社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

下記よりご希望の保育園をご選択下さい

私たちの記録 第一光の子保育園 私たちの記録 第二光の子保育園 私たちの記録 角田光の子保育園

時間はかかったけれど・・・。

2023/03/02

5歳児のぞみ組・めぐみ組の子どもたちが春に田植え、秋に稲刈りを経験させてもらい、刈り取ったお米を乾燥、精米したお米をいただきました。しかし、新米のシーズンに園内でコロナウイルス感染症でお休みする子どもたちが増えたこと、その後、クリスマス、保育参観などの行事があったこともあり、園庭で羽釜でご飯を炊き、田植えや稲刈りでお世話になった田んぼの先生たちをお招きしてご飯を食べる計画がずっと実現しないまま3月を迎えてしまいました。しかし、そろそろ卒園式の準備が本格的に(忙しく)なることもあり、今日ようやくご飯炊きが実現しました。N先生もW先生もお泊まり保育の時を含め、これまで何度となくご飯炊きを経験しているため、今回も焦げ付かすことなく上手に炊き上げることが出来ていました。炊き上がりを待つ間、いつものように思い思いの遊びに興じていましたが、炊き上がりの知らせてもらった途端、それまでバラバラに遊んでいた子どもたちが目を輝かせて釜戸の周りに集まります。そして、炊きたてのご飯(おにぎり)をもらうのを座って待つ姿は餌を待つ雛鳥のように見えて何とも可愛らしく思いました。その中にはこれまで1年間友達の誕生日を祝い続け、自分の誕生会を心待ちにしていたのぞみ組のR君とR君のお母さんもご一緒して頂きましたが、いうまでもなく、炊きたてのご飯は収穫から時間が経ってもとても美味しくいただく事ができました。残念ながらHさん始め田んぼの先生たちとは一緒にご飯を食べることは叶いませんでしたが、おにぎりにしてお渡ししたところ喜んでいただけたとのこと。来年度こそは以前のように田んぼの先生たちをお招きし外でご飯(給食)を食べられることを願うものです。
 さて、昨日、ひかり組の先生たちが子どもたちにも手伝ってもらい運んだ砂で綺麗な山が作られ、山の頂上には❌印の旗が立てられていました。そんな印だけで、子どもたちが潜ることができるようなトンネルを作るべくできた山が崩されることがないことは、少なくとも子どもたちのこの1年間の成長を物語っているように感じました。もしこれが4月であれば、山を作る余裕もなく❌印も意味をなさないことでしょう。是非とも本当に子どもたちがくぐり抜けることができるトンネルが完成する事を楽しみにしたいと思います。

今年度最後の…

2023/03/02

 3月に入ると、今年度最後、になる行事が出てきます。進級する子どもたちはは4月からも引き続き経験できますが、卒園する子どもたちにとってはもう2度と保育園で体験することはできなくなります。今日はのぞみ組にとって保育園最後のサッカー教室でした。3年間教えてくれたTコーチに最後の挨拶をしたときはコーチも最初のころを思い出して子どもたちの成長ぶりを喜んでくれました。卒園した子どもたちの中には保育園時代のサッカーが楽しくてずっと続けている子もいますのでスポーツや体を動かすことの楽しさを感じていてほしいですね。
てんし組も2回目のサッカーを楽しみました。ボールの上に片足上げて手をグーにし、スーパーマ〇オのマ〇オになってポーズをとっていました。2回目にして試合もできましたよ。これからも楽しみです!

新年度に向けて

2023/03/01

やっと、コロナウイルス感染症が落ち着いてきてホッとしたのも束の間、このところ、RSウィルスや感染性胃腸炎での欠席、また登園したものの熱や咳でお迎えにきていただかなければならない子どもたちが増えています。一方、その年によって流行に波のある季節風インフルエンザなどの感染症とは違い、昨日、今日のように暖かく春を感じさせるような天気・気温になると規則正しく確実(正確に)にやってくるのが杉による花粉症です。子どもたちの中にも杉花粉に悩まされる子がいますが、僕もこの数日これから5月の連休頃までくしゃみ、鼻水、目の痒みに悩まされます。しかし、そんな事を知らない子どもたちがいつものように「ねえ、園長先生〜」と遊びに誘いにきてくれます。そんな誘いがなくても職員室で事務仕事をしているよりも、子どもたちの様子を間近で見られる、関わることができるところにいたいとの思いがあり、ついつい職員室を離れさせてもらっています。昨日・今日は以前いただいてきた木製パレットを使って、車掌車の隣の家の増築作業を始めたのですが、保育業者の遊具とは違い、どう見てもバラック、違法建築のような建物なのですが、ドラム缶に溜まっていた雨水が遊びの教材になるなど、子どもたちにとっては楽しい経験であり、唯一無二のお城であり、立派な建物に見えているようで「楽しい」「園長先生すっご〜い」と褒められ「ありがとう」と感謝されます。すると単純な僕は子どもたちの要望にできるだけ応えてあげようと夢中になってしまいます。その結果、当然のことながら前述のような症状が現れます。そのため全く症状がなく辛さを感じる事なく過ごしている子どもたち、先生たちのことが羨ましくて仕方がありません。
 さて、今朝4歳児はと組のT先生が来年の冬まで使うことがないであろうソリを子どもたちと一緒に片付けてくれていました。また、歯科健診やおやつを食べた後、外遊びを始めた0歳児ひかり組のM先生とY君がワイドカート(四輪の手押し車)に砂を載せ職員室前の砂場から西側玄関に近い砂場へ一生懸命に運んでいました。どうやら大きなトンネルを作るとのことでしたが、入園した時には歩けなかったり、泣きながら登園していた子どもたちが色々な事ができるようになってることに改めて成長を感じることができました。今日から弥生、3月となりました。中学校時代、男子から人気のあった弥生ちゃんはどうしているかなあ?そんな事を思いながら今年度最後の1ヶ月を始めました。そして、保育参観の時にもお知らせし、数日前から周知していたように、来年度の本格運用に向けてICTを使った登降園の管理の試験運用を始めています。連日M先生が保育を離れ準備をしてくれました。そして、玄関ホールをはじめ、あちこちに導入に向けたお知らせを掲示してあります。本格運用に向けしっかりご覧いただけますようお願いいたします。特に、登園・降園の際には必ずカメラがお子さんの顔を認識したかどうか確認していただけますようお願いいたします。

引き継ぎの季節

2023/02/28

今日で2月も終わり明日から3月を実感させるように暖かい一日になりました。日に日に卒園式が近づいてくるにつれ、さらに本格的に準備が始まり、この時期お馴染みの讃美歌や卒園式ならではの歌が聞こえてくるようになりました。と同時に、これまで1年間、5歳児が担ってくれていた子どもたちの出欠を確認する人数当番や午後の検食を僕のところへ届けに来るという当番活動の引き継ぎが始まり、5歳児が4歳児を引き連れて仕事を伝えてくれます。中にはどっちが5歳児かわからないような面白い姿も見られるのですが、それは、4歳児が5歳児になるという喜びと自信に溢れているからなのかも知れません。しかし、それもこの時期の伝統となっているようで微笑ましく見ています。
 さて、園庭の環境が変わったことで子どもたちの遊びにも新たな変化が見られるようになりました。一つは園庭中央のケヤキの木を取り囲む回廊のようになった丸太を渡って遊ぶ姿、そして、もう一つが遊具小屋の西側に新設したカウンターに上って遊ぶ様子が見られるようになったことです。本当は子どもたちの身長に高さを合わせて作ってあげたかったのですが、窓の高さに合わせたこともあり子どもたちにとってはカウンターという感覚がないようで、入口とは反対側の窓から出入りできるようになったと喜んでいる様子もあるので心配していたのですが「窓から出たり入ったりすると、泥棒だよ」と子どもたち同士でも伝え合う様子が見られホッとします。また、設置作業で結構な箇所、深さを重機で掘ったため、これまでなかった石が転がっています。その石を5歳児めぐみ組のT君、S君を中心に男の子たちがたくさん拾い集めてくれました。そんな中にハート型やツルツルしている石を見つけると宝物を発見したかのように握りしめ、大切にポケットに入れていました。そうかと思えば、文字を書ける石を見つけ、三目並べをする姿に驚かされます。明日もきっと多くの子どもたちが楽しいことを見つけ、奇想天外な事をして遊ぶ姿を見ることができる事を期待していますが、咳や嘔吐や熱で欠席・早退する子どもたちが見られています。そして、花粉症に悩まされる辛い時期が重なってきます。体調管理をしっかり行い、残り1ヶ月となった今年度の保育園生活を満喫して欲しいと思います。

気づきましたか?

2023/02/27

日々保育園で過ごしている子どもたちは、先生たちの髪型や靴の変化、保育室や園庭の環境など人的・物的環境のわずかな変化にも直ぐに気づきます。その感覚に鋭さ驚かされるのですが、我々保育に関わる者も送迎の際等に子どもたちや保護者の方々の表情は様子に目を向ける(視診する)ことが求められます。そして「〇〇ちゃん・くん髪切ったんだね」とか「新しいジャンパー買ってもらったんだ」と声をかけるようにしています。中には「園長先生おはよう!あのね、〇〇買ってもらったんだ」とか「お箸新しくなったんだよ」と嬉しさを堪えきれず自分から教えてくれる子どもたちもいます。そして、今朝は、この休みの間に手を加えた園庭の変化に気づき「うわ〜すっげ〜!」「どうなってるんだ?」「ここに上ってみよう!」「楽し〜い」と言いながら遊ぶ姿が見られましたが、おそらく多くの保護者の方々は新たになった箇所に気づくことはなかったのではないでしょうか?それは、変化した箇所や新たになった所がこれまでと同じケヤキを使って作られた事により違和感なく溶け込んでいたからだと思います。一方、これまでも子どもたちが喜んで遊んでくれる事を願いながら作業に取り組んでくださっているYさん、Nさん。そして昨年度もお手伝いして下さった卒園児R君のお父さんのSさん、3歳児てんし組のNちゃんのお父さんにお手伝いいただき、子どもたちが楽しく遊ぶ姿をイメージしながら作ったものの、遊具小屋の前に組んだ丸太をクライマーのように軽々と上る姿から、子どもたちの思考回路は我々大人の思考回路を超越していて、想像を超えた遊び方、使い方をすることに改めて気付かされました。今日の子どもたちの姿から、遊具小屋の屋根の上に上ってしまう(上りたくなる)子どもたちが出ないとも限りません。しかし、取り返しのつかない事故や怪我につながることもあるので、簡単にOKを出すことはないでしょう。そう思いながらも、桜が満開になった時、子どもたちと一緒に屋根の上でお花見ができたら何とも贅沢で素敵だろうなあ?そんな事を考えてしまいました。

切なる願い

2023/02/24

ロシアがウクライナに侵攻して一年、世界中のありとあらゆることが一転してしまいました。そして、未だに収束の気配すら感じられず、P大統領はウクライナ侵攻後、初めて行った年次教書演説で、アメリカとの核軍縮条約の履行を一時的に停止すると一方的に主張するなど、相も変わらず核の使用(核戦力をちらつかせて)威嚇するなど好転とはいかなそうです。そのような世界情勢など知る由もない子どもたちは梅が綻び始めそうになる園庭でドッジボールやストライダー、花見櫓の枝にタイヤを飾りゴザを広げてのお家ごっこなど今日も楽しそうに遊んでいました。しかし、ウクライナ東部では攻撃が続き、スマートフォンから非難を呼びかける空襲警報が一斉に鳴り響き、その度に怯えながら避難する人々が大勢います。当然のことながらその中にいる子どもたちには笑顔などなくなってしまっていることでしょう。何年前になるでしょう。祖父とまではいかないもののロシア語ができた父が母と一緒にモスクワ旅行に出かけた際、マトリョシカなどをお土産に買ってきました。しかし、その時はマトリョシカよりも、ロシアのチョコレートがとてもおいしかった事を思い出します。もし、本当に核兵器が使用されるような事になれば広島や長崎以上の被害が出ることは言うまでもありません。侵攻を始めたP大統領の目論みが外れ、泥沼化して長引いてしまった争い。しかし、振り上げた拳を簡単に下ろすことはできないのでしょう。そんな為政者の身勝手によって起きてしまった争いを止めることができるのも人間であり、中でも将来のある子どもたちなのかも知れません。信仰や文化の違いを認め合い、生まれ育ち、住み慣れた土地が放射能で汚染されるような事がないこと、避難している人々が安心して過ごす事ができるようになることを切に願い祈るものです。

ねえ、知ってる?

2023/02/22

今朝、動物好きの3歳児てんし組のN君に「ねえ、ねえ、N君パンダのシャンシャン中国に帰っちゃったね!?」と、このところ話題になっている上野動物園のパンダのことを話かけてみました。すると、「えっ?そうなの?」という想像していたことと違った返事が返ってきました。てっきり、どうぶつのことなら何でも知っていて興味ももっているかと思っていたので何だか拍子抜けといった感じがしました。ところが、そんな会話を近くで聞いていた、同じてんし組のR君くんが何を思ったのか「サンタさんはフィンランドに住んでるだよね~!」と一言。そこで、「どうしてそんなこと知ってるの?」と尋ねてみると、どうやらお家で教えてもらったことを覚えていた様子。そんなR君の一言に子どもながらに様々な国があることを知っていることに気付かされました。コロナ禍となり、多くの方が海外旅行(渡航)が難しい数年を過ごしましたが、昨今、多様性が求められる時代となりました。R君を含めた在園児たち、午後に行われた「入園説明会」のために来てくれた来年度入園する子どもたちが大人になるころには外国人が身近にいて当たり前の時代となり、外国語(特に英語は)も当たり前のように使えるようになっていることでしょう。
 さて、少しずつ暖かくなって来たからでしょう。そろそろ北帰行すると思われる白鳥たちが今朝園庭上空を会話しているのか鳴きながらV字飛行していました。そうかと思えば、数年前に植えて以来、初めて実を付けた栴檀(せんだん)の木に鳥が止まり実を啄んでいました。栴檀の木が植えられている保育園の園長先生に「栴檀の実には毒がある」と以前聞いていたので、子どもたちには絶対に食べないように伝えて来ていましたが、人間よりもはるかに小さな鳥が食べている姿に改めて自然の不思議さを感じました。

もうすぐ

2023/02/21

1歳児うみ組のYちゃんが、何を思ったのか、遊んでいた(歩いていた)ドロドロの築山の途中でどっかと座ったかと思うと、そのままお尻を擦り付けるようにしながら坂をおりてくるではありませんか。当然のことながら(言うまでもなく)お尻は泥だらけになってしまいます。その姿をすぐ傍で見ていた保育補助のSさんが悲鳴に近いような「あら~Yちゃん」と声を上げ「お部屋でお着換えしましょうね」と優しく話かけ手をつないで保育室へ帰っていきました。Yちゃんのご家庭だけでなく、多くの保護者の方々が園から持ち帰る泥だらけになった洗濯物に閉口してしまっているのかと思いますが、泥だらけになった子どもたちはそんな保護者の思いなど知るよう由もなく、それどころか嬉しそう(満足気)なのです。それだけではありません、ミミズや砂糖に群がるアリのように新設された園庭の桜の丸太で遊ぶ子どもたちのお陰で、穴の中がサンドペーパーかグラインダーで磨いたかのように日に日にツルツルになっていくのです。この調子だと頭の上(天井部分)ももうすぐツルツルになっていくような気がします。
 一方、2月も残すところ一週間となりました。5歳児の子どもたちは今日、2階ホールで卒園証書用の写真撮影を行い、0歳児ひかり組の先生たちは、クラスの子どもたちの手形を使って祝電を飾る桜の木を作るなど、卒園式に向けて着々と準備が進められています。三寒四温を繰り返し園庭のぬかるみの落ち着いてくることでしょう。それまでは持ち帰る汚れ物が多いかと思いますが、洗濯をお願いいたします。

伝えなければならないこと

2023/02/20

寒さが緩み、雪や氷が解け始め、雪が雨に変わることを意味する「雨水」。この「雨水」に雛人形を飾り始めると良縁に恵まれる」という言い伝えから、雛人形を飾るのにおすすめの日だそうで、保育園でもそんな言い伝えに倣って、毎年(今年は18日)雨水に合わせ5歳児が玄関ホールと2階ホールに雛人形を飾ってくれます。特に玄関ホールに準備される七段の雛壇は年代のもということもあり組み立てるだけで一苦労。そんな雛壇のどこに人形を置くのか子どもたちと先生が確認しながら話し合いながら慎重に飾り付けてくれていました。これから「ひな祭り」までしばらくの間、多くの子どもたちが雛壇お前で立ち止まり人形たちを興味深く眺める日が続くことでしょう。(朝、園庭の大きな桜の丸太の上に登っていためぐみ組のEちゃん、Sちゃん、Tちゃんが三人官女のように見えてしまいました。)
 一方、寒さが緩むことでこれまで凍っていた園庭がぬかるむようになり、着替えの回数が多くなり、靴も泥(砂)で覆われ、ゴマのおはぎのようになってしまいます。その泥や砂を払い落としてから玄関に戻ってくれるといいのですが、なかなか徹底することは難しく玄関が砂だらけになってしまいます。特に一晩、靴箱に置かれ夜のうちに乾燥した靴を翌日履くため、数人の子どもたちが玄関先に置いただけであっという間に砂だらけになり、エンドレスで掃き掃除をしなければならないほどです。同様にトイレのスリッパも使った後、並べて置かれず、バラバラになっていることも・・・。いずれのことも保育園という集団生活の場と家庭との環境の違いが大きいことが原因かと思いますが、幼い頃から社会生活の中で必要なこととして伝えていかなければならないことがまだまだあることを思わされます。

怪しげな声が・・・。

2023/02/17

バレンタインデーが過ぎたというのになお、園庭のあちこちでは小さなショコラティエたちが手も服も長靴もチョコまみれにして忙しそうに仕事をしています。と言っても、それはチョコ作りを目的にして遊んでいる子どもたちだけでなく、ドッジボールをしていても鬼ごっこをしていても乗り物に乗って遊んでいても霜や雪が融けてどろどろになった園庭で遊ぶだけで否応なしにそうなってしまうのです。中にはそんなきれいなジャンパー(身につけるもの全て)着て遊んで大丈夫?と心配してしまうことがあるのですが、そんな子に限って積極的に泥遊びをするのです・・・。てなわけで今日も外遊びを終え保育室に戻る際、多くの子どもたちが着替えをしなければなりませんでした。一方、皆が園庭でどろどろになって遊んでいるのに、職員室の脇の扉のところから怪しげな声が聞こえて来ます。一体誰が何をしているのか見てみると、1歳児うみ組のR君が一人楽しそうにしているのです。特別遊具があるわけでも不思議な事物があるわけでもないのに。そんなR君に「Rちゃん何してるの?みんなお部屋に帰るようだけど一緒に行かない?」と話かけるのですが、ニヤッと笑うだけで保育室へ戻る気配はありません。すると、そこに近くにいたR君とそら組にIちゃんが加わったことで、さらに気分が盛り上がり、話しかけ度にその場でジャンプしながらゲラゲラ大笑い。しかし、このままでは給食の時間に支障がでると思い、一輪車を準備し「これに乗ってお部屋に行かない?」と聞いてみると、途端にお部屋に戻ろうというモードに切り替わってくれたようで、三人まとめて一輪車で保育室まで送り届けることができました。R君に限らず、子どもは狭いところ、大人に見つかることなく隠れられるところを好む傾向があります。R君はきっと担任の先生たちに見つかることなく自分の時間をスペースを楽しんでいたのでしょう。同様に、5歳児めぐみ組のA君とM君が「ねえ、園長先生何か手伝うことなあい?」と聞いて来たので、先日除雪して固まったままの雪が融けやすいように砕く手伝いをお願いしたところ、自分たち以外誰もいないところで特別なことをしているという喜びがあったのか、大人が使うスコップを手に「楽しいね」と言いながら除雪作業を手伝ってくれました。この作業に加え、今日に引き続き、明日も気温が上がるとのことですので堅い塊も一気に融けてくれることでしょう。

採用について

採用情報から各種文章まで、ご報告。