社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

下記よりご希望の保育園をご選択下さい

私たちの記録 第一光の子保育園 私たちの記録 第二光の子保育園 私たちの記録 角田光の子保育園

楽しいね!

2021/04/28

コロナウイルス感染症が世界を脅かすようなことがなかった2年前の今頃はGWを間近にし、休み中のスケジュールを立てて心躍らせていたことでしょう。しかし今年のGWは外出や県境をまたぐ移動の自粛が強く要請されるなど昨年以上に我慢の連休となってしまいそうです。保育園の子どもたちを見ていると、特に1・2歳児はコロナウイルスなどどこ吹く風といった感じで遊んでいます。1歳児のH君、E君は柳の木の下に据えたベンチに上り(座らないのです)ニコニコしているのです。きっと彼らは自分の力だけでベンチに上ることに目的を持ち、それを達成したという満足感を味わい喜んでいたのでしょう。一方、4歳児あい組のYちゃんは、荷台付きの三輪車の荷台に弟のR君を乗せていました。一年前にはできなかったことが次々できるようになっていく子どもたちを見ていると人間の成長の凄さ・神秘を感じます。反対に僕はといえば、身体のあちこち痛みや違和感を感じるようになりポンコツになっていることを痛感させられます。
 さて、園舎建築の際に出た廃材や薪用にいただいた丸太などを使って建てた車掌車の隣にある建物。修繕をしてきましたが経年劣化が進みそろそろ役目を終える時期がきたようです。思えば遊具が何もない園庭に子どもたちが遊べる何かを作ってあげようとの思いで、スコップとノコギリと金槌という道具だけで、設計図もなくノープランで建て始め、数度の増築によって今の形があります。今となっては園舎建設の廃材で出来た構造物はこの建物と遊具小屋を囲む板だけとなってしまったこともあり、解体するとなると寂しくなるのかも知れません。自分では思い入れなどないと思っていましたが・・・。次作る時はT先生もいることですし今より立派で安全・安心な建物ができることでしょう。

毎日がこどもの日

2021/04/27

もうすぐ子どもの日ということもあり、各年齢・各クラスで「こいのぼり」の制作に取り組んでいます。今日も4歳児あい組とはと組の子どもたちが下準備のために未満児用の園庭で和紙を染め、それを乾かすためにフェンスにかけていました。お天気も良くすぐに乾いていましたが、時折吹く風に飛ばされてしまうこともありました。進級時はこれまでも染め紙をしたこともあり特別感はないようで、必要な分を染めると柔らかくなった畑で遊び始めていましたが、反対に新入園児のM君などは夢中になって取り組んでいました。今日染めた和紙に目などを描き完成となるようですが、唯一無二のこいのぼりが出来上がることでしょう。
 一方、3歳児も4歳児同様に外で紙皿を使ったこいのぼりを作るため、5歳児めぐみ組のS君が上手に乗りこなす木製電線リールを寝かせテーブル替わりにして紙皿に色を塗っていましたが、筆圧が強く筆先がバサバサになっている様子も見られました。そのほかにも、0歳児は子どもたちの足形を使ったこいのぼり、5歳児は細く切った色画用紙を上手に編み込んだこいのぼりを作り、ここれまた個性豊かな鯉たちが保育室を泳いでいました。もし興味があればご自分のお子さんのクラス以外のこいのぼりもご覧になってみてください。そんな風に日々外で遊んでいるため、給食後には満腹感が眠りに誘って(いざなって)くれてほとんどの子どもたちがあっという間に夢の中へ・・・。楽しく遊び、気持ちよく眠り、午後のおやつを食べた後また遊ぶという何とも素敵なサイクルが日々繰り返されています。保育園の子どもたちにとって「こどもの日」は5月5日だけでなく、毎日が特別な日であり、毎日がこどもの日であって欲しいものです。

想定内と想定外

2021/04/26

先週は初夏を思わせるような暖かい日がありましたが、一転、今日は天気は良かったものの気温が上がらず風も吹いて寒さを感じる一日となりました。にも関わらず朝から半袖で過ごす子どもたちがいるのですからびっくりさせられ風邪をひかないか心配になってしまいます。そんな子どもたちが今日必ずするであろうと思っていたこと、それは、先週耕した畑でのどろんこ遊びを始めること。案の定、外に出てきたと思ったら畑に向かい柔らかくなった土の上にしゃがみ込み、水を運ぶなどしてどろんこ作り夢中になっているのです。肥料を入れ畝を作り野菜を植えるまでは子どもたちにとってどろんこ遊びをするのに格好の場所となるのは想定通り!5月の連休明け頃までは自由に遊んでもらおうと思います。一方、畑に野菜を植える前に砂場のところに植えてある三本の巨峰が葉をつけ始めました。その中の一本は子どもたちにへし折られてしまったこともあり枯れてしまったと思い諦めていたのですが、枯れることなく蔓か葉をつけてくれていてその生命力の強さに驚くとともに嬉しくなりました。もう一度他の二本と同じような大きさに育つには時間が必要でしょうが、そのためには先ずは新しく出てきている芽を摘み取られないようにしなければ・・・。
さて、今日の給食にメニューはコロッケでした。それも冷凍の製品を揚げたのではなく手作りなのです。ジャガイモの皮を剥き茹でマッシュヤーで潰し、そこに刻んだ野菜などを混ぜ衣をつけて揚げる。しかも180名弱の子どもたちプラス、職員分を作るのですから、よほど手際よく作業をしなければならないことは想像がつきます。しかし、先日のミートローフ同様、子どもたちのために手作りにこだわり色々なメニューを考え提供してくれる栄養士のY先生、調理師のT先生をはじめ調理補助のスタッフに感謝です。

なかなか予定通りには・・・。

2021/04/23

5月の連休明け毎年5歳児が田植えをさせていただいている田んぼに、今朝水が引き入れられ、乾燥していた土が少しづつ水に覆われ始めました。その様子に気づいた5歳児たちが、フェンスにへばりつき眺めていました。昨年度はコロナウイルスの影響で恒例行事となった田植えが出来ず稲刈りだけになってしまいましたが今年度は何とか中止になることなく泥の感触や匂い、歩きにくさなどを実体験することができるように願い祈る日々です。一方、保育園では今年も野菜や果物を育てる準備を始めるべく園庭の畑を耕すことにしました。そこで、2台ある管理機(耕運機)を畑の近くに運び土を耕す準備しました。すると、妙な機械が現れたことに興味を示した子どもたちがやってきて、いつものごとく「園長先生何やってるの」「これなあに?」などとあれやこれや聞いてきます。そこで土を柔らかくして野菜が育つことを伝え、早速機械のエンジンをかけることにしました。ところが、先日エンジンをかけた時には特別なことがなかったISEKI君がいざ使おうとしたときになってエンジンが始動しないではありませんか。そこでT先生に手伝ってもらってRobin君のエンジンをかける事にしたのですが、T先生に手伝ってもらっても、こちらも機嫌が悪いのかエンジンがかかりません。こんな時、いつも頼りにしているYさんに電話をして様子を伝えて対応をお聞きしたのですが、実際に見てみないとわからないとの答え。自分の中では午前中には全ての畑の土を柔らかくする予定でしたがエンジンをかける作業だけで1時間程度かかってしまい、作業を断念せざるを得なくなってしまいました。ところが、園の事情を案じて下さったYさんが仕事の合間を見てお昼にわざわざ様子を見にきてくださったのです。そして、それぞれのエンジンをかけると、ISEKI君は相変わらず始動しなかったものの、太陽の日差しを浴び、ガソリンが気化しやすくなっていたのかRobin君が動くではありませんか!そのお陰で午前中できなかった作業を午後行うことができました。それもこれもYさんのお陰ですが、午前中動かない(エンジンのかからない)ISEKI君とRobin君を撫でながら「頑張れ〜!」とか「神さま、動くようにしてください」とお祈りをしてくれた子どもたちの祈りを神様が叶えてくれたのかも知れません。一方、エンジンが最後までかからなかったISEKI君は明日の朝、点検・修理のためYさんが軽トラックで取りに来てくださいます。修理が終わったら今日耕すことができなかった残りの部分を耕して苗を植える準備を終えたいと思いますが、頑張って耕したこの畑が聖書に書かれている「4つの種」の譬え話にある良い地であることを祈るものです。

フカフカになりますように

2021/04/23

 昨日、年長ののぞみ組がシャベルで畑の土を耕してくれました。土が固いと野菜の苗が植えられず、大きく育たないので、まず土に肥料や腐葉土を混ぜて土を元気にフカフカにしようとよく混ぜてくれました。更に今日は土作りの名人、卒園児のE君のおじいちゃんに畑に耕運機をかけ、さらによく混ぜフカフカにしてもらいました。のぞみ組の子ども達は耕運機の刃がすごい勢いで回転し土を混ぜながら耕してくれるので目を丸くしながら熱心に見ていました。
 颯爽とやってきてガガガーッと畑をあっという間に耕してくれて、颯爽と去っていく姿に子ども達は「かっこいい~」と憧れの表情でした。

園庭は子どもの園

2021/04/22

1840年、フレーベルがドイツで世界で初めてのKindergarten(子どもの庭)幼稚園を作った時、幼稚園の教育内容は、遊びや作業を中心にすべきものと考え、そのために遊具を考案し、花壇や菜園や果樹園からなる庭を必ず設置すべきであるとしました。そのような園庭で多くの自然(植物や動物)に触れながら遊ぶことで、知識や観察力を養うこと、草花を育てたり動物を飼育することで、自然をいつくしみ、自然に対する不思議や生命の誕生や成長など様々なことを学んでいくとしました。そんなフレーベルの思い描いた園庭にはまではまだまだ届きませんが、保育園の園庭でも日々子どもたちが自然に触れて遊んでいます。今日も5歳児のぞみ組のHちゃんが「園長先生、虫がいるからちょっときて!」というのです。その慌てた様子から、まゆみの木にまた毛虫が出たのだろうと思ったのですが、「こっちこっち」と導かれたのはまゆみの木とは全く違ったところ。そこではY君とR君が廃タイヤで作られた遊具の中を覗きながらHちゃんを待っていました。現場に着くや否やHちゃんもタイヤを覗き込み「ほら見て」と言ったかと思ったら「あれ?どこだ?」と慌てた様子。そこでタイヤを動かして虫を探し易くしてあげたところ、「いた!ほらこれこれ」と指を指すところを見ると砂と同化し直ぐには見つけられないほど小さないも虫が・・・。絶対に刺したり噛みついたりすることのないそんな小さな虫なのに3人は触ることができず枝などででつついているのです。そこで潰れないように指でつまんでよく見えるところへ置いてあげると夢中になって虫の動きを観察していました。また、3歳児てんし組のYちゃんはどこで見つけてきたのか、「園長先生見て」と大切そうに握ったカエルを見せてくれました。どちらの出来事も子どもたちにとって嬉しく大切なことですが、大人になるとこんなことは興味がなくなり、大勢の方が虫を触ることすらできなくなってしまいます。できることなら子どものまま大人になって欲しいものです。

子どもからの洗礼

2021/04/22

4月に入園した新しい子どもたちも少しずつ保育園に慣れてきました。おさんぽカーの中でも笑顔が見られます。
進級した子たちもお部屋が変わったり、新しい担任の先生に新鮮さを感じているようです。先生たちも一緒で、大きいクラス担任だった先生が赤ちゃんをおんぶしていたり、未満児担任だった先生が大きい子たちと走り回っていたりとやはり新鮮です。
昨日の午前中、着替えに来たR先生が「子どもに洗礼をうけちゃいました!」と笑いながら報告していきました。オムツ交換時におしっこがかかったとのこと。今日は同じクラスのA先生がうんちがこぼれたと楽しそうに笑って着替えをしていきました。
保育園ではよくあること。笑いながら戻っていく先生たちを「保育士だな~」と見送りました。

素敵な朝・一日

2021/04/21

今日からM先生が産休に入りましたが、そんなM先生が抱えているであろう不安や心配が取り除かれ、元気な赤ちゃんが生まれること、また、昨日園庭に立てられた鯉のぼりに喜び、空を見上げるようにして触ろうとする子どもたちの様子を喜ぶM先生の素敵なお祈りから始まった今朝、コロナ禍で沈みがちな心がとても晴れやかになり嬉しくなりました。保護者の方々の多くはご存知ないかと思いますが、空を見上げるようにして鯉に触ろうとしているという様子を聞き、♪「子供たちが 空に向かい、両手をひろげ、鳥や雲や夢までも つかもうとしている〜」こんな歌詞で始まる昭和の名曲「異邦人」が思い浮かびました。そして、鯉のぼりを立てただけで子どもたちが喜ぶだけでなく、子どもたちが喜ぶ姿を喜んでくれる感性を持った先生たちがいることが園長として嬉しく幸せであり誇りを感じます。そしてM先生が「園長先生、まゆみの木に毛虫が付いていますと報告に来てくれたので殺虫剤を持って現場に向かって早速駆除に取り掛かったところ、怖がりながらも糸にぶら下りながら次々落ちてくる毛虫退治をしてくれましたが、M先生がまゆみの木を知っていたことが驚きでした。そんなまゆみの木の近くにあるヒイラギには見るからに毒を持っているであろう大きな毛虫が子どもたちに見つかることなくのんびりと歩いていました。
 さて、職員室前のバルコニーが賑やかだなあと思ったら、何と、3歳児てんし組のT先生が裸足になり、ここ数日5歳児のぞみ組・めぐみ組の子どもたちが夢中で取り組んでいるポール登りをしているのです。その体を張った姿を真剣な眼差しで見ていたてんし組の子どもたちが刺激を受けて自分たちもチャレンジしているのです。そして、子どもたちがT先生のようになりたい、模倣したいと思ってもらえるような工夫・配慮にも感謝です。若い先生も子どもたちのようにT先生のようになりたい、模倣したいと思ってくれることでしょ。

DNAのせい!?

2026/07/20

3月3日のひな祭りを迎える前、雨水の日に雛人形を飾ると良縁につながるということで毎年保育園でも雨水の日に雛壇を準備し5歳児が中心となって飾り付けをしてくれます。ところが、5月5日の子どもの日の頃になると飾られる鯉のぼりは特別決まった日はないようです。しかし、3月3日のひな祭りは祝日ではありませんが、5月5日はお休みになるため、5月になってから飾ると、子どもたちがほとんど見ることなく片付けてしまうことになってしまうため、毎年この時期に園庭にポールを立ててあげるようにしています。そして、今朝、その作業に取り掛かったところ園長が何か始めたということに気付き興味を持った子どもたちが「園長先生なにしてるの?」「すっご〜い!」と言いながら作業を見守ってくれました。そんな子どもたちの声援・見守りのお陰もあり無事に鯉のぼりに泳いでもらうことができたものの、真っ直ぐとはいかず今年もまた傾いてしまいました。それでも子どもたちは、鯉たちが泳ぐ様子を空を見上げて見ていました。ところがポールが曲がって立っていることに気付いたT先生は出勤するや否や「すみませんでした(手伝えずの意)」と申し訳なさそうに声をかけてくれ流ことになり、気を遣わせてしまったと反対に申し訳なく思いました。来年こそは曲がることなく真っ直ぐ立てるようT先生と一緒に作業をしたいと思います。
 さて、不思議なことに鯉のぼりが園庭の空を泳ぐようになると動植物たちが活発に活動を始めるかのように5歳児が職員室前の柱登りを始めるのです。誰かに言われることもなく突然始まるその様子はまるで第一光の子保育園の子どもたちの遺伝子(DNA)に組み込まれているかのようです。しかも既に何人かの子どもたちは、暖かい島国でヤシの実を取るために登っていく名人かサルのような登りっぷり!そして驚いたことに、2年前に卒園した子どもたちが上手に登っていたことを覚えていて「W君はベランダのところまで登ってたよね」というのです。きっとその頃から自分たちも上手に登れるようになりたいと憧れを持って見ていたのでしょう。しかし、昨年は5歳児に遠慮して我慢していたのかもしれません。いずれにしろ、今日の様子からするとこの数日間で登れるようになる子どもたちが増えることは間違いなさそうです。

こいのぼり嬉しいな

2021/04/20

 青空に気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりを見て、子ども達も嬉しそうにぴょんぴょん跳ねてしっぽをつかもうとしたり、真似をしたりしていました。5月の連休まで晴れた日は毎日こいのぼりを上げたいと思います。こいのぼりを見るのを楽しみに保育園に来れるといいですね。
 0歳児のひかり組と1歳児のそら組の子どもたちは、土手まで散歩に行ってきました。0歳児はまだほとんどの子どもが歩けませんのでベビーカーに乗ったりおんぶをしてもらっての散歩でしたが、とても気持ちよさそうでした。1歳児のそら組の子どもたちも途中まではお散歩カートに乗っていき、土手では手をつないで歩く子もいました。先週まで何をしても泣いていたR君も「あ?あ?」と指をさしていろいろな発見をしながら楽しく散歩ができたことに担任達も嬉しい気持ちいっぱいで帰ってきました。

採用について

採用情報から各種文章まで、ご報告。