社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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微妙

2022/07/22

この数日間の天気予報が外れていることを願いながら、朝5時前、カーテンを開けベランダ越しに外を見てみると、願い虚しく結構な雨が降っています。その情景に今日のお泊まり保育に向けて何週間も前から話し合いと準備を進めてきた5歳児の2人の担任と子どもたちのガッカリする姿が目に浮かびました。それでも、少しでも小降りになり、予定している計画が実現することを祈りながら、朝食を済ませ荷物を持って(背負い)、毎月4・5歳児がサッカー教室でお世話になっているコーチにクラブのバスをお借りしに向かいました。歩くこと約30分、結構な雨と風のお陰で体の正面が濡れてしまいましたが、保育園に向けて仙台からバスを走らせました。途中、更に雨が強く降ることもあってものの、保育室前の廊下に吊るされた「てるてる坊主」が効いたのか、保育園に到着した頃から心なしか空が明るくなり雨が弱まり始めました。そこで、レインコートを持って、予定通り「とんとんの丘」へ出掛ける決断をしました。子どもたち喜びようは言うまでもなく興奮状態。ところがそんな子どもたちと反対に保護者の方の中には「行ってらっしゃい!お預かりします」とお声をかけると「少し心配です」とか「寂しいです」とお子さんを預けることが心配そうな方々もいました。そんな保護者の方が多い中、めぐみ組のY君のお母さんに「行ってらっしゃい。Y君いなくて寂しくありませんか?」とお聞きすると「旦那と2人の方が微妙です」という最高の返事が返ってきました。そんな保護者の方々の複雑で微妙な感情を感じながら、微妙な天候の中「とんとんの丘」出掛け、動物たちに餌あげたり、アスレチックのような遊具、サイロを利用した不思議な空間で遊び園に戻ってきて、楽しみにしていたお弁当を食べ、役割ごとに分かれ夕食作りに取り組み、出来上がったカレーライスやポテトサラダを食し、お楽しみの劇を鑑賞し、キャンプファイヤーや花火を楽しみ、シャワーで汗や汚れを流してもらい、のぞみ組のN先生が今日までの思いに言葉を詰まらせなが就寝前の祈りを献げてくださった後、ハープコンサートでお世話になっているIさんの生演奏をBGMに子どもたちは眠りに着きました。時折、寝ぼけて布団の上にプレーリードッグやミーヤキャットのように立って周りを見渡し、また眠るという何とも可愛らしい姿もお泊まり保育ならではの様子。今日一日大きな事故や怪我なく過ごすことができたことを感謝することはもちろん、楽しみに準備してきたものの参加できなかったお友達のこと、お子さんの様子を心配しながら明日のお迎えのことを思ってくださっているであろう保護者の方々を思いながら、朝までこのままぐっすり眠ってくれることを祈ります。

目が輝いていました

2022/07/21

天候が不安定なこともありますが、畑の野菜たちの育ちは比較的順調で、中でもきゅうりは週末の休みを挟むとあっという間に0歳児の腕のような太さに育ってしまいます。今日も4歳児あい組のN先生が大きく育ったきゅうりと食べごろのきゅうり数本を収穫し、職員室前のバルコニーで子どもたちに囲まれながら食べやすい大きさに切り、そのきゅうりに昨年度の年長児が作った味噌を付けて美味しそうに食べていましたが、普段乗り物に乗って遊んでいたり虫探しをしている子どもたちまでもが切っている様子を目を輝かせながら見ているのです。美味しい味噌を付けて採りたての野菜を食べるという経験が野菜嫌いをなくしてくれるのかも知れません。
 さて、いよいよ明日は5歳児のお泊り保育の日。のぞみ組めぐみ組の子どもたちの期待度と不安度と興奮状態はピークに達しているような印象をうけました。そんな子どもたちの中からジャンケンやくじ引きで選ばれた10人の子どもたちをバスに乗せて園から一番近いスーパーに明日明後日の夕食と朝食の食材を買いに出かけてきました。昨日、旭町公園まで出かけた時にはとても時間がかかった道もバスだとあっという間。スーパーには事前に注文してあったため、支払いをして受け取ってくるだけでしたが、注文の品が出てくるまでの間、店内を物色!?させてもらったのですが、バスの中で「アイスは買わないの?」と焚付けたこともあるのかアイスがずら~と並らべられた商品ケースの前に子どもたちも並んで眺めていましたが、見かけたことのないアイスに子ども以上に僕が喜んでしまいました。地域が変われば置かれている商品が違うことはよくあることですが、毎日前を通っていても店内に入ることは皆無ですので、何だか楽しいひと時となりました。そして、W先生が支払いを終えた後、子どもたちが持参したバッグに商品を分けて入れ持ち帰りましたが、そんな子どもたちの様子を買い物にいらしていたお客さんがニコニコして見ていましたが、お騒がせしました。〇ン〇ル〇ェのスタッフの皆様ご対応ありがとうございました。お天気が相変わらず心配ではありますが、お泊り保育が初めからお終いまで無事に終えることを皆で祈りたいと思います。

子どもは宝

2022/07/20

その鳴き声を聞くと一層暑さが増してしまいそうなセミの声。今日も日本の夏を実感させられる蒸し暑い一日ろなりましたが、セミの声が一因だったのかもしれません。ところが子どもたちにはセミの声が聞こえてくると捕まえたくて仕方がなく鳴き声の元を探しはじまます。今朝も5歳児の男の子たち数名が「園長先生ちょっと来て!」と言われるので行ってみると、ブランコが吊るされてある桜の木を見上げた子どもたちが「あそこにセミがいるんだけど捕まえられないから取って」と指を指します。ところが虫取り網があったとしても届くはずがない高さのところにセミの抜け殻がとまっています。そこで「あれは抜け殻だよ」と言うと「違うってば!あそこにセミいるでしょ」と言われるので「えっ、どこ?」と言いながらよ〜く見てみると、抜け殻のすぐ近くに確かにアブラゼミがとまっているのです。それでもどう頑張っても捕まえられそうにないので「ごめ〜ん、あそこは届かないから・・・」と赦しを乞うと「じゃあ、梯子持ってくればいいじゃん」と5歳児らしい名案が返ってくるではありませんか。ところがセミと僕にとってはいいタイミングで(子どもたちにとっては残念なタイミングで)公園に出掛ける準備のために保育室に戻ることとなりました。それにしても、このセミ、暑さを感じさせることも、居場所を知らせることも鳴くなくことなく、桜の幹に擬態するかのようにじっととまっていたのに子どもたちが見つけるのですから驚きです。そして、この子どもたちと一緒に結構な距離を歩いて旭町公園という公園まで遊びに出掛けたのですが、その公園でお泊まり保育に関わる封筒に入った手紙を見つけ大喜び!これがきっかけでお泊まり保育に向けた気持ちが更に高まるだけでなく保育園まで戻る足取りも軽やかになったように思います。そして、公園までの往復で感じたこと、それは、保育園では最年長の5歳児たちであっても道路を歩く際、ハラハラさせられることが多々あり、一歩保育園を出るとまだまだ幼いということ。しかし、出会う人出会う人に「おはようございます」「こんにちは」「公園に行ってきま〜」と挨拶することで、地域の方々に笑顔と賑やかさを与えること、そして、何人もの子どもたちが道端に生えている猫じゃらしを摘んでは途中で放り投げるということ。そのことによって猫じゃらしがあちこちに育っていけるということであり、鳥などの生き物が木の実などを食べてフンをすることで植物が育つのと同じことを担っていたということです。そして、園庭でもあちこちで育っているタンポポやオオバコなどをごっこ遊びに使うことで増えていることで子どもたちの力を感じます。
 さて、園庭の畑とは別に園庭東側の山の下の畑でトマトを育てていますが、驚くほどの勢いで育ち、屋根をかけたハウスがジャングルのようになり、美味しそうに赤く実ったトマトを収穫するのが困難になってきたため日曜日の教会での礼拝後、子どもたちが入っていけるように手入れをしました。そして、今日、お泊まり保育で使ってもらうべく、数人の子どもたちに手伝ってもらい赤く実ったトマトを収穫しました。まだまだ赤くなっていない実がたくさん付いているので、これからも子どもたちに収穫を手伝ってもらい美味しく食べてもらおうと思います。

心配

2022/07/19

「園長先生見て!」そう言って腕を見せてくれた4歳児あい組のRちゃん、どうやら園庭の木の下で蚊に刺されたようで「Y先生に薬つけてもらった」というものの、刺されたところ数ヶ所が腫れていてとても痒そうにしていました。記録的な速さで梅雨明けした頃は暑さのあまり蚊の姿を見ることがなかったのですが、ここにきてジメジメとした天気になったことで活発に活動し始めたのでしょう。Rちゃんに限らず、蚊に刺されやすかったり、腫れてしまったりする子もいます。これから蚊取り線香を焚くなど対策をしていこうと思いますが、さすがにヘチマのようなきゅうりや色づいてきたトマト、まだまだ小さいけれど明らかにスイカとわかる実が育つ畑など、虫たちが好むようなところがいっぱいの園庭となるとその対策は不可能と言えるでしょう。それでも雨が降った後などに、古タイヤに水が残りボウフラが発生しないよう気をつけたいと思います。もし、お子さんが蚊に刺されやすかったり、腫れたりするような場合、虫除け対策をして登園させていただけることをお願いいたします。いずれにしてもRちゃんの刺された跡が悪化しないように祈ります。
 さて、5歳児のお泊まり保育がいよいよ今週末に迫ったため玄関ホールに貼り出されている子どもたちが描いた可愛らしい絵が増えてスケジュール全体が見えてきました。反対に中々はっきりせず心配なのが言うまでもなく金曜日のお天気です。夜、子どもたちが眠りにつく頃に雨が降るのは一向に構いませんが、日中遊んでいる時と夕食作りの時間帯は土砂降りになることがないことを願わずにはいられません。

穴の中には!#2

2022/07/15

さて、誰かお分かりになりましたか?

穴の中には!

2022/07/15

人に携わる仕事をしていると同じことは起こらないものですが、特に乳幼児期の子どもたちと関わっているとそんなことを痛感させてもらえます。そして、毎日探す必要などなく面白いことが見つかるのです。天気予報では雨の一日となると伝えていましたが、午前中は小雨が降ることはありましたが外遊びを楽しむことができました。子どもたちがそれぞれ思い思いに遊ぶ中でも気になったのが3歳児てんし組の数人の男の子たちでした。子どもたちの倍近くある木製の電線用ドラムの中央に空いている穴に手を入れて、中に入ってる何かを取り出そうとしているのです。そこで、そ〜とその様子を見ていました。すると、誰が入れたのか石ころや枝などを取り出して何か話し合っています。そんな子どもたちこ「何してるの?」「何か出てきた?」と話しかけてみるとR君は大切そうに握りしめた剣に見立てた棒(枝)を見せてくれました。そんな姿を見ていたA君S君N君はもう何も残っていないか確かめるため穴から中を覗き込み始めました。そこで、僕は反対側の穴から中を覗き込みながら「だれだ~!」などと脅かすと「きゃ~」と笑いながら逃げては戻ってきて中を覗くを繰り返し大喜び。そこにT君が加わり賑やかさが増しました。これまで穴の中には石や枝や砂、砂場で使うシャベルが入っているだけと思っていましたが、そうではなく、沢山の笑顔が詰まっていました。そんな子どもたちの笑顔をレンズに収めたところ、何とも言えない不思議で素敵な映像が撮れました(自己満足と笑われそうですが)。そんな笑顔、いったい誰かお分かりになれるでしょうか?よ~くご覧になってみてください。

雨の影響

2022/07/14

昨日、雨足が強くなる時間はありましたが、一日中土砂降りだったという印象がなかったこともあり、電車が運行見合わせしていたと知った時には驚くばかり。そのお陰で帰宅する頃まで運行ダイヤが乱れていて大河原駅のホームで40分以上電車を待つことになりました。そんな雨も夜には上がり、今日は朝から子どもたちの声が園庭から響きました。昨日、あんなに雨が降ることがなければ5歳児のぞみ組・めぐみ組の子どもたちと町内の公園まで一緒に出掛ける予定でしたが公園のコンディションが良くないとのことで断念せざるを得ませんでした。楽しみにしていた子どもたちは「えっ〜行きたかった」と残念がっていましたが、園庭では、大きな円を作りお泊まり保育当日、キャンプファイヤーを囲んで踊る予定の「♪マイムマイム」を踊るなどできることに取り組み、確実に当日へ向けた準備を進めながら気持ちを高めていました。一方、2歳児ほし組の子どもたちは園庭ではなく日中、車が走ることも転んで泥だらけになる心配がないアスファルトのことろで長靴姿でかけっこをして遊んでいましたが、その姿を見て、身体のバランスが良くなっていることを思わされました。また、0歳児ひかり組の子どもたちも保育園にすっかり慣れてくれたようで給食前に絵本を読んでもらっている様子をランチルーム側から覗かせてもらいましたが、一人ひとり上手に椅子に座り絵本を読んでくれているM先生の方を向き、ある場面ではしっかりリアクションするなど、0歳児であっても絵本の世界に入り込んでいることがわかりました。
 さて、明日からまた天気が崩れるとのこと、比較的広い園舎とはいえ、限られたスペースで過ごさなければならないのは子どもたちも先生たちもストレスがないとは言えません。どうか大きな被害や事故や怪我なく過ごせまするように。

本当に梅雨明けだったのでしょうか?

2022/07/13

梅雨明け宣言は早かったのでは?と思うような曇り空や雨模様が数日続いていて水着に着替えての水遊びもままならずにいますが、今日も朝から雨が降っていたこともあり、外遊びが大好きな子どもたちもさすがにホールや保育室など園舎内で過ごすことになり、2階ホールでは平均やマットが広げられ群れるように遊ぶ姿や給食室を眺められる窓から調理する様子を覗き込み手を振る姿が見られました。ところが、ほんのわずかな時間、雨が止む時間があったと思っていたら、それまで雨音しか聞こえなかった園庭から子どもたちの声が響いてきたので職員室前のバルコニーに出てみると、長靴を履いた4歳児はと組の子どもたちが楽しそうに水たまりを歩いたり走ったり雨の日(雨上がり)にしかできない・感じられない水遊びをしていました。しかし、そんな時間はあっという間で未満児クラス前の園庭の水たまりが池のようになってしまいました。そんな中、園舎東側の山の斜面ではスズメと思われる鳥たちが雨に打たれないところを探しているのでしょう、葛の葉っぱの下を行ったり来たりしていて、そんな鳥たちを見守るかのように大きなヤマユリが咲いています。数年前には結構な数のヤマユリが咲いていたのですが、年々少なくなり全滅してしまったと思っていたこともあり、とても嬉しくなり、何とか枯らすことなく増やさなければと思っています。どなたかいい方法をご存知であれば、是非ともご指南ください。<m(__)m>

生活の中の学び

2022/07/13

時々降る雨のお陰もあり園庭で連日のようにカエル探しに夢中になる子どもたちの姿が見られます。多くの子どもたちは捕まえたカエルが逃げないように小さな手で握りしめるため、あっという間にぐったりしてしまい保育室に戻るため園庭に逃がすものの動かないこともしばしば・・・。そんな子どもたちの中で5歳児めぐみ組のRちゃんは今日、砂場で使うふるいを二つ重ね合わせそこへ捕まえてカエルを入れ、ふるいの穴を利用してネコじゃらしを活けて(飾りつけ)、時折中を覗いてはにこにこ!(^^)!しているのです。これまでも行事の後に描かれた絵が何とも言えないその芸術的センスに溢れているように思っていていたのですが、そのセンスが大人になっても失われないことを願っています。
 さて、午後、子どもたちをお迎えにお迎えにきていただく頃、玄関ホールに袋詰めされた野菜が道の駅のように並べられていることがあることにお気づきかと思います。今日も「じゃがいも」と「にんじん」が並んでいましたが、これまで並べられた野菜も全て子どもたちのために苗を植え、種を蒔くなど畑の管理をしてくださっているYさんのお陰で収穫することができているのです。本当は明日掘りに行く予定でしたが、天気が崩れるとの天気予報を心配しYさんが「園長先生、明日雨だろうから、今日掘ってきて!」と朝から電話をくださるのです。しかも、自分は仕事で行けないからと親戚の方にお手伝いの手配をしてくださり、また畑の近くの方にも予定が一日早まったことまで連絡してくださったのです。この畑は住宅地に中にポツンとあるのですが、年配の方が多く普段子どもたちの声が響くことがないためバスが到着し子どもたちの声が聞こえると近所の方がやてきて「あら〜可愛いこと!」「子どもたちの声が響くっていいですね〜」と言いながらじゃがいも掘りの様子をニコニコしながらご覧になっていました。また、バスを停めることを快諾してくださっていたSさんはつなぎに着替え、汗を流して作業の手伝いまでしてくださいました。そして、収穫してきた野菜たちは玄関ホールに袋詰めされ並べられたのですが、多くの方々が足を止め、子どもたちと会話しながら品定めをしてお買い求めくださっていました。そのやりとりこそが生活の中で野菜の名前や数(値段)を学ぶ貴重な時間であることを再確認させてくれました。これからも時々野菜が並ぶことがあるかと思いますが、野菜の売り上げはウクライナの子どもたちのために献金としてお送りするとともに、夏、秋、冬、そして春と途切れることなく様々な野菜を収穫することができること、また、給食の食材として使うことができるようになればと願っていることをご理解いただければ幸いです。そうそう、本当ならば明日一緒に出かけるはずだったひつじ組のR先生、そして今日お休みだった子どもたち一緒に行くことができずごめんなさい。

そうさせてください

2022/07/11

5歳児、のぞみ組めぐみ組の担任と子どもたちは22日から23日の朝にかけて予定されている「お泊り保育」を楽しみに話し合いを重ねています。中でも夕食のメニューを決定するためにラーメンの麺を手作りしたり、かまどでご飯を炊いたり、カレーを作ったりしてようやく「カレーライス」に決定(ソフトランディング)したようです。それを知らすかのように玄関ホールの壁に子どもたちが描いた絵が張り出されるようになりました。その笑顔溢れる可愛らしく絵が「お泊り保育」を楽しみにしていることを表していると思うのです。そして、今日の午後のことです、めぐみ組のT君M君H君が職員室の僕のところへやってきたと思ったら「園長先生、あのさ~、お泊り保育の時、園長せんせいも泊まっていいよ」というのです。そこで「そうなんだ。ありがとう。でも誰と眠ればいい?T君一緒に寝てくれる?」と尋ねると「う~ん」とちょっとした間があり、その後「うん。いいよ」と返事が返ってきました。実際にはT君と一緒に眠ることはないと思いますが、もし、僕が一緒に泊まることで子どもたちが安心だったり、楽しみだったりするのであれば嬉しいことですので「わかりました。そうさせてください」と返事をして一緒に泊まらせてもらうことにました(もちろん最初から泊まることになっていましたが・・・)。
 さて、キャンプファイヤーや調理に使う乾いた枝や薪が濡れてしまうことがないようにランチルームの北側に運んだのですが、暖炉で燃やすための薪作りをした際、チェーンソーで切った丸太のおが屑や木の皮が微生物によって見事に分解されてフワフワの腐葉土と変わりそこに沢山のみみずが棲み、草が生き生きと育っているのです。秋から冬、春と薪作りをしている時にはまさかこんな風になるとは思ってもみませんでしたので、何だかとても嬉しくなりました。これから訪れる本格的な夏の時期の薪作りはさすがに控えなければなりませんが、園舎北側の地面全てをフワフワにするべく、同じところで作業するのではなく、移動しながら薪作りをしようと思いました。

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