社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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せんス・オブ・ワンダー ④

2021/10/22

できるだけ虫や花たちの世界(高さ)まで目線を下ろして、そ〜っと観察!

センス・オブ・ワンダー ②

2021/10/22

虫や花だけでなく工事現場もセンス・オブ・ワンダーを与えてくれます。

センス・オブ・ワンダー

2021/10/22

昨日に負けず劣らずのいい天気になった今日は4歳児あい組・はと組の子どもたちが楽しみにしていた遠足で、保育園から20分ほど歩いたところにある公園に出掛けました。時々園外保育(散歩)で公園に行く時と違いカバンの中にお弁当が入っているということが嬉しくて、楽しみで仕方がないことがその軽い足取りから伝わってきたのですが、目的地の公園に着くと保育園の園庭にはない色鮮やかな遊具があることに興奮し目がキラキラ輝き始めました!担任のN先生・W先生から約束事を聞きいた後、広げてもらったシートの上にカバンを置いて遊ぶことになると、総合遊具と言われる滑り台などが組み合わされた大きな固定遊具やブランコ、クライミングウォールの要素が取り入れられた遊具などそれぞれがお目当ての遊具に向かって走って行きました。そんな中、足ツボを刺激する不思議なコーナーを見つけた男の子たちがしっかり靴を脱ぎ何事もなく歩いているので、僕も真似をして靴を脱ぎ歩いてみたのですが、刺激どころではなく痛いの何の!平気で歩いている子どもたちの凄さを思い知らされました。また、近所の方なのでしょう、1歳くらいのお子さんを連れたお母さんが遊びに来たのですが、何人かの子どもたちがお母さんとお子さんのところへ行き何やら話しかけていたのです。そこで、しばらく様子をみた後「こんにちは。せっかく遊びにいらしたのに圧倒されていませんか?申し訳ありません」と声をかけると「いえいえ!優しく声をかけてくれて遊んでくれていたんです」という返事が返ってきたのです。お母さんとお子さんを取り囲んでいた子どもたちがそんなことをしてくれていたと知るととても嬉しく誇らしく思いました。
 さて、一通り遊具で遊ぶと満足したのか飽きてしまうのか、昨日の5歳児同様、虫を探したり、花を摘んだりして遊び始めました。そこで花壇に咲いていたサルビアの花は蜜を味わうことができることを数人に教えてあげたところ、伝言ゲームのように情報が伝わっていったようで、それまで遊具で遊んでいた子どもたちが次々と花壇の周りにやってきて蜜を味わっていました。そんな子どもたちを見ていて思ったこと、それは、きっと第一光の子保育園の子どもたちは決められた(決まった)方法でしか遊ぶことができない人工的な遊具で遊ぶことより、ショベルカーが働く様子、虫や花など自然の美しさや神秘さ、不思議さから与えてもらえる「センス・オブ・ワンダー(直訳すると驚く感性)」の方が楽しいと思って(感じて)くれているように思いますし、それが子ども時代に大切なことであることは間違いないと思っています。何はともあれ、美味しくお弁当を食べ保育園に戻ってきましたが、たくさん遊んだこともあり、さすがに帰路は朝と違い足取りが重く時間がかかりました。

期待通り!?

2021/10/21

昨日の朝いつものように園舎内の消毒をしている時のことです、めぐみ組のRちゃんのお父さんが「園長先生おはようございます。そう言えば・・・。」と話し掛けてきたので、何かあっただろうか?と一瞬身構えたのですが、「実は昨日、遂にクワガタが全部死んでしまいました」と言うではありませんか。何のことかと言えば、数ヵ月前のこと、2歳児ほし組のT先生が県外で捕まえたという沢山のクワガタムシを保育園に持ってきてくれました。そのクワガタを全部保育園で飼うことは難しいので育ててくれる里親を募集することしました。すると大勢の子どもたち(保護者)が家に持ち帰りお世話(飼育)をしてくれることになりました。中には「オスだけでいい」という子どもたちもいましたが、「せっかくだからオスとメス連れて帰って育ててみて?」とお薦めし連れて帰ってもらった経緯がありました。その中の一人がRちゃんとお父さんだったのです。しかしお母さんは虫が苦手!ところが飼ってみると情が移ったのか虫に触れなくともお母さんまでもが夢中になって観察してくださっていたのです。そのクワガタが遂に天に召されたとのご報告に「こんなに寒くなるまで?」と感激しながら「もしかすると卵を産んでいるかも知れないので土はそのままにしておくといいと思います」とお話すると「そうですよね。朽ち木や土を入れておいたので、そうしようと思っていました」との返事が返ってきました。是非卵が産まれていて立派な幼虫、成虫と育ってくれると嬉しく思いますし、虫嫌いなお母さんの気持ちも変化してくるかも知れません。
 さて、今日は5歳児のぞみ組めぐみ組の子どもたちが心待ちにしていた遠足の日でした。夏のような湿度もなく、昨日のような強風も吹かず、程よい秋の日差しが降り注ぐ中、隣接する柴田町の「太陽の村」に出かけました。朝から興奮状態で落ち着かない子どもたちと、先生たち手作りの段ボールのソリとシャボン玉製造機、ブルーシート等をバスに積み込み、2グループに分かれて出かけました。日々の保育はもちろんのこと、お泊り保育や遊ぼう会など、これまでクラスの枠を超えて過ごしている(きた)子どもたちはクラスをミックスし、時差式に出かけても全く違和感なく自然に打ち解けて遊んでいました。中にはこれまで家族で遊びに来たことがある子どもたちも多いようでどこでどんな遊びをするかシュミレーション(イメージ)していたかが伝わってきました。ソリ、シャボン玉、ジャンプなど一通りの遊びを楽しむと、まつぼっくり拾いや花を摘み、とんぼを捕まえるなど思い思いの遊びを楽しむ姿が見られました。坂を何度も上り下りし、トランポリンのように遊べるドームの上で何度もジャンプするなどしてお腹も減った頃、今日の楽しみの一つだったお弁当は格別な美味しさだったようで、誰も残すことなく食べていました。明日は4歳児あい組・はと組の子どもたちと一緒に保育園の近くの公園に遠足に出掛ける予定ですが、今日のような天気の下、過ごせることを願うものです。

みんな元気です!

2021/10/20

職員室前の砂場のところに植えてある柳の木がしなって葉を落とすような強い風が吹きました。子どもたちはそんな風を楽しみに変え、拾い集めた落ち葉を空に向けて投げては飛んでいく様子を喜んで見たいました。0歳児ひかり組の子どもたちは保育室前の園庭に敷いてもらった柔らかいマットに座り、音を立てて吹き付ける風の音と感触を楽しんでいました。そうかと思うと上手に歩けるようになった子どもたちはどんどん行動範囲を広げ築山に登ってご満悦だったり、遊園地のコーヒーカップのように動く遊具(ドーナッツ)に乗って遊んだりと思い思いの時間を過ごしていました。ところが外遊びを始める前には内科健診があり0歳児だけでなく、1歳児そら組・うみ組の子どもたちも泣いて受診する姿がありました。しかし、泣くことで自然と口を開くことになり、その隙に先生が簡単に喉を診ることができていたのが何とも可笑しかったです。年に2回行って頂く内科健診と歯科健診、それぞれ5月末と6月上旬に行っていただいた時にはもっと多くの子どもたちが泣き叫び、時間もかかったような記憶があるのですが、今日は11時頃には登園した子どもたち全員の健診が終わりました。そして先生から「みんな元気です(でした)!」と報告をいただきました。それもこれも、先生たちが数ヶ月の間に子どもたちとの信頼関係を築いてくれた結果であり、改めて先生たちの保育力と日々の働きに心から感謝です。11月になると、新入園児の入園手続きが始まり、新年度に向けた準備が本格的になってきます。そして、当たり前のことですが4月には今年度入園した子どもたちが急に大人に見えるようになります。と同時に先生たちは新入園児との信頼関係を構築するために大混乱となることでしょう。こんな風にして一年があっという間に過ぎていくことを痛感させられます。このところ入園先を決めるために見学者がお見えになりますが、もし第一希望に選ばれたとしても全員が入園することは難しいとなることも間違いありません。しかし、まず何よりも選ばれる園になっているかどうかが問題なのですが・・・。

「思い煩うな」

2021/10/19

新約聖書の中に「命のことで何を食べようか、身体のことで何を着ようかと思い煩うな」と書かれている箇所があります。しかし、夜明けが遅くなるのと反比例し日没が早くなり、朝と日中の気温差が激しくなるなど秋が深まり冬の足音が聞こえて来ていることを感じるようになってくると、体調を崩すことがないような「暖かい服を着なければ」とか、「暖かい鍋料理にしようかな」など着るもの食べるものを否応無しに考えてしまうことでしょう。特に今週に入って急に朝の冷え込みが厳しくなったこともあり、暖かそうなジャンパーを着てくる子どもたちも増えてきました。ところが、ドッジボールや鬼ごっこ、縄跳びなど身体を動かして遊ぶとまだまだ暑くなることもあり気付けばTシャツ姿で遊ぶ様子が見られます。そんな子どもたち同様にじっとしている(できる)ことなどほぼない先生たちも何を着ようか迷ってしまう季節です。夏場は夕方6時になってもまだまだ外遊びができるほど明るかったのに、今では5時頃になると暗くなり気温も下がってくるので園舎内(保育室)で過ごすようになります。昨日の夕方は3歳児てんし組のEちゃんとRちゃんがお母さんごっこをしているのか先生たちを真似ているのか悩む様子もなく人形をおぶって楽しそうに遊んでいました。また今日の夕方、外で遊んでいた5歳児のぞみ組のEちゃんはTシャツに短パンなのにHちゃんはダウンを着て長ズボン姿と対照的で可笑しくなってしまいました。子どもたちがお昼寝している時間には今週の遠足に向けて5歳児の担任R先生とM先生がシャボン玉の準備(テスト)をしていました。子どもたちを驚かすためにロープで作られた試作のシャボン玉製造機!?の出来栄えに驚かされました。天気に悩まされることなく遠足に出かけられること、たくさん飛ぶシャボン玉を見て子どもたちが喜んでくれる姿を見たいと思います。
 さて、僕も「思い煩うな」との教えと正反対に、毎日天気予報を見ては翌日に何を着ようか考えて準備をしています。また、今日は年に一度の人間ドックだったのですが、昨年、胃の内視鏡検査で胃の一部を摘出しての検査となったこともあり、悪足掻きなのはわかっていてもこの日のために食事や身体を動かすことを意識していたつもりでした。しかし、結果は今年も同じように一部摘出しての検査となりました。しかも「こちらへどうぞ」と案内された部屋に入った途端、看護師さんが「園長先生お久しぶりです。Kの母です。相変わらずお変わりなくお若いですね。」と挨拶して下さったのでびっくり。しかし、恥ずかしいことに今年も昨年同様一部摘出しての検査となりました。すると「ストレスとかありませんか?」と心配の声までかけていただくことになるのですから情けないったらありゃしない・・・。存知の方も多いと思いますが、人間の身体は60兆個の細胞で出来ていて、一日1兆個の細胞が入れ替わっています。中には30日かかって入れ替わる細胞もあるようですが、一年間で全てが入れ替わるため、変わっていないように見えても細胞レベルで考えると別人ということになります。そして身体の持ち主である自分が体力が無くなってきていること、疲れが抜けにくくなっていることなど変わってきていることを痛感させられています。しかし、検査結果については思い煩わないようにしたいと思います。

あっという間に

2021/10/18

今朝の冷え込みは普段元気いっぱいの子どもたちでさえ、寒いと感じたようで冬の装いに身を包んだ子どもたちでさえ「園長先生おはよう!今日は寒いね」と話し掛けてきました。園庭から望める蔵王の戴きにうっすらと雪が降ったことが確認できるほどでしたので、子どもたちが寒がるのも納得です。ところが、太陽の日差しは遊具小屋の近くに置いてある水を含んだ丸太が太陽に照らされ蒸気を上げていました。そんな幻想的な様子を子どもたちにも見て欲しかったのですが、たった数分というわずかな時間だったこともあり、ほとんどの子どもたちに気付いてもらうこともなく、幻想的な時間はあっという間に過ぎてしまいました。その一方で、金属製の車掌車の車体に文字や絵を書く・描くことができることに気付き、ひらがなで名前を書いたり、手形スタンプを押したりして遊んでいました。これから日に日に寒さが増していくと、タイヤや丸太に霜が降り真っ白なんてこともあります。そのころになると「寒い寒い」と言っていた子どもたちの身体も寒さに慣れてきて、霜を掻き集め「かき氷」を作る姿なども見られるようになるでしょう。また、この寒さにより、畑の白菜が八百屋さんに並んでいる品物ののように一気に結球し、大根やカブといった冬野菜たちが寒さに負けず生き生きと育っています。また、サツマイモたちが土の中で立派に育っていることを期待し子どもたちがいもほりとやきいもを楽しめるよう、雨や露で濡れてしまっている小枝などを日の当たる場所へ移動し乾燥させてあげようと思います。

そろそろ最後かなあ?

2021/10/15

今日は第二光の子保育園の5歳児が園バスに乗って亘理町まで芋掘りに出かけましたが、第二光の子保育園は行事の際、羨ましいほどお天気に恵まれているように感じます。第一光の子保育園では今日、4・5歳児のサッカー教室の日でしたが、不思議なことに(どういう訳か)サッカー教室の時だけは比較的天候に恵まれることが多く、今日も湿度のない気持ちいい風が吹く中、東部運動場をお借りして行うことができました。同じ法人の園ですが、子どもたちも職員も普段なかなか交流することがありませんが、来月のサッカー教室は。第一・第二・角田光の子保育園の5歳児が一堂に会してサッカー教室(試合)が行われる予定です。昨年初めて行ったこのサッカー交流会の時も天気に恵まれましたが、今年も是非良いお天気の下、開催できることが今から楽しみです。一方、明日、明後日と天気が崩れ、来週からはぐっと気温が下がる予報が出ていることもあり、昨日、今日のように半袖で汗をかきながら過ごせるのもそろそろ最後になるのかも知れません。そんなことを知ってか知らずか、いつも奇想天外なことを考え、実行する5歳児めぐみ組のS君が職員室前の水道で何かをしているので見てみると、水で濡らしたドクダミの葉を自分の目に張り付けて「ドクダミのサングラス完成!」と言ってハート形のレンズのサングラスをかけて遊んでいるのです。もちろん、目に葉っぱを付けたままでは視界が遮られ前が見えるはずはないのですが、S君にとっては日差しを遮る最高のサングラスの完成であり、大満足!大人であればドクダミの匂いを考えてしまい、目(顔)に貼りつけるという発想はでないと思いますが、何とも間抜けと思える発想・思い付きこそが最高の学びだと思います。しかし、小学校に入学すると、自由に遊べる時間も業間だけの休み時間に限られてしまい、こんな子どもらしい姿を見ることは難しくなることでしょう。
 さて、毎日誰かが上っているバルコニーの柱、3歳児の中にも上手に上れるようになった子どもたちが増えていることを担任の先生たちから聞いていたのですが、その上達の早さに驚きを覚えます。今朝もひつじ組のN先生に「Y君も上れるようになったんです」と聞いていたので、Y君にお母さんに柱上りができるようになった姿を披露したもらったところ、手足を上手に使い柱を上る姿をお母さんがご覧になり、目を大きく開き「えええ~!いつの間にそんなことできるようになったの?」と(@_@;)ビックリしていました。これから寒くなってくると、不思議なことに柱上りをする姿が見られなくなってきます。また、0歳児ひかり組の子どもたちが暖かい日差しが降り注ぐバルコニーで過ごせる時間も少しずつ減っていくことでしょう。

芸術的

2021/10/14

子どもたちに経験して欲しい楽しそうなことを考え、実行に移す先生たちですが、5歳児めぐみ組のM先生が職員室前のバルコニーに腰掛け、何かをして(作って)いたので「何作ってるの?」声をかけながら足元に置かれている小さなカップを覗いてみました。そこにはカフェラテのように泡立てられた泥水が置かれていたので「せっかくだから、ラテアートしなきゃ!」と言うと「実はしてあるんです」との返事が!そこで改めてじっくりと見てみると枝や落ち葉を使った芸術的で可愛らしい顔が描かれているのですから驚きでした。また、来週の遠足に向けてでしょう、食器洗い洗剤とグリセリンなどを混ぜ合わせ、壊れにくいシャボン液を作り(研究?)をしていて、子どもたちが順番待ちをしながら晴れた空に向けてシャボン玉飛ばしをする様子もとても素敵でした。
 さて、昨日のように少しの雨しか降っていないのに、このところ西側玄関(風除板が付いているのに)のガラスが濡れるようになりました。落ち葉が落ち始めるこの時期、毎年同じようなことが起きるので、玄関上部の雨樋に落ち葉や小枝が詰まっていることは間違いないと確信し、梯子を使って屋根に上り確かめてみました。すると案の定、見事なまでに落ち葉がぎっしりと詰まっていたので、持って上がった火ばさみを使って詰まりの原因を取り除くことにしました。すると、屋根に上っている僕に気付いた子どもたちが驚いたように「ねえ、園長先生、何してるの?」「どうやって上ったの?」と矢継ぎ早に質問してくるので「この頃雨漏りするから・・・」と返事をしたのですが、さすが現代っ子、多くの子どもたちが「雨漏り」の意味を知らないらしく「・・・・?」という反応が返ってきました。日本の昔話に「ふるやのもり」という民話がありますが、雨漏りなどしない住宅に住んでいる子どもたちには益々「雨漏り」をイメージすることはできなくなってくると思いますが、そのためにも雨漏りするオンボロの車掌車の中を時々見てもらおうと思います。
 因みに屋根の点検と雨樋の詰まりのチェックを兼ねて年に数回屋根に上るようにして思うこと、それは、手前味噌で自己満足と笑われてしまうかも知れませんが芸術的とさえ思える園庭にうっとりしてしまうことです。

貴重

2021/10/13

昨日に引き続き今日も時々雨が降り肌寒い一日になりました。そんな中、3歳児てんし組・ひつじ組の子どもたちはレインコートに身を包み、長靴を履いて外遊びを始めました。中には長靴の中に水が入ることや寒さを気にする様子もなく、それどころか長靴に水が入りじゃぶじゃぶ音が出ることを楽しむ子どもたちの姿や誰にも邪魔されることなくペダルかーやストライダーに乗る様子が見られました。ところが、しばらくすると子どもたちが担任の先生たちのところに群がり始めたのでどうしたかと思ったら、収穫してもらったザクロを分けてもらい味わっているのです。数年前までは数えられないくらい実ったのですが、天候が関係しているのか、枝の剪定時期や剪定する枝を間違えているのか、この2年間は不作が続き、今年は、たった一つだけとなり、まさに「虎の子」という表現がぴったりになりました。その貴重な一つの実から更に一粒ずつ分けてもらい味わうのですが、キラキラして美味しそうに見えるその実が驚くほど酸っぱいのなんの。それが口や目が顔の中央に集まっているのでは?と思えるような表情が物語っていました。その貴重なザクロ、他のクラスの子どもたちにも味わってもらいたく、ランチルームで遊んでいた2歳児つき組の子どもたちに「バルコニーに行ってごらん。てんし組とひつじ組のみんながN先生とT先生たちが良いもの見つけて食べてたよ」と教えてあげるとバルコニーに出るために0歳児ひかり組の保育室を通らせてもらいバルコニーに出て分けてもらったザクロを食べることになったのですが、誕生日を迎えたMちゃんを始め、その酸っぱさに驚いたようで、やはり「すっぱ〜い」と言って顔をクシャクシャにしていました。
 さて、コロナ禍にあって今年度なかなか予定通りに実行できていなかった、ごろすけおばちゃんこと、Kさんにいらして頂いての「お話の部屋」を数ヶ月ぶりに2歳児クラスで行っていただきました。この時間は子どもたちにはもちろん、絵本の選定や読み方など先生たちにも学ぶべきことがたくさんある貴重な時間です。そして「ここにくることが楽しみで、子どもたちに会うと元気になるんです」Kさんが笑顔でそう、おっしゃってくださっていました。このような時間をこれからも大切にして行かなければならないことを再認識、再確認することができました。

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