社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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いかがですか?

2023/03/20

先週末に卒園式を終え、今朝登園してきた5歳児のぞみ組・めぐみ組の子どもたちの表情から、緊張感から解き放たれほっとした様子が感じられました。一方で今日で保育園での礼拝が最後だったことや今週末の保育終了日をもって、いよいよ(本当に)保育園に来ることがなくなることを理解している子どもたちから「保育園とお別れするの寂しい」とか「24日で保育園終わりだよね」いう声が聞かれ、子どもたちながらに様々なことを感じていることを表現してくれる姿、また、以前、保育者として勤めてくれていたY先生(現在は山形の保育園で園長)が遊びにきてくれて、礼拝を一緒に守った後、ほんのわずかな時間、園庭でサッカーをしてくれただけなのに一緒に給食を食べるなどしたのですが、偶然にも今日がY先生の誕生日だったので、♪ハッピーバースデーを歌って誕生日をお祝いしましたが全く違和感を感じることはありませんでした。そんな姿に改めて成長を感じ、安心して小学校へ送り出すことができると確信しました。そんな子どもたちと同じように園庭の畑に植えた玉ねぎの苗が寒い冬を越し順調に育っていますので、5月から6月には子どもたちが新玉ねぎを食すことができることでしょう。
 さて、先日の卒園式の際、すっかりお馴染みとなった卒園記念品の「手作り味噌(数ヵ月間2階の倉庫で熟成)」を持ち帰りましたが、その他に春に子どもたちが仕込み、味噌屋さんで熟成させてもらったみそを充填してもらいました。数に限りがありますが、購入ご希望の方がいらっしゃれば卒園児以外でも1㎏入り1個960円で購入していただけます。ご希望の方は職員にお声がけください。

おめでとうございます。

2023/03/18

3月中旬、しかも卒園式当日に雪が降ることなど想像もしていませんでしたが、今年度の卒園式は雪の降る寒い中での卒園式となりました。そんな中、子どもたちは普段とは違う「晴れの日」に相応しい服に身を包み、喜びと緊張とが入り混じった表情で誰一人お休みすることなく45人全員が登園してきました。入場までに保育室で手作りのコサージュを付けてもらうなどして式本番、入場となりましたが、この日を迎えるまで様々な準備をしてきたとは言え大勢の保護者を迎えるとドキドキするのでしょう、緊張していることが伝わってきました。一方、入場する姿を見ただけで喜びや寂しさが込み上げてきたのか、すでに目頭を抑えている保護者や先生の姿につられてしまう事がないようにするのに必死でした。リハーサルの時とは違い、本番は割愛する場面がないため、有に1時間以上の時間がかかりましたが、涙あり、笑いありの第一光の子保育園らしい卒園式だったと思います。卒園式後の来週も数日登園し、本当に保育園とお別れの子どもたちがいます。本日卒園証書をもらった子どもたちが、これからも大勢の方々に愛され健やかに成長する事を祈ります。雪の降る寒い中ご参加くださった保護者の皆様に改めて感謝申し上げます。また、卒園式の為に家庭保育にご理解・ご協力くださった在園児の保護者の皆様にも感謝いたします。

願い

2023/03/17

今朝、いつものように園舎内の消毒作業をしている時、5歳児のぞみ組の廊下側の窓に昨日まではなかった「てるてる坊主」がぶら下げられているのを見つけました。このてるてる坊主、言うまでもなく明日の卒園式が天気になるようにとの願いを込めて作られたものでしょう。子どもたちから「作りたい」と言ったのか、担任のW先生の発案かは定かではありませんが、形こそ一つ一つ違うものの表情がどれも笑顔なのです。それが晴れの日でも雨の日でも笑顔で過ごしてきた普段の子どもたちの表情に見えてなりませんでした。であれば、明日がどんな天気であろうとも素敵な卒園式になることでしょう。中には明日が卒園式という実感が湧かないのか、一輪車を押して園庭を歩いている僕を見つけ「乗りたい乗りたい」と言いながら追いかけて来て4人の子どもたちが飛び乗ってきました。総重量は何㎏になるか分かりませんが、未満児とは比較にならないずっしりとした重さが腕に伝わってきて子どもたちの成長とともに力の衰えを実感させられました。
 さて、そんな卒園児以上に重さや大きさを感じさせてくれたのが今日卒業式を終えた後、保育園に挨拶に来てくれた小学校6年生の卒園児たちです。数年ぶりに来てくれた子どもたち全員が一体何を食べてこんなに育ったのかと思うほど担任だったN先生よりもはるかに大きい(重い)ことが一目瞭然で、「おめでとう!」の意味が、卒業というより、相〇部〇の入門が決まったことをお祝いしているかのようだと保護者の皆さんと笑い合いました。こんな風に照れながらも大きな体の卒園児が遊びに来てくれるのは、最前線で素敵な保育をしてくれた先生たちがいたからこそ!中学校でも素敵な友だちと思い出を作ってくれることを願い、明日卒園する子どもたちも、今日来てくれた6年生たちのように大きくたくましく育ってくれることを祈るものです。

もう少し

2023/03/16

卒園・進級を間近かにし、子どもたちの心境にも様々な思いが去来しているのでしょう、このところ感じることは進級する子どもたちが嬉しくてならないことが言動から伝わってくることです。4歳児、あい組・はと組の子どもたちは憧れだった、保育園での最高学年であるのぞみ組・めぐみ組になれる(なる)という実感が湧いて来たのか、これまで挨拶をするのにモジモジしていたり、荷物をお家の方に持ってもらっていた子どもたちが大きな声で「園長先生おはよう!」と挨拶をしてくれるようになり、自分で荷物を持って保育室へ向かうようになりました。また、今日は卒園式の総練習を見にきてくれましたが、いつも賑やかに遊んでいるのぞみ組・めぐみ組の子どもたちが真剣にリハーサルに臨む姿を目の当たりにし、一時間という長丁場でも静かに見ていました。また、日々送迎に関わっていただいているにも関わらず、出席者の人数制限のため、卒園式当日においでいただくことができないのぞみ組のHちゃんのおじいちゃん、M君のおばあちゃんにお客様としていらしていただいた事は子どもたちにとっても僕にとっても良い緊張感に包まれたように思います。
 一方、もう少しすると(来年度から)午前のおやつがなくなる2歳児が次年度に向けて早い時間から外遊びをするようになり、まだまだ上手に漕ぐことができないSちゃんが三輪車に跨り、Y君を乗せて僕に動物の事を教えてくれている3歳児てんし組のN君の前を一生懸命に地面を蹴って(歩いて)進むと言う何とも可愛らしい姿が見られ、また、4歳児はと組のRちゃんが妹の2歳児ほし組のYちゃんに丸太渡りを優しく教えてあげる仲の良い姿にほっこりさせてもらいました。

いよいよだね

2023/03/16

 卒園式を2日後に控え、今日はのぞみ組の皆さんが証書を受け取る様子やお別れの言葉を伝える様子などを小さいお友だちにも見てもらいました。卒園式には他のクラスは出席できないからです。
 園庭やホールなどで会えばいつも遊んでくれたのぞみ組のやさしいお兄さんお姉さん、一緒に手をつないで散歩に行ったこともあったよね。優しさはこれからもずっと続いていくことでしょう。

翻弄

2023/03/15

コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点からマスクの着用が当たり前のようになっていましたが、感染症法上の位置づけが5月8日に「5類」に移行するのを前に、政府は一昨日、13日からマスクの着用ルールを個人の判断に委ねる(緩和する)新方式が適用され「脱マスク」の日常が始まりました。しかし、通勤ラッシュなどの混雑時や、医療機関や高齢者施設を訪問する時など感染リスクが高い状況では引き続き着用を求めています。日々通勤のために利用している朝の電車も高校で卒業式が行われた後は空席が増えたのですが、ほとんどの方が今までと変わる事なくマスク着用を継続しています。本当は早々に脱マスク生活を始めたいところですが、保育園という施設の性質上、そして、今週末に卒園式を控えていることもあり、直ぐに外すことは控えなければならないと思っています。もしかすると、外したくとも周りの目を気にして外せないでいる方も多いのかと思いますが、そこが、何とも日本人らしいところなのでしょう。
 さて、この3年間、コロナによって様々な制約がなされ、これまでとは違う保育が求められました。その中でも今年度ののぞみ組・めぐみ組の子どもたちは行事の度に天気や感染症に翻弄(悩まされ)されてきました。だからこそ、土曜日の卒園式は何としても快晴の下、皆出席で迎えられる事を願っているのですが、またしても雨が降り気温も上がらない(しかも何故だか土曜日だけ)という予報が出ているではありませんか。その予報が当たったとしも子どもたちの門出を祝うホールはこれまでの成長を見守る暖かい眼差しがあふれるように、明日の一部礼拝、二部証書授与通しての最終リハーサルを行ってくれることと思います。そして、子どもたちが日々過ごしてきた傷がたくさん残るホールに並べられた花道を堂々と歩く姿、立派に証書を受け取る姿に成長を感じ多くの保護者の方々が涙する姿が目に浮かびます。

ご招待ありがとう

2023/03/15

 3歳児てんし組で今日「おみせやさんごっこ(フードコート)」があり、他のクラスや普段職員室にいる職員も招待を受けていました。あい組やのぞみ組の子どもたちも楽しみにしていて、お財布やお金を持って出かけていきました。フードコートにはお寿司屋、たこやき、ファストフード店、アイスやチキンなど本格的なお店がいっぱい。てんし組のお友だちは「いらっしゃいませー」と張り切って店をきりもりしていました。ラーメンなどを買ったお友だちは本物を食べているかのようでした。
 最後はのぞみ組の皆さんに「今までありがとう」とペンダントのプレゼントまで用意されていました。いよいよ卒園の日が近づいたね、と実感した一日でした。

創意工夫

2023/03/14

東日本大震災から12年を迎えた3月11日、発災時刻に黙祷し祈りを献げました。テレビでも東日本大震災関連の番組が組まれ、否応なしに当時のことを思い返すことになりましたが、そこで再認識・再確認させられたこと、それは、当たり前と思っていることが当たり前ではないこと。そして、物質的な豊かさでは満たされないことがあり、それ以上に感性的・精神的な豊かさが必須であることでした。停電してしまえば、エアコンやファンヒーターや炬燵では暖は取れないこと、テレビもビデオもパソコンも役に立たない道具と化してしまうことでした。そのため。暖を取りながら調理ができるように焚火をすることなど、自分たちで創意工夫して過ごす日々が求められました。しかし、子どもたちの保育園での姿を見ていると、遊具や玩具が無くとも自分たちでルールや目的を決めて遊んでいることがわかります。今日も満開に近い梅の花を摘んで匂いを嗅ぎ「いい匂~い!」と言いながらうっとりしている3歳児てんし組のR君、A君、Yちゃん。また、5歳児めぐみ組のМ君が「ねえ、園長先生、〇×ゲームしよう」と誘ってくれたのでしばらく勝負をしましたが、「次は、〇〇!」「じゃあ、次は〇〇」と次々に仲間が増え、たった二本の棒(枝)で遊びが続きました。また、朝、園舎内の消毒をしている際、0歳児ひかり組の保育室から不思議な音(鳴き声)が聞こえてくるので覗いてみると、僕に気付いたМ君とY君が近寄ってきてくれてY君が指をなめながらニヤニヤし始めました。すると、それを横で見ていたМ君が真似をするように指をなめてニヤニヤ・・・。このように年齢問わず子どもたちなりに創意工夫しながら遊んでいることに前述の感性的・精神的な豊かさがあるように思えました。
 5歳児のぞみ組めぐみ組は今週土曜日に迫った卒園式に向けて最終確認・準備に追われています。そんな中、玄関ホールの大きなガラス窓や階段の壁に、担任の先生たちが撮りためた写真が展示されるようになり、卒園・就学が近づいていることが一層感じられるようになりました。この写真の取り組み数年前に保護者の方々にもご協力いただくことから始めましたが、先生たちチョイスの素敵な写真をお楽しみください。

ありがとう!

2023/03/13

毎週月曜日の守っている各年齢の礼拝、来週大河原教会のM先生にお話しして頂き、今年度の礼拝は最後となり僕が担当するのは今日が最後となりました。これまでずっと牧師でもない僕が子どもたちと先生、時には誕生会にお見えになった保護者を前に聖書のお話をすることが、大きな重圧であり偽善のように感じていました。しかし、そんな僕の拙い話に耳を傾け、目を輝かせて聞いてくれる子どもたちの姿を目の当たりにすると味が引き締まる思いとなり、そのために、しっかりと学び、学びつつ伝え、伝えつつ学ぶことの重要性を痛感させられました。これは、保育にも通じることで、何十年保育をしていても疑問や課題が生まれることからもわかるように、たった数年で子どもや保育の事を知る事などできるはずもなく、そのために常に学び、学びつつ伝え、伝えつつ学ぶを繰り返さなければなりません。今日も4歳児はと組のY君とN君が遊具小屋の入り口にカップやお皿を並べ、そこに一生懸命に砂を入れ遊んでいるのです。そこを通りかかった僕に「ねえ、園長先生、今ね、ハ◯ピ◯セ◯ト作ってるんだよ」と話しかけてくれて、窓のとことに並べてある商品の説明もしてくれました。そんなこともあり、先日、担任のN先生がきれいにしてくれた小屋は言うまでもなく砂だらけ!挙げ句の果てに小屋の入り口のサラサラの砂を集めるためにシャベルで掘ったため、平だったところが凸凹になってしまいました。そんな穴もあっという間に埋まってしまうことでしょう。
 さて、話は一転しますが、お昼前のことです。「カブトムシの幼虫がたくさんいるのですが、保育園で要りませんか?」こんなお電話をいただきました。話をお聞きすると「ジャガイモを植えるため準備していたら、堆肥の中に幼虫がいて・・・。このままだと可哀想だから保育園で必要なら持って行ってあげようかと思って」とのこと、しかも「60匹くらいいるんだけど」と言うのです。せっかくのお電話、しかも、何匹いるかまで数えてくれているとなると、むげにお断りすることは失礼ですし、それどころか、虫好きの子どもたちにとってみれば宝物を届けてくださると言うことにほかなりません。そこで「では是非いただきます」とお返事をすると、子どもたちが給食を食べ終える頃、年配の女性が堆肥が入れられたお米を入れる袋と共に幼虫が入った発泡スチロールの箱を届けてくれました。早速蓋を開けて見ると、虫嫌いの方々だったなら、間違いなく悲鳴をあげるような大きな幼虫がいっぱい!そこで、メダカや昆虫となれば、いきものがかりのT先生にお願いすべく伝えると、子どもたちが午睡中、雌雄を調べながら「こいつは立派なオスになる」「こいつはちょっと心配」と言いながら大きな衣装ケースに住まいを変える作業をしてくれました。
 カブトムシの幼虫に限らす、「園長先生、〇〇要りませんか?」「保育園で使えるのでは?」とご連絡をいただくことがあります。在園時の保護者はもとより、卒園児の保護者や地域の方々が保育園の事を考えてくれていること、そんな方々に支えられている事を再認識する出来事でした。この幼虫たち、しっかり堆肥を食べ、立派なサナギになり子どもたちが驚くような成虫になってくれることを願うものです。

時間とともに

2023/03/10

明日3月11日は言わずと知れた「東日本大震災」が発生した日です。あの日からあっという間に12年が過ぎ、沿岸部は特に復興・復旧工事が進み震災前のとは一変、きれいになった一方、マリンスポーツを楽しんだ海の風景(景色や面影)はなくなってしまいました。しかし、原発事故による放射能被害が大きかった原発周辺は、今なお空間線量率が高いため、立ち入りが原則禁止され、居住を制限する「帰還困難区域」があるのが事実であり、家々(町)が朽ちてしまっています。しかし、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが、震災の記憶が薄れつつあることも事実のように思います。しかし、保育園では12年前の発災時間に合わせ、多くの子どもたち(クラス)が先生たちと防災訓練を行っていました。そんな先生たちの中には当時、小学生だったという先生がいるのですからジェネレーションギャップを感じてしまいます。もちろんのこと、在園児たちは震災の記憶などありませんが、地震以外にも子どもたちを襲うことは様々です。一昨日は、町内の公共施設と教育機関に対する爆破予告があり、緊急連絡をさせていただくことがありましたが幸い何事もありませんでした。そして、この悪質な一件の裏で面白いことがあったことを5歳児めぐみ組の担任N先生が置いてくれていたメモで今朝知りました。そこにはめぐみ組のCちゃんとお母さんの会話が書かれたのですが、一般的には(本当なら)職員室にいなければならない(いるであろう)園長(僕)が如何に職員室にいないかを的確に表している内容で笑ってしまったのですが、Cちゃんがそんなことを思っていてくれたことが嬉しくてなりませんでした。
 そして、このとこと連日のように書いていますが、来年度保育室が2階へ変わり、朝のおやつが無くなる2歳児クラスの子どもたちが朝早くから生き生きと外遊びを楽しむ姿が見られるのです。今朝もAちゃん、A君、Sちゃん、Yちゃんたちが自分たちだけで園庭中央の家に登って遊んでいましたが、「あのね、お尻の方から降りるんだよ」と教え合う姿に驚きました。こんな風に子どもたちが喜んで遊んでくれる(上り下りする)お陰で梯子の足を掛ける部分が見事(きれいに)に擦り減っていて、時間の経過と子どもたちの凄さを思い知らされます。

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