保育日誌
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寒いけれど暖かい
2022/01/12
今朝、家を出たとき、仙台はチラチラと雪が待っていた程度で路面も凍結する様子もなく安心して駅に向かいました。ところが、岩沼を越えた辺りから本格的に雪が降っていて、大河原も降っていた雪で真っ白。その雪は子どもたちが登園して来た後も降り続き、時折降った雪を吹き飛ばすような風が吹く園庭でソリ滑りや雪だるま作り雪合戦をするなど楽しそうに遊んでいました。そんな中、園庭中央のケヤキの木のところで2歳児ほし組のT君雪まみれになりながらボウルに雪つめをしていました。すると、その様子を見ていた5歳児のぞみ組の恥ずかしがり屋のMちゃんがT君のことを後ろから抱きしめたかと思うとマスクをしていても目を見ただけで最高の笑顔がわかるほどの表情で雪を払ってあげながら遊んでいるのです。今でこそ大きな声で話しかけてくれたり感情を表現してくれるようになったMちゃんですが、T君がMちゃんを信頼し全てを委ねていること、それをMちゃんがしっかりと受け止めてあげていること、家ではいつもこんな風な表情で過ごしていることが想像できました。そんな二人の様子を見ていると寒さを感じるどころか、暖かさが感じられました。また、4歳児あい組のT君は同じクラスのM君とMちゃんをかわりばんこにソリに乗せて引っ張ってあげているのです。力がある大人(先生)が引っ張るのは簡単かというと中腰になって引っ張ってあげなければならず、あっという間に腰が痛くなってしまうのですが、T君はそんなことなど全く感じることがないトナカイのようで、乗せてもらっているM君たちはサンタクロースのようでした。ソリを引くT君はきっと寒いどころか暑くなったことでしょう。一方、降り積もった雪が吹き飛ばされるような風が吹く中、1歳児そら組の子どもたち園庭に出てきてソリ滑りを始めたことに驚きましたが、短時間で切り上げて保育室へ戻って行きました。間違いなくジャンパーを着ること、保育室へ戻るために脱ぐことの方が時間がかかったことでしょう。先生方ありがとうございます。
小さなことから
2022/01/11
先週お休みしていた多くの子どもたが年末年始のお休みを終えて今日から登園してきたことでいつもの賑やかさが戻ってきました。そんな朝、8時半頃、曇っていた空から結構な勢いで雪が降り出しました。すると雪が降る空を見上げ「やった~!ゆきだ~!」と嬉しそうに叫びながら、子犬のように駆け回る子どもたちがいるかと思えば、寒さが苦手な子どもたちは今日も「寒い寒い!」「ランチルームへ行こう」と言って暖炉の前に集まり、絵本を読みながら(見ながら)暖を取る姿が見られました。正直なところ、軽トラを使って雪かきをしなければならないくらいの積雪は勘弁して欲しいところですが、寒がりの子どもたちが喜んでソリ遊びや雪だるまやかまくら作りをしてくれることを考えると、まとまった積雪も待ち遠しいところです。
待ち遠しいと言えば、今日から3・4・5歳児がこれまでのようにクラスごとに礼拝を守るようになりました。クリスマスの飾りつけは全て片付けましたが、今日の話しの内容はクリスマスの出来事に関係していたこともあり、子どもたちは関心をもって聞いてくれていたように感じました。この毎週の礼拝の際、古切手を献金として持ってきてくれる子どもたちがいます。使用済みの切手がどうしてと思われる方も多いと思いますが、今朝の新聞に使用済み切手は海外のコレクターらに1㎏100~1500円で引き取られること。それによって65人分のポリオワクチンが調達できるということ、また、切り取る際には切手縁に沿ってきれいに切り取るのではなく周囲を残してざっくり切ることがこつで、コレクターにとっては消印も楽しみの一つであることが掲載されていました。僕には何とも不思議なことに思えてなりませんが、園に届く郵便物に貼られている切手は当然のことながら献金として切り取ることが習慣になっています。東日本大震災発生から130回目の月命日の今日、未だに苦しみや悲しみを抱えながら過ごしておられる方々のことも忘れることなく、祈り続けて行かなければならないことを想わされます。
次は・・・!?
2022/01/07
昨日まで各保育室や2階ホールや玄関ロビーなどに飾られていたアドベントカレンダーやクリスマスツリーなどがきれいに片付けられました。それに代わって玄関ロビーには、2週間後(19日)に予定されている「もちつき」に向けてもちつきの手順や絵本、餅の原料となる「もち米」と「うるち米」がディスプレイされるなど子どもたちが気持ちを高められるような仕掛け(配慮)がなされています。そんな中でも、もちつきの雰囲気を楽しんでもらえるように手作りされた本物そっくりの杵や白い布で作られた餅には子どもたちは興味津々で給食を食べに行く時、また、お昼寝後おやつを食べるためにランチルームへ向かう際、必ず誰かが立ち止まり杵を持ってもちつきの練習をしていました。この調子で子どもたちの気持ちが高まり、楽しいもちつきの時間を過ごせることを願うもののトンネルの出口が見えてきたと思っていたコロナウイルス感染症がオミクロン株へと変わり、その感染が急に拡大してきていることが心配です。中止や延期になることなく開催できるように、これまでのように園舎内の消毒や手指消毒m、換気を徹底していこうと思います。
さて、連日続いている朝の冷え込み。そんな中、4歳児あい組の子どもたちが玄関席で集まって何かをしているので行ってみると、この寒さを利用して牛乳パックを使って氷作り(色とりどりの)をしていたようで、出来上がりを確認していました。M君は思い通りに出来たことが嬉しかったのでしょう。冷凍庫に入れておかなければ融けてしまうことを忘れているのか、寒いので融けないと思っていたのか、大切そうに抱きかかえ「持って帰る」と宣言していました。家の冷蔵庫でできる(作る)氷と違い外で作ることができることが不思議だったのでしょうね。
この季節ならでは!
2022/01/06
昨日、一昨日に比べれば冷え込まなかったとは言え、今日も氷点下の朝となり、先日降った雪が融けた園庭はカチカチに凍り付き、畑に残っている大根と白菜が心配になってしまいます。そんな寒さの中でも子どもたちは外に出て過ごしていました。3歳児てんし組の子どもたちとT先生は園舎北側の日が当たらないところに僅かに残っている雪(氷)を掻き集めようとしているのか、しゃがみ込んで楽しそうに何かをしていました。そうかと思えば、4歳児あい組のA君は登園してくるなり、「園長先生、これ預かってて」と言って、水に凍らせたいちごのヘタを大切そうに持ってきました。そこで、出来るだけ融けることなく、なおかつ誰にも気づかれにくいところへ置いてもらうことにしました。すると、荷物を片付け、外遊びに出てきたかと思ったら、クラスの友だちに自慢げに見せたかと思ったら、またこっそり隠してニコニコしていました。一方、寒さがめっぽう弱い3歳児ひつじ組の子どもたちは暖を求めるネコのように暖炉の前に集まり「やっぱり、暖炉は暖かいね」と話し合いながら(絵本を読みながら)身体を温めていました。氷や寒さを感じるだけでなく、暖かい暖炉のありがたみを感じることができるのもこの季節ならではなのでしょう。
さて、この季節ならではのものの代表と言えるのが「年賀状」でしょう。インターネット・SNSの普及により年々年賀状を出す方が減っている中、今年も、在園児のご家庭や地域の保育施設、お世話になっている沢山の業者、そして、昨年㋃に一年生になった卒園児が覚えたひらがなで近況等を書いて送ってくれた年賀状を見ると子どもたちの成長を感じられ嬉しくなります。(写真はほんの一部)
個人的なことになりますが、昨日帰宅すると次のようなとても嬉しい年賀状が届いていました。
あけましておめでとうございます。先生お元気ですか?平成17年に卒園した◯◯◯です!大掃除の時に見つけた幼稚園のDVDを見て、懐かしく思い年賀状を書きました^_^
こんな書き出しから届いた年賀状は、幼稚園教諭として勤めていた時、担任をさせてもらった園児からのものでした。卒園後、東京へ越してしまい、年賀状のやり取りしかしていませんでしたが、いつも泣きながら登園していたRちゃん(Rさん)が昨年から小学校の先生として頑張っていること、ご家族皆さんも元気との知らせに最高の新年を迎えたように思いになりました。インターネットが普及し、年々年賀状を出す人が減っていくからこそ、廃れてはいけない文化のように思えた年賀状でした。
所変われば・・・
2025/03/05
昨日降った雪が踏み固められまるでスケート場の滑走面のように鏡面化してテカテカに凍りついていた今朝の仙台駅までの15分程度の道のり!転んでけがをしないように、それなりの靴を履いて気を付けて歩いていたのですが、いつも僕を追い越して行く自転車に乗っていた女性がゆっくり走っていたにもかかわらず、数㍍先で転倒するではありませんか!幸い怪我をした様子はなく、すぐに立ち上がり、カゴから落ちた荷物を拾って何事もなかったのように走っていきました。きっと保育園(大河原)も同じような状況だろうと覚悟(想像)し電車に乗りました。ところが、読んでいた本から外へ目を移すと、南に進むにつれて雪が降った形跡も、道路が凍っている様子も見られず、ブーツを履いている自分が恥ずかしくなってきました。日本でも地域によっては、冬の間、スケートができるように田んぼに水を張るようなところもあるようですので、田植えや稲刈りでお世話になっているHさんに「スケートできるように水を張らせてもらえませんか?」とお聞きしたことがありますが、「昔は昆虫公園の近くの池で滑ったけど、今は水が凍るほど寒くならないから難しいでしょう!?」と返事が返って来て断念しました。一方、スウェーデンの幼児施設・小学校を訪問した際には、保育室(教室)に、ホッケーシューズが置かれていたこと、また、チェコの園でもホッケーのスティックが置かれていたことを考えると、水を張ることなどなく凍り付くほど寒いことが想像できました。それに加えチェコの園ではサウナまで設置されていることに驚き羨ましく思ったこと、国や地域によって文化が違うことを痛感したことを思い出します。これからの季節が寒さの底となります。そんな寒さをどのように楽しもうか?まずは、この年末年始、だらしない生活を送り蓄えた脂肪を薪作りで燃焼しようと思います。
今年もよろしくお願い致します。
2022/01/04
昨年末、子どもたち・保護者の皆さん、職員と「良いお年をお迎えください」と挨拶を交わしてから数日、年末年始のお休みが明け、小・中学校よりも早く今日から2022年の保育が始まりました。とは言え、今日はまだまだ多くの子どもたちがお休みということもあり、本来の賑やかさが戻ってきませんでしたが、子どもたちが口々に「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と挨拶をしてくれました。そんな子どもたちの中で5歳児は4月には小学生という自覚や実感が少しずつ湧いてきているのか、朝の集まりの時、「もう少しすると一年生になるけどどう思う?」と聞いてみたところ、「楽しみ~!」という返事が返ってくる一方、中には小学校という未知の世界が不安なのでしょう複雑な表情の子どもたちの姿も・・・。そうかと思えば、どこからか管楽器の音が響いて来たので音の元を見てみると、1歳児うみ組のR先生がバルコニーでトロンボーンを演奏していました。すると、クラスの子どもたちだけでなく、他のクラスの子どもたちまでが集まって来て、ピカピカ光る楽器を不思議そうに眺めながら、「お〇らみた~い」と言いながら不思議な楽器の音を楽しんでいました。
さて、この年末年始の寒さのお陰でしょうか?咋年末、4歳児あい組のN先生と子どもたちが畑で収穫し、暖炉で茹でてバルコニーに干していた大根が凍結を繰り返し、いい具合に「へそ大根」に近づいていました。これからも凍結と寒風に吹かれることを重ね飴色の立派な「へそ大根」が完成することでしょう。
良いお年を!
2021/12/28
天気予報では降雪があることなど伝えていなかったはずでしたが、今朝は昨日以上に雪が降り積り、昨年はほとんど使うことがなかったスノープラウ(除雪装置)を軽トラックに装着し除雪作業をすることになりました。いつもならば送迎の車が多く除雪作業が大変なのですが、幸いなことに今日は保育終了日で登園する子どもたち(送迎の車)が少なかったため思いの外作業が捗りました。一方、子どもたちは昨日以上に降り積もった雪に歓喜を上げ、味見、ソリ滑り、雪合戦、雪だるま作りに興じていました。5歳児のぞみ組のR君にいたっては、雪遊びをするために自前のスコップを持参し、また、3歳児ひつじ組の子どもたちは担任のN先生と一緒に可愛らしい雪だるまを作っていましたが、N先生がその雪だるまを大切そうに抱きかかえ保育室へ戻ってきて日の当たるバルコニーに置くので「どうしたの?」と声を掛けると「どうしてもお部屋に連れて帰るって言うので」との返事が・・・。「でもこのままじゃ、某携帯のCMみたいになっちゃうんじゃない!?」と声をかけると、「そうですよね!」と笑って返事が返ってきた通り、案の定、午睡明けには融けてしまったようですが、それでも子どもたちは満足・納得したことでしょう。
さて、昨日・今日はこんな風に雪遊びを楽しむでけではなく、各クラス保育室の大掃除に取り組んでくれてどのクラスも新年を迎える準備ができました。また、5歳児は今日ランチルームのテーブルや椅子をどかし、家庭ではほぼ皆無となったであろう床の雑巾がけをしてくれましたが、僕だったら間違いなく一往復しただけで腿やふくらはぎなどの筋肉が悲鳴を上げるであろう長い距離の雑巾がけを、競争しながら何度も行っているのですから驚きです。しかも、その上手なこと!お陰で床のざらつきがなくなり輝きが戻りました。
長くなりましたが、コロナ禍にあって様々な制約が求められる一年となった2021年の保育も保護者の皆様・地域の方々など沢山の方々のご理解ご協力と支え、職員のチームワークにより何とか終了日を迎えることができました。心から感謝申し上げます。年末年始、家族で日本の文化に触れたり冬を味わういい機会です。事故や怪我なく過ごし、年明け元気に登園してくれること、先生方もしばし仕事を忘れリフレッシュして出勤してくれることを祈っています。
この冬初めて
2021/12/27
今年の保育も今日を入れて残り二日、そんな時に子どもたちにこの冬初めて素敵なクリスマスプレゼントと言える雪が降り積もり園庭はもちろん、バスや軽トラックを真っ白に覆ってくれました。子どもたちはそんな雪に大喜びして外に飛び出してくると思いきや、8時半頃になってようやく5歳児のぞみ組のH君が飛び出してきたと思ったら、何を思ったのか、子犬がじゃれるようにズボンやジャンパーが雪まみれになることなど気にする様子もなく雪の上に寝転がり「嬉っれしい~!」と叫び始めました。すると一緒に外に出てきたS君はその様子を見て大笑いしていました。その後は雪が降る(積もる)とお決まりの雪玉を作り始め、これまたいつものように僕を目がけて雪玉を投げて(当てて)は大喜びしていました。一方、さすがにまだ寒さに身体が慣れていなかったり、手袋をしていなかったり・濡れてしまったりで寒くなった子どもたちが暖炉の前にやって来て、手をかざしながら「やっぱり暖かいね」とか「園長先生、もっと燃やして」と温まっていました。子どもながらに、猫のようにどこに行けば温かくなるかしっかり理解し行動していることがわかり、可笑しかったり、驚いたり・・・。そして、その暖炉の上には4歳児あい組の子どもたちがへそ大根を作るための鍋が載せられていましたが、ここがエアコンとは違う暖炉(薪ストーブ)の良さなのでしょう。そして、午前中のおやつを食べ終えた0・1・2歳児も0歳児の保育室前の築山でソリ滑りを楽しんでいました。
こんな風に子どもたちは雪遊びを楽しむ一方で、気を付けなければならないこと、それは、水道が凍結してしまうことがないようにしっかりと水抜きをすること、朝夕凍結した路面で滑って転び怪我をすることがないようにすることでしょうか・・・。保護者の皆さんも、送迎の際の事故や怪我にはくれぐれもお気を付けください!
クリスマスだから、クリスマスなのに・・・。
2021/12/24
今日はクリスマスイブ!仙台駅にあるケーキ屋さんは昨日の夜には、予約してあったクリスマスケーキを渡取るコーナーが設けられ、お客さんが列をなしていました。ところが、驚いたことに、まだ人気の少ない今朝6時過ぎに既に店員さんが準備を始めているではありませんか!いったいどれくらいの予約がありどれくらいのケーキが焼かれたのか想像もつきませんが、製造スタッフはフル稼働で準備をしていたのでしょう。保育園の子どもたちからも「今日ね、お家でケーキ食べてパーティーするんだよ」「お肉食べるんだ!」「サンタさんにプレゼントお願いしたんだ」と保育園でのクリスマス礼拝とは違った、家庭ならではのクリスマスの喜び方、楽しみ方を心待ちにしていることが伝わってきました。また、給食でもクリスマスに合わせ、カレーピラフ、マカロニサラダ、クリスピーチキンといったスペシャルメニューが提供され、子どもたちだけでなく、先生たちのお腹と心とを満たしてくれました。それだけではありません。午睡中、子どもたち一人ひとりにサンタクロースからのプレゼントが届けられ、それを知った(気付いた)子どもたちの多くが僕に「園長先生、あのね、プレゼント届いたんだよ」「〇〇が入ってた」「園長先生ももらった?」と興奮気味に話し掛けてくれました。幼い子どもたちにとってはこれが自然な姿であり、そんなクリスマスの迎え方も当たり前なのでしょう。このように保育園の子どもたちは嬉しく楽しいクリスマスを迎えられた一方、今年も自ら命を絶つ人々が大勢いました。また、大阪の病院では生きるために必死だった方々の命が放火により奪われる事件が起きるなど、悲しく辛いニュースも沢山ありました。クリスマスだからこそ、そんなことがあったことを忘れることなく、命の大切さを今一度考えなければならないと思わされました。
そうそう、2歳児ほし組では、昨日から二日間かけて暖炉で調理した大根と昆布の煮物を味わっていました。クリスマスなのに、クッキーやケーキの甘い香りではなく、大根を調理する香りが園舎内に充満する保育園、それもまた我が園らしくてニンマリさせてもらいました。
じわじわと
2021/12/23
3・4・5歳児のクリスマス親子礼拝を終えて間もなく一週間を迎えようとしていますが、子どもたちのページェント熱は冷めるどころか更に熱を増しているようです。それを表すように保育室や園庭からページェントの際に歌われた(歌った)讃美歌が響き、口ずさみながら遊ぶ姿が見られるのです。5歳児めぐみ組では昨日、子どもたちが話し合い、礼拝当日とは全く違う役を選んでページェントを行ったようですが、友だちの演じた役の台詞や歌を覚えていて間違えることなく台詞を話し、讃美歌を歌うなどして、最初から最後まで完璧に通すことができたそうです。担任のM先生はその姿に「当日より、今回の方が涙が出そうでした」と話してくれました。しかし、それもこれも、やらされるのではなく、話し合いを重ね、ページェントを通しお家の方々にクリスマスの出来事を伝えたい、伝えるんだという責任と使命感を持ち、自分たちが納得して行ってきたからこその姿なのだと思います。そのような姿が他の年齢の子どもたちにも伝播しているようで、3歳児てんし組でも担任のT先生に伴奏をお願いし天使になったり、マリアになったり楽しそうに演じていました。そして、このような各クラスでのクリスマスの取り組みが玄関ロビーの掲示板にてお知らせされていますが、2歳児ほし組のOちゃん、3歳児てんし組のK君のお母さんが食い入るようにご覧になっていました。羊飼いがクリスマスの出来事を伝えたように、少しずつだとしても、掲示板をご覧になっていくことでクリスマスの出来事が広がってくれているならば嬉しく思います。明日はクリスマスイブ、そして明後日はクリスマスなのですから。
さて、今週末から気温が下がるようで、地域によってはホワイトクリスマスとなるところもあるでしょう。そんな中、仲間と逸れたのか冬を越す場所を探しているのか、動きの鈍くなった小さなハチが職員室前のバルコニーをゆ〜っくりと歩いていました。どうか仲間を見つけられるか、越冬することができるところが見つけられますように・・・。
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