社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

下記よりご希望の保育園をご選択下さい

私たちの記録 第一光の子保育園 私たちの記録 第二光の子保育園 私たちの記録 角田光の子保育園

子どもってやっぱりすごい

2021/12/09

雨が降る度に大きな水たまりができてしまう未満児クラス用に作られた園庭。特にドーナッツという名前のコーヒーカップのような回転遊具の周りは子どもたちがいかに遊んでいるかを物語るように土が丸く掘られて立派な水たまりとなり、水遊びをするに格好のスペースになります。しかし、今日はそのドーナッツの動きを直してもらうべく、業者の方々に来てもらうことになっていたので、水たまりの水を掻き出る作業を始めました。すると、いつものように妙なことを始めた園長に気付いた(興味を持った)5歳児の男の子たちが「園長先生何してるの?」と聞いてきてくれました。そこで、「今日、この玩具(遊具)直しに来てくれるんだけど、このままじゃ大変だから・・・」と返事をすると「いいなあ、僕たちもやりたいなあ」と言うので、「じゃあ、もし手伝ってくれるなら、濡れないように長靴を履いて、スコップとか、トラック(手押し車)持ってきて」と話すと、物凄い勢いで玄関に向かい、長靴に履き替え、道具を持って戻ってきたかと思うと、水を車に汲み、零しながらも園庭の隅に運ぶ手伝いをしてくれました。その生き生きした嬉しそうな姿を憧れの眼差しで遠巻きに見ていた子どもたちは園庭中央に出来ていた水たまりで遊び、2歳児ほし組のHちゃんなどは、どうしたこんな風になるの?と思うぐらい顔まで泥だらけになっていました。そんなHちゃんを心配してくれていたのか、不思議がっていたのか、のぞみ組のY君、ほし組のIちゃん兄妹が「だいじょうぶ?」と声を掛けてくれていました。こんな風に水遊びができることも楽しいことは間違いありませんが、これから氷が張るような季節を考えると凸凹を均すために砂を入れてあげなければ・・・。
 一方、2階ホールでは今日も4・5歳児がページェントをしていました。来客の約束があったものの、のぞみ組・はと組の様子を少しだけ見ることができました。演ずる子どもたち、曲、台詞が違うだけでめぐみ組・あい組との違いが感じられました。そして、昨日とは違い、光が差し込んだホールは逆光となり、幻想的な雰囲気に包まれていました。4・5歳児のこんな姿とは対照的なのは0歳児ひかり組の子どもたち。今日は身体測定をしていましたが、計測する先生記録する先生など役割分担しながら行ってくれていましたが四苦八苦!しかし、この子たちも5年すると前述の子どもたちのようにページェントを行うようになってくれます。そんなことから改めて、子どもたちの成長の凄さを感じることができました。

大変

2021/12/08

今朝の冷え込みはさほどではありませんでしたが、雨が降り日中も気温が上がらず暖房が欠かせない一日でした。朝から降るそんな雨の影響もあり、今日は園庭に子どもたち・先生たちの姿も見られず、賑やかな声も響くこともありませんでした。そんな雨の影響でみんなが園舎内で過ごしていましたが、メール対応を終えた後、誕生会にいらして下さった4歳児はと組のTちゃんのお祝いをしようとギターを抱えて2階に登りました。すると、5歳児めぐみ組と4歳児あい組の子どもたちのページェントの真っ最中で、その様子を静かに見守る子どもたちが大勢いて♪Happy birthdayを歌ってお祝いしてあげられる状況ではありません。そこで、僕もそのまま様子を見せてもらったのですが、恥ずかしがったり、緊張したりしているのでしょうが、そんなことを感じさせないくらい大きな声で台詞を言い、讃美歌を歌う姿に心を打たれ、まだまだ未完成なのにジーンときてしまいました。反対に3歳児ひつじ組の男の子たちの(昭和のテレビ番組、赤影)のような妙な変装?には笑わせてもらいました。
 さて、これから益々寒さが増してくるため、暖炉の薪は欠かません。本当であれば春から夏の間に木や丸太をちょうどいい長さに切り揃えておかなければならないのですが、材料は十分なくらいあるのに、僕が怠けていたこともあり、火が消えないように、せっせと薪を入れてくれるT先生のペースに追い越されそうになり、まさに自転車操業となっています。そこで、もし、午前中に雨が上がれば乾かしてある木をチェーンソーで丁度いい長さに切ろうと思っていたのですが願いが叶わず断念せざるを得ませんでした。それだけではありません。先日の強風で落ち葉が飛ばされ綺麗になったと思っていたのですが、園舎東側の側溝に吹き溜まり水の流れをストップしてしまっているではありませんか。明日は薪づくりだけでなく、吹き溜まった落ち葉をリヤカーに集め、春に綺麗な花を咲かせ、たくさんの実を付けてもらえるよう梅の木の根本に蒔かなければならなそうです。しかし、風だけでなく落ち葉を掻き出す子どもたちとの戦いも始まることになります。

アドベント中でも

2021/12/07

日曜日に第二アドベントに入り、保育園でも火曜日に予定されている2歳児のクリスマス親子礼拝(人形劇によるページェント)と土曜日の3・4・5歳児のクリスマス親子礼拝に向けて様々な準備が進められています。今日は3歳児がお面や冠、天使の羽根などを身につけて(被り)ランチルームで先生たちと一緒にページェントをしていましたが、ページェントを終え保育室へ戻っていく子どもたちの後ろ姿からも嬉しさが伝わってきました。ところが、同じページェントでも4・5歳児のペアとなると3歳児の可愛らしさとは違い、一人ひとりが自分で選んだ役に喜びと責任をもって臨んでくれていること、また、子どもたちと担任の先生たちの緊張感が伝わってきます。しかし、常に緊張感に包まれていると、子どもたちも精神的に疲れが出てきます。そんなことも配慮してくれているのでしょう、4歳児、あい組・はと組の子どもたちは園庭の畑で育て、収穫したカブを使って朝から漬物作りをしていました。その後、あい組のN先生が羊毛ボールをを作るため、夏、プールを設置する所にお湯を張り洗剤を入れたたらいを並べ、その周りにしゃがんだ子どもたちがだんご作りをするように手のひらの上で一生懸命に羊毛を転がして羊毛ボール作りに興じていました。出来上がった羊毛ボールを使ってどんな作品を作るのか(完成するのか)今から楽しみです。
 さて、先週「園長先生、僕の上靴小さくなったから、新しい上靴買ってもらうんだ」と毎日のように報告しに来てくれていた3歳児ひつじ組のY君。週が明けてから、その様子がパタッと止まってしまったので、きっと買ってもらったのだろうと思いながら、今朝「Y君、新しい上靴買ってもらったの?」と僕から聞いていました。すると、嬉しそうな表情で「うん!白と青で〇〇〇〇のやつで〜」と教えてくれたのですが、肝心な、〇〇〇〇が僕にはわかりません。すると、外遊びを終えて保育室に戻る時、職員室前で買ってもらったきれいな満面の笑顔で上靴を見せてくれました。
そうそう、昨日の日記にめぐみ組のS君がヨセフ役と書きましたが、S君はヨセフではなく博士役とのことでした。お詫びして訂正いたします。

ヨセフの葛藤と僕の葛藤

2021/12/06

「園長先生おはよう」園庭で掃除をしていても、園舎内の消毒をしていても僕の姿を見つけると、必ず大きな声であいさつをしてくれる5歳児めぐみ組のS君。今朝玄関の自動ドアの拭き掃除をしているときに登園してきたのですが、いつものような元気がなく、マスクをしていても明らかに何かがあった(ある)ことが分かる表情(目が)だったので「S君おはよう!何か元気がないけどどうしたの?」と声を掛けました。その途端、涙を流しながら「あの、〇×♯■♭$%」と聞き取ることができない言葉で何かを話し始めました。そこで、「ゆっくりでいいから泣かないで話してみて」と再度声を掛けてみました。しかし、またしても「〇×♯■♭$%だから・・・!」言う返事が返ってくるので、お母さんに「どうかしましたか?」と尋ねてみると「ページェントの台詞が上手く言えない(忘れてしまう)ことを気にして、保育園が近付いてきたらだんだん不安になったみたいなんです」というのです。普段明るく元気なS君ですが、ページェントでヨセフ役をするとき、『マリア』と言うか、『マリアさん』と言うべきかで頭が混乱してしまったようでどうしたらいいか分からなくなってしまったようなのです。聖書(マタイによる福音書1章18節以降)にイエス様の誕生の場面が描かれていますが、その中で結婚の約束をしているマリアが身ごもったことを知り、夫となるヨセフがマリアと縁を切ろうと決心したこと、そう考えていること(葛藤)が短いセンテンスで表されています。そんなヨセフの葛藤とS君の悩みが重なり、まさにヨセフ役にピッタリに思えてなりませんでした。涙の訳がわかったのでS君には「間違ったっていいんだよ!自分で言いやすいように話せばいいんだから!」と声をかけると、多少は安心してくれたのか、保育室へ向かっていきました。そして礼拝後、僕がパイプ椅子の片づけをしているとき朝泣いていたことが信じられない笑顔のS君が大きな声でヨセフの台詞を言いながらホールへやって来たのです。担任のM先生もその様子を見ていて「ちゃんと覚えているんですけど、結構緊張しいなんですよね」と笑っていました。そんなS君を抱きしめながら「間違ったっていいんだよ。間違ったらやり直せばいいんだから」と改めて声を掛け、励ましてあげました。生を受けてたった5~6年の子どもたちが聖書に書かれたイエス・キリストの誕生の話しを覚え、演ずることそのことだけでも素晴らしいこと、尊いこと、上手下手などないことを子どもたちに伝えたいそう思わされる朝の出来事でした。 
さて、そんなS君の葛藤と比べものにならない僕の葛藤、それは、子どもたちが大好きなペダルカーのハンドルのシャフトが壊れてしまったことです。以前も同じようなことがあり修理したことがあるので、溶接した部分が壊れたことは明らかなのですが、今回直るかどうか・・・。子どもたちは乱暴に使っているつもりはないのでしょうが、ハンドルやペダル、チェーンやシートなどの部分(部品)はどうしても負担がかかってしまので思わぬ故障・破損に繋がってしまいます。それでも何度も修理を重ね大切に使ってきたこともあるので、夕方、これまでも何度となく修理してくださっている自動車屋さんに依頼をしたところ、「OK!じゃあ夜に取りに行くから!」との返事が・・・。果たして結果は・・・。素敵なクリスマスプレゼントとなり直って戻ってきてくれることを願うものです。

陰の力

2021/12/03

月1回、年間12回、仙台からコーチに来ていただき行っている4・5歳児のサッカー教室、晴れの特異日を選んでいる訳などないのに、見えない支え、不思議な力が働いているのかと思えるほど天気に恵まれるのです。火曜日の夜から、翌水曜日の朝方まで雨が降り、お借りする東部グランドに水溜りができていたこと、また、朝の冷え込みで霜が降り、ぬかるんでしまい使用することができないことも考えていましたが、水曜日の午前中は常磐線が運休、東北本線も遅延や運休が発生するほどの強風が吹き荒れたこと、そして、今朝は思ったほど気温が下がらなかったことが幸いし、今月(今日)も丁度いい湿り具合のグランドをお借りすることができました。4歳児のサッカー教室が始まってしばらくした時、あい組のT君が遅れて登園する旨の連絡が入ったため、連絡を伝えながらグランドの様子を見に行って見るとコーチの指示通り楽しそうにボールを追いかける姿の中、はと組のAちゃんは、サッカーより落ち葉が気になったようで、グランドの隅にしゃがみ込みニコニコしていました。そんなAちゃんに担任のW先生が優しく声をかけサッカーに誘っていました。
 一方、園庭は園舎東側の山の影響で9時半頃にならないと園庭全体に日が当たらないこともあり、車掌車の隣にあるドラム缶の上に結構な厚さの氷が張っていました。それに気づいた子どもたちが何としても氷を割ろうと、枝や石、スコップなどありとあらゆる道具を駆使する様子を見ていた4歳児はと組のK君が「園長先生ちょっときて」というので誘われるがまま様子を見に行ってみると。念願が叶ったようで氷が割れて大喜び!そんな子どもたちの様子でちょっとドキッとしたこと、それは5歳児のぞみ組のS君が本当に食べてしまうのでは!?と思うように口に氷を入れようとしたことです。そのドラム缶の近くのクライミングウォールでは3歳児てんし組のR君がSさんに見守られながらてっぺんい跨っていましたが、そんな姿からも子どもたちの成長を感じるとともに、そのために沢山の職員が子どもたちを支えてくれていることを再認識し、改めて感謝しなければならないと思わされました。

今日はこんなことが

2021/12/02

仙台で初雪が観測され、街にも冬の便りが到来したことを夕刊が伝えています。しかし、保育園(大河原)は、昨日のような風が吹くこともなく陽が差し職員室は暖房を止めても大丈夫なほど暖かでした。それでも、直接陽が入らないランチルームには暖炉の火が入れられ、その上には、アルミホイルに包まれたさつまいもが載せられていたので、今日もどこかのクラスでやきいもを作っていると思っていたのですが、そうではなく、のぞみ組のM先生が「干し芋」を作るために載せていたということがわかりました。干し芋はさつまいもを茹でるか、蒸すかして作るのだと思っていた僕にとって焼いてからも作れるということが驚きであり新鮮でした。きっと茹でたり蒸したりして作られた干し芋より香ばしい香りがする干し芋になるのでしょう。そんなランチルームの真上のホールでは、Iさんにいらしていただきクリスマスや冬・雪などをテーマに「ハープコンサート」を行っていただきました。今回は曲だけでなく、衣装もクリスマスに合わせて、赤い素敵なドレス(しかもノースリーブ)に着替えて演奏してくださったこともあり、特に女の子たちは音色だけでなく衣装の素敵さにも目を奪われていました。
 一方、子どもたちがお昼寝している時間、ランチルームでは2歳児クラスの「クリスマス親子礼拝」に向けて、クリスマスの人形劇の準備をしました。旧園舎時代、大河原教会をお借りしてクリスマスの人形劇を行ったことがありますが、ほとんどの先生たちが初めての経験ということもあり戸惑いと緊張感が伝わってくる時間でした。コロナ禍の影響でこれまでと違う形になりますが、新たな気付きが与えられることでしょう。

まさか・・・

2021/12/01

昨日の晴天から一転、今日は天気予報通り朝から横殴りの雨が降り、家を出て仙台駅までの15分でズボンの膝から下がびしょ濡れになってしまいました。ところが、気温が下がらなかったことや雨脚が強かったためなのでしょう、電車は暖房も入れられず窓が閉まったままで大河原に着いても乾くはずもなく、園まで歩く間にまた濡れて、結局、違和感から解放されるのにしばらくかかりました。そんな雨のお陰で未満児クラスの前の園庭は、水が捌けず大きな水溜りになってしまうほどでしたが、午前中には雨が上がり、さつまいもが植えられていた畑にはゴルフ場のバンカーや池に負けないような芸術的な池ができ、その隣のタイヤの花壇もプールのような水溜りになっていました。すると、雨上がりでも誰もいなに園庭に出てきた2歳児つき組の子どもたちは格好の教材を見つけ大喜び!中でもT君はタイヤの水溜りが気に入ったようで、結構な風が吹く中、季節外れのプール遊びをするかのように、僕とは正反対にズボンや服、長靴が濡れることなど全く気にすることなく、濁った水溜りの中で何度もダイブしていました。そんなT君の楽しそうな様子に感化させられたようでAちゃんも加わりタイヤの水溜りにダイブし、二人で歓声を上げていました。
一方、保育室やホール、ランチルームからも楽しそうな子どもたちの声が響く中、ランチルームの暖炉の上にはやきいもをしたときにお休みした子どもたちのためなのでしょう、アルミホイルに包まれたさつまいもが音を立てることなく焼かれていました。こんなことが出来るのも暖炉や薪ストーブの良さと言えるでしょう。

楽しそうな姿が!

2021/11/30

青虫に葉を食べられることと寒さに耐えて見事に結球し八百屋さんの店先に並べても恥ずかしくないほどに育った4歳児の子どもたちが育てていたキャベツ!あい組のN先生が今日の料理のために収穫し、青虫たちに食べられ穴の開いた葉を取り除ききれいに洗って準備をしていました。そして、今朝そのキャベツとマヨネーズを抱え、ひかり組の前のバルコニーに座り何かを始めました。いったい何をしているのかと思い見てみると、生のキャベツにマヨネーズを付けて子どもたちに味見をしてもらっているのです。あい組以外の子どもたちまでがその魅力的な様子に気付き、分けてもらい嬉しそうに食べています。ところが、野菜が苦手なM君は喜んで食べている子どもたちと対照的でキャベツには全く興味を示すことなく、ストライダーにまたがり園庭を走り回っているのです。そこで、みんなで「お~いM君、ちょっと来て~!」と呼んでみると近くまでやって来てくれたので「ねえ、キャベツ食べたら?」と声を掛けた途端、ニヤッと笑ったと思ったら、踵を返すかのように一目散に逃げて行きました。それでも、保育室で茹でたキャベツにツナを入れ、マヨネーズで味付けして作った料理は、ほんの僅かではありましたが給食の時に食べていました。また、先日楽しみにしていた「やきいも」の時、お休みした2歳児つき組のM君、どうしても食べたかったこともあり、担任のS先生に新聞紙とアルミホイルを準備してもらいランチルームの薪ストーブの上で焼いてもらい美味しく食べることができて満足してくれたようです。
 さて、夕方4時、玄関ホールには先生方手作りの様々な品物が並べられ「ミニクリスマスマーケット」が始まりました。昨夕・そして今日の朝から掲示された予告をご覧になり楽しみにしていた子どもたち・保護者の方々が、オープン前から待っていてくれる様子が見られ、いざ開店となった途端、お目当ての品を手にして嬉しそうな笑顔が溢れました。明日以降今日並んでいなかった商品が並ぶこともあるようですので興味のある方はご覧になってみて下さい。

始まり始まり②

2021/11/29

初氷と霜で真っ白に覆われた園庭から見える、雪で覆われた蔵王。夕方クリスマスマーケットのためにディスプレイされた商品の一部

始まり始まり

2021/11/29

昨日、日曜日からクリスマスを迎えるための準備期間、「アドベント」に入りました。キリスト教会でアドベント礼拝が守られているように保育園でも今日の礼拝からアドベント礼拝を守るようになり、またリースやツリーが飾られるように、各保育室にアドベントカレンダーや聖家族人形が準備され、玄関ホールのクリスマスツリーが光るようになり、その隣にはクリスマスの絵本がディスプレーされるなど、一気にクリスマスムードが高まりました。そして、コロナ禍で中止せざるを得なくなってしまった「クリスマスマーケット」を2年ぶりに開催しようと先生たちが準備してくれて、手作りの品々が並べられました。すると、これまでクリスマスマーケットを経験したことがある子どもたち保護者の方々が、帰り際、テーブルに並べられた品々を見付け、品定めをするかのようにテーブルの前で足を止め、「これほしい」「なんだ、明日からなんだって」と話し合う姿が見られました。そんな姿からも、「クリスマスマーケット」も園行事として定着していたことを再確認させてもらうことができました。とは言え、オミクロン株という新たな新たなウイルスによる感染が伝えられています。クリスマス親子礼拝が出来ないようなことにならないよう感染予防を徹底し、先生方に感謝し、皆さんに楽しんでいただけることを願うものです。
 さて、今朝、宮城県内は高気圧に覆われて晴れたため、放射冷却の影響で冷え込み、仙台で初霜と初氷を観測したそうですが、大河原駅から園に向かう途中にあった水たまりにも氷が張り、園庭は全てが霜に覆われ真っ白になっていました。そんな寒い朝でも子どもたちはいたって元気で、いつもなら園庭に飛び出して来ると真っ先に乗り物置き場に向かう子どもたちが「すっげ~!雪だ」「まっしろしろすけだ!」と声を上げ畑を囲む丸太や、タイヤの花壇に向かい「かき氷みたい」と言いながら霜を触り感触を楽しんでいました。そんな中に必ず味見をする子がいるので、そっと様子を見ていたのですが案の定、3歳児ひつじ組のY君、4歳児あい組のT君とM君、はと組のHちゃんが、丸太の上やシーソーの上に降りた霜を大切そうにすくっては嬉しそうに舐め、「おいしい!」と言っているのです。誰に教えられた訳でもないのに霜や雪が園庭を白く覆うようになると毎年同じ様子が見られるようになるのですから、子どもたちのDNAに味見をするということが刷り込まれているのかも知れません。お腹を壊すほど食べる(味見する)ことはないと思いますが、しっかり様子を見て声を掛けなければと思います。

採用について

採用情報から各種文章まで、ご報告。