社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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クリスマスそしてサンタクロース

2019/12/28

12月は師走の名の通り、あっという間に過ぎていきました。
角田光の子保育園のクリスマスページェントはもちろん、見学させていただいた第一、第二光の子保育園のクリスマスページェントそれぞれ心に、記憶に残りました。それは子どもたちも同じで、1歳児のそら組の子たちが「赤ちゃんがねむってるの♪」と口ずさんでいたり、他のクラスでも子どもたちが遊びの中で聖誕劇をしていたり、音、耳からの情報はずっと記憶として残るものなんだと改めて感じます。この頃、保育の中の音、ノイズについて意識を向けようということを保育雑誌、研修でもよく耳にします。静かな声で話す、静寂の時を(間を)もつ、耳を澄ませる体験をする・・・すべて騒音の中では得られないもの。保育でも意識が必要ですね。
最後にサンタクロースのお話。今年はクリスマスが水曜日で早めにサンタクロースが来た子も多かったようです。保育園にはロータリークラブサンタの方々が大勢で来てくれたり、クリスマス祝会ではふっくら可愛いサンタクロースがやってきました。その時々に歓声と泣き声が上がり、毎回子どもたちは楽しんでいる様子です。サンタがいっぱいでも混乱しないんだ・・・とたくましさを感じて見ていると、その日の夕方お迎えが来たRちゃんに手招きされました。「あのね」と内緒で教えてくれたのが「Rちゃんのうちに本物のサンタさんが来たの」という内容でした。「そうなんだ」「なんで本物のサンタさんだってわかったの?」と聞くと「だってRちゃんの本当にほしかったプレゼントをそーっと置いて行ってくれたから」そして「サンタさんは目に見えないけどちゃんといるんでしょ?」との答え。以前に『サンタの友だちバージニア』の本を読んだ時のことを覚えていての言葉でした。(そうだよ。目には見えないけど確かにあるもの、いろいろあるよ。これからたくさん見つけてね)と走ってお父さんのところに戻る背中につぶやきました。
 12月、いろいろな体験の中で子どもたちの成長した姿が見られたのは何よりうれしいことです。
 

クラスマスに向けて

2019/12/02

角田光の子保育園で初めてのクリスマスを迎えます。
理事長先生は「あまり急がずに徐々に光の子保育園の色を出して行ってください」とおっしゃって下さいますが、先生たちは「クリスマス礼拝をいずれ取り入れていくなら一年目から」と潔く決めたようです。「私がやらなくちゃ!」と自主的に讃美歌をみんなに教えてくれた今年保育士二年目のN先生の存在も大きいです。
先生たちの園内研修で第二光の子保育園のⅠ先生にクリスマスを迎えるまでのことを丁寧に教えていただきました。第一光の子保育園の園長先生、K先生にも様々なご配慮、ご支援をいただきました。衣装もお貸しいただいています。皆さんに対し、感謝の念に堪えません。
先週はのぞみ組の子どもたちが第一光の子保育園の園長先生にバスで迎えに来ていただき、遊びに行ってきました。相当楽しかった様子で、帰って来るなり口々に楽しかったことを話してくれました。第一光の子保育園のみんなと讃美歌を歌ったのもクリスマスページェントに向けてのはずみになると思います。
保育園として歩みだしたばかりの私たちが迎える初めてのクリスマス。素敵な時間になってほしいと祈ります。

園庭で遊ぼう会

2019/11/22

のぞみ・あい・てんし組それぞれに秋の園庭で遊びました。
台風の影響で園庭の木々は大分葉を落としています。葉っぱが「綿あめの」匂いの桂の木も、紅葉がきれいな楓の木もすでに葉が落ちていて残念。
それでも『はっぱのまど(写真)』を作って満足そうな子どもたちでした。
それぞれで面白かったのが、目をつぶって園庭の音に耳を澄ませ、それを描いてみる『にわのおとをきこう』
5才児ののぞみ組は「ぎざぎざ」「ぴぴぴ」などの字で表す子、(ギザギザ、なみなみ、グルグル)を線(形)で表す子、絵で鳥の声を描く子、様々でしたが、自分のイメージを形にすることができていました。
4才児のあい組は初めに描き始めた子の傍に行って、安心したように描き始める子も何人かいました。最後まで描きたいとがんばる子、声で教えてくれる子と幅があります。
3才児のてんし組は目をつぶっているうちから、何度も目を開けたり、クスクス笑いが止まらず、とにかく楽しそう。目を開けたとたん「わーっ!!」っと走り回っていく子につられ、みんなが走り出して行き、集まると今度は「わーっ!!」っと大きな声でかわるがわる叫び、「楽しそうだから、ま、いっか⁉」となりました。
こんな風に同じ題材も年齢によって反応は様々です。保育ってだから楽しいんだよねとニヤニヤして子どもたちを眺めました。

大きくなったね

2019/10/17

保育園に入ってすぐ、階段のところに運動会の時の潜水艦が飾ってあります。クラスごとに子どもたち、先生たちの写真が貼られています。運動会の余韻を楽しもうとしばらくそのままにしていました。
先日その前で、そら組1歳児の保護者の方から「このお子さんのお名前は?」と一人の男の子を指さして尋ねられました。そして、「迎えに行くとさっとカバンを持ってきて渡してくれるんです」「他の子のカバンもみんなわかるみたいで…」と笑顔で話してくれました。そんな気の利いたことをしてくれているんだとびっくり。
(そういえば、春までは部屋に入っていくと人見知りをして、泣いて担任に抱っこする子もいたな)と思い出しました。今は入っていくなり、いろんなオモチャの食べ物やら、ブロックやらを持ってきてくれてみんなで«おもてなし»してくれます。
大きくなってるなあ・・・とうれしく思った出来事でした。

自然の脅威と驚異

2019/10/15

 今回の大型の台風が残したもの。市内のいたるところで発生した道路の冠水、家屋の浸水、車の水没、大きな材木や屋外の物置が道路まで流されて来ている様。いつもの風景が一変し、夢の中にいる心地がしました。それは子どもたちにとっても同じに違いありません。
 被災して保育園に来られないご家庭もあります。車が水没したために送迎の足がない、自宅から出られないなどの理由ですが一日も早く日常が戻ることを祈ります。
 今朝、避難所にいる保護者から「今日は休ませます」との連絡がありました。別件で避難所になっている場所に用事もあったので、会いに行ったところ「園長先生~!」と私のところに笑顔で駆け寄ってくるのです。普段は恥ずかしがっている子が、大勢の知らない大人たちの中にいてよほど緊張していたことが改めて分かり、お母さんとのやり取りで登園することになりました。
 園まで手をつないで歩く中ずっとおしゃべりしていたSちゃん。おしゃべりすることで今回の恐い経験が浄化されるといいなと思いつつ園に向かいました。担任に迎えられてにこにこしながら日常に戻っていくのを見て、保育園の役割を改めて認識した朝でした。
 夕方、西の空に夕焼けとおいしそうな魚の形の雲。数日前の台風が嘘のような穏やかな空に、思わず「同じ空だよね」と言いたくなるほどの平和な空。まさに自然が見せてくれる脅威と驚異だなと思います。でも、「脅威の方はもう結構です」と空にお願いをしました。

もうすぐ運動会 ②

2019/10/25

総練習行ってきました。
第一光の子のバスをお借りして三往復。
バスに乗るだけで子どもたちの興奮はマックスに…。
バルーンもきれいに上がって、魚もバルーンの上ではねてました。(運動会のテーマが«うみ»で海仕様の小道具が多いんです)
後は本番を待つばかり

もうすぐ運動会

2019/09/23

今週の土曜日は運動会です。
それぞれのクラスで先生たちが準備を進めています。
今日は大きいクラスが近所の公園でかけっことリレー、バルーンを練習しました。
角田光の子保育園の園庭は以前の公立保育所の時の広いグランドではなくて、起伏のある形状です。その園庭を子どもたちは毎日楽しそうに駆け回っているのですが、かけっこなどの全力で走るものは経験が不足しているのでは…と密かに心配していました。
でも、練習で生き生きと走っている子どもたちを見ると、経験不足なんていう思いは全くの取り越し苦労で、かえって起伏のある園庭で体幹がしっかりしてきたかな?という走りを見せてくれた子どもたちです。
明日の総合体育館での総練習も楽しみです。

池に水が入ったよ…その②

2019/09/06

池にメダカがやってきました。
知り合いのSさんが、自宅で育てたメダカを持ってきてくださって、そーっと池にはなすと子どもたちは興味津々で見つめています。
「およぐかな?」「あ、およいだ!」と盛り上がっているところに年長児のR君がカエルを捕まえてきて投げ入れました。
「メダカたべられちゃうかも?!」「あ!うごいた」「どうしよう!」
でも、カエルがメダカを食べないことがわかって、ほっとした子どもたち。
Sさんがメダカはトンボに弱いと教えてくれました。そういえば、トンボがやたらと水面近くを飛んでいるなあと納得。
小さな池の中でもいろんなドラマがあります。

池に水が入ったよ

2019/09/05

あっという間に9月です。
先週、園庭の中にあるビオトープにやっと水が入りました。
まだ水の入っていない池の周りに子どもたちが来ると、
「あ、かわった!」「くさがない!」
今までは草が伸び放題でしたから、およそ池とは気が付かなかったのでしょう。
「先生たちがみんなのお昼寝中に草を抜いてくれたよ」「これからお水を入れて、ここをお池にします」と、子どもたちが見守る中、水道の栓を開けて水を池に流すと「おーっ!」「うわーっ」と歓声が上がりました。
「池にどんな生き物が来てほしい?」と子どもたちに聞くと「メダカ」「カエル」「アメンボ」口々に声が上がります。
誰かが「カメ!」と言うと「メダカが食べられちゃうかも」と心配する子も。
そうこうするうちに池に水がたまってきました。
この池がたくさんの小さな生き物の住処になって、保育園のみんなにも時々姿を見せてくれますようにとみんなでお祈りをしました。
「ビオトープ(Biotop)」とは、生き物を意味する「Bios」と場所を意味する「Topos」を合成したギリシャ語を語源とするドイツ語で、直訳すると「野生の生きものがくらせる場所」という意味で水辺だけでなく、草地、林地、砂浜、干潟などもビオトープと呼ぶらしいです。保育園の草地も野生の生きものが来ればビオトープか…と改めて思いました。

礼拝と讃美歌

2019/08/07

子どもたちが保育園に入って初めて経験したことの中に礼拝があります。平塚先生がして下さる礼拝でのお話、回を重ねるごとに子どもたちも自然に耳を傾けるようになり、先生の問いかけに3歳児てんし組の子どもたちも張り切って答えようとしています。今回は「迷子のこひつじのメイちゃん」のお話。「迷子になったことのある子?」と聞くと、5歳児のぞみ組さんが大分手をあげました。「迷子になるとお父さんやお母さんが心配するよ」のお話に真剣にうなづく子どもたち。こひつじのメイちゃんのお話を聞いて頭の中で疑似体験をしたようです。夏のお出かけも多い時期、メイちゃんのように迷子になりませんように…。
♪讃美歌も少し歌えるようになりました。平塚先生に見てほしくて張り切って歌ったところ、「大きな声じゃなくていいですよ。聞いた人が優しい気持ちになれるように、やさしく歌ってください」と教えていただきました。今度の讃美歌は子どもたちがどんな声で歌うかな?と次の礼拝が楽しみです。にぎやかな一日の中で、静かな時間の中で話を聞く、自分で考えてみる経験は子どもたちにとって大きいと改めて感じます。

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