社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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不安と楽しみ

2025/11/06

今日1月6日はエピファニー・公現祭・クリスマスの12日後に当たることから英語では「Twelfth Day」とも呼ばれ、東の国の三博士がキリストを拝むためにやってきたことを記念する日です。そのためキリスト教会やヨーロッパ諸国ではクリスマスの飾り付けが外される日でもあります。キリスト教の保育園であるので、前職の幼稚園での教えに習い、保育園でも各クラス、アドベントカレンダーや馬小屋の飾りなどの片付けが行わました。アドベント期間中、子どもたちも保護者の方々もみんなが登場人物が誰なのか楽しみに眺めていた玄関ホールのアドベントカレンダー、また各クラスの取り組みの様子が書かれた掲示物もてんし組のN先生と子どもたちによって外されスッキリしました。その反面、寂しさや年度末が近付いていることを感じされられます。5歳児のぞみ組のRちゃんは就学に対する不安や心配なのか、大好きな友だちととの別れが悲しいのか「保育園を卒園したくない」「卒園式の時には泣いちゃう」と言っているということを担任のS先生から聞きました。もちろん、そんなS先生も卒園式当日はもちろんのこと、その日を迎えるまで何度、涙を流すことやら・・・。というのが僕の予想ですが。
 さて、そんな5歳児が卒園すると、次期のぞみ組・めぐみ組へと進級することになる現4歳児のあい組・はと組の子どもたちは、寒い日に園庭で遊び、手や足が冷たくなるとランチルームの暖炉の前にやってきては談笑しながら身体を暖めています。今日のように雪遊びをした後は必ずと言えるほどの風景となっています。そうかと思えば、今日は0・1・2歳児の午前中のおやつを羨ましそうに眺めながら「今日の給食なんだっけ?」と話し合う姿も見られました。まだまだ幼い面が見られるこの子たちが4月になると保育園で最高学年になることが頭でわかっていてもまだまだ想像が付きませんが、一つ想像できることは、来年度も伝統を引き継ぐかのように、奇想天外なことをしてくれることは間違いないということです。さてどうなることやら・・・。

それを言っちゃ・・・。

2021/01/05

たまたまなのでしょうが、職員室で「〇〇さん(業者さん)しばらくお見えにならないですね!?」とか「今日は電話がきませんね」とか「×△〇だったりして」と話をしたり、心の中で「〇〇さんに連絡しなければ」と思っていたりすると、不思議なことにその方がアポなしで見えになったり、電話が入ったりすることがあるのです。昨日も薪運びをしながら、広島のI先生のことを思い浮かべていたところ、午後電話が来たのです。そして今日も、数日前からHPのことで聞きたいことがあったので連絡しようかなあと思っていたら、これまた突然、担当者が新年のあいさつに来園するのですからビ~ックリ!言ったことがあまりにもいいタイミングで起きるので「何だか怖いです」と言われてしまうことも・・・。嬉しいことや良いことであれば笑うことができますが、「このごろまた地震があるけど大きな地震が起きなければいいですね」とか「ここ数年間〇〇〇〇〇〇〇の方も来ていないので、突然やってくるかもしれないですね」など、起きて欲しくないようなことを話すと「それは言わないでくださ~い」と言われてしまいます。それがまるで、子どもたちに人気がある絵本「めっきら もっきら どおん どん」で主人公”かんた”がある一言を言ったことで、化け物たちと過ごすことができた異次元の世界から現実の世界へ戻ってくるかのようであり、「鶴の恩返し」や「見るなの座敷(うぐいす長者)」のように見てはいけないという約束を破ってしまい現実に戻ってしまう夢物語のようでした。予言者でも予知能力があるわけないので偶然でしかないのですが軽はずみなことは言えない(言わない)ようにしなければならないのでしょう。
 さて、昨日の登園する子どもたちも出勤する先生たちも少なく寂しい一日から一転、今日は久しぶりにクラスの仲間に会うことが子どもたちとそんな子どもたちに会うことができた先生たちの笑顔と歓声が溢れました。4歳児のHちゃん、Rちゃんは給食の時、提供されたデザートのミカンをきれいに剥き、おしぼりの上に並べて嬉しそうに食べていました。そんな何気ない日常、本来の保育園が戻ってきたことを感じました。明日になれば更に子どもたちが登園してくるようになり、賑やかさが戻ってくることでしょう。今晩から明日の朝にかけて大雪にならないといいのですが・・・。もしかして、これも言っちゃいけないこと・・・!?

「よろこんで」

2021/01/04

これまで経験したことのない特別な年末年始のお休みを終え、今年度の残り3ヶ月の保育が始まりました。主題の「よろこんで」のもと、クリスマスに救い主イエス様が生まれてくださったこと、一年間友だちや先生たちと楽しく過ごし、進級・卒園することをみんなでよろこんで過ごしていこうと思っています。とは言え、コロナウイルス感染症の第三波が忍び寄り、心配や不安の中の保育が求められそうです。まさに丑(牛)年を象徴するかのように、一歩一歩慎重に牛歩の如く歩まなければならないこともあることでしょう。一方で突進する闘牛をかわすマタドールのような判断をしなければならないこともあるかと思います。そんな時でも、「モ〜嫌だ」と弱音を吐くことなく「うっしっし」と笑って過ごしたいものです。
 さて、新年初の登園日の今日、朝の冷え込みで園庭は霜が降りカッチカチ!そんな中、唯一凍っていなかったのはビニールの屋根に守られた畑だけ。そんな余りの寒さが影響しているのか、新年初の登園で荷物の片付けがあったのか、いつもならば外遊びが始まっている時間になっても先生たちも子どもたちも一向に外に出てきません。その間、僕は月始めに役場に報告する放射線量の計測を終え、園舎内(玄関のドアや窓ガラス、階段の手すり)の消毒を始めたのですが、半分以上終わった頃にようやく外に出てきたと思ったら、ソリを手に築山に向かい、ほんのわずか残っていた雪の上を滑り降りていました。声も聞こえず、表情もはっきりとは見えませんでしたが、動きだけで楽しんでいること、よろこんでいることが伝わってきました。ちなみに、童謡「お正月」には、「♪ お正月には凧揚げて、こまを回して遊びましょう。」とありますが、今ではそんな姿は皆無と言ってもいいのかも知れません。そのため紐を使ってコマを回すことができる子どももほとんどいないでしょう。一方、S学院大学を卒業した先生たちはコマ名人のA先生のお陰で特別な回し方ができるはず。いつか、園庭でコマ回しをする姿や凧揚げに興ずる姿が見られるかも知れません。

今年はどんな年になるかな

2021/01/04

 あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。

 2021年がいよいよ始まりました。昨年は年が明け早々に未知のウィルスのニュースが飛び込んできたものの、このような世界中を震撼させるパンデミックになるとは思いもしませんでした。今年こそこの状況が落ち着くと良いのですが…。
 コンサートやライブはまだまだ大きな会場に大人数を集めるなどできませんが、今日は保育園の庭でとっても小さなライブがありました。ゲリラライブというのでしょうか。一人(独唱)がビールケースに上がって歌い始めたら、数人が集まってきました。ステキな衣装も身にまとっています。良く見ると「遊ぼう会」で使った物や数年前のクリスマスツリーの装飾物をリメイクしたもの。担任のR先生がクラスの子ども達がアイドルごっこが好きだからと自由に使えるように準備してくれたようでした。
 それにしても子ども達がリクエストする今流行の曲(鬼○の刃など)がすぐ流れるのはどうしてなんだろうと思って聞いたら、アイポットのユーチューブをブルートゥースでラジカセに流すという技があるそうで、そんな事ができる世の中になったんだなーと感心させられました。
 保育園もICT化の流れで昨年度から色々な取組みをさせていただいていますが、なかなか使い切れずにいる部分もあります。今年、チャレンジしていくこともありますが、心の通ったやりとりはなくしてはいけないと思っています。

良いお休み・良いお年を!#3

2020/12/28

車掌車の中も随分片付きました。子どもたちに再解放できるようにもうひと頑張りしなければ・・・。

良いお休み・良いお年を!#2

2020/12/28

ワックス掛けのお陰で綺麗になった園舎内と積雪に備えた軽トラック!

良いお休み・良いお年を!

2020/12/28

2020年の保育も今日が最終日となりました。一年を振り返るこの時期、どのテレビ番組(ニュース)を見ても「コロナで始まり、コロナで終わった」と伝えているように世界中が特別な一年になりました。2月横浜に入港した大型クルーズ船での集団感染、その後の感染拡大により全国の小中高校で一斉に臨時休校や入学式の延期、ドラッグストアをはじめあらゆる店頭からマスクが消えるといった社会現象、一方、オンラインの活用が進み働き方の変化を象徴する「在宅勤務」「リモート〇〇」「Z〇〇m会議」など働き方にも変化が見られました。そして、56年ぶりに東京で開催され、国中が盛り上がるはずだった2020東京オリンピック・パラリンピックをはじめ、毎年各地で開催されていた多くのイベントが延期や中止となってしまいました。保育園でも行事の見直しや延期や中止など翻弄される日々でしたが、それでも、保護者の皆様のご理解ご協力をいただき、子どもたちのために先生たちが力を合わせて保育してくれました。そして保育終了日の今日は新しい年を迎える前に、子どもたちに手伝ってもらい園庭の遊具小屋の玩具や棚を全て出しての掃除と片付け、先生たちが手分けして園舎内のワックスがけ、車掌車の片付けなど大掃除の一日でしたが、お天気に恵まれたこともあり全て終えることができました。そして、年末・年始、気温が下がり雪が降る予報も出ているので、新年早々大慌てをすることのないよう軽トラックにスノープラウを装着し雪に備えました。ちなみに、遊具小屋の片付けをしているとき、主任のY先生に「園長先生、このバケツ直せますか?」ととんでもない形にひしゃげたバケツを手渡されました。丁度よく金槌やバールを使って修理作業をしていたこともあり、受け取ったバケツをトンカンやって何とかかんとかそれなりの形に修復すると「バッチリです!」とお褒めをいただくことができました。時代は令和、間もなく2021年となるというのに、江戸時代の鋳掛屋のようなことをしている保育園、きっと来年も変わることはないでしょう。
 最後に、この一年保護者の皆さんはじめ多くの方々に支えられ保育で来たことを感謝いたします。コロナ禍にあって例年のように楽しいお正月とはならなそうですが、良きお休み・良き新年をお過ごしください。職員も明日からしばらくの間、お休みをいただきますが、子どもたちの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。休み期間中、大きな事故や怪我があった場合は園用携帯電話にご連絡ください。

良いお年をお迎え下さい

2020/12/28

 今年はとにかく「コロナ」の影響が各所で大きく響いた一年でした。保育園も例外ではありませんでした。まずは昨年度の卒園式。ソーシャルディスタンスとマスクはこの頃から必須になり、行事のあり方や参加の仕方を考えるようになりました。
 今年卒園の保護者の方には特に行事の中止や短縮があるたびに残念な思いをされていたことと思います。出来る限りいつもどおり行いたいと思いつつ、感染症対策を避けては通れず、どうしてもある程度の制限をお願いしたこともありました。
 保護者の皆様にはこの状況を十分理解していただき、快くご協力いただきましたことを感謝申し上げます。
 ニュースを見ますとコロナの感染者は増える一方で、県内、仙南も微妙に数が増えてきているようで、まだまだ油断の出来ない状況です。今後もあらゆる場面で感染対策の手を緩めてはいけないようです。何かとご理解ご協力を頂かなければならない状況は続くと思いますが、よろしくお願いいたします。
 今年一年お子さんをお預けくださり、たくさんのご協力をありがとうございました。子ども達の元気、保護者の皆様からの励ましのお言葉が本当に身にしみた一年でした。
 願わくは、来年はこの状況が落ち着き、安心して集まったり近くで顔と顔を合わせ会話が出来るようになるといいなぁとおもいます。
 皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい。 

来た来た!

2020/12/25

玄関ホールの「アドベントカレンダー」クリスマス当日の今日、遂に25のナンバーの袋が開く日がやって来ました。25の袋から登場となったのは、多くの方々が想像していた通りだったかと思いますが、結果は、飼い葉桶に寝かされたイエス様でした。今日のクリスマスを迎えるまで一日ごとに袋が開き、そこからクリスマスの物語に関係する人物の誰が登場するかをとても楽しみにしていた子どもたちもクリスマス当日にイエス様が登場したということは納得の結果だったようです。全ての袋が開いてしまったことで、次は誰だろう?という楽しみや期待感は薄れてしまったかもしれませんが、多くの子どもたちが全ての登場人物を振り返って見ていました。そして、僕もこのカレンダーのアイディアと斬新さを改めて感じさせてもらいました。一方、このアドベントカレンダー以上に今日子どもたちの間で話題になっていたのは、言わずもがな、サンタクロースがプレゼントを届けに来てくれたということでした。中には「お願いしたのと違うプレゼントだった」とか言いながらも満更じゃない表情の子や、話が止まらないほど大喜びする子どもたちの姿が見られました。その一方で「プレゼント来なかった」という声も聞かれ、複雑な思いでしたが、お昼寝を終えると全ての子どもたちにプレゼントが届いていました。そんなプレゼントを持って大喜びして降園していく子どもたちの姿にホッとさせられ、「素敵なクリスマスになってくれていたら」そう思いました。
 ところで、巷で大ブームになっている漫画・アニメ「鬼滅の刃」、思えば七夕のころから既に人気がでていたようで「きめつの○○がほしい」という願いごとが短冊に書かれていたことを思い出します。そして、今では登場人物(キャラクター)になり切って遊ぶ姿が見られ、今朝も3歳児てんし組のTちゃんがあるキャラクターになったつもりなのでしょう、どこで見つけて(拾って)きたのか細い枝を口にくわえているではありませんか・・・(@_@;)
ここまでブームが到来したのかと痛感させられたものの、僕は相変わらず内容が全く分からず子どもたちから何か言われてもチンプンカンプンのまま。そして、これからも変わらないことでしょう。
 さて、明日と来週月曜日で今年の保育が終了します。そのため、ほとんどのクラスで大掃除をしていました。5歳児はランチルームの床の雑巾がけをしてくれていましたが、これまたやらされるのではなく、床拭きに競争の要素を取り入れるなど遊びに変えて取り組んでいました。また2歳児の子どもたち数人がつき組のT先生と一緒に薪運びの手伝いをしてくれました。小さな子どもたちとは言え、結構な働き手となり、一輪車一台分の薪があっという間に積み重ね終えることができました。当然のことながら、園庭に戻る時には薪を降ろし終え空になった一輪車に乗車することができたので、みんなご機嫌でした。

Christmas Eve 

2020/12/24

今日は「Christmas Eve」多くの子どもたちがサンタクロースが枕元にプレゼントを届けてくれることを心待ちにして(信じて)夜を迎えることでしょう。10日ほど前、コロナウイルスの感染拡大で、今年のクリスマスを心配する子どもたちのために世界保健機関(WHO)の専門家が「サンタクロースはコロナウイルスの免疫を持っているのでプレゼントを配るために世界中を移動できる」と粋なメッセージ伝えると同時に「クリスマスイブには保護者の言うことを聞いて早く寝ることが大事」と子どもたちに呼びかけました。保育園の子どもたちの中には、数日前から既にプレゼントが届いたことを喜ぶ(教えてくれる)姿が見られます。そんな子どもたちに、今日素敵なプレゼントが届きました。それは、定期的にいらしていただいているハープ奏者のIさんが、お友だちのハープ奏者、Iさんと一緒にいらして下さり、クリスマスにぴったりの曲を含め素敵な演奏を聴かせてくださったことです。偶然にしてもクリスマスイブにこんなコンサートをしていただけるとは何とも贅沢な時間でした。そして、明日の朝、登園してきた子どもたちが枕元にどんなプレゼントが届いたか教えてくれる子どもたちが増えることでしょう。もし、僕のところへもサンタクロースがプレゼントを持ってやって来てくれるとするなら、現在、世界中でコロナウイルス感染症と戦っている患者さん、そんな方々のために従事している医療関係者の皆さん、感染に怯えながら生活している方々がコロナが流行する以前のように安心して過ごすことができる、副作用がない薬(ワクチン)が届くこと、また、日々忙しい中で働いてくれている先生たちの仲間(保育者)が増えてくれることです。
 そうそう、多くの方々がお気づきになっているかと思いますが、玄関ホールのアドベントカレンダーが遂に明日の25のナンバーが付いた袋だけになりました。最後の最後に登場するのは一体誰なのか・・・?是非楽しみにしながら登園してください。
 さて、今日は天気予報通り気温が上がり、青空も広がる暖かい一日となりました。園庭や園舎東側の山からは蔵王山がきれいに見え、その山の上にシロナガスクジラのような雲が浮かんでいました。一方、斜面の足元には冬を越すためにぴったりの断熱材のようなカマキリの卵が産みつけられていました。来春またたくさんの赤ちゃんカマキリが生れ、夏、子どもたちが虫探しに明け暮れることでしょう。子どもたちには気づかれませんが、こんなカマキリの卵も素敵なクリスマスプレゼントなのかも知れません。

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