社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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気になる

2022/10/26

5歳児めぐみ組のAちゃんは0歳児ひかり組のM君が可愛くて仕方がない様子!たどたどしくも自分で歩きながら見つけた石ころを握りしめて何か言っています。しかし、何といっているかわからないそんな言葉を聞こう(理解しよう)とニコニコしながらM君の一挙手一投足を見守り過ごす姿が見られました。そんなAちゃんの様子を見ると、まだまだ5歳・6歳の幼い子どもたちとはいえ、自分よりも小さい子どもたちに優しくしたいという気持ち(母性でしょうか?)がしっかりと育っていることが感じられました。反対に自分の行動に興味関心を持ってくれたお姉さんがいることなど知る由もなく、自由に遊ぶM君の様子も何とも可愛らしく、子どもたちの中で自然な(素敵な)関係性ができていることも嬉しいことです。一方、5歳児のぞみ組のK君は周りの子どもたちのことなど全く気にならないくらい自分の世界に入り、砂の上に夢中で数字を書いていました。思えば、先日いも掘りのために刈り取られた蔓で数字を作っていたことからも、K君が今、数字が気になって仕方がないことが伝わってきます。ちなみにK君が一生懸命に描く様子を見ていましたが、鏡文字になってしまう数字があることや数字(文字)というよりも形として認識しているように思えました。
 さて、昨日、管理機で土を耕しておいた畑、土の柔らかさを味わった(味わいたかった)のでしょう、朝には予想通り子どもたちの足跡ができていました。その畑に肥料を施した後、再度耕し直し、玉ねぎの苗を植えるまで踏み固められることがないように、ネットを張り巡らせました。この畑の作業も園の看板を覆ってしまうほど伸びていた斜面の草刈りも、金ヶ瀬の畑で野菜作りの指導・手伝いをしてくださっているYさん(卒園児のお父さん)のボランティアなのです。ご自分の休みの日に、保育園のために時間を割いてくださること、来週の水曜日にも玉ねぎの苗を植えるためにやってきてくださるというのですから感謝しかありません。昨日収穫した里いも、今日の給食で味噌汁の具として使われましたが、柔らかくとてもおいしかったです。ありがとうございました。

冬野菜の季節

2022/10/25

初夏から今月初めまで玄関ホールに時々並べられることがあった金ヶ瀬の畑で育った採れたての野菜たち。保護者の皆さんにお買い求めいただきその売り上げをウクライナの子どもたちのために献金としてお送るするくことができました。特に“えだまめ”は大好評で「おいしかったです」「次はいつですか?」「来年度もぜひ!」との声が上がるほどでしたが、端境期となり、このところしばらく野菜が並ぶことはありませんでした。しかし、夏・秋野菜の収穫後、畑を畑を耕し直し、肥料を施し、畝を立てて種を蒔いたり苗を植えたりした野菜たちが順調に育ち、少しずつ収穫することができるくらいになりました。今週の給食メニュー(食材)に使われる野菜に里芋とネギがあるのですが、その両方の野菜を八百屋さんから仕入れることなく、畑で育てた採れたてで賄えるため、軽トラックで収穫しに出かけてきました。数週間前もそれなりに育っていたと思っていたのですが、里芋は茎も太くなり子どもたちの背丈ほどに育っていました。その茎を鎌で切り取り、土をスコップで掘り起こすと丸々と太った里芋がた〜くさん!栄養士のY先生からのオーダーの10㎏は簡単には掘れないと思っていたのですが、たった5株掘っただけでもあっという間に収穫完了といった具合になるほどでした。また、里芋の隣に行儀よく並んで育っているネギも言うまでもなくオーダー分の2㎏は直ぐに収穫できたことが見ただけで分かるほどでした。持ち帰った里芋は5歳児のぞみ組の子どもたちにバラバラにするのを手伝ってもらいましたが、園庭の畑で収穫したさつまいもとの違う不思議な皮を纏っていることに気づき会話が弾んでいました。これから、ほうれん草やカブが順次収穫できそうで、新鮮野菜が玄関ホールに並ぶ日も間もなくでしょう。一方、芋掘り後、泥んこ道場の会場となっていた園庭の畑は、春に収穫することができる「玉ねぎ」を植えるため、子どもたちがお昼寝を終えた頃に管理機で耕しました。子どもたちに踏みつけられてカチカチに硬くなった土をスコップで掘り起こしてから機械をかけることにしたのですが、スコップを入れると掘り残しと思われるさつまいもが結構な数でてきました。今日も薪ストーブに火を入れましたが、落ち葉が集められている様子が見られますので、焼き芋を楽しむ日も間もなくでしょう。そして、寒さが増してきましたので家庭では鍋やシチュー、コンビニでは本格的なおでんや肉まんの季節の到来でしょう。

試運転

2022/10/24

10月も残り一週間となっただけのことはあり、朝夕の冷え込みから一気に秋が深まっていることを痛感させられます。もちろん身体を動かしている時には気にならなくとも、夕方日が暮れてから事務仕事をしていると足元からヒンヤリとした感覚が襲ってくることを感じます。しかし、寒さに強いのでしょう、子どもたちの中にも先生たちにも保護者にも相変わらず半袖のTシャツ姿でも平気だという猛者がいるのに驚かされます。お腹回りをヒートテックならぬミートテックで防備している僕でさえ夕方は寒さを感じます。そこで、これから寒さが日に日に厳しくなることに備え、この秋初めて暖炉(薪ストーブ)に不具合がないかどうか調べることを兼ね火を入れ試運転をしてみました。幸いなことに、ホコリを払いポリッシャーを掛けきれいになった暖炉からは煙が逆流することも不具合を感じることも無く、オレンジ色の炎がパチパチと音を立てながら薪を燃やし、暖かさを提供してくれました。そんな暖炉を取り囲む木製の柵の上でくつろいでいた(乾かされていた)オランウータンはさぞかし気持ち良かったことでしょう。一方、寒さと共に虫たちの活動も少なく、また鈍くなってきた感があり、これまで子どもたちが必死になって追いかけても捕まえることができなかったバッタが簡単に捕まえられるようになりました。もう少し本格的な寒さが訪れると活発に活動していたアリたちの姿が見られなくなり、反対に冬の到来を知らせる雪虫の姿が見られるようになることでしょう。寒さが深まると身体を動かすのが億劫になりがちですが、そうならないように神さまは薪作りという大切な仕事を与えてくれているようです・・・。頑張らなければ!

ご機嫌!

2022/10/21

今日は、4歳児あい組・はと組の子どもたちが心待ちにしていた「遠足」の予定日でした。「親子で遊ぼう会」のように雨の心配も日中の気温のことも心配無用で、目的地である「とんとんの丘」のカピパラもお風呂に入ることなく、日向ぼっこをしてウトウトお昼寝できるような遠足日和となったこともあり、子どもたちはお弁当や動物たちの餌が入ったカバンと水筒を嬉しそうに持ち、いつになくハイテンションで登園してきました。そして、いつもなら外遊びが盛んになる頃、出発前に保育室で集まりをして、持ち物やトイレなど準備を整えて嬉しそうにバスに乗り込み出発となったのですが、あい組・はと組の子どもたちの出発を見送りに来てくれた他のクラスの子どもたちが羨ましそうな表情でバスを送り出してくれました。園を出て目的地まで走るバスの中は嬉しさが爆発したかのような賑やかさ!それは到着しても変わらず、集合写真を撮影し、動物たちがいる丘までの道を歩く時も足取り軽く大喜びで、広げたブルーシートの上にお弁当の入ったカバンを置いた後、気をつけて欲しいこと、守って欲しいことを伝えてもらった後は、動物たちに餌をあげたり保育園にはない遊具で遊んだり思う存分遊ぶことができました。そんな子どもたちの姿を見て痛感。再確認したこと、それは、結構なスピードで結構な長さを滑空する遊具に臆することなくトライする子どもたちがたくさんいることです。それだけではありません、体幹はもとより、腕力がなければ振り落とされそうな反動をも「楽っのし〜い!」と言いながら何度も並び直すこと、そして、当たり前のようででなかなかできない友だちが乗りやすいように手伝ってあげるという優しさがしっかり育っていること。また、遊具で遊ぶだけでなく、動物たちに関わり餌をあげて空っぽになった袋に落ちているのを見つけたどんぐりを拾い集めて大切そうにしてる姿、この時期に落ちてくる朴の木の葉っぱでのお面作りなど、自然との関わりを楽しめることです。そして、身体を使ってたくさん遊んだためでしょう、まだ、10時半頃だというのに「◯◯先生、お腹空いた〜」と担任の先生にお弁当を食べたいことを訴える姿がありました。そして、念願のお弁当となったとき、嬉しそうに蓋を開け、お互いのお弁当を見せ合い夢中で食べていました。しかも食べ終えるのが早いこと早いこと!気持ちのいい天気、素敵な仲間が一緒であれば、臭って欲しくない「トントンの丘」につきものの香りが漂ってきても気にならないようです。来月は、5歳児の子どもたちの遠足が予定されていますが、今日のようなお天気の下、出かけられることを願うものです。

いかがでしょう?

2022/10/20

夏、高いところから太陽が日差しを降り注いでくれていましたがm一日一日、夜明けが遅くなり、日暮れが早くなり、太陽が日差しを降り注ぐ位置も低くなってきました。そのためでしょう、今朝8時頃、これまでとは違った影が見られるようになってきたことに気付いた4歳児あい組のMちゃんが一緒に遊んでいたはと組のA先生に「お馬さんみたい」と伝えてくれたというのです。そこで「どこ?どこ?」と聞いてみると、「あそこ」と言って指を指すので見てみると園庭の桜の木にMちゃんが「馬」に見えた面白い影ができていのです。年齢的な差があるからでしょう、僕には「ゴ◯ラ」のように見えてしまったのですが、A先生と共に子どもたちがいかにさまざまなところに目を向け感じていることに気付かされた出来事でした。一方、気付いていても遠慮したり、我慢しているのか、バスが止めてある正門近くの柿の木に鳥が喜んで食べそうな赤く完熟て柔らかそうな実が二つあることに気づきました。そこで、近くにいた子どもたちに「この柿、美味しいと思うんだけど食べてみない」と声をかけてみると、それまでビートル(車型の遊具)とその隣りの丸太で遊んでいた5歳児のぞみ組の女の子たちが遊びの手を止め「食べる食べる」「美味しそう」と目を輝かせてやってきました。そんな子どもたちに「柔らかいから、潰れないようにそ〜っと持ってね」と声をかけ掌に載せてあげると、落とさないように大切そうに職員室前の水飲み場まで運び、その後、担任のW先生に皮を剥いてもらい美味しく食べていました。硬いうちは渋い柿が完熟すると渋みは一切感じられず甘さが際立つこと、それを鳥たちが分かっていることの不思議を感じます。
 さて、いつものように職員室前のバルコニーで遊ぶ子どもたちが大勢いましたが、グレーのパーカーを被った4歳児あい組のF君が「園長先生、忍者だよ」と言いながらやってきました。しかし、どこからどうみても忍者には見えません。そこで、パーカーを脱いでもらい、持っていた風呂敷を頭(顔)を覆ってあげました。すると、自分がどんな風に見えるのか気になる様でサッシを鏡にして確認し、納得したのかニンマリ!すると、そんなF君の姿に「えっ、僕も忍者になりたい」「私も」と忍者希望者が次々登場したのですが、あいにく風呂敷は3枚しかなく、保育室などにあった布で代用するものの全員の希望を叶えて上がることは難しく我慢してもらうことになってしまいました。それでも、数人の忍者に刺激を受け、自分たちも忍者になった気分を味わっているかのように、園庭のジャングル(丸太の迷路)で飛んだ跳ねたり隠れたり・・・。これがきっかけで恐竜ブームの次は忍者ブームとなるでしょうか?

手頃な遊具

2022/10/19

日本でもすっかり定着した感のある「ハロウィーン」保育園では特別な行事として取り組むことはしていませんが、0歳児ひかり組では担任の先生たちが子どもたちの足型をカボチャ(ジャックオーランタン)に見立て、その隣に箒に跨った子どもたちが飛んでいるという可愛らしい素敵な制作を作り、それがランチルームの柱と柱の間に飾りつけされています。そんな飾り付けがされているランチルームが今日は健康診断の会場となり、子どもたちが受診を待つための椅子が並べられました。毎月の乳児健診で園医のI先生にも慣れてくれたのか、担任の先生たちが近くにいてくれるという安心感からなのか、ひかり組の子どもたちの泣き叫ぶ声(様子)は聞かれ(見られ)ませんでした。そんなこともあるのでしょう、登園した子どもたちと、受診のために来てくれた子どもたちを合わせ180名が診ていただいても11時前には受診が終わり、外遊びの時間も十分取ることができ、園庭からはいつものような賑やかな声が響いていました。そんな園庭に先日卒園児のM君が届けてくれたレーシングカートの古タイヤを運び入れたところ、大きさ、重さなど全てにおいて子どもたちが扱いやすいこともあり、絶好の遊具となりつつあります。夕方には4歳児あい組の子どもたちが二人乗りの三輪車を取り囲み、古タイヤを三輪車のタイヤの隣に並べ何やら大笑い・大騒ぎしていました。できることなら、三輪車のタイヤを覆うようにしてあげたいと思ったのですがそれは物理的に無理。それでも子どもたちは子どもたちなりに何かを感じ、思い浮かべ楽しそうに遊ぶ姿に大人があれこれ口出し・手出しすることなく遊べることを証明してくれていることを思わされました。

いもほりの様子

2022/12/18

子どもたちの顔よりも大きいさつまいもが掘れました。そして、しばらくぶりに会ったS先生に群がる子どもたちもS先生も嬉しそうでした!

♪すうじのうた

2022/10/18

今日のいもほりに向けて、昨日刈り取られたいもの蔓が今日も園庭のいたるところに落ちていました。すると、5歳児のぞみ組のK君が中にはミミズと見間違える色・太さ・長さの蔓を持って僕のところへやって来たのでビックリしたのですが、その蔓を使って「ZERO」と言いながら蔓を丸くして見せてくれるではありませんか。そうです、K君は覚えた数字を蔓を使って作って見せてくれたのです。そこで、ZERO以外にも作れるか、♪“すうじのうた”よろしく「two」「Six」「Seven」を作ってもらえないかお願いしてみると、嬉しそうに蔓を曲げ、それっぽく数字を表現してくれるのです。しかし、さすがに空中で「3」や「8」を作るのは至難の業のようで「0」作って面白い顔を見せてくれるのとは正反対の真剣な表情で必死に取り組んでくれました。就学児健診など小学校へ行く機会もあった5歳児にとって少しずつ意識が変わって来ている証拠かも知れません。そうかと思えば、4歳児あい組のA君はしばらくぶりに家で作った剣を持ち不思議なコスチュームを身につけ園庭に登場してきたので「A君おはよう!何作ってきたの?」と聞いてみると「仮〇ラ〇ダーの・・・・」と言う返事が返ってきました。しかし、僕の知っている「仮〇ラ〇ダー」からはイメージできないその姿にジェネレーションギャップを痛感させられました。そうかと思えば、3歳児てんし組のT君が落ち葉を手に担任のN先生と一緒に何かを探しているので「何探してるの?」と聞いてみるとN先生が「この葉っぱ何の葉っぱか分かりますか?」と質問してきたので「こっちは柿、こっちは・・・。ちょっと見せて」と手に取って見せてもらうと、葛の葉っぱだったので園舎東側の斜面から数枚むしり取り「ほらこれだよ」と緑色の葉っぱを渡してあげると共にT君が持っている乾燥した葉っぱを見つけて渡し、落ち葉掃きの続きを再開すると、程なくして「園長せんせ~!」と呼ぶ声がするので振り返ってみると、N先生が帽子に葉っぱを張り付けてもらったようで満面の笑みを浮かべていました。その後、今日、子どもたちが楽しみにしていたいもほりが年齢別に始められましたが、肥料が良かったのか、子どもたちの顔よりも大きく育った「べにあずま」が掘り出されましたがその総重量は60㎏。一方スーパーで売られているような手頃なサイズのイモは見当たらず、このイモをどのように分け、どのように調理するかが難しそうです。また、いもほりをしている時、母になったS先生が事務手続きをするために赤ちゃんを連れてやってきてくれました。すると、多くの子どもたちがS先生のところへ歩み寄り(駆け寄り)赤ちゃんを見せてもらったり、撫でさせてもらったり交流!?の時間を満喫していました。

大切!

2022/10/17

コロナ禍になって以来、それ以前には当たり前に行われていた保育や行事内容について見直しが求められるようになりました。同じように定期的に行われていた研修会も中止になったり対面ではなくオンラインでの開催と変化してきましたが、ワクチン接種が進んだことや感染者が減ってきてことなどから、少しずつ対面式での開催も増えてきました。先週土曜日にも仙南2市7町の保育所(園)の研修会が行われたため、複数の先生たちが参加してくれました。僕は、同日にM学院女子大学で開催された国際シンポジウムに参加させてもらい、フィンランドの小学校長のお話を聞いてきました。また、今日は日本保育協会(保育団体)の東北・北海道支部の役員会・研修会への参加(司会)しなければならず、園を留守にさせてもらい、県北の保育園に出かけてきました。この保育園の先生方とはこれまでも交流があるのですが、移転新築した園に行くのは初めてということもあり保育環境を見られることも楽しみに出かけました。駐車場に車を止め、玄関に向かったのですが、簡単には敷地内に入ることができないセキュリティに感心させられ、玄関を入ってすぐに子ども心をくすぐる建物内の高低差、職員の皆さんの挨拶の素晴らしさに気付きました。役員会が始まる前に園舎内を詳しく案内していただきかましたが、モンテッソーリ教育を取り入れていることもあり、子どもたちが自分のやりたいことに取り組めるスペースや教具が整えれれていることなどからその保育方針やこだわりが随所に感じられました。特に汚い臭いというイメージがつきまとうトイレが、生活スペースと区別されることなく作られていること、隠れ家のような絵本スペース、緑あふれるランチスペースなど設計の段階から保育経験者である園長が関わり、これまで見てきた保育施設だけでなく、子どもたちにとって良いと思ったところ(もの)を子ども目線、保育者目線で取り入れて建築されたことが感じられました。そして、他の園を見ることで気づくことがたくさんあること、その大切さを痛感しました。我々の園でも取り入れたい・真似したいと思ったことが複数あったので、早速取り組んでみたいと思います。
 一方、研修では、保育協会本部の常任理事から保育に関する「最近の動きと将来展望」、厚生労働省子ども家庭局保育課長から「保育をめぐる国の動向と課題」について話をしてもらいました。その中で、静岡県の認定こども園で起きた送迎バスによる事件から安全管理の徹底に関する緊急対策、コロナ対策、処遇改善、業務負担軽減、待機児童対策、児童福祉法の改正、こども家庭庁についてなど、重要なことを聞かせてもらいました。時代の変化とともに求められることが変わること、そのために常に学び続けなければならないこと、学ぶことの大切さを再認識させられました。

また楽しみが!

2022/10/14

今日は太陽の日差しが降る注ぐ秋空となりました。4・5歳児はサッカー教室で身体を動かし、あい組はサッカー教室後も疲れた様子もなくアスファルトのところで走り回り、そこで見つけたカタツムリを囲んで笑ったり言い争いをしたりしながらの観察。3歳児は4歳児に刺激を受けたようで園庭で綱引きを楽しむなどして過ごしていました。一方、園舎内のいたるところに5歳児のぞみ組・めぐみ組の子どもたちと担任たちが企画してくれていた「ひかりのこまつり」の開催を知られるポスター(チラシ)が貼られています。本当な「夏まつり」としての開催を予定していたものの、コロナ禍にあって時期がずれてしまったことがポスターに書かれて(描かれて)いる商品からも分かります。それでも開店当日はお店屋さんになる子どもたちもお客さんになる子どもたちも大喜びすることでしょう。そうそう、掲示板に1歳児うみ組の楽しそうな取り組みと、それによってできた美味しそうなおにぎりが飾られています。是非ご覧になってみてください。
 さて、15年前まで、まさか自分が電車通勤することなど考えてもいませんでしたが、それを可能としたのは、1872(明治5)年10月14日、新橋・横浜間で日本初の鉄道が開業したことから始まったのでしょう。そして、今日、2022年10月14日は鉄道開業150年を迎えたこともあり、各地でイベントや記念行事が執り行われたようです。鉄道も時代とともに様々なことが進化し、特に1964年に新幹線が登場して以来、開業当時とは比較にならない速さで、しかも時間に正確に移動することができるようになりました。更に最高時速500キロで疾走する次世代の「夢の超特急」リニア中央新幹線の建設が始まるなど更なる進化を続けています。そんな夢の超特急とは正反対に園庭にはその勤めを終え走ることのない車掌車が保育園のシンボルとなって置かれていますが、現役時代、時には蒸気機関車に旅客車と一緒に一番後ろで引かれていたのかと思うと何とも感慨深いものがあります。そして、人口減少により利用者が少なく赤字路線では廃線となりそうなところもあり、時刻表を見ないでも電車に乗ることができる都会との格差を痛感します。東京並みにとは言いませんが、できることなら東北本線ももう少し本数が増えてくれること、そして風で遅延や運休になる事が少なくなることを願うものです。

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