でSDGsが叫ばれる時代にまだまだこんな風に処分されているものがあることを知るいい機会になりました。今日いただいてきた木パレ、燃料となってしまうか、はたまた子どもたちに喜んでもらえる何かに変わるかはアイディアとセンス次第でしょう?でもそこが難しく責任重大なところなのですが・・・。
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