保育日誌
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楽しみ!
2021/11/05
昨日、今日と特に湿度がなく空気が澄んでいるからなのでしょうか、園庭から見える雄大な蔵王がいつも以上に綺麗に見えました。一週間ほど前、急に気温が下がった際には山の頂に白い雪が降ったことが分かりましたが、その雪もここ数日の暖かさで融けてしまったようです。そうは言っても山は平地と違い、冬がいち早く到来することもあり、今日17:00から来年4月下旬ころまで冬期閉鎖となり、蔵王を越えて宮城県から山形県へ行くことはしばらくの間できなくなります。一方、平地ではそんなことが信じられないほど暖かい日差しが差し過ごしやすい中、第一・第二・角田光の子保育園の5歳児が一堂に会し、保育園に隣接する東部グランドを会場に、合同のサッカー教室を開催することが出来ました。昨年度から始めたこの取り組み、第一光の子保育園ののぞみ組めぐみ組の子どもたちは心待ちにしていたこともあり、「園長先生、今日サッカー教室で試合するから練習してるんだ」と言って自分たちで三角コーナーを運んでゴールを決め、試合をしながら歩いてやって来る第二光の子保育園の子どもたち、バスに乗ってやって来る角田光の子の子どもたちの到着を楽しみに待っていました。中でものぞみ組のHちゃんは、「ねえ、園長先生、第二光の子保育園にK君っていうお友だちいるんだけど今日くるかなあ?」と嬉しそう。どうやら家族ぐるみでBBQをすることがあるほど仲良しらしく、グランドに集まり試合形式でサッカーが始まってからもK君がどこにいるか探していたものの中々見つけられず、今度は「K君来てないのかなあ?」と言うので、第二から子どもたちに同行してくださった主任のT先生に「K君って子いますか?」と聞くと、「じゃあ、一緒に行ってみよう」と手を引いてもらいK君のところへ。そしてようやくご対面と相成りました。しかし、会ったら会ったでお互い少し照れがあるようで、モジモジして会話が弾みません。それでもHちゃんはK君に会えたことで安心・納得できたようで、その後はサッカーに集中することが出来ました。同じ町内、同じ法人でありながら、中々交流する(できる)ことがないのが実際のところ。そんなこともあり、僅かな時間ではありましたが沢山の仲間に出会えたこと、自分たちの園庭を紹介しながら遊ぶことができたことも嬉しかったようです。
さて、野球に興味のない方にはどうでもいい話題ですが、セリーグ、パリーグ共に日本一を目指してのCSが始まります。下剋上によって仙台に本拠地を置くチームが日本一になることを期待し応援するファンも多いかと思いますが、それ以上に話題をさらったのが北海道に本拠地を置くチームの新監督に決まったS氏でしょう。就任会見はど派手なスーツに身を包んで登場し、。「 これからは顔を変えずにチームを変えていきたい」と自虐ネタを含め笑いを誘い、優勝について問われると「優勝はめざしません」と断言。しかし、その裏には、「優勝という高い目標を持ちすぎると選手はうまくいかない」「一日、一日、地味な練習を積み重ねてシーズンを迎えて、何気ない試合、何気ない一日を過ごして勝ちました。勝った、勝った、勝った、勝った……それで9月辺りに優勝争いをしていたら、さあ優勝を目指そう。そこで気合の入り方が違うと思う。そういうチームにしたい」という意味がある。優勝は一朝一夕に出来るものではなく、日々の積み重ねということであり、保育園の園庭や子どもたち職員によって醸し出される園の雰囲気も同様であることを思い、共感・納得できました。来年6月、保育園がこの地に移って10年を迎えます。節目を記念して何かができればと願っているのですが・・・。その頃、どんなシーズンになっているか今から楽しみになりました。
虫歯に御用心!
2021/11/04
泥んこで作ったスイーツ!
継続と発展
2021/11/04
いもほりが終わった途端、泥遊びをするのに格好のスペースとなった畑に今日もスコップやカップをもった子どもたちが子どもたちが集まり夢中になって遊んでいます。今日は4歳児あい組の男の子たちがしゃがみ込み、大きな鍋に入れた黒土に水を加えて上手に混ぜると、まるでカカオ分95%の本格ビターチョコレートのよう!その土をカップで型抜きすると見事なプリンが出来上がり、またガトーショコラを彷彿させる美味しそうなケーキが作られていました。しかし、午前中歯科健診があったこともあり、パテシエたちも作業を中断し一旦保育室へ戻らなければなりません。その際、自慢の作品が壊れたり壊されたりすることがないようにどこかに片付けておいたのか、隠しておいたのか、夕方「園長見て~!こんなに硬く固まったよ」とプリンと団子を見せに来てくれました。㋃から半年も過ぎると4・5歳児は遊びが一過性ではなく継続性が見られるなど様々な変化が感じられる(見られる)ようになります。クラスで少しずつクリスマスに向けて話し合いが始められていつのか、4歳児はと組のYちゃんは今朝、クリスマスページェントで宿屋さんの場面でよく歌われる曲を口ずさみながらご機嫌で登園してきました。そんなところからも子どもたちの成長を感じることができます。
一方、5歳児めぐみ組のM先生とA君T君たちも畑にしゃがみホウレン草を収穫していましたが、A君が食べられそうにない部分を真剣な眼差しで丁寧に取り除く様子は農家の方のよう!収穫後どのように使われる(食べる)のかと言えば、一般的な「おひたし」ではなく、何と「ホウレン草のマドレーヌ」作りに使うというのです。そんなところにも先生たちのアイディアと時代の変化を感じずにはいられません。泥で作られたプリンやガトーショコラであれば虫歯になることはありませんが、マドレーヌであればしっかりと歯磨きが必要になることでしょう。
自分のこととして
2021/11/02
先日の防犯訓練から日が経っていない今日、子どもたちがいつもと変わることなく遊んでいる午前中、主任のS先生から地震発生の園内放送が入り、先生たちと一緒に身を守るように指示がでました。このアナウンスに従い子どもたちは近くにいる先生たちの下へ集まり身をかがめ静かにしています。そこへ「地震は収まりました。でもまた地震が来るかもしれませんので、気を付けて遊びましょう」とのアナウンスが入るとまた自由に遊び始めます。ところは程なくして、今度は♪ピンポンパンポ~ンという音が響き、今度は「これは練習です!保育園の隣の山が火事になりました。先生たちと一緒に逃げてください」という園内放送が響きました。外遊びをしていた子どもたちは近くにいた先生たちのところへ集まり、あっという間に避難することができました。一方、外遊びを始めるためバルコニーで準備をしていた0・1歳児は散歩の際に使う車に乗ったり先生たちに抱き抱えられて避難しました。非常ベルが鳴り、避難指示が出されてから「全園児無事避難できました」と僕に告げられるまで要した時間、僅か3分程度!子どもたちの避難の様子だけでなく通報訓練その様子を見てくださっていた消防署の隊員に上手に避難することができたことを褒めてもらい、その後、先生たちが水消火器を使っての消火訓練、そして、楽しみで仕方なかった消防車の見学、そして署から持参くださった子ども用のファイヤーマンコート着てヘルメットを被り記念撮影など子どもたちにとって最高に楽しい時間となったようです。ほぼ毎日暖炉(薪ストーブ)が焚かれ、今月はやきいもの予定があるなど、火に触れる機会があります。今一度、火の有り難さとともに火の怖さを子どもたちと考えながら過ごさなければならないことを再認識することができました。
一方、二日前に京王線で起きた刺傷事件、もし日々利用している東北本線で我が身に同じようなことが起こったらどのようように対応すべきか、できるか想像してみたとき、きっと何もできず呆然とすることだけが頭に浮かびゾッとさせられました。物騒な事件が増えたとはいえ世界的に考えるとまだまだ安心安全な日本。そして時刻表など見る必要なく次々と時間通りにやって来る首都圏の電車。しかし、改めて考えてみると密室と言える電車。事件や事故は自分とは縁はないものではなく命を守るため自分のこととして考える必要があることを思わされました。
霜月になりました。
2021/11/01
オリンピック・パラリンピックの開催により、祝祭日がない中、「親子で遊ぼう会」や「遠足」など行事を行い無事に一ヶ月を終え11月を迎えることができました。朝夕一段と気温が下がり、霜が降りてくる時期であることから11月には「霜月」という呼び名が付けられているようです。それを証明するかのように朝の冷え込みで車掌車がすっかり冷たくなり、子どもたちが指で落書きをして遊んでいます。そして、あんなに飛んでいたトンボも日に日に少なくなり、羽根がボロボロになってしまい動きも鈍くなったトンボを子どもたちが簡単に捕まえられるようになりました。また、忙しそうに働いていたアリの姿も見られなくなり、夕方になるとうるさいぐらいに鳴いていた秋の虫たちの声も聞かれなくなりました。そして、職員室の前のバルコニーに現れた動きがとてもゆっくりになった大きなキリギリスは暖かい太陽の日差しを浴びて喜んでいたように思えました。一方、先週末、やけに慌ただしく動き回っていたので気になっていたペットボトルで飼育していたマツモ虫、今朝出勤してすぐにボトルを確認して見ると、これまでであればちょっとした刺激を与えるだけで泳ぎ出したのに、今日はそんな様子はなくボトルの底から動こくことなく一生を終えていました。金曜日の様子から何となく予感はしていたものの、約一ヶ月、餌となる虫を与え観察していたこともあり、残念で、異変を感じた時点で昆虫公園の近くの水溜りに逃してあげればよかったと後悔・反省しています。
さて、先週いもほりを終えた畑は子どもたちが泥んこ遊びや幼虫探しをするのに格好のスペースとなり、スコップやシャベルで掘られ月面のクレーターのような凸凹の穴が出来ていましたが、その隣の畑では大根やかぶ、白菜が立派に育っています。今月末にhクリスマスを迎える準備が始まりますが、その頃には雪虫が飛ぶようになることでしょう。季節は確実に冬へ向かっています。
嬉しいね
2021/10/29
カラスが食べに来ているということは、きっと甘くなっているはず。そこで4歳児はと組の子どもたちに「園長先生食べたいから取って」と言われたので真っ赤に熟し柔らかくなっていた柿を取って、W先生に分けてもらったところ、全く渋が感じられない甘い柿になっていて美味しく食べられたとのこと。よかったね。うみ組のH君は結構な高さの丸太の上に座ることができてご満悦でした。0歳児ひかり組のバルコニーには来週の保育に向けてきれいに洗濯された人形やボールが乾かされていました。
いもの蔓の有効利用!?
2021/10/29
「Haunted house(幽霊屋敷)」と縄跳びならぬ、「蔓跳び」に、「本格的なカモフラージュ」
芋掘りの様子
2021/10/29
こんな大きなお芋を掘ることができました。さて、どうやって食べようかなあ?
心配ご無用
2021/10/29
余程、僕が貧相に見えたのでしょうか。今朝、いつものように園舎の消毒作業をしていて西側階段の手摺りや玄関扉などを消毒していると、てんし組のHちゃんが階段を上ったところから僕を見下ろして「ねえ、園長先生、ちゃんとご飯食べてる?」急にそう聞いて来ました。「うん!食べてるけどどうして?」と会話をしていると、玄関のところにいた5歳児のぞみ組のお母さんにもその声が聞こえたらしく「おっかしい!何だか一人暮らししている息子がご飯食べているかどうか心配しているお母さんのようですよね」と大笑いしながら出勤していかれました。保育をしていると日々子どもたちの言葉に笑わされたり、そんな言葉どこで覚えてきたの?と驚かされたりしているので、我々には特別感はなかったとしても、Hちゃんのお母さんには衝撃的であり、大笑いに繋がったのでしょう。それにしてもなぜHちゃんは僕がご飯を食べているかどうか気になったのか?分からぬままです。
さて、今日は昨日3歳児がしっかり準備をしてくれた園庭の畑で待望の「いもほり」を行いました。全園児が一堂に掘ることはできないため、時間を区切っての活動となりました。そんなこともあり、5歳児が掘る時には1人一本などと言うことなど無理な状況になってしまったため、途中から掘り起こした芋を先生たちが埋めて、それを子どもたちが探す芋探しとしましたが、それも子どもたちには楽しかったようで夢中で探していました。今年は昨年のようにモグラなどに食べられることもなく結構な大きさの立派な芋たちを収穫できたので、今度は焼き芋を楽しみに準備をすることでしょう。ところで、例年捨てられてしまうだけの芋の蔓ですが戦時中は食べられていたと聞いたことがあります。ところが保育園では食べることはありませんが、先生たちが縄跳びの縄の代わりに蔓を回していたり、迷彩服を来ているT先生が野営訓練をするかのように頭に蔓を巻き付けていたり・・・。そして極め付けは、園庭中央の家の2階に蔓を運び、あちこちにディスプレーしているではありませんか!ハロウィーンの時期ということもあり、その様子はさながらHaunted house(幽霊屋敷)といったところでしたが、子どもたちは楽しく遊ぶためによく考えるものだと感心させられました。
長くなりましたが、最後に・・・。うみ組のH君たちが芋掘りの様子を見た後、担任のT先生に手を繋いでもらって園庭中央の丸太の遊具で遊んでいたのですが、落ちることなく、楽しく遊べるように僕もサポートさせてもらったところ、H君は自分の背よりも高い所へ上ったことを実感したようで表情が強ばった感はありましたが安定したところに座ってもらった途端、安心したのか、満足したのかニコッと微笑んでいました。
よかったね!②
2021/10/28
明日の芋掘りのために、3歳児てんし組・ひつじ組の子どもたちが伸びた蔓を切り、マルチシートを外してくれました。すると、天使組のHちゃんが自分の手くらいに大きなカエルを見つけたそうです。そのカエルを大切そうに握りしめ観察するかのように眺めていました。こんな風にカエルを握っていられるのは何歳まででしょうか?
朝、2歳児ほし組のYちゃん、T君、I君たちはお人形を抱っこしたり、おんぶしたりごっこ遊びを楽しんでいました。
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