社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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大変良くできました!

2021/11/26

予定より一日遅れて行うことになった「🍠やきいも」、今日は雨に降られることも、強い風に悩まされることなく実施することができました。一日延期になったことにより子どもたちの期待が一層高まったようで、4・5歳児は特にいつになく朝の身支度が早く、僕が西側玄関の手摺りの拭き掃除をしている時には火が付けられ、赤か赤とした炎と白い煙が立ち上り、その火を囲んだ子どもたちが白い煙に囲まれながらも、焼き上がりを楽しみにしながら遊ぶ子がいるかと思えば、T先生が草刈りでも始めたのかな?と思うような2サイクルエンジン音に誘われ隣接する体育館とグランドや法面の草刈りをするおじさんたちの作業(間違いなく今年最後の下草刈り)を見る子どもたちなど賑やかでした。ところで、この🍠やきいも、かまどでのご飯炊きを始め、お泊まり保育でのキャンプファイヤーなど、火に関して厳しいT先生が中心になって行うのではなく、4歳児あい組のN先生、はと組のW先生、3歳児てんし組のT先生が中心となり、僕は全く手伝うことなく行ってくれるのですから、頼もしく「あっぱれ」です。そして、職員室に届けてくれた、焼きたてのやきいもの甘さにもびっくりでしたが、植える、いもほりをする、落ち葉や枝を拾い集める、やきいもをする、この一連の活動を園でできる環境の素晴らしさ贅沢さに感謝です。そうそう、やきいもは終わりましたが、畑には寒さに負けずまだ、白菜、大根、キャベツ元気に育っています。今後外で「芋煮会」なんてことがないと思いますが、ランチルームの暖炉(薪ストーブ)が活躍する日があるでしょう。

段取り

2021/11/25

「段取り八分」とは、仕事を進める上で、事前の準備がいかに重要かを表した言葉で、段取りをキッチリしておけば、その仕事は8割完了したも同然という意味で使われます。今日は園庭で🍠やきいもをする予定でしたが、風が吹き、雨が降るという予報が出ていたこともあり、先生たちで話し合い、急遽明日へ延期することになりました。この日のために落ち葉や小枝を拾い集め、園庭には火の中心になる所には鉄板が置かれ、その周りには火に近づくことがないための目印の石やブロックを並べ、焼き上がりまで座って待つことができる丸太まで準備していたこともあり、子どもたちは少々残念そうにしていました。しかし、ここまで段取りをしていれば、朝9時過ぎには園庭から煙が立ち上り、火を囲んだ子どもたちの歓声が響くことでしょう。どうか、明日は天気に悩まされることなく美味しいやきいもを食べることができますように!
 一方、僕は、凍結や積雪に備え、軽トラックとバスのタイヤ交換、来週日曜日から始まるアドベント(クリスマスを迎える準備期間)に向けて、玄関ホールに🎄クリスマスツリーを準備し、園庭のヒバの木にはイルミネーションとは言えないような昭和感たっぷりの年代物の電飾を取り付けました。来週には、各クラス、クリスマスの飾り付けがなされ、しばらくの間コロナ禍であることを忘れさせてくれるでしょう。毎年同じ飾りと笑われてしまいそうですが、僕もクリスマスに向けて飾り付けをしようと思います。

律儀・忠実

2021/11/24

今朝降ったり止んだりしていた雨、地域によっては雪となったことをニュースで伝えていました。そんな不安定な朝、雨が降っていない間に外遊びをしようと3歳児てんし組の子どもたちが2階の保育室から玄関に降りてきて靴を履き替えようとした時、園庭に水溜りができているのに気づいた(見えた)からなのでしょう「どうする、靴にする?」「長靴の方がいいかな?」と会話をしています。そんな子どもたちの会話を階段や手摺りや窓の拭き掃除などをしながら聞いていた僕が「長靴だと水溜りにも入れるから、長靴にしたら?」と話したところ、ちょっとした間があった後「先生に聞いてこよう!」と言うので「T先生も『いいよ』っていうと思うよ」と伝えたのですが、「でも・・・」と言いながら保育室へ戻るために階段を上って行きました。この様子から、子どもたちと担任の先生との信頼関係と、いかに忠実・忠臣かが伝わってきました。一方、4歳児あい組の子どもたちはYちゃんの誕生会があったことなどから保育室やホールで遊んでいました。男の子たちはYちゃんのお父さんを独占してホールでボール遊び、Yちゃんはお母さんやN先生、子どもたちとトランプに夢中。その近くではAちゃんが、裸ん坊のウォルドルフ人形に下着やセーターを着せるのに必死。特にパンツを履かせるのに難儀していて「園長先生手伝って」と言って人形を手渡してくるので、それだけ手伝ってあげると、その後、頑張ってセーターを着せていました。もしかすると、今日の寒さから、人形にも暖かい服を着せてあげたいと思ったのかも知れません。いつもなら園庭から見える蔵王が、今日は一日中黒い雲に覆われ、見ることができませんでしたが間違いなく白い雪に覆われていることでしょう。 
 さて、先週まで感染性胃腸炎などでお休みする子どもたちがいたため、GおばちゃんことKさんの「お話の部屋」(今回は3歳児クラス)を今日に延期していただきました。幸い、今週に入って感染が落ち着き、今日は感染症でのお休みは一人もなく、先生たちも安心して保育室へお迎えし絵本を読んでもらいました。担任の先生とは違った読み方や絵本のチョイスなど、子どもたちにとって楽しい時間となってる証拠に僕が保育室の入り口から様子を見ていても気づくことなく絵本に釘付けになっていることからも伝わってきます。

日課

2021/11/22

2013年、卒園記念品ととしていただいた玄関ロビーの鳩時計の鳩が窓から鳴きながら飛び出し、女の子(ハイジ)がベルを鳴らして4時を告げてくれるのをおばあちゃんと一緒に見ることを日課にしている1歳児うみ組のK君。先週は保育室で「さようなら」をして玄関ロビーやってきたものの、既に1分ほど過ぎてしまい、鳩が出てしまった後だったこともあり、悔しくて泣いていまったことがありました。その反省を生かして下さったのか、今日は3時56分頃にはやって来て、定位置であるベンチに腰掛け、脱いでいた靴下を履かせてもらいながら4時になるのを待っていました。そして、いつものように鳩が「パッポ~、パッポ~、パッポ~、パッポ~」と4時を告げると満足し、今度はこれまた日課となっている展示してある給食のサンプルを確認した後、靴を履いて降園していきました。この一連の日課に毎日付き合い、泣いて悔しがる時にはなだめ、同じ時間帯にお迎えにくるクラスのT君とお母さんにも優しく声をかけてくださっているおばあちゃん。そんな優しいおばあちゃんとK君との微笑ましい関わり、素敵な関係を見られることが、いつの間にか僕の日課になっていたように思います(気付かされました)。世の中、多くの時計が電波時計となり、正確な時間を告げてくれる中、電池の容量が減ってしまい、鳩が飛び出すスピードが物凄くゆっくりになったり、時には出てこなくなったりすることがありますが、そんなアナログの鳩時計であろうとK君にとってはなくてはならない存在(もの)となっているのでしょう。そして、鳩時計の下に飾られ毎日日付や曜日、天気を変える万年カレンダーと共に素敵な卒園記念品であることにも気づかされます。

共通点

2021/11/19

保育を学んだ方なら誰でも知っている、少なくとも聞いたことはあるであろう、パーテン、ピアジェ、ヴィゴツキーの先人たち。彼らの共通点は「心理学者(発達心理学者)」であること、また子どもの「遊び」の発達などについて大きな足跡、影響を与えたということでしょう。今朝、8時頃、朝の身支度を終えた3・4・5歳児クラスの子どもたちが園庭に飛び出してきたかと思ったら、遊具小屋や乗り物置き場へ向かい、シャベルやバケツなどを乗り物へ載せて砂場へ向かう子、三輪車やペダルカー、ストライダーに乗るなど好きな遊びを始めました。そんな子どもたちに目もくれず、5歳児の女の子たちは夏場、プールが設置される園庭唯一の平らなところ(コンクリート)で長縄跳びを始めました。これまでなら(いつもなら)乗り物置き場の丸太などに縄の片方を結び付け、先生たちに回してもらって跳んでいたのですが、今日は子どもたちそれぞれが縄の端を持って上手に回しながら数を数え、その縄を上手に跳んでいるのです。しかも、回す側の子どもたちが跳ぶ側の子どもたちのタイミングやレベルに合わせて回す様子からお互いをよく知っていること、信頼関係が構築されていることを感じました。毎年共通のことですが、5歳児は「遊ぼう会」を終えた頃から先生がいなくとも自分たち遊びのルールを決め、自分たちで役割分担・協力し合い、自分たちで遊びを発展・展開できるようになるのです。そんな姿を目の当たりにすると、改めて先人の着眼点や観察力に敬服・感銘を覚えます。
 さて、今日は2歳児ほし組のI君、4歳児はと組のAちゃん、5歳児のぞみ組のEちゃん、めぐみ組のNちゃんの誕生会があり、園庭がいつもに増して賑やかでした。また、この4人に共通点があることに気付きました。それは、みんな名前が2文字だったということ。そして、4人に限らず、誕生会の時、みんなに♪Happy Birthdayを歌ってもらっている時の子どもたちの嬉しそうなことです。年に一度しかない誕生日は時代が変わっても誰にとっても大切で、特別な日であることは共通のようです。
 それから、午後、クリーンセンターにゴミ処理へ出かけ園に戻ってくると、園の近くのチェーン着脱所にクレーン付きのトラックが止まり、バリケード代わりのガードレールの移動作業が行われていました。今年も雪の季節の到来が間近であることを感じさせられました。

被り物

2021/11/18

あちこちの保育室からクリスマスの讃美歌が聞こえるようになり、赤や緑といったクリスマスカラーを使った制作物が飾られるようになってくると改めてクリスマスが近づいていることを感じます。午前中、職員室前のバルコニーでは、3歳児てんし組のT先生が子どもたちと一緒に座り込み、園庭で拾い集めた栴檀(せんだん)の葉の茎(葉脈・枝?)と輪ゴムを使って☆星作りをしていました。子どもたちは、細い棒にしか見えないものが、見事な☆星になることが不思議なようで、T先生の手元をじ~っと観察していました。中でもFちゃんはよほど嬉しく気に入ったのでしょう、出来上がった星をテープで帽子に貼り付けてもらいニコニコしながら遊んでいました。今後、4・5歳児がクリスマス親子礼拝で行うクリスマスページェント(降誕劇)に向けて本格的に準備を始めるようになると、冠やお面といった被り物の他、衣装を身につけることが増えてくるため、更に刺激を受けて今日とは違う反応が見られることでしょう。一方、2歳児つき組の子どもたちは、園庭から園舎東側の斜面や道路に出て駆け回っていましたが、K君とAちゃんはS先生が摘んでくれたススキを頭に巻き付け自慢げに(嬉しそうに)見せてくれました。
 さて、2階、4歳児あい組のバルコニーには、きれいに皮が剥かれた渋柿(園庭で育った)が同じように鮮やかなオレンジ色の夕焼けに照らされていました。子どもたちはあと何日したら食べられるか楽しみにしながら色や形の変化を見ていることでしょう。

面白い ②

2021/11/17

園の車掌車を見に来て下さった方、手作りの車掌車型の乗り物!日増しに寒くなってきていますが、そんな中、隣接するグランドに坂のところのイタドリの葉の裏には羊毛のようなフワフワで暖かそうな繭が・・・。自然の神秘を感じさせられました。

面白い

2021/11/17

最近、朝の冷え込みで吐く息が白く見えると「煙が出てくる」と喜ぶ子どもたちの姿が見られるようになり、今朝も霜が降りてシーソーや畑などあちこちが白く化粧したようになったていることに気づいた子どもたちが「すっげ〜!雪降ったんだ!」と大騒ぎしながら遊んでいました。そんな寒さに負けず、畑のカブがマルチシートから飛び出すほど見事に大きく育っているなあと思っていたのですが、4歳児あい組で収穫したようでS君が「園長先生見て!こんなのが取れたよ」と職員室に嬉しそうに見せに来てくれました。土から顔を出している時からその大きさは想像していたつもりでしたが、S君の顔の大きさと比較すると改めてその大きさを実感することができました。このカブもきっと美味しく調理され子どもたちの口・胃の中に入ることでしょう。その一方で女の子たちはカブの収穫より泥んこ遊びの方が楽しいようで、築山のトンネルに黒いチョコレートのような黒い泥んこを塗り付けて遊んでいるのです。それを見ていた5歳児の女の子たちに「だめだよ!汚れたら遊べないでしょ」と言われてもです。そんな左官屋さんのような子どもたちに「楽しそうだけど、何してるの?」と聞いてみると「ペンキ屋さん」との返事が帰っています。その返事に5歳児の女の子たちが「え〜っ?!だめだよ」とダメ押しするものの作業は止まることなく一層勢いを増します。そして花見櫓を指差しながら「園長先生も木にペンキ塗ってたもんね」と思いもしていなかったことを言って5歳児を納得させようとするのですから笑ってしまいました。そして、子どもたちが本当に色々なことを見ていて、それを表現していることを再認識させられ、模倣されても恥ずかしくない言動を取らなければと思わされました。また、今日は3歳児てんし組のRちゃんの誕生会のためでお父さんお母さんが来園してくださいました。そこで外遊びをしている時に園庭でハッピーバースデーを歌いお祝いした後、ペンキ屋さんたちが忙しく働いている花見櫓のところで、子どもたちにある歌を紹介がてら歌ってみました。興味を持ってくれるだろうとの予想通り、結構な子どもたちが集まってくれて一緒に歌う(口ずさむ)ことができました。その後はクリスマスページェントで歌いたいという曲のリクエストに応えることになり久しぶりに左手の指先の心地良い痛みを感じることができました。
 さて、このところ物騒なニュースが伝えられることが続いていますが、そんなこともあるのでしょう。今朝いつものように園舎内の消毒をしていると主任のY先生が「園長先生〜!ちょっといいですか?!今、気になる方が門のところにいらしているのです」と特別緊迫感はなかったものの、掃除を中断し、対応するために外に出たところ、正門のところに園庭の車掌車に似た面白い乗り物を牽引したオートバイが止まっているのです。そして「おはようございます。私は◯◯町の◯◯と言います。さっき園の前を通りかかったとき、園庭に素敵なものがあるのが目に入ったので見せてもらいたくてお話しさせて頂きました」とおっしゃる方が・・・。どうやら園庭の車掌車を見たいということはもちろん、それよりも、車掌車を置いてあるような園であれば鉄道好きの園長がいて、そんな園長であれば、手作りしたというご自慢の乗り物にも興味を持ってくれて、喜んで見てくれると思ったのでしょう。簡易的な作りとのことですが、眠ることができるという手作りの小さな車掌車を拝見させてもらうと、満足げでとてもにこやかな笑顔を残し、帰って行かれました。子どもや職員に危害を加えるような不審者はゴメンですが、このように心をほっこりさせてくれるようなお客様ばかりだといいのですが・・・。今では園のシンボリックなものになっていて特別感はありませんが、わざわざ見に来る方がいるということからも園庭に車掌車がある園なんて他にはないということなのでしょうね。

まさか!

2026/05/16

今朝の新聞に、先月、岡山市の保育園で起きた遊具による事故で重体になっていた2歳の男の子が亡くなったということが記事になっていました。事故発生から懸命に生きようと頑張っていた幼い命のこと、そのご家族、また保育園の先生や関係者のことを思うと胸が痛み言葉になりません。先日、保育園の保育等についてアンケートを取らせていただきましたが(集計結果の通り)多くの方々が唯一無二の園庭・遊具にご理解くださり好意的な意見でした。その一方で広く死角になる部分もある園庭や高低差のある遊具を心配なさる方もおられました。悲しい事故を伝える今朝の新聞記事から同じような事故が起きないように今一度自分たちの環境の点検・整備をしなければならないこと、また、遊びの大切さや遊具や環境が子どもたちに与える影響の大きさをしっかり伝えていくことの重要性を再認識させられました。
 さて、今週は比較的天気が良さそうなので、山積みになったまま雨ざらしになっている丸太を切って斧で割った後、雨の当たらないところへ運ぼうと作業に取り掛かかりました。ところが、もしかすると、しばらく使っていないチェーンソーのエンジンが掛からないのでは?という嫌な予感が的中してしまい、思い描いていた予定がすっかり狂い、割る・運ぶことができたのは僅かでした。それが悔しく午後にはプラグを外すなど手入れをして再トライしたのですがやはりダメ!明日・明後日、時間を見て今一度、点検整備しなければならないのですが、果たして稼働してくれるかどうか?!

※掲示板等でお知らせした通り、先週から感染性胃腸炎やノロウイルスによって欠席している子どもたちが増えています。そこで、保健所の指導により感染拡大防止の観点からアルコールではなく塩素系の薬品で園舎内の消毒を行っています。それに加え、感染リスクを減らすため、これまで保育園(厨房)で殺菌していたコップを今日から毎日持ち帰ることにしました。お手数をおかけしますが、毎日洗浄し、翌日持ってきて戴けますようお願いいたします。

そんな事考えたたの?

2021/11/15

ニュースによると、今年は今日11月15日が七五三なのだとか。昨日、そして今週末の土曜日、日曜日は各地の神社は子どもたちの健やかな成長を願うお宮参りために訪れた晴れ着に身を包んだ子どもたちと保護者の方々で賑わった(賑わう)ことでしょう。そんな今日、保育園では法人の理事長であり、第二光の子保育園の園長であり、大河原教会の牧師であるH先生にいらして頂き「祝福式礼拝」を守りました。先週急に感染性胃腸炎に罹る子どもたちが増えたこともあり、感染が拡大することがないよう当初の予定を変更し、H先生に0・1・2歳児の保育室を回ってもらい、一人ひとりの頭に手を置いて頂き、健やかな成長を祈って頂きました。例年であれば見慣れない体の大きなH先生に圧倒されてしまうのか泣いてしまう子どもたちがいるのですが、今回は保育室を回って頂いた事で担任の先生がすぐ近くにいてくれる安心感があったようで、H先生を見上げていましたがとても落ち着いていました。3・4歳児はいつもの礼拝同様2階ホールで礼拝を守ったのですが、その間、5歳児は大河原教会で礼拝を守るため教会まで歩いて向かいました。僕は3・4歳児の礼拝を見届け、通院後登園したNちゃんと教会に向かったのですが、Nちゃんは初めて行く教会がどんな所なのか興味津々の一方、「雨降ってきたね」「まだ歩くの?結構遠いね!」とか駅の階段を登るときには「この階段はこっちの坂を歩く方がいいんだ」と言いながら自転車用のスロープを慣れた足取りで歩き、みんなが先着していた教会に無事到着することができました。教会からの帰り道も歩いて保育園に戻って来ましたが、その際、すれ違う方々に「こんにちは」と挨拶する女の子たちに感心していたものの、「あれ!?今の人は『かわいいね』って言ってくれないね」と話しているのです。5歳児にもなると、これまで散歩に出かけた際に挨拶をする機会があり、その時「かわいいね」「えらいね」「上手だね」など、喜ばれたり褒められたりする経験を重ねることで、いつの間にか大人の反応を見て(考えて)行動している(できるようになっている)ことに驚かされました。

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