社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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考えさせられることがたくさんあった今日

2020/12/08

クリスマスシーズンになるとクリスマスキャロル以外にも、「ジングルベル」や「赤鼻のトナカイ」など子どもたちにお馴染みの曲や「White Christmas:ビング・クロスビー」「All I want for Christmas is you(恋人たちのクリスマス):マライア・キャリー」「クリスマスイブ:山下達郎」などのがあちこちで響くようになります。そして、これらの曲同様、或いはそれ以上に耳にする曲にジョン・レノンの「Happy Xmas(War Is Over)」という曲があります。そして、今日はLove & Peace(愛と平和)を訴え続けたジョンが1980年12月8日に凶弾に倒れて40年の日であり、79年前「トラトラトラ」の暗号名の元、日本軍が真珠湾を奇襲攻撃し太平洋戦争に突入した日でもあります。保育園ではそんなことを知るはずもない4・5歳児(2つのペア)が土曜日のクリスマス親子礼拝に向け、衣装を身につけ、本物のロウソクに火を灯してのキャンドルサービスなど緊張感と真剣さとの中でリハーサルを行いました。たった数週間足らずで作り上げたクリスマスページェントはまさ子どもたちと先生たちが作り上げた作品と言っても過言ではありません。だからこそ、見るものが心を打たれ涙してしまいそうになる(出てしまう)のでしょう。そして、土曜日には沢山の保護者の方が涙することでしょう。これまでも何度となく歴史に「もし」という言葉はないということを書いていますが、もし40年前にジョンが凶弾に倒れることなく、今も生きていて子どもたちのページェントを見たらどんな感想を持ってくれただろうか?また、地球上から未だに争いがなくならないこと、東日本大震災や原発事故、そして、現在世界を脅かしているコロナウイルス 感染症を見てどのような行動を行いどのような曲を作っただろうか?と考えてしまいました。
 話は変わりますが、今朝のNHKのニュースで、保育士や幼稚園教諭など「保育者」の勤務状況についてOECDが一昨年、日本や韓国、それにドイツやノルウェーなど9か国を対象に初めて調査を行った結果、自宅への持ち帰りも含めた1週間の仕事の時間は、アイスランドが33.5時間で最も短く、ドイツが40.1時間、韓国が46.6時間であるのに対し、日本は50.4時間と9か国で最も長く、また、給与に満足している人の割合は、トルコが最も高く39%、次いで韓国が38%、日本は23%と、9か国の中でアイスランドの次に低い満足度だったと伝えていました。このニュースを見て我が園のことも含め改善しなければならないことがたくさんあることを痛感させられました。また、今朝の新聞には2年前まで卒園記念の味噌作りで長い間お世話になった、味噌屋さんの記事が開催されていました。地元で長く愛された老舗の味が蘇るというニュースに喜んでいる方も多いことでしょう。コロナ禍にあって明るいニュースに心が暖かくなりました。

空を見て「再確認」「再認識」させられたこと

2020/12/07

昨日は雲ひとつない青空が広がる中、どこへ向かっているのか飛行機が飛んでいましたが、窓から見える景色は遮るものもなくさぞかし素晴らしかったことでしょう。一方、今朝子どもたが外で遊び始めた8時頃から園庭西北の空に虹が出てきました。それに気づいた子どもたちと先生たちはフェンスのところに駆け寄り「凄〜い!虹が出てる」「きれ〜い」と大喜びしていました。旧約聖書、創世記、ノアの物語では、地上に人が増え始め、人々の悪事が増し、常に悪いことばかりを心に思い計っているのをご覧になった神様が雨を降らせ洪水を起こすという有名なお話があります。そのお話の最後に、「二度と洪水によって地の生き物を全て滅ぼすことは決してない」との契約のしるしとして「虹」をかけられました。虹はヘブライ語で弓を意味するらしく、弓を置くことは戦いの終結をも示したそうです。そんな虹が保育園の始まりである月曜日の朝にかかったことで、今週、保護者の方々をお迎えし行う「クリスマス親子礼拝」が無事におこなうことができるような気がしました。
 そんな虹もお日様が輝きだすと消えてしまいましたが、お昼過ぎには青空をキャンバスにして色々な形と色(濃度)の雲たちが二度と同じものを描く(見る)ことができない芸術作品を描いていました。浜辺に打ち寄せる「波」歌や楽器などの「声」や「音色」も録画や録音することはできても、時間を巻き戻して、見る・聞く(聴く)ことはできません。だからこそ、今を大切にして過ごさなければならないことを思わされます。

子どもたちのために

2020/12/04

多くの子どもたちがクリスマスにサンタクロースがやってくることを楽しみにしていますが、10年前のクリスマスには伊達直人(タイガーマスク)を名乗り、群馬県の児童相談所にランドセルが届けられました。それ以降、全国各地で同様の寄付行為が見られるようになりましたが、保育園にはクリスマスに限らず草刈りに現れたかと思うと、畑を耕すための管理機や子どもたちが喜ぶ乗り物を届けにやってくる、サンタクロースでも伊達直人でもない人物がいます。その人物はサンタクロースならぬ“3択ロース”その3択ロースさんが以前持ってきてくれた「ストライダー」は子どもたちのお気に入りの乗り物となり、外遊びが始まるとペダルカーと同じように争奪戦となるほどでした。こんなに人気があるのなら、子どもたちが競争できるように少し増やしてあげてようと思っていたところ、今日の午後、3択ロースさんが使わなくなったのでいただいてきたという2台のキッズバイクを子どもたちのためにと持ってきてくれたのです。ところが、使わなくなったとは思えないほど綺麗で立派なのです。そこで、午後のおやつを食べて外遊びを始めたら「園長先生これなあに?」とか「どうしたの?」とか「使っていいの?」と聞いてきて争奪戦の後、大喜びする姿を想像していたのですが、今日に限って誰も外に出てくることなく室内で過ごしているのです。そこで、乗り物好きの子どもたちに素敵なプレゼントが届いたことを知らせに行き2階のバルコニーから見えるところに並べてあげると目を輝かせ大喜びをしていましたので、来週は今日の午前中までペダルカーと人気を二分していたストライダーは新たに届いたキッズバイクに人気を奪われてしまうことが目に浮かびます。それは、人気アイドルが新たに登場したアイドルにその座を奪われてしまうのと同じことなのかも知れません。
 さて、話は一転しますが、栄養士のY先生は子どもたちの健康・育ちのために給食のメニューを考えるだけでなく、栄養指導などもしてくれています。その際に使う紙芝居も自作するほど熱意を持って取り組んでくれているのですが、今日も自分で作った紙芝居の納得できていない部分(絵)を作り(描き)直していましたが、その姿はまるで、人気漫画家といった雰囲気さえ漂わせいました。このように色々な人たちが子どもたちが喜んでくれるように様々なことをしてくれていますが、僕は今年度中に園庭に子どもたちが喜んでくれるような新たな環境を作ってあげることを計画しています。そのために昨日の朝、木(丸太)が届けられましたが、近々もっと太い丸太が届く予定です。そんなこともあり、子ども以上に楽しみで仕方がありません。

一番の先輩は後輩

2020/12/03

今日は4・5歳児の「クリスマス親子礼拝」当日をイメージして、奏楽や司会担当の先生たちにも入ってもらい(クラスには代わりの先生に入ってもらい)めぐみ組・はと組ペア、のぞみ組・あい組ペアが、入場・礼拝・ページェントの流れでリハーサルを行いました。本番さながらの雰囲気に子どもたちも担任の先生たちも緊張感を持って臨んでいたような気がします。静かに礼拝を守った後、ページェントとなりましたが、同じクリスマスのお話しなのに、台本(台詞)や歌う讃美歌、そして何よりも演ずる子どもたちが違うこともあり、今年も雰囲気が違う2つのページェントが出来上がりそうです。
 さて、毎年子どもたちと先生たちが話し合い作り上げるページェントですが、必ず何かしらの気づきを与えてもらいます。今日ものぞみ組の宿屋役の子どもたちが、ヨセフとマリアが泊まる宿を探す場面で「困った、困ったどうしよう?」と歌う時、宿屋役の子どもたちもヨセフとマリアと同じように「困った、困ったどうしよう?」と歌うのです。もちろん、ヨセフとマリアは泊まる所がなくてどうしようか困って途方に暮れたことでしょう。しかし、身重の女性を目の前にしながら泊めてあげることができなかった宿屋も困ったとしてもおかしくないと思えたのです。そして、自分が保育者として子どもたちとページェントを作っていた時「困っているのはヨセフさんとマリアさんじゃない」と言ってしまっていたことに気付かされたのです。後輩であるたくさんの子どもたちと先生たち姿から、以前あるお笑い芸人が「一番の先輩は後輩」と言っていたことを思い出しました。出来が悪く頼りないのに僕には「園長」という肩書がありますが、子どもたちと過ごす時にはそんな肩書は全く意味をなさない不要なものであり、自分では今なお保育者のままの気持ちであり、一員だと思っています。「教育」とは教え育てるものでもなく、恐がらせ強制させて育てる「恐育」でも、狂った育ち「狂育」でもなく、共に育つ「共育」であり、協力しながら育つ「協育」であり、そして響き合って育つ「響育」でありたいそう思わされました。写真は、めぐみ組・はと組のページェントの様子と園庭のクリスマスツリー

なるほど

2020/12/02

昨日、砂場のところで3歳児てんし組の子どもたちがN先生に見守られながら木の枝と毛糸で作っていた世界に一つだけの個性豊かなクリスマスツリー、今日の朝には一つ一つ名前が付けられ窓に飾ってありました。一方、玄関ロビーに飾られた番号の付いた茶色い袋、なぜかピアノを弾くN先生だけが貼ってあったものの、アドベントカレンダーであることは察しが付いていましたが、その袋から何が登場するのかは想像すらできませんでした。ところが、今日、2の袋の代わりにA先生、3の袋の代わりにM先生が登場していることに気がつきました。何人かの先生に聞くと「この前写真撮られました」とのことだったので、どうやら、この番号の振られた袋から毎日一人ずつ誰かが登場するというようなのです。幸い、僕は写真を撮られていないので「じゃあ、僕は登場することないね」と話すと「いや、わかりませんよ!こっそり撮られているかも知れませんからね?!」と言う返事が返ってくるではありませんか。この数日、未満児クラスのページェントのため、役のお面を付けることがあったので、その時の姿が盗撮されていないことを祈り、25の番号が付けられ金色の星が貼ってある最後の袋から誰が登場するか楽しみにしたいと思います。それにしても、このアイディアには、「なるほど、面白い」と感心させられました。
 さて、話は一転しますが、4歳児あい組のS君は歯医者さんが苦手。ところが、治療しなければならない歯があり、通院しなければならなくなりました。お母さんの話によると、これまでも治療の際、大騒ぎをして先生が大変だと言うことをお聞きしていたのですが、そんなS君が昨日「園長先生、昨日の夜(夕方の意)歯医者行ったんだけど、チ◯チ◯抑えて我慢したんだ」と自慢げに教えてくれました。なるほど、そんなおまじないがあるんだ?と思っていたのですが、給食を食べる頃に担任の先生に歯の痛みを訴えたため、早めにお迎えにいらしていただき、通院・受診となりました。そんなS君が今朝お母さんと登園してきたので今回も◯ン◯ンを抑え我慢できたかどうか、お母さんに受診の様子をお聞きしたところ、「4人がかりで抑えつけてもらって大変でした。チ◯チ◯を抑えてもダメでした」と笑っていました。どうやら「◯ン◯ンを抑えて我慢」は全く効果がないようです。

素敵!

2020/12/01

今日は5歳児めぐみ組のHちゃんの誕生日(会)のためにお父さんとお母さんがいらしてくださいました。Hちゃんがこの日を楽しみにしていたことは言うまでもないのですが、お父さん・お母さんも楽しみにしてくださっていたことは、童心に帰り「本気モード」でドッジボールをしている姿からしっかり伝わってきました。職員室からそんな楽しそうな様子を見ていて、僕も混ぜてもらおうと思い、仕事が一段落したので園庭に出たのですが、誕生会をする時間になってしまい、みんな玄関に向かって行きました。その時、お父さんが砂埃で汚れたお母さんのジャンパーコートの汚れをとても自然に払い落としてあげているのです。その姿が、只々「素敵」で声をかけることもできませんでした。そのことをランチルームで「♪Happy birthday」を歌ってお祝いした後にお話しさせてもらったのですが、その時にお父さんから返ってきた言葉も「いつものことです」と言う素敵な言葉でした。
 さて、杉を使ってクリスマスリースを作りたく、担任のN先生に声をかけ3歳児てんし組の子どもたちを誘い隣接する森へ出かけました。子どもたちは薄暗い森に「なんだか怖い」とか「イノシシ出てきそう」と言いながらも暖炉の焚きつけ用の杉の葉を拾い集めてくれました。その間、15分程度でしたでしょうか?良い枝振りの杉を探したものの結局、適当な枝(葉)は手に入れることができませんでした。しかし、自生していたサンキライ(山帰来)だけ手に入れることができたので帰ってきて小さなリースを作ることができました。園に戻ると、2階ホールからクリスマスの讃美歌が聞こえてきたので上ってみると、のぞみ組とあい組の子どもたちがページェントをしていました。まだまだ完成途上ですが、緊張しながらも喜んで取り組んでくれていることが伝わってきました。お家の方々がお見えになる時には素敵なページェントができていることでしょう。

よかった!

2020/11/30

11月も今日で最後となり今年も残り32日となりました。昨日からアドベント期間に入り、保育園でもクリスマスに向けて園舎内に飾り付けが施され、玄関を入ってすぐのところのクリスマスツリーがキラキラ輝く様子、また、一階ロビーには数字が印字された袋がアドベントカレンダーそして飾られ先週と雰囲気が変わりました。その様子に「うわ~きれい!」「すご~い」と言いながら喜んで登園してくれる姿が見られました。また、最近のイルミネーションに比べると、かなり地味な明かりですが園庭の木に飾り付けたイルミネーションも輝くようになりました。こんな風に飾り付けがされると子どもたちのワクワク感が一気に高まるものですが、月曜日が嫌いな3歳児てんし組のA君は今日も車から降りようとしないのです。そんなA君に「ねえ、ねえ、T君、クリスマスの飾りつけに使う木の枝を森に取りに行きたいんだけど、一緒に行って運ぶの手伝ってくれない?」と声をかけてみました。すると、それまでモジモジしていたT君の目が輝き、車から降りて保育室に向かうことが出来ました。そして、あっという間に荷物を片付けてくれたのでしょう、お母さんと一緒に園庭にやってきてくれたのです。本当ならばここで約束通り隣接する森に杉の枝を取りに行くべきですが、子供たちが礼拝の準備で保育室へ戻らなければならない時間になってしまいそうだったので、園庭で調達できた、ヒバやヒイラギの葉をランチルームと2階ホールへ運び、A君にも手伝ってもらい燭台の飾りつけをしました。このころには車から降りたがらなかった時とは表情が違い、お母さんともすんなりバイバイができました。クリスマスのお陰もあり、今日はちょっとしたきっかけで気分転換をしてくれましが、明日の朝、そして、来週の月曜日の朝がどうなるか心配であり楽しみでもあります。

ひっそりと

2020/11/28

土曜日は先生たちに保育をお任せして基本的に出勤しないのですが、今日は受水槽の清掃と消防設備の点検の立ち合いため午前中だけ保育園にいました。土曜日は登園してくる子どもたちが少ないこともあり、いつもならば8時過ぎには園庭から響いてくる声も9時過ぎても聞こえず、子どもたちが興味を持つような清掃作業が始まってもひっそりしていて同じ園庭とは思えない印象でした。しばらくして子どもたちの声が聞こえてくる頃、同時進行するように、園舎内の消防設備の点検が始まりましたが、前述の通り、登園している子どもたちが少ないこともあり園舎内もひっそりしている中、職員室だけが点検のための警報音が響いていました。入水槽の清掃と消防設備の点検の二つの作業をしてもらっている間、届いていた郵便物やメールのチェックをしながら、時間に追われている仕事をしたのですが、いつも(平日)と違い電話がならず、子どもたちが「ねえ、園長先生」と声をかけてくれることもないこともあり、いつになく仕事に集中することができました。そのお陰でいつもより仕事が捗ったことを考えると、家でダラダラしながらの土曜日より有意義な時間となりました。そうそう、受水槽の清掃作業を見上げている時、桜の枝にキノコが育っているところなど、手入れをしなければならないところを見つけたのですが、その下で、S学院のY先生が「ビワは寒い時期に花が咲くんですよ」と教えてくださったように、ビワの木にベルベットに包まれたような目立たない花がひっそりと咲いているのを見つけました。そして、驚いたことにこんなに寒くなったにも関わらず、小さなハチが花にやってきていることに気づきました。こんな生き物たちによって受粉され、暑い夏に子どもたちが木登りそして美味しいビワを食することができることを再認識することができました。やっぱり自然って不思議な世界です。

あっという間

2020/11/27

今週は月曜日が「勤労感謝の日」でお休みだったこと、また、バスと軽トラのタイヤ交換、久しぶりの対面式の研修会への参加、そして、来週から始まる アドベント(クリスマスの準備期間)に向けてクリスマスツリーやディスプレーする品々の確認をしたこともあり、一週間があっという間に過ぎてしまったように感じます。僕でさえそう感じるのですから、特に台詞起こしや役を交代しながらのページェントなど子どもたちとクリに向けて準備をしている5歳児の担任たちはもっと時間が欲しいと思ったことでしょう。しかし、今日の夕方、目を輝かせ、讃美歌を歌いながら当日身に着ける衣装の確認をしている子どもたちを見ると如何にページェントを楽しみにしているか伝わってきます。セリフや配役が決まると動きや讃美歌もあっという間に覚え素敵なページェントが出来上がることでしょう。
 さて、そんなクリスマスの準備がされている特別な期間中でも、いつも変わることなく行われていることがあります。それは、保育室で日々保育室で使われている遊具の消毒やトイレ掃除やサッシの拭き掃除です。当然のことながら遊具もトイレも子どもたちが使っている時に消毒や掃除をすることはできず、お昼寝中という限られた時間帯のことですので保護者の皆さんはもとより、子どもたちですら見ることもなく、そんなことがなされていることすら気付いていないでしょう。今日も電気が消された薄暗いランチルームの中で唯一スポットライトが灯された絵本コーナーで保育補助のKさんとMさんが一つ一つ遊具を丁寧に拭いてくださっていました。結構な数があるため、あっという間にとはいかない作業ですが、保育園はこのような縁の下の力持ちの方々もいることによって成り立っているのです。本当にありがとうございます。

童謡同様

2020/11/26

童謡「たきび」の歌詞にあるように、落ち葉が落ち、北風が吹き、さざんかが咲くようなこの季節、かつて「焚き火」は冬の風物詩の一つでした。しかし、現在では野焼き行為が法律や条令によって制限・禁止されていることが多く、ほとんど見かけることがなくなりました。しかし、保育園では時代が変わっても落ちた葉や枝拾いを集め、園庭で焼き芋やご飯炊きをするなど「たきび」の歌詞のような経験をさせてあげることができています。そして、今朝は、あい組のM先生が教えてあげたのでしょう、IちゃんとA君がバラバラになって落ちたハートのような形のさざんかの花びらを水道で濡らして(洗って)ほっぺたに貼り付けてニコニコしていました。その姿はほっぺたがポッと赤らめているかのように見えるだけでなく「そうだんしながら あるいてる」の 歌詞のようにも思えて、心がほっこり暖かくなりました。一方で空気が日に日に冷たく乾燥し、今日も雪虫が飛ぶように冬が駆け足で近づいてきたことを実感させられます。これも今の時代には見られ・聞かれなくなりましたが、歌詞のように、しもやけで手が痒くなる季節がやってくるということでしょう。

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