社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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指宿温泉!?

2021/02/09

今日の0歳児ひかり組の保育参観をもって、全年齢、全クラスが保育参観を終えることができました。入園した時にはまだ歩けなかった子どもたちがしっかりと歩けるようになり、毎日泣いていた子どもたちが笑顔で過ごし、こぼしながらも自分で給食を食べられるようになっている姿を見ていると改めて入園からの成長を感じさせられます。その陰には日々の家庭での生活と保育園での子ども同士の関わりや先生たちの配慮が大きく影響していることは言うまでもありませんが、子どもたち自身の育つ力があることも間違いありません。4月には1歳児クラスへと進級しますが、現在の1歳児の子どもたちの姿にも目を見張るものがあります。今日のことです、スコップを使って園庭や築山の凸凹を均していると、それを見ていたうみ組とそら組の子どもたちが遊具小屋からスコップを持ち出し僕を真似るかのように砂を掘り始めました。「お手伝いをしてくれるとは何と嬉しいこと!」そう思ったのもつかの間、鹿児島の指宿温泉の砂風呂ように僕の長靴に砂を掛け始めるのです。それにもすぐに飽きたのか、今度は靴の中にまで砂をかけて(入れて)くれるのですから笑ってしまいます。これまでの園生活の中で道具の使い方や遊び方をしっかり覚え、自分たちで工夫して実践する、これぞ「遊びからの学び」!ただ、残念なことに園庭の砂では指宿温泉のように身体が温まることはなかったことは言うまでもありません。
 何はともあれ、各年齢、コロナウイルスが感染拡大した場合、中止することも念頭に置いての保育参観でしたが、参加してくださった皆様が検温や手指の消毒など感染予防をしっかり行ってくださったお陰で無事に終えることができたこと感謝いたします。保育参観が終わったことで、5歳児は卒園に向けて忙しくなりますが、これからも感染予防を徹底し当日を迎えられることを祈るばかりです。
そうそう、少し早めに産休に入った2歳児ほし組のM先生が事務手続きのために保育園来てくれた際、久しぶりにクラスの子どもたちに会っていってくれました。担任のN先生によると、大喜びした子どもたちはアイドルに会ったように「きゃ〜!」と声を上げていたとか・・・。僕が様子を見にった時には嬉しいけれど恥ずかしくて近づかない子どもたちの姿も見られました。そんな子どもたちに会ったM先生は「ちょっと会っていない間にみんな大きくなっていました!」と子どもたちの成長に驚いていました。

嬉しい!

2021/02/08

「なにこれ〜!?」「すっご〜い!」こんな声が朝から園庭に響きました。それが何故かは言うまでもありません、園庭に作られている新しい建物を見た子どもたちの率直な感想だったのですが、すぐさま遊び始めようとする子に「えっ〜ダメなんだよ」という声が聞こえてきました。しかし、本当は自分も興味があり遊びたいのに我慢しているのが明らかなので「いいよ!遊んでごらん」と声をかけると、それまで見ているだけだった子どもたちまでが「やった〜!」と声を上げ、梯子や階段を登り始めるための行列ができるではありませんか。八木山動物公園を思い出したのか、中には嬉しそうな表情で「これって、おさるさんの山みたい」と大喜びする子どもたちがいましたが、そう言う子どもたちがまさに動物園の猿のように見えて可笑しくなりました。遊び方・使い方を伝えることも説明することもなく、ただ「落ちないように気をつけてね」とだけ伝え、今後の作業のために子どもたちの様子を見ながら先生たちの意見も聞かせてもらいましたが、もうすぐ母になるM先生までが梯子を登り、丸太を歩くのですから見ている僕の方がドキドキで「大丈夫?気をつけてよ!こんな姿、絶対にご主人には見せられない」と笑ったのですが、子どもたち同様、先生たちが喜んでくれていたので作って(未完成ですが)良かった!本当にそう思いました。今後、床が張られると建物の雰囲気も遊び方も変わってくるともいますが、しばらくの間、子どもたちの遊び方と先生たちの意見や要望を聞きながら次の作業日を迎えたいと思います。それにしても、先週はあんなにバックホー(ショベルカー)を見たくて近くに群がっていた子どもたちが今日はほとんど見られませんでした。子どもの興味、行動、反応は本当に正直だと思いました。

今日はここまで

2021/02/07

昨日に引き続き今日も新しい環境づくりに取り組みました。基本となる駆体に丸太が付けられていくと、「花見櫓」というより西部劇に出てきそうな「砦」か、独創的な店舗のハンバーグ店「びっくりド◯キー」のような雰囲気の唯一無二の構造物になってきました。基本構造がほぼ固まったことから、築山にも手を加え頂上の面積を広げるため平らにし、坂の傾斜角と形状に変化を持たせ、小さいクラスの子どもたちも登りやすいように土を削って階段を作りました。明日の登園してくる子どもたちが喜んでくれることを話しながら(想像しながら)作業をしたのですが、園庭に飛び出した子どもたちの多くが未完成であるものの新たな構造物に興味を示し群がることでしょう。そんな姿を見るのが今から楽しみです。そうそう、Yさんから作業の様子・情報を聞いた卒園児のお父さんがR君とSちゃんを連れてやってきてくれて、手伝いまでしてくれました。卒園してもこんな風に保育園とつながっていてくれること本当に嬉しい限りです。

To be continued!

2021/02/06

今日もYさん・Nさんにお手伝いいただきながら園庭の新たな遊具作りに取り組みました。割り箸製の模型(完成イメージ)はあるものの正確な設計図はなく、材料を見てどう使うかを話し合いを重ねながらの作業でしたが、今日は、子どもたちの「頑張れ〜!」という声援と長さ2㍍50㌢程度の丸太を肩に担ぎ運ぶ様子に「園長先生、超人ハルクみたいですね」とおだてられ、気を良くし、腰の痛みとそれに伴うらしい右足の痺れを感じることもなく動くことができました。しかも先日の基礎作りで段取りがわかり作業効率も上がり話し合う時間もできたことで完成イメージの模型以上の建物が出来上がるような気がしています。とはいえ、完成まではもうしばらく続きそうですが、来週子どもたちが使えるぐらいにはしてあげようと思います。そうそう、今日作業をしていてつくづく思ったこと、それは、作業をしているおじさんたち3人全員が、小さい頃に秘密基地作りをした時の記憶と気持ちを持ち続けたまま大人になっているということです。だからこそ1日作業をしていても疲れやストレスを感じないのでしょう。

頑張らなくっちゃ

2021/02/05

今日は昨日に増して冷え込み、そこに風が吹き、うっすらと積もった雪がさらに寒さを感じさせる朝でした。しかし、1歳児、そら組とうみ組の子どもたちには、待ちに待ったお家の方と過ごせる保育参観だったこともあり、寒さなど全く関係なく普段遊んでいる園庭を案内するように一緒に過ごしていました。今年度初めての行事がもうすぐ新年度を迎えようとする時期になってしまいましたが、子どもたちの普段の様子や成長した姿を見ることができ保護者の方々も嬉しく楽しい時間になったかと思います。一方、保護者の皆さんを迎え入れる側の先生たちはしっかり準備を整えていたにもかかわらず緊張していたのか、朝から落ち着かない様子でウロウロする姿が見られました。思えば、進級・入園したばかりの頃、お家の方と離れるのが嫌で(寂しくて)」保育室から響き渡っていた泣き声の合唱は今や聞かれなくなり、時々廊下を通りかかり、保育室を覗く見慣れないおじさん(僕)に怯えることもなくなり、それどころか「えんちょうちぇんちぇい」と声をかけてくれるようになりました。これからもクラスの友達や先生たちと様々な経験を重ねさらに成長していく姿を見守りたいと思います。今日1歳児クラスの保育参観が終わったので残るは0歳児ひかり組の保育参観だけとなりました。今週終わっていれば来週まで緊張と心配を抱えて過ごすこともなかったのですが無事終わることを願います。
さて、週末は園庭改修の続きに取り掛かります。今日は3歳児に手伝ってもらいながらヒマラヤスギの皮を剥ぐ作業をしたのですが簡単には剥くことはできず、乳酸が溜まって腕がパンパン、握力もなくなりgive up。明日の作業にどんな影響が出ることやら・・・。

保育参観が終わって

2021/02/05

先月末から保育参観・懇談会を行ってきましたが、今日のてんし組、ひかり組で終了となりました。保護者の皆様にはお忙しい所ご参加いただきましてありがとうございました。
 今日は3歳児てんし組と0歳児ひかり組の保育参観でした。てんし組では最近よく遊んでいるフルーツバスケットの様子を見ていただいたり、大好きな歌「せんろはつづくよ」や「ホ!ホ!ホ!」などの歌の発表をしました。頬に手を当てて歌う子ども達の姿に保護者の皆様も嬉しそうに見てくださっていました。0歳児ひかり組ではもうすぐひなまつりということで保護者の皆様と一緒におひなさまの制作をしました。親子合作のおひなさま、ご家庭で飾っていただけると嬉しいです。
 今年度の親子参加の行事はコロナの影響で中止や縮小になってしまった物もありましたが、保護者の皆様のご協力のお陰で大きなトラブルもなく行うことが出来ましたことを改めて感謝いたします。

許して!

2021/02/04

2月に入り暦の上では春になったというのに雪、大雪に悩まされた(悩まされている)方々にしてみれば降った部類に入らないであろう、たった4〜5cmの積雪でしたが、出勤前で忙しい時の接触事故、転倒して怪我をすること、また、夕方から夜の冷え込みで翌朝は凍ってしまうことがない様に。ましてや、送迎用に使用を許していただいている東部運動場の広い駐車場の雪かきを管理人さんにお任せするなんてことはできません。と考えると雪かきをは必要でしょう。しかし、そう思っていても、去年一昨年と雪が少なかったことの「倍返し」とばかりに降る雪に「もううんざり!勘弁して」という言葉が口をついてしまいそうになります。ところが、園舎内の消毒をしている時、3・4・5歳児が園庭に出入りする玄関で気づかされたことがあります。それは消防隊員が緊急の出動要請に速やかに対応できるよう長靴を準備しているように、子どもたちの長靴も持ち主がやってくるのを待っているかのように下駄箱にきれいに片付けてあることでした。このところ、寒い日が多かったこともあり10時頃にならないと外に出てくることがなかった子どもたちが、今朝は園庭を覆い尽くす雪で遊ぶため、9時過ぎには築山でのソリ滑り、雪だるま作り雪を投げ合う、そして直径90センチ近くある丸太からジャンプするなどして遊び始め広い園庭のあちこちから歓声が響きました。下駄箱にきれいに並べ(片付け)られた長靴、歓喜をあげて遊ぶ子どもたちの姿を見た時、「もううんざり!勘弁して」なんてことを思っていた自分が情けなく心の中で「許して!」と叫ぶことになりました。ちなみに、子どもたちが楽しそうに遊ぶ園庭に出るとズボンの後ろのポケットに何度となく雪玉がプレゼントされました。もちろん、ここでは「許して!」と叫ぶことはなく「ありがとう」そうお礼を言いました。

冬まだまだ楽しもう

2021/02/04

 一昨日は124年ぶりに2月2日の節分、そして昨日は立春ということで、暦の上では春がきました。でも今朝は大雪で風も強く、昨日より気温も下がってかなり寒い朝でした。昨年はほとんど雪が降りませんでしたが、例年2月は大雪に見舞われることも多く、覚悟はしておかなければいけませんね。雪が降ると子どもたちはやりたいことがいっぱい。雪だるまも作りたいし、そりでも遊びたい。雪合戦もしたいし…。時間いっぱいに雪を集めたり転がったりして冬の恵みを身体で感じていました。
 のぞみ組では栄養士のE子先生が揚げ餅をつくってくれました。昨年餅つきをした際、のし餅を作っていて完全に乾いた物を揚げて食べてみたのです。袋入りの市販のオカキがお餅から出来ていることをしった上で作ってもらった揚げ餅を一つずつ、大事そうに味わうことが出来ました。

もう少し早く

2021/02/03

今日は立春だというのに午前中は時折雪が降り冬に逆戻りしたような寒い一日となりましたが、そんな中、2歳児の保育参観が行われ保護者の方々が来て下さいました。これまで行われた5・4・3歳児の保育参観では、お天気が怪しい時は無理することなく園舎内で一緒に活動してもらっていましたが、今日はわずかとはいえ雪が積もり、尚且、空からも結構な勢いで雪が降っているというのに、いつも通りの姿をご覧いただきながら一緒に過ごして欲しいという担任たちの思いから保護者の皆さんには予定通り外遊びにお付き合いいただきました。子どもたちも先生たちもいつも通りの活動ということもあり特別感はないものの、お家の方々と一緒に遊べるという嬉しさがプラスされたことで子どもたちは大喜びでした。反対に多くの保護者の方々にとっては雪の降る中、外で過ごすことは少々辛い時間だったかもしれません。この2歳児たちも4月になると、保育室が1階から2階へと環境が大きく変わり午前中のおやつがなくなるなど生活にも大きな変化があり、一番成長が感じられるように思います。しかし、保育者の配置基準の関係からこれまでのように先生たちを複数配置できないため、新入園児を迎えて始まる4月は特に先生たちの負担が増えるのは否めません。そんな先生たちのために僕も力になれると良いのですが・・・。
 さて、2歳児の保育参観が終わったので、残るは0・1歳児の保育参観だけとなりました。保育参観を終えた先生たちはほっとして表情から緊張感が見られなくなる一方、普段通りの姿や活動をご覧いただこうと準備・計画していても0・1歳児の先生たちの表情からは緊張感が伝わってきます。この緊張感はもう少しだけ続くことになりますが、みんながほっとできるようになったと思った途端、今度は卒園式に向けて違った緊張感に追われることでしょう。要するに年間通して何かに追われているのかもしれません。

疑問!

2024/01/02

今日はあちこちのクラスから「♪おにはそと、ふくはうち、ぱらっ、ぱらっ、ぱらっ、ぱらっ、まめのおと~」とか「♪おに~のパンツはいいパンツ、つよいぞ~、つよいぞ~」という節分に歌われる(聞かれる)お馴染みの曲が響き、クラスごと豆まき(ごっこ)が行われました。2歳児のほし組つき組のN先生とT先生は朝から職員室でアフロヘア―のカツラに角を細工していたのですが、驚かすためかと思ったら外遊びの時にそのカツラを被って子どもたちと遊んでいるのです。一般的な乳幼児施設で行われる節分の「豆まき」は、鬼が怖くて子どもたちが恐れおののきながら豆を投げるか、大泣きしながら大人の陰に隠れるものですが、我が園では鬼が子どもたち一緒に園庭で楽しそうに遊んでいるという何ともほのぼのとした不思議な光景が見られます。「鬼のパンツ」歌を聞きながら、ふと思ったこと、それは、10年も壊れない丈夫なパンツを持っている鬼たち、では、いったい何着持っていて何年間はいているのだろう?という子どもたちだって考えることがないような何とも妙でくだらない疑問でした。そして、この「鬼のパンツ」元々はイタリアのヴェスヴィオ火山の山頂まで観光客を運ぶ登山電車(ケーブルカー)の客集めのために作られた曲で、鬼のパンツとは無関係!それなのに日本では鬼がトラの皮で作られたパンツをはいてるという不思議・・・。疑問が残るばかりです。
 さて、例年であれば「節分」と言えば明日2/3ですが、今年は一日早い今日2/2です。それは、自転と公転のずれを4年に一度うるう年で調整するように、124年ぶりに調整するため一日早まるという宇宙との関係があったという訳です。普段生活していても地球が1日24時間かけて自転し、太陽の周りを365日かけて公転していることなど気付くことはありません。しかし、実際は何と時速約1700㎞という物凄いスピードだというのですから宇宙の魅力、神秘を感じます。
 長くなりましたが、昨日の夕方、ほし組の保育室から卒園式で定番となった感のある、讃美歌(ピアノ)が響いてきました。その音に誘われるかのようにほし組に行ってみると、卒園式当日に伴奏担当になっているN先生が練習していたので曲名を言いながら「この曲が響いてくるともうこんな時期なんだ、早いなあって思うね」と話し掛けると「そうですね。でも、この曲、自分のとき(5歳児担任の意)に弾くのと違い、凄く緊張するんです!」というのです。ピアノをまともに弾くことができない僕が言う(書く)のも変ですが、確かに難しい曲ではありますが、ピアノが上手なN先生でも緊張するというのですから、改めて卒園式が如何に特別なセレモニーか再認識させられました。そして、この伴奏に合わせて讃美歌を歌う5歳児たちは、町内の小学校で行われる(行われた)一日入学のため、就学予定の学校へ出かけました(出かけます)。そのため今日・明日はお休みする子どもたちも多く少々寂しい一日となります(なりました)。暦の上では春となり嬉しいのですが、何とも複雑な季節です・・・。
映像は、園庭に現れた鬼に扮した2歳児つき組のT先生、1歳児そら組に飾られていた風船製の鬼👍🏻グッドアイディア、クラスの枠を超えて遊ぶ、のぞみ組のKくんとめぐみ組のY君の様子

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