社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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この季節ならでは!

2022/01/06

昨日、一昨日に比べれば冷え込まなかったとは言え、今日も氷点下の朝となり、先日降った雪が融けた園庭はカチカチに凍り付き、畑に残っている大根と白菜が心配になってしまいます。そんな寒さの中でも子どもたちは外に出て過ごしていました。3歳児てんし組の子どもたちとT先生は園舎北側の日が当たらないところに僅かに残っている雪(氷)を掻き集めようとしているのか、しゃがみ込んで楽しそうに何かをしていました。そうかと思えば、4歳児あい組のA君は登園してくるなり、「園長先生、これ預かってて」と言って、水に凍らせたいちごのヘタを大切そうに持ってきました。そこで、出来るだけ融けることなく、なおかつ誰にも気づかれにくいところへ置いてもらうことにしました。すると、荷物を片付け、外遊びに出てきたかと思ったら、クラスの友だちに自慢げに見せたかと思ったら、またこっそり隠してニコニコしていました。一方、寒さがめっぽう弱い3歳児ひつじ組の子どもたちは暖を求めるネコのように暖炉の前に集まり「やっぱり、暖炉は暖かいね」と話し合いながら(絵本を読みながら)身体を温めていました。氷や寒さを感じるだけでなく、暖かい暖炉のありがたみを感じることができるのもこの季節ならではなのでしょう。
 さて、この季節ならではのものの代表と言えるのが「年賀状」でしょう。インターネット・SNSの普及により年々年賀状を出す方が減っている中、今年も、在園児のご家庭や地域の保育施設、お世話になっている沢山の業者、そして、昨年㋃に一年生になった卒園児が覚えたひらがなで近況等を書いて送ってくれた年賀状を見ると子どもたちの成長を感じられ嬉しくなります。(写真はほんの一部)
 個人的なことになりますが、昨日帰宅すると次のようなとても嬉しい年賀状が届いていました。
 あけましておめでとうございます。先生お元気ですか?平成17年に卒園した◯◯◯です!大掃除の時に見つけた幼稚園のDVDを見て、懐かしく思い年賀状を書きました^_^  
 こんな書き出しから届いた年賀状は、幼稚園教諭として勤めていた時、担任をさせてもらった園児からのものでした。卒園後、東京へ越してしまい、年賀状のやり取りしかしていませんでしたが、いつも泣きながら登園していたRちゃん(Rさん)が昨年から小学校の先生として頑張っていること、ご家族皆さんも元気との知らせに最高の新年を迎えたように思いになりました。インターネットが普及し、年々年賀状を出す人が減っていくからこそ、廃れてはいけない文化のように思えた年賀状でした。

所変われば・・・

2025/03/05

昨日降った雪が踏み固められまるでスケート場の滑走面のように鏡面化してテカテカに凍りついていた今朝の仙台駅までの15分程度の道のり!転んでけがをしないように、それなりの靴を履いて気を付けて歩いていたのですが、いつも僕を追い越して行く自転車に乗っていた女性がゆっくり走っていたにもかかわらず、数㍍先で転倒するではありませんか!幸い怪我をした様子はなく、すぐに立ち上がり、カゴから落ちた荷物を拾って何事もなかったのように走っていきました。きっと保育園(大河原)も同じような状況だろうと覚悟(想像)し電車に乗りました。ところが、読んでいた本から外へ目を移すと、南に進むにつれて雪が降った形跡も、道路が凍っている様子も見られず、ブーツを履いている自分が恥ずかしくなってきました。日本でも地域によっては、冬の間、スケートができるように田んぼに水を張るようなところもあるようですので、田植えや稲刈りでお世話になっているHさんに「スケートできるように水を張らせてもらえませんか?」とお聞きしたことがありますが、「昔は昆虫公園の近くの池で滑ったけど、今は水が凍るほど寒くならないから難しいでしょう!?」と返事が返って来て断念しました。一方、スウェーデンの幼児施設・小学校を訪問した際には、保育室(教室)に、ホッケーシューズが置かれていたこと、また、チェコの園でもホッケーのスティックが置かれていたことを考えると、水を張ることなどなく凍り付くほど寒いことが想像できました。それに加えチェコの園ではサウナまで設置されていることに驚き羨ましく思ったこと、国や地域によって文化が違うことを痛感したことを思い出します。これからの季節が寒さの底となります。そんな寒さをどのように楽しもうか?まずは、この年末年始、だらしない生活を送り蓄えた脂肪を薪作りで燃焼しようと思います。

今年もよろしくお願い致します。

2022/01/04

昨年末、子どもたち・保護者の皆さん、職員と「良いお年をお迎えください」と挨拶を交わしてから数日、年末年始のお休みが明け、小・中学校よりも早く今日から2022年の保育が始まりました。とは言え、今日はまだまだ多くの子どもたちがお休みということもあり、本来の賑やかさが戻ってきませんでしたが、子どもたちが口々に「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と挨拶をしてくれました。そんな子どもたちの中で5歳児は4月には小学生という自覚や実感が少しずつ湧いてきているのか、朝の集まりの時、「もう少しすると一年生になるけどどう思う?」と聞いてみたところ、「楽しみ~!」という返事が返ってくる一方、中には小学校という未知の世界が不安なのでしょう複雑な表情の子どもたちの姿も・・・。そうかと思えば、どこからか管楽器の音が響いて来たので音の元を見てみると、1歳児うみ組のR先生がバルコニーでトロンボーンを演奏していました。すると、クラスの子どもたちだけでなく、他のクラスの子どもたちまでが集まって来て、ピカピカ光る楽器を不思議そうに眺めながら、「お〇らみた~い」と言いながら不思議な楽器の音を楽しんでいました。
 さて、この年末年始の寒さのお陰でしょうか?咋年末、4歳児あい組のN先生と子どもたちが畑で収穫し、暖炉で茹でてバルコニーに干していた大根が凍結を繰り返し、いい具合に「へそ大根」に近づいていました。これからも凍結と寒風に吹かれることを重ね飴色の立派な「へそ大根」が完成することでしょう。

良いお年を!

2021/12/28

天気予報では降雪があることなど伝えていなかったはずでしたが、今朝は昨日以上に雪が降り積り、昨年はほとんど使うことがなかったスノープラウ(除雪装置)を軽トラックに装着し除雪作業をすることになりました。いつもならば送迎の車が多く除雪作業が大変なのですが、幸いなことに今日は保育終了日で登園する子どもたち(送迎の車)が少なかったため思いの外作業が捗りました。一方、子どもたちは昨日以上に降り積もった雪に歓喜を上げ、味見、ソリ滑り、雪合戦、雪だるま作りに興じていました。5歳児のぞみ組のR君にいたっては、雪遊びをするために自前のスコップを持参し、また、3歳児ひつじ組の子どもたちは担任のN先生と一緒に可愛らしい雪だるまを作っていましたが、N先生がその雪だるまを大切そうに抱きかかえ保育室へ戻ってきて日の当たるバルコニーに置くので「どうしたの?」と声を掛けると「どうしてもお部屋に連れて帰るって言うので」との返事が・・・。「でもこのままじゃ、某携帯のCMみたいになっちゃうんじゃない!?」と声をかけると、「そうですよね!」と笑って返事が返ってきた通り、案の定、午睡明けには融けてしまったようですが、それでも子どもたちは満足・納得したことでしょう。
 さて、昨日・今日はこんな風に雪遊びを楽しむでけではなく、各クラス保育室の大掃除に取り組んでくれてどのクラスも新年を迎える準備ができました。また、5歳児は今日ランチルームのテーブルや椅子をどかし、家庭ではほぼ皆無となったであろう床の雑巾がけをしてくれましたが、僕だったら間違いなく一往復しただけで腿やふくらはぎなどの筋肉が悲鳴を上げるであろう長い距離の雑巾がけを、競争しながら何度も行っているのですから驚きです。しかも、その上手なこと!お陰で床のざらつきがなくなり輝きが戻りました。
 長くなりましたが、コロナ禍にあって様々な制約が求められる一年となった2021年の保育も保護者の皆様・地域の方々など沢山の方々のご理解ご協力と支え、職員のチームワークにより何とか終了日を迎えることができました。心から感謝申し上げます。年末年始、家族で日本の文化に触れたり冬を味わういい機会です。事故や怪我なく過ごし、年明け元気に登園してくれること、先生方もしばし仕事を忘れリフレッシュして出勤してくれることを祈っています。

この冬初めて

2021/12/27

今年の保育も今日を入れて残り二日、そんな時に子どもたちにこの冬初めて素敵なクリスマスプレゼントと言える雪が降り積もり園庭はもちろん、バスや軽トラックを真っ白に覆ってくれました。子どもたちはそんな雪に大喜びして外に飛び出してくると思いきや、8時半頃になってようやく5歳児のぞみ組のH君が飛び出してきたと思ったら、何を思ったのか、子犬がじゃれるようにズボンやジャンパーが雪まみれになることなど気にする様子もなく雪の上に寝転がり「嬉っれしい~!」と叫び始めました。すると一緒に外に出てきたS君はその様子を見て大笑いしていました。その後は雪が降る(積もる)とお決まりの雪玉を作り始め、これまたいつものように僕を目がけて雪玉を投げて(当てて)は大喜びしていました。一方、さすがにまだ寒さに身体が慣れていなかったり、手袋をしていなかったり・濡れてしまったりで寒くなった子どもたちが暖炉の前にやって来て、手をかざしながら「やっぱり暖かいね」とか「園長先生、もっと燃やして」と温まっていました。子どもながらに、猫のようにどこに行けば温かくなるかしっかり理解し行動していることがわかり、可笑しかったり、驚いたり・・・。そして、その暖炉の上には4歳児あい組の子どもたちがへそ大根を作るための鍋が載せられていましたが、ここがエアコンとは違う暖炉(薪ストーブ)の良さなのでしょう。そして、午前中のおやつを食べ終えた0・1・2歳児も0歳児の保育室前の築山でソリ滑りを楽しんでいました。
 こんな風に子どもたちは雪遊びを楽しむ一方で、気を付けなければならないこと、それは、水道が凍結してしまうことがないようにしっかりと水抜きをすること、朝夕凍結した路面で滑って転び怪我をすることがないようにすることでしょうか・・・。保護者の皆さんも、送迎の際の事故や怪我にはくれぐれもお気を付けください!

クリスマスだから、クリスマスなのに・・・。

2021/12/24

今日はクリスマスイブ!仙台駅にあるケーキ屋さんは昨日の夜には、予約してあったクリスマスケーキを渡取るコーナーが設けられ、お客さんが列をなしていました。ところが、驚いたことに、まだ人気の少ない今朝6時過ぎに既に店員さんが準備を始めているではありませんか!いったいどれくらいの予約がありどれくらいのケーキが焼かれたのか想像もつきませんが、製造スタッフはフル稼働で準備をしていたのでしょう。保育園の子どもたちからも「今日ね、お家でケーキ食べてパーティーするんだよ」「お肉食べるんだ!」「サンタさんにプレゼントお願いしたんだ」と保育園でのクリスマス礼拝とは違った、家庭ならではのクリスマスの喜び方、楽しみ方を心待ちにしていることが伝わってきました。また、給食でもクリスマスに合わせ、カレーピラフ、マカロニサラダ、クリスピーチキンといったスペシャルメニューが提供され、子どもたちだけでなく、先生たちのお腹と心とを満たしてくれました。それだけではありません。午睡中、子どもたち一人ひとりにサンタクロースからのプレゼントが届けられ、それを知った(気付いた)子どもたちの多くが僕に「園長先生、あのね、プレゼント届いたんだよ」「〇〇が入ってた」「園長先生ももらった?」と興奮気味に話し掛けてくれました。幼い子どもたちにとってはこれが自然な姿であり、そんなクリスマスの迎え方も当たり前なのでしょう。このように保育園の子どもたちは嬉しく楽しいクリスマスを迎えられた一方、今年も自ら命を絶つ人々が大勢いました。また、大阪の病院では生きるために必死だった方々の命が放火により奪われる事件が起きるなど、悲しく辛いニュースも沢山ありました。クリスマスだからこそ、そんなことがあったことを忘れることなく、命の大切さを今一度考えなければならないと思わされました。
そうそう、2歳児ほし組では、昨日から二日間かけて暖炉で調理した大根と昆布の煮物を味わっていました。クリスマスなのに、クッキーやケーキの甘い香りではなく、大根を調理する香りが園舎内に充満する保育園、それもまた我が園らしくてニンマリさせてもらいました。

じわじわと

2021/12/23

3・4・5歳児のクリスマス親子礼拝を終えて間もなく一週間を迎えようとしていますが、子どもたちのページェント熱は冷めるどころか更に熱を増しているようです。それを表すように保育室や園庭からページェントの際に歌われた(歌った)讃美歌が響き、口ずさみながら遊ぶ姿が見られるのです。5歳児めぐみ組では昨日、子どもたちが話し合い、礼拝当日とは全く違う役を選んでページェントを行ったようですが、友だちの演じた役の台詞や歌を覚えていて間違えることなく台詞を話し、讃美歌を歌うなどして、最初から最後まで完璧に通すことができたそうです。担任のM先生はその姿に「当日より、今回の方が涙が出そうでした」と話してくれました。しかし、それもこれも、やらされるのではなく、話し合いを重ね、ページェントを通しお家の方々にクリスマスの出来事を伝えたい、伝えるんだという責任と使命感を持ち、自分たちが納得して行ってきたからこその姿なのだと思います。そのような姿が他の年齢の子どもたちにも伝播しているようで、3歳児てんし組でも担任のT先生に伴奏をお願いし天使になったり、マリアになったり楽しそうに演じていました。そして、このような各クラスでのクリスマスの取り組みが玄関ロビーの掲示板にてお知らせされていますが、2歳児ほし組のOちゃん、3歳児てんし組のK君のお母さんが食い入るようにご覧になっていました。羊飼いがクリスマスの出来事を伝えたように、少しずつだとしても、掲示板をご覧になっていくことでクリスマスの出来事が広がってくれているならば嬉しく思います。明日はクリスマスイブ、そして明後日はクリスマスなのですから。
 さて、今週末から気温が下がるようで、地域によってはホワイトクリスマスとなるところもあるでしょう。そんな中、仲間と逸れたのか冬を越す場所を探しているのか、動きの鈍くなった小さなハチが職員室前のバルコニーをゆ〜っくりと歩いていました。どうか仲間を見つけられるか、越冬することができるところが見つけられますように・・・。

考え方によっては・・・。

2021/12/22

一年で昼の時間が最も短く夜が長い「冬至」の今日、出勤するため仙台駅まで行く時間帯は月がくっきり見えるほどまだまだ暗く、帰宅する時間には当然のことながら日が暮れて暗くなってしまっています。そして、これからが冬本番となり、日に日に寒くなってきます。しかし、今日が昼の時間が短いということは、裏を返せば明日から徐々に昼の時間が長くなってくるということ。春までは数ヶ月ありますが、4月からあっという間に時間が過ぎてきたことを考えると春はすぐそこにやって来ているということでもあります。そう考えるとこれから迎える寒い冬も乗り越えられそうですが、寒い冬を乗り越えるため、給食では「冬至カボチャ」が提供されました。冬至カボチャが大好きだというW先生は給食を楽しみに出勤したそうで、大盛りにしてもらってニコニコでした。ちなみに、夏が旬のカボチャを冬至に食べるのは、冬至に運が上昇に転じる日とも考えられていたからだそうで、運が上昇する冬至に「ん」が2つつく「運盛りの野菜」を食べると「運」を呼ぶといわれていたことから「なんきん」と呼ばれたカボチャが縁起がよいとされているようです。春の七草や秋の七草は有名ですが「冬の七草」と呼ばれる七草もあり、なんきん(かぼちゃ)、れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)と、全てに「ん」が2つついています。今日の食卓・晩御飯に「冬至カボチャ」が上っているご家庭もあることでしょう。
 ところで、今日、4・5歳児はそれぞれ畑で育ててきた野菜を使い料理をしていましたが、4歳児は普段遊具として使っている電線のドラムやバルコニーに置いてある椅子などを野菜を切るための台として利用し作業に取り掛かっていました。その様子はまるで屋外キャンプ場で料理をしているかのよう!そんなことを思いつく先生たちのアイディアに感心させられました。ただ、今日はさすがにかまどを使っての調理ではなくランチルームの暖炉を使ってとなりましたが、暖を取るだけでなく料理もできる暖炉の有り難さも再確認できました。子どもたちが嬉しそうに取り組む姿は来年のお泊まり保育に向けたいい経験になっていることでしょう。

「は」が命!?

2021/12/21

朝早くから3歳児、ひつじ組とてんし組の子どもたちと担任たちが畑に集まり大根の収穫をしています。このところの朝の冷え込みにも耐え、青々とした葉を空に向けて伸ばしていたので、さぞかし立派に育っているかと思ったら、想像とは全く反対の小さな大根だったり、途中で折れてしまったりしていました。そんな泥だらけの新鮮な大根を洗いバルコニーに座ってピーラーで皮を剥き、輪切りにしたそれを鍋に入れ、暖炉の上にかけています。何を作っているかと言えば、宮城県(丸森など)で作られている「へそ大根」作りをしていたのです。そんなところを通りかかった僕は「京都だと、皮や葉っぱも『おばんざい』にして無駄なく食べるんだよね」と声を掛けると、てんし組のT先生から「そうなんですよね!私も葉っぱをどうしようかと思っていたんです」という返事が返ってきました。そして、刻んだ葉っぱを油で炒め、味噌で味付けをした大根の葉っぱ炒めを作り無駄なく食べたようです。職員室にもおすそ分けとして届けてくれましたが、ほろ苦いそれを子どもたちが喜んで食べたかどうかは定かではないものの、東北の食文化を作りながら、京都の食文化を経験する良い時間となったことでしょう。こんなことができるのも、園の畑で育てた葉の付いた大根を収穫できるからこそであり、「葉が命」です。そして、そんな味を楽しむためには、「歯が命(大切)」しっかり歯磨きをして虫歯のない丈夫な歯を維持してもらいたいものです。そして僕はと言えば、クリスマスの行事を終え、時間的にも精神的にも少しゆとりができたこともあり、昨日・今日とチェーンソーを使って薪作りに取り組むことができています。ところが、しっかりと乾燥した桜やケヤキはとても堅く、しっかりと目立てをするか、新しいチェーン(刃)を使わないと切れ味が悪く、時間と燃料と体力を浪費するばかりで、まさに「刃が命」であることを痛感させられます。それでも、T先生の焚付け具合によりますが、ここ2日分程度は切ることができたと思っています。
 さて、夕方4時半過ぎ、子どもたちのお迎えが始まったころ、2歳児つき組のKちゃんがランチルームで椅子にお母さんと正対して椅子に座り絵本を広げています。何をしているのかと思いきや、Kちゃんが先生になり切って、お母さんに絵本を読んでいるところでした。ほのぼのとした何とも言えない雰囲気に「ここ少し寒いから暖炉の前の暖かいところにお引越ししたら?」と提案するとお母さんを従えて暖炉の前に移動し、絵本の読み聞かせの続きを始めていました。お母さん曰く、「絵本を読む前に手遊びもするんです」とのこと!日々先生たちがしてくれていることをお母さんにしてくれているのでしょう。模倣される先生たちはそんなKちゃんの様子を見て「はっ」とするかも知れません。

新たな目標に向かって

2021/12/20

先週土曜日に3・4・5歳児のクリスマス親子礼拝を終えましたが、今日は、0・1・2・3歳児、4・5歳児それぞれは4本のろうそくを灯し、教会のM先生にいらしていただき第4アドベント礼拝を守りました。4・5歳児は土曜日に保護者の方々にページェントを見ていただいたことで達成感と安堵感に満たされたのでしょう、緊張感から解き放たれは表情をしていました。その表情からお泊まり保育を終えた時と同じように、また一回り成長したことを感じられました。クリスマス礼拝を終えることができましたが、1月6日まではクリスマス期間ですので、それまでは飾りもそのままです。そして、アドベント期間中、玄関ホールに掲示されている子どもたちの様子も、第4週目、最後の週を迎えました。さて、今週どんなことが行われ、どんなことが書かれるか楽しみにしておこうと思います。ちなみに、4・5歳児はクリスマス親子礼拝を終えることができたこと、一緒にページェントを作り上げることができたことに感謝し、今週、畑で育てている大根や白菜などを使って料理をし、慰労会!?を計画しているようです。このような楽しそうなことを企画されているため、大きな行事を終えてホッとしながらも、気持ちは途切れることなく新たな目標に向けて楽しみに過ごしているようです。僕も、そんな子どもたちのようにしっかりと計画・目標を立て、できる限り思い残すことがないように2021年を締めくくりたいと思います。

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