保育日誌
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秋を満喫
2022/11/07
ここ数日の間に県内各地の山で初冠雪となったことがニュース等で伝えられるようになり、更に朝夕の冷え込みも進んできました。しかし、日中お天気が良ければ寒さを感じるどころか、身体を動かして遊ぶと汗ばむほどで、まだまだ外で過ごすことができます。それを体感しているのでしょう、4歳児あい組のKちゃんが園庭で仰向けになり空を見上げて気持ち良さそうに眠っているのです。近くには同じてんし組の子どもたちが遊んでいるのですが、面白いことに特別Kちゃんの姿に気に留める様子もなく別なことをして遊んでいるのです。また、その近くでは、3歳児てんし組のM先生が色づいた落ち葉を拾い集め、その落ち葉の穴に解け落ちたゴザの紐を通してネックレスを作ってあげていました。子ども達は唯一無二のペンダントを首にかけてもらいニコニコ嬉しそうにしていました。そんな落ち葉の多くが来週のやきいも作りのために拾い集められてしまうことになりますが、もう少し落ち葉遊びが楽しめそうです。
さて、アメリカやカナダなどのキリスト教信者の多い国では11月の第4木曜日はクリスマスと同じくらい盛り上がる「感謝祭」で祝日です。この日は収穫を祝い、家族や友人が寄り集まってローストターキーなどのごちそうを食べたり、アメリカンフットボールを観戦したりするのが定番の過ごし方だそうです。一方、保育園でもご家庭から野菜や果物を持ち寄っていただき秋の恵みを感謝する礼拝を守り、野菜や果物をお世話になっている方々のところへ届けに出かけます。しかしながら、今年度はコロナウイルスの感染が収まらないこともあり、子どもたち先生たちの代わりに軽トラックで交番や警察署、大河原町役場、桜〇味噌、ご〇すけおばちゃん宅などに出かけてきました。例年と違い子どもたちがいないこともあり、讃美歌を歌うこともなく、とても静かで事務的な訪問となった気がします。そんな中、大河原警察署では春「花の日礼拝で」訪れた5歳児のぞみ組の子どもたちが蒔き、夏に咲いたアサガオの種を署員の方が収穫し、それを袋に小分けにして準備して待っていてくださいました。本当であれば子どもたちに持ち帰ってもらいどんどん増やして欲しいところですが、来年は保育園で育ててみたいと思います。夕方、暗くなり始めたころ、雪虫が飛ぶ姿を今年初めて見つけました。確実に秋から冬へと季節が替わっていることを感じさせられます。
SDGs
2022/11/04
ほとんどの保育施設では安全性や耐久性を考え保育業者から固定遊具を買い求め設置してもらいますが、ご存知の通り、自作した園庭の木製遊具は錆びることはないものの経年により腐食してしまいます。しかし、遊具だった木が薪ストーブの燃料となり身体も園舎内も暖めてくれて、役目を終えることになります。もちろん、保育業者が設置するような金造製の遊具も役目を終えた後、リサイクルされ、別な物へと変わっているかと思いますが、それこそが、SDGsに繋がっているのだと確信します。今日も、遊具としての役目を終えた丸太を薪にすべくチェーンソーで玉切りしていたのですが、2歳児ほし組・つき組の子どもたちがチェーンソーのけたたましい音に誘われたのか、担任の先生たちと一緒にフェンスのところへ並び、僕の作業を見守ってくれていました。そして、玉切りした木を斧で割り出来上がった薪を乾かすために玄関前に運んだのですが、人気を感じた玄関上の窓にふと目を向けると、3歳児ひつじ組のNちゃんが一人、外を向いてベンチに座り真剣に絵本を読んで(見て)いるではありませんか。また、4歳児あい組のN先生が子どもたちと園庭の柿の木に実っていた実を収穫し干し柿作りをしていましたが、そんな姿を見ると自分の心が穏やかになるものです。
一方、昨日はせっかくの休日の朝、地震を知らせるのとは違う耳慣れないアラートに目を覚ました方も多かったのではないでしょうか?海を隔ててすぐの国からこのところ何度となく発射されるロケットにウンザリさせられます。これも何らかの意図があるのでしょうが、我々では止める術などなく、アラートが鳴っても避難する方法も場所もなく、ただ不安を抱えるだけの方々が殆どでしょう。真剣に絵本を読んでいたり、干し柿作りに夢中になる子どもたちのところにロケットが落ちることを考えた時、安全に逃げる方法も隠れる場所も確保することが困難なのは言うまでもありません。同じ地球人として互いの違いを認め合い、みんなが仲良く過ごすことができるようになることを願うものです。また、数日前、仙台に本店を置く地方銀行に男が押し入り、「爆弾を持っている。金を出せ」と窓口の行員を脅すという映画のような事件が発生しました。なぜ、そのような行動に出てしまったのか知る由もありませんが、ロシアがウクライナに侵攻して以来、世界情勢が一変して食料も光熱費も値上がりし、コロナ禍で仕事もなく年末を迎えることに不安や困難を抱えていたのかも知れません。SDGs(持続可能な開発目標)の掲げる17の目標のうち、貧困、不平等・格差、気候変動による影響など、世界のさまざまな問題を根本的に解決し、すべての人たちにとってより良い世界が訪れるよう祈り、できることを考え取り組んでいかなければならないことを思わされます。
ありがとうございます!
2022/11/02
コロナウイルス感染症の感染が続いている影響で家庭保育や保育時間の短縮をお願いすることになり、ご迷惑・ご心配をおかけしていますが、多くの方々にご理解・ご協力をいただいていることに心から感謝いたします。しかし「先生たちは大丈夫ですか?」「本当に大変ですね」「先生たちあっての保育ですから・・・!」と職員を心配し、お声がけ下さる保護者が大勢いらっしゃり、そんな言葉に励まされています。そして、数日間、家庭保育にご協力下さっていたI君とT君は、お休み中、以前保育園で染め物をしたことを家庭で再現すべく、邪魔者扱いされることの多い「セイタカアワダチソウ」を使って染め物に取り組んだそうで、今朝お母さんが「園長先生、お休みの間に染め物をしてみました」と言って、染める前ときれいに染まったタオル地のハンカチを見せて下さいました。突然の家庭保育の依頼でさぞかし大変な思いをしながらの数日間を過ごさなければならないはずなのに、お休みをポジティブに捉えてくださっていることが伝わってきました。しかし、コロナ対応でネガティヴ思考になりかけていた僕も仕事(保育)に活かさなければならないことに気付かされました。
さて、今日も天気が良く園庭のあちこちで外遊びに興じる子どもたちの姿が見られました。そんな子どもたちに、「ザクロが食べたい」とのリクエストされたため、実が割れた数個のザクロを収穫して味わってもらいました。すると「ザクロパーティーだ!」と大騒ぎ!そして、しっかり塾した実は酸味より甘さが強くなっていて「おいし~い」と言いながら大喜びしながら食べていたのですが、問題は口に残る種!その種を誰が一番遠くに飛ばせるか種飛ばしが始まり賑やかな声が響きました。また、来春に収穫できるように、野菜作りをご指南くださっているYさんにお手伝いいただき玉ねぎの苗を植えました。これから迎える寒さに負けず、美味しく育ってくれることを願います。
どうなってるの?
2022/11/01
毎年この時期になると今年の冬は寒さが厳しいとか、暖かく雪が少ないとかいう情報を耳にするようになります。当たっているのかどうか定かではありませんが、今年は寒いのだとか・・・!?そんなことを聞くと、果たして春まで暖炉の燃料である薪が底をつくことなく過ごすことができるかどうかとても心配になります。特に今年は燃料費の高騰が続いていることもあるので、地球にも財政的にもできるだけ負担のかからない燃料が必要だと思っているのです。もし、本当に予報通りで、ストックしてる薪がこのままであれば、燃やし方にもよりますが間違いなく足りなくなりそう!そこで、まだ切っていない丸太をチェーンソーで玉切りし、僅かばかりですが薪作りをしました。数ヶ月使っていなかったチェーンソーのエンジンが動くかどうかが心配でしたが、けたたましい音をたてて動いてくれたお陰で斧だけでは割ることができない節のある硬い木もいいサイズの薪にすることができました。そんな薪作りをしている時のことです。園庭から5歳児の男の子たちが「ニ◯リで枕買ってきて」という面白い会話をしながら遊んでいる声が聞こえてきたのです。一体何をして遊んでいたのか、どういうスチュエーションだったのか、なぜ「I◯E◯」でも「東◯イ◯テ◯ア」でもなく「ニ◯リ」なのか、そして、商品が家具ではなく「枕」だったのか気になって仕方がなかったのですが、子どもたちは忙しそうに駆けて行ってしまい、また、僕も作業の続きがありその心意は何だったのか分からずじまいでしたが、子どもたちの遊びや頭の中がどうなっているのか知りたくて仕方がありませんでした。一方、4歳児はと組のFちゃんたちが砂場で型抜きを使って砂遊びをしていたのですが、Fちゃんは特に自分でも納得した作品(ケーキ)が出来上がったのが嬉しくて「園長先生見て」と言いながら職員室へやって来ました。そこで、少し華やかに飾りつけしてもらえたらと、畑に咲いているマリーゴールドを切ってあげたのですが、崩れないように固めて砂のケーキに花は必要なかったようで、砂場に飾りつけされ砂場が明るくなっていました。
さて、中々感染者が減らないコロナウイルス感染症。換気や消毒などしながら日々緊張状態の中で保育を続けています。幸いなことに天気も良く、蜜になることなく外遊びができています。さらに日中比較的暖かいことから、5歳児めぐみ組の子どもたちは外で給食を食べていました。そんな子どもたちに熟して実が破れ、ルビーのような綺麗な実が見えるザクロを収穫してあげました。食後のデザートの他に味わっていました。さて、このままずっとお天気が続くことはないと思いますが、一日も早くコロナが落ち着き、保育園生活最後となるであろう「5歳児遠足」が晴天の下、出かけられることを願うものです。
どうかお願い!
2022/10/31
今朝、外の掃き掃除をしている僕に「園長先生、Hだよ!」そう声をかけてきた5歳児めぐみ組のH君、いつもならば、お母さんの自転車から降りるとすぐに保育室に行くのに、今日は何があったかと思ったら、保育室に行く前にハロウィーンに合わせ、ガイコツのコスチュームに身を包み登園した姿をわざわざ見せに来てくれたようなのです。お母さんが颯爽と自転車を漕いで玄関へ向かったときには「おはよう!」と挨拶を交わしたものの、H君が仮装していたことには気付かなかったため、そのいでたちにはビックリ!園庭で遊んでいた子どもたちの中にもH君のただならぬ姿に近づいて来てフェンス越しに「すっげ〜!」と驚く姿がありました。この「ハロウィーン」僕の学生時代にもそれなりに楽しむことはあったのでしょうが、今ではすっかり日本の文化となった感があります。しかし、本来の意味合いを知ることなく、大人たちの仮想大会になってしまうなど度を越してしまっているように感じてしまうのです。H君が(子どもたちが)嬉しそうに衣装に身を包みお菓子をもらいに行くのであれば可愛らしいと言えるでしょうが、ニュースや新聞で伝えているようにお隣の韓国で悲しい事故が起きてしまいました。それでも東京渋谷では警察官が大勢の人々の警備・誘導に当たらなければならないほどの人出となり迷惑行為も見られるというのですから節度を超えてしまっているように思えてなりません。今日帰宅するとき、仙台駅前でも寒さを感じる時間帯に季節外れの衣装に身を包んだグループやハロウィーンでない日に歩いていたら間違いなく職務質問されるであろうという衣装を着た若者たちがはしゃぎながら写真撮影に興じたり騒いだりする人たちで溢れていました。コロナやインフルエンザが増えることがないことを祈りますが、12時を迎え11月1日になった途端、街は若者たちの喧騒を他所にクリスマスに向けてのディスプレー準備へ変わることでしょう。
さて、園庭のカツラの木の葉が色づき始め、わたあめのような香りを漂わせるようになり、ケヤキやさくらは次々葉を落とし始め空がよく見えるようになりました。その落ち葉を使って焼き芋をする予定ですが、収束が近いと思っていたコロナウイルス感染症により、お休みしなければならない職員・子どもたちや発熱等でお迎えをお願いしなければならない子どもが増えています。明日から11月となりますが11月も収穫感謝や祝福式、5歳児の遠足、月末にはクリスマスを迎えるためのアドベント期間に入ります。そんな中、コロナに加え、インフルエンザの流行も心配しなければならない季節となります。子どもたちが楽しみにしている行事が可能な限り延期や中止になることがないよう、体調が悪い時や前日に発熱が見られたといったときには感染拡大防止のためにもお休みしていただけますようお願い致します。
続いている
2022/10/28
毎朝園舎内の消毒をしていて気づいていたこと、それは、朝、太陽が差し込まず寒いくらいの時間帯に園舎西側で3・4・5歳児の親子で遊ぼう会の備品として使われた複数のタイヤを自分たちで並べたり、転がしたり工夫して遊ぶ子どもたちの姿が見られていたことです。大人の感覚とすれば、狭く寒いところで遊ぶのではなく、日の当たる園庭に運び遊べばいいのにと思ってしまうのですが、自分もそうでしたが、子どもは人目につかないところでこっそり遊ぶことが好きな生き物。今朝、そんな子どもたちの特性をしっかり把握し、それをさらに継続・発展させるように丸窓のところから、タイヤやコンクリートブロック、角材などありとあらゆるものが飛島のように並べられ、それが2歳児の保育室前まで続いているのです。そこを渡るために子どもたちの行列ができ、楽しそうに遊んでいたのです。見方、考え方によっては「危ないから」とストップしてしまいそうなこの遊びですが、そんな姿に気付いた5歳児めぐみ組のS君Sちゃんのお母さんは丸窓の外を眺め「あら〜!楽しそうなことしてるね」と二人に遊びを促すような声をかけてくださるのです。第一光の子保育園の保育をご理解くださっていると実感できるその一言が何だかとても嬉しい朝でした。そして、園庭中央でないからこその遊びであり、身体を動かして遊んでいる子どもたちにとって日差しなど余り関係ないことを思わされました。それどころか、秋空のもと外で給食を食べていた5歳児の子どもたちは「暑〜い」と言っていました。反対にこの季節、お昼頃にならないと日差しが差し込まない職員室で窓を開けたままで事務仕事をしていると、何か一枚羽織るか暖房を入れないと辛くなってきました。本格的な寒さの到来まではまだまだ先なのに寒い季節が春まで続くことを考えると「・・・・。」これも歳のせいでしょう。
良かったけど・・・
2022/10/27
コロナ禍以前には保護者やお兄ちゃんお姉ちゃんなど大勢の参加者にいらしていただき、園舎内外のコーナーで制作や食事などを楽しんでいただくなど大々的に開催していた「夏祭り」が以前のようにできなくなって以来、5歳児が「夏祭り」として企画・準備し、子どもたちが楽しめる行事として継続、発展してきました。今年も同様にのぞみ組・めぐみ組の担任と子どもたちで話し合いを重ね準備を進めてきたのですが、落ち着いてきたかと思っていたコロナウイルス感染症によってお休みしなければならないクラス(子どもたち)が続きました。そんな子どもたちが登園する事ができるようになり、みんなで、または、クラスを分けて楽しむことができるようにと、名称も「ひかりのこまつり」へと変更するとともに予定日も変更・延期して待ち続け、園舎内のあちこちに開催を知らせるポスターが貼られました。ところが、今日の開催を間近にしてまたコロナウイルスによる影響で前述のような開催が難しくなってしまいました。そこで、今年はのぞみ組とめぐみ組の子どもたちだけで楽しむことに変更し、売り子とお客さんを交代しながら楽しむことになりました。それでも、この日をず〜っと待ち続けてきた子どもたちは、クラスで揃えたTシャツを身につけ嬉しそに登園し落ち着かない様子。そして、開店時間の10時頃には商品が並べられ、それぞれ担当するお店にスタンバイした子どもたちがお客さんを迎え入れました。時期がズレたことで🍧かき氷など夏の商品も並びましたがみんなとても嬉しそうに商品のやり取りを楽しんでいました。そんなお店にお面屋さんがあったのですが、商品の中に僕の顔(写真)のお面が数種類並べられました。それもこれも、夏祭りの準備が始められたころ「先生たちの写真を撮ってお面にしたら?!」という僕の軽はずみな一言が形(結果)となってしまいました。ころぞ、まさにブーメランということでしょう!全園児の参加という願いは叶いませんでしたが、嬉しそうな子どもたちの表情を見ることができて本当に良かったそう思いました。来年の夏には、以前のような「夏祭り」をという願い・祈りが叶うといいのですが。
気になる
2022/10/26
5歳児めぐみ組のAちゃんは0歳児ひかり組のM君が可愛くて仕方がない様子!たどたどしくも自分で歩きながら見つけた石ころを握りしめて何か言っています。しかし、何といっているかわからないそんな言葉を聞こう(理解しよう)とニコニコしながらM君の一挙手一投足を見守り過ごす姿が見られました。そんなAちゃんの様子を見ると、まだまだ5歳・6歳の幼い子どもたちとはいえ、自分よりも小さい子どもたちに優しくしたいという気持ち(母性でしょうか?)がしっかりと育っていることが感じられました。反対に自分の行動に興味関心を持ってくれたお姉さんがいることなど知る由もなく、自由に遊ぶM君の様子も何とも可愛らしく、子どもたちの中で自然な(素敵な)関係性ができていることも嬉しいことです。一方、5歳児のぞみ組のK君は周りの子どもたちのことなど全く気にならないくらい自分の世界に入り、砂の上に夢中で数字を書いていました。思えば、先日いも掘りのために刈り取られた蔓で数字を作っていたことからも、K君が今、数字が気になって仕方がないことが伝わってきます。ちなみにK君が一生懸命に描く様子を見ていましたが、鏡文字になってしまう数字があることや数字(文字)というよりも形として認識しているように思えました。
さて、昨日、管理機で土を耕しておいた畑、土の柔らかさを味わった(味わいたかった)のでしょう、朝には予想通り子どもたちの足跡ができていました。その畑に肥料を施した後、再度耕し直し、玉ねぎの苗を植えるまで踏み固められることがないように、ネットを張り巡らせました。この畑の作業も園の看板を覆ってしまうほど伸びていた斜面の草刈りも、金ヶ瀬の畑で野菜作りの指導・手伝いをしてくださっているYさん(卒園児のお父さん)のボランティアなのです。ご自分の休みの日に、保育園のために時間を割いてくださること、来週の水曜日にも玉ねぎの苗を植えるためにやってきてくださるというのですから感謝しかありません。昨日収穫した里いも、今日の給食で味噌汁の具として使われましたが、柔らかくとてもおいしかったです。ありがとうございました。
冬野菜の季節
2022/10/25
初夏から今月初めまで玄関ホールに時々並べられることがあった金ヶ瀬の畑で育った採れたての野菜たち。保護者の皆さんにお買い求めいただきその売り上げをウクライナの子どもたちのために献金としてお送るするくことができました。特に“えだまめ”は大好評で「おいしかったです」「次はいつですか?」「来年度もぜひ!」との声が上がるほどでしたが、端境期となり、このところしばらく野菜が並ぶことはありませんでした。しかし、夏・秋野菜の収穫後、畑を畑を耕し直し、肥料を施し、畝を立てて種を蒔いたり苗を植えたりした野菜たちが順調に育ち、少しずつ収穫することができるくらいになりました。今週の給食メニュー(食材)に使われる野菜に里芋とネギがあるのですが、その両方の野菜を八百屋さんから仕入れることなく、畑で育てた採れたてで賄えるため、軽トラックで収穫しに出かけてきました。数週間前もそれなりに育っていたと思っていたのですが、里芋は茎も太くなり子どもたちの背丈ほどに育っていました。その茎を鎌で切り取り、土をスコップで掘り起こすと丸々と太った里芋がた〜くさん!栄養士のY先生からのオーダーの10㎏は簡単には掘れないと思っていたのですが、たった5株掘っただけでもあっという間に収穫完了といった具合になるほどでした。また、里芋の隣に行儀よく並んで育っているネギも言うまでもなくオーダー分の2㎏は直ぐに収穫できたことが見ただけで分かるほどでした。持ち帰った里芋は5歳児のぞみ組の子どもたちにバラバラにするのを手伝ってもらいましたが、園庭の畑で収穫したさつまいもとの違う不思議な皮を纏っていることに気づき会話が弾んでいました。これから、ほうれん草やカブが順次収穫できそうで、新鮮野菜が玄関ホールに並ぶ日も間もなくでしょう。一方、芋掘り後、泥んこ道場の会場となっていた園庭の畑は、春に収穫することができる「玉ねぎ」を植えるため、子どもたちがお昼寝を終えた頃に管理機で耕しました。子どもたちに踏みつけられてカチカチに硬くなった土をスコップで掘り起こしてから機械をかけることにしたのですが、スコップを入れると掘り残しと思われるさつまいもが結構な数でてきました。今日も薪ストーブに火を入れましたが、落ち葉が集められている様子が見られますので、焼き芋を楽しむ日も間もなくでしょう。そして、寒さが増してきましたので家庭では鍋やシチュー、コンビニでは本格的なおでんや肉まんの季節の到来でしょう。
試運転
2022/10/24
10月も残り一週間となっただけのことはあり、朝夕の冷え込みから一気に秋が深まっていることを痛感させられます。もちろん身体を動かしている時には気にならなくとも、夕方日が暮れてから事務仕事をしていると足元からヒンヤリとした感覚が襲ってくることを感じます。しかし、寒さに強いのでしょう、子どもたちの中にも先生たちにも保護者にも相変わらず半袖のTシャツ姿でも平気だという猛者がいるのに驚かされます。お腹回りをヒートテックならぬミートテックで防備している僕でさえ夕方は寒さを感じます。そこで、これから寒さが日に日に厳しくなることに備え、この秋初めて暖炉(薪ストーブ)に不具合がないかどうか調べることを兼ね火を入れ試運転をしてみました。幸いなことに、ホコリを払いポリッシャーを掛けきれいになった暖炉からは煙が逆流することも不具合を感じることも無く、オレンジ色の炎がパチパチと音を立てながら薪を燃やし、暖かさを提供してくれました。そんな暖炉を取り囲む木製の柵の上でくつろいでいた(乾かされていた)オランウータンはさぞかし気持ち良かったことでしょう。一方、寒さと共に虫たちの活動も少なく、また鈍くなってきた感があり、これまで子どもたちが必死になって追いかけても捕まえることができなかったバッタが簡単に捕まえられるようになりました。もう少し本格的な寒さが訪れると活発に活動していたアリたちの姿が見られなくなり、反対に冬の到来を知らせる雪虫の姿が見られるようになることでしょう。寒さが深まると身体を動かすのが億劫になりがちですが、そうならないように神さまは薪作りという大切な仕事を与えてくれているようです・・・。頑張らなければ!
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