社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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花見日和

2022/04/12

先日、5歳児の先生たちが「園長先生、火曜日の給食のメニュー『焼きそば』なんですが、お天気が良く風がなかったら、外でお花見をしながら食べたいんですけど・・・。」と話がありました。もちろんのこと「いいよ!給食室にお願いしてみて」と即答したのですが、さすが、色々な事を考えて形にしようと立案してくれる我が園の先生たち、いつものように皿に盛りつけてもらうのではなく、お祭り(花見)気分を味わうことができるよう、屋台の焼きそばのようにパックに入れて子どもたちに味わってもらうというのです!想像しただけで楽しそうで子どもたちも喜ぶだろうことは明らか!直ぐに容器の購入伺いにサインをして、今日が穏やかな天気になる事を願っていました。そんな願い、そして、担任と子どもたちの祈りが届きすぎたのか、初夏を思わせるように気温が上がる中でしたが、念願の花見(外での給食)を満喫することができました。そして、5歳児が外で食事を始めたころ、二人のご婦人が正門から入ってきました。隣接する体育館に行くために時々間違って正門から入ってくる方がいるので、またそうかと思ったのですが運動する姿には全く見えないので「こんにちは。どうなさいました?」とお尋ねすると「ここでお花見しようと思ってきたんだけど、何か座るところ(もの)ない?」とネイティブな大河原弁!?で反対に質問されるほど、花見をする気満々でお見えになったことが分かりました。その時、園行事の際に写真撮影をお願いしているMさんに園庭のドローン撮影をしてもらっていたのですが、二人のご婦人に「私も外部の人間なんですが、ここは保育園だから・・・」と声を掛けてくれていました。すると、正門の外に咲く桜の木の下でと考えたのか「じゃあ、あっちさいいか?」とおっしゃるのです。満開になった桜を散歩しながら愛でるだけでなく、5歳児同様、昼食を楽しみに準備してきたことが分かったので、日陰で涼んで頂きながら、持参してきたお昼を召し上がっていただけるよう、ちょうど午前中、薪にするために玉切りにした丸太を椅子代わりに準備して差し上げお花見を楽しんでいただくことにしました。ただ、あまりにも楽しみに出かけてきたのか「あれ!水持ってくんの忘れた!」と困った様子。そこで、脱水症状にでもなってしまっては大変なので湯呑茶碗とお水をお持ちしたところ「なんだい!ありがたいごど」と更にネイティブな言葉で喜んでいただくことができました。見ず知らずの方がやって来ると、不審者対応が求められる現代ですが、地域の方々との結びつきがあることこそが、一番の不審者対策であり、保育の様子が伝わることだと思っています。幸い、保育園では田植えや稲刈り、もちつきなどHさんはじめ様々な方々に支えていただいていますが、園庭の桜のお陰で、今日、お花見にいらした近所の方々との関わり、地域を大切にすることの意味・重要性を再認識させてもらいました。

祝入学⑤

2022/04/11

いよいよ今日から小学生

祝入学④

2022/04/11

いよいよ今日から小学生

祝入学③

2022/04/11

いよいよ今日から小学生

祝入学②

2022/04/11

今日からいよいよ小学生!

祝入学

2022/04/11

今日は嬉しい入学式でした。式の後、ランドセル姿を見せにきてくれた先輩たちに大喜びし、取り囲む5歳児!

バトンタッチ

2022/04/11

次々と咲き始めていたスイセンや先週咲き始めた芝桜と競うように園庭を取り囲むように植えられている桜(結構な樹齢と思われる)が、遠くに見える雪を頂く蔵王を背景に今年も見事な花を咲かせてくれました。日中は予報通りグングン気温が上がり、アリが忙しそうに動き回り、鳴き声だけ響かせていたカエルが姿を見せるようになり本格的に活動を始めたことを実感させられます。5歳児めぐみ組の子どもたちは、礼拝後、園舎東側の山登りやチョークを使ってアスファルトに色とりどりで可愛らしい絵を描くなどして遊んでいましたが、その中の生き物好きの子どもたちは次々に姿を現すカエルを捕まえるために必死で「やった〜捕まえた」「◯◯くん、おしっこかけられなかった?」「うん大丈夫だった」と会話を交わしながら夢中になっていました。下を向き絵を描いたり、必死にカエルを追いかける子どもたちにとって、満開になった桜など眼中にないのかも知れません。しかし、そんな桜も綺麗に咲いているのはほんの僅かな期間だけで雨や風で落とされた花びらがピンクの絨毯を作り、その後、黄緑色の若葉にバトンタッチすることになります。
 さて、バトンタッチと言えば、先月末で卒園した子どもたちが今日、入学式を迎え一年生になりました。式を終えた子どもたちが真新しいランドセルを背負い、黄色い帽子を被って保護者の方々と挨拶に来てくれました。保育園にいてもまだまだ違和感はないのですが、やはり表情は小学生に変わっていたように感じます。晴れの日にピッタリの天気の下、入学式が行われたこと本当に良かったと思います。保育園生活との違いに戸惑うことがあるかと思いますが、喜んで登校してくれることを願いつつ、朝登校する子どもたちとすれ違うことを楽しみにしたいと思います。

春本番

2022/04/08

昨日の朝、寒さを凌ぐために職員室で遊んでいた4歳児あい組のH君も今日はご機嫌で、朝からストライダーに跨って颯爽と走るような朝でした。ところが、5歳児めぐみ組のRちゃんは強風が怖くて登園してくる時から顔が強張っていて、みんなが荷物を片付けを済ませて嬉しそうに園庭に飛び出して行きました。そんな中、Rちゃんはジャンパーを着て帽子を被り外へ行く準備を済ませながらも一人階段に座り込んで動こうとしないのです。そんなところに出会した僕は消毒作業をしながら「Rちゃんごめんね。階段のお掃除してるからちょっと失礼!」と声をかけながら作業を続け、「もし、風が怖くて外に行きたくなかったら、お部屋でケガしないように遊んでてもいいよ」と話したところ、それまでしかめっ面で座り込んでいたのが嘘のように笑顔になり、頷いて階段を駆け上がって保育室へ帰って行きました。Rちゃんが怖がるような強い風とは思わなかったのですが、出勤の際、仙台駅を出発する時から電車が遅れ、さらにスピードを落として走り、時々止まるなどしたので地域によってはそれなりの風が吹いていたのでしょう。そんな風も治ると日差しの暖かさが感じられるようになりました。それが、心地いいのか、座りやすいのか今日は5歳児のぞみ組のM君が猫が日向ぼっこするかのように臼の中に入って寛いでいました。また、未完成の廃材ハウスでも4歳児あい組のFちゃんとYちゃんが自宅のリビングで過ごしているように寝転がりながら遊んでいました。こんな風に暖かくなると一気に草花が花を咲かせ葉を広げ始めます。そして、野菜を植える(育てる)ために畑の準備を始めることになります。嬉しい季節の到来でありますが、除草や草刈りに追われるような季節の到来でもあります。僕がそろそろ草刈りをしようと思っていると、以心伝心なのかT先生が先に、しかも綺麗に刈ってくれているのです。そんな草刈り作業が必要になる前に、残っている丸太を割って薪にして秋冬に備えなければ・・・。
 そうそう、今日から小中高校が始まり、しばらくの間、閑散としていた電車にも学生たちの姿が戻り、駅から保育園まで歩く間、小学生たちとすれ違い「おはよう!いってらっしゃい」と挨拶をする日常が戻ってきました。今日は町内の中学校で入学式がありましたが、来週は小学校で入学式が行われます。コロナ禍で参加することはできませんが、今日の入学式が素敵な式であったこと、そして来週の入学式も素敵な式になることを願うものです。

ウクライナへの想い

2022/04/07

恥ずかしいことに、ロシアがウクライナに侵攻するまで「ウクライナ」という国のことを気に留めることも、首都すらも知らずにいました。しかし、今では新聞でもTVのニュース番組でもあってはならない争いによる惨劇が連日一面や冒頭で伝えられるようになりました。保育とは全く関係なさそうなウクライナですが、一躍有名になったことがあります。それは、冬に読まれる(子どもたちに読んであげる)「てぶくろ」というウクライナ民話の絵本です。そして、この「てぶくろ」と登場人物(動物)に違いはあれど内容がほぼ同じなのが、ソビエト(ロシア)で有名な「小さなお城」「ちいさなおうち」という絵本(お話)です。「てぶくろ」は今でも購入することができますが、なぜか「小さなお城」は再販される(様子)もないことから、購入できなくなる前に程度の良いものをネットで購入し、宝物の絵本の一冊に加わりました。どちらの本もE・ラチョフ氏が描いた素敵な服を着た可愛らしい動物たちが話を盛り上げてくれるのです。そんな素敵な絵本が作られた国同士が争いをしている。そして、たくさんの命が失われ、住むところを奪われている方々が大勢いることに胸が痛みます。
 さて、これまで保育園にSV(スーパーバイズ)にいらして頂くほか、スウェーデンの先生たちとの交流、そして私的にも懇意にさせて頂いている宮城学院女子大学、教育学部の学部長、N先生が学部長挨拶としてゼレンスキー大統領の国会演説を振り返った挨拶、学長のS先生が入学式で学生たちに送った式辞が書かれています。N先生もS先生も常に世界に目をむけていることが伝わってきます。十数年後、子どもたMGに入学するきっかけになるかも知れません。ぜひ、ご覧になってみてください!
https://news.mgu.ac.jp/e-ke/news/811.html

実に面白い!#2

2022/04/07

寒いのは苦手だけど、職員室は快適なようです!思いの外、片付けが難しかった積み木。

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