社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

下記よりご希望の保育園をご選択下さい

私たちの記録 第一光の子保育園 私たちの記録 第二光の子保育園 私たちの記録 角田光の子保育園

今日は何の日?

2022/12/08

ほとんどの子どもたちが園庭で遊び始めているのに、「寒いから今日もお絵描きをしたいんだけど、紙がないんだ」園舎内の消毒をしていた僕にめぐみ組のHちゃんがそう言うのです。そこで、「今日はそんなに寒くないと思うんだけど」と返事をしたのですが、それでも気持ちが変わらなそうだったので、「わかった。でも、今、お掃除してるからちょっと待ってて!」と返事をすると、「うん!わかった」という返事が返ってきたと思ったら、間髪入れず「あ〜あ、昨日に戻りたい」というのです。一体何のことかと思い「どうして?」と聞いてみると納得することが・・・。どうやら昨日の朝、中々お母さんとバイバイ出来ずにいたうみ組のR君と遊んだことが楽しかようで「昨日の赤ちゃんともっと遊びたかったんだもん」というのです。その返事にいいことを聞いたと思い「そうなんだ、じゃあ、お絵描きするのもいいけど、そろそろR君が来る頃だから、お庭で遊びながらR君が来るのを待ってて、『今日も一緒に遊ぼう』って言ってみたら?園長先生もお掃除が終わったらすぐに外に行くから」と話すと「わかった」と言ってジャンパーを着て、帽子を被り外へ出かけて行きました。約束通り、園内の消毒を済ませ園庭に向かったのですが、寒さを気にする様子もなくR君が登園するのを楽しみに遊んでいました。「まだかなあ?まだかなあ?」そう言いながら遊んで待っていたものの気づいた時にはすでにR君は登園してクラスの子どもたちと遊んでいてHちゃんの願いは叶わなかったのですが、「昨日に戻りたい」と思うほど楽しかった思ってくれたことがとても嬉しく思いました。そうかと思えば、5歳児のぞみ組のTちゃんはお誕生会でお父さんとお母さんがきてくださり嬉しそうに過ごしていましたが、クラスのみんながお父さんに群がりお父さんを奪ってしまって見えましたがTちゃんはヤキモチを焼く様子もなく、それどころか、「いいよ、どうぞ一緒に遊んで!」そんな印象すら伝わってきました。子どもたちと楽しそうに過ごしてくださっていたお父さんの光景、そのほかにも寒さを寒さや水の冷たさを木にする様子もなく夢中で遊ぶ子どもたちの姿が素敵な光景でした。
 さて、昨日は、日本文化のひとつとして世界に広まった紙芝居を演じ、楽しみ、親しむ「世界KAMISHIBAI(紙芝居)の日」でした。保育園の絵本コーナーにも並んでいますが、保育現場では圧倒的に絵本の方が主流となってしまっています。しかし、海外で認められているとは・・・。紙芝居に限らず、今一度、日本文化を見直さなければならないのかも知れなそうです。
 そして、1941年(昭和16年)の今日12月8日は、言わずと知れた日本海軍がハワイ・オアフ島・真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲攻撃し、3年6ヵ月に及ぶ大東亜戦争(太平洋戦争)が勃発した日です。ロシアがウクライナに侵攻するなど今なお地球上から争いがなくならないにも関わらず、ニュースで真珠湾攻撃のことが取り上げられることが少なくなったように感じますが、争いだけでなく自然災害もいつ起こるか分かりません。平和は当たり前ではないことを忘れずにいなければ・・・。

先生

2022/12/07

このところ、連日のように伝えられる静岡県の保育所で園児を虐待し、保育士が逮捕された事件。コロナ禍の保育でストレスがあったとのことのようですが、同業者として考えられない事件であり言葉もありません。まだまだ自分の言葉で上手に意思表示ができない子どもたちだから、自分たちの行動が保護者に伝わることはない大丈夫と思っていたのでしょうか?しかし、幼いながらに記憶の深層に辛い思いでとして残り、大人になってから思い出すこともあるということを保育のプロ、先生として知らなかったはずはありません。今朝のことです、朝の寒さが苦手な5歳児めぐみ組のEHちゃんとHちゃんが「外に行きたくな~い!」「お絵描きをしたい」と言うので、担当担任のN先生や朝番の先生たちに事情を説明したところランチルームで絵を描いて楽しそうに過ごすことになりました。ところが、そんな2人とは対照的に1歳児うみ組のR君がお母さんとなかなか離れられず保育室の前で愚図っているのです。そこで「R君どうしたの?園長先生と一緒にいる?」と誘ってみたのですが、横に首を振られてしまったので「じゃあ、ここにいるお姉さんたちと遊んでる?」と声をかけ。絵を描いている2人に「ねえ、ねえ、いっしょに遊んでくれない?」と話してみると、顔を見合わせ持っていたペンをテーブルに置き、椅子から立ち上がってR君を迎えに行くと、R君は何事もなかったかのようにお母さんに「バイバ~イ」と言って手を振り、前述のおぞましい先生とは正反対な優しいお姉さん先生2人と絵を描いたり暖炉の前のステージで踊ったりご機嫌で遊び始めました。2人のお姉さん先生たちも頼られていることが嬉しいようで「かわいいね」「かわいいね」と言いながらR君に要望に合わせて過ごしてくれていました。その様子が外の寒さとは対照的でても暖かく思えました。そうかと思えば、寒さなど一向に気にすることのない子どもたちはいつもと変わることなく外遊びをしていましたが、レーシングカートのタイヤを工夫して(上手に)使い遊びを展開する姿に子どもたちから教えられること、気付かされることがたくさんあることを実感し、子どもたちが先生に思えてしまいます。
 さて、園庭から見える蔵王が雪で日増しに白くなっていくようになり、園庭の畑だけでなく、この春から野菜を育てている金ケ瀬の畑にも霜が降りるようになってきました。そこで、畑の先生であるYさんとUさん(Yさんのおばさん)にご指南いただき大根が霜で痛んでしまうことがないように抜いて葉を切り落とし土に埋めて保存する作業、また、白菜を紐で縛る作業をしてきました。農家に親戚が一人もいないこともあり、僕にとって全てが新鮮でとても有意義な時間で、先人の知恵を勉強する事ばかりです。80歳を過ぎてなお、お元気なUさんの健康法、秘訣を知りたいものです。

気になる!

2022/12/06

何だか寒いと思ったら、案の定、時折みぞれ交じりの雨や雪が降ってくるではありませんか。こう寒くなってくると、雪が降る前にと準備してきた薪が春まで持つかどうか気になって(心配になって)きます。例年であれば、準備しておいた全ての薪を焚き尽すことなく春を迎えていますが、この冬は何となく雪も多く寒くなるような予感がして薪が尽きてしまうように思えてならないのです。そこで、玉切りした丸太とまだ切っていない木を薪にするべく2階ホールでクリスマスページェントをしていた5歳児にエンジン音が邪魔になってしまっていないか心配しながらも作業に取り掛かりました。ところが、寒かったからなのかしばらくぶりに使うからなのかチェーンソーの機嫌が悪く中々エンジンが掛からず玉切りしておいた丸太を割ることから始めなければならず寒いのに汗ばむほどに・・・。そんな間が良かったのか、チェーンソーのエンジンも動いてくれたお陰でほぼ予定通りに作業を進めることができました。その間、1階のランチルームで遊んでいた2歳児つき組の子どもたちがけたたましいエンジン音に反応しサッシに顔を付けて作業を見てニコニコしている姿を見るともっと頑張らなければと思わされます。ちなみに、2階ホールでページェントをしていた5歳児のぞみ組の様子を見にいったのですが、馬小屋(ステージ)にいるヨセフとマリア、家畜たちが全くもって緊張する様子がなくリラックスしていて、ヨセフ役のM君と牛役のM君はマスクをしたまま藁を噛んでる(食べている)ことが気になって仕方がありませんでした。まさかと思いますが、当日もそんな緊張感のない子どもたちの姿が見られたら笑って(藁って)いられないでしょう。
 さて、今日のような寒い日が続くと、太陽が当たることも暖かいジャンパーを着ることもなく園舎西側の丸窓の外で虫を捕食していたジョロウグモの動きが悪くなっていることが気になります。間も無く子孫を残し、その一生を終えようとしている母グモの生命力に驚かされますが、暖かくなった時に産まれくるであろう命が寒い冬を越せますように・・・。

何と素敵なこと!

2022/12/05

ロシアがウクライナに侵攻して以来、燃料を含め生活に必要な様々なことに影響が出て物価高騰が続いていて給食の食材も値上がりするようになりました。この春、園庭の畑以外でも野菜を育てるようになりましたが、その頃から肥料も値上がりしたものの、食材を八百屋さんから購入することなく、畑で育てた無農薬で採れたて新鮮な野菜を食べながら多少なりとも経費削減になっているのですから嬉しいものです。今日も栄養士のY先生から、今週の給食で使う予定という人参12.5kg、長ねぎ3.2kg、大根3.5kg、白菜10kgのオーダーが入ったので収穫に出かけてきたのですが、このところの冷え込みにも負けず、それどころか寒さのお陰もあるのでしょう、大根は子どもたちの足より遥かに太く1本だけで3kgに育っていたり、人参もねぎもしっかりとした香りがある張りがあり白菜もギュッと締まり立派に育っていました。そんな野菜たちを収穫していて何とタイミングで野菜作りを始めたのだろう(誘っていただけたのだろう)と思わされました。しかも、秤を持っていくこともないので、少なくて困ることのないように、これぐらいだろうと思い程度を収穫してくるのですが、今日の大根などは1本だけで3kgを超えていたと言うのですから驚きでした。こんな具合でもうしばらくの間、八百屋さんへの発注を抑えることができそうです。
 さて、コロナウイルス感染症がなかなか収束する気配がなく、今月予定されているクリスマスの行事の開催がとても心配です。しかし、先生たちはできること、やらなければならないことを淡々と進めてくれています。5歳児めぐみ組のN先生は職員室前のバルコニーで子どもたちと溶かしたロウソクでディッピングをしていて同じ材料を使っているのに一人一人違うオリジナルのロウソクが出来上がっていました。

これから特に・・・。

2022/12/02

天気予報通り昨日は寒く感じましたが、今日はそれ以上に寒さが感じられる一日となりました。そんな中でも4・5歳児は東部グランドでのサッカー教室に向かい身体を動かしてきました。もしかすると、暖かい園舎内でクリスマスに向けてページェントに取り組みたいという思いも無きにしも非ずだったかも知れませんが、そんな気持ちを吹き飛ばすかのように、4年に一度開催されるサッカーワールドカップで日本が強豪国スペインを下し、グループトップで決勝トーナメントに進むという快進撃となりました。しかし、各グループで勝ち残ってきた国の中で勝ち進むことが大変になってくることは言うまでもありません。朝から試合を観戦して寝不足だった可能性のある先生たちもハイテンションだったかと思いますが、しばらくの間、そんな日が続くのかも知れません。
さて、昨日、今日のような気温が続くと暖かそうなジャンパーやマフラー、帽子、手袋を身につけて登園する子どもたちが増えてきますがそれに比例するように記名されていない手袋の落とし物が目立つようになります。朝、遊び始める頃は寒いものの、身体を動かすと暖かくなり手袋が邪魔になるのでしょう、昨日も今日もバルコニーに置き忘れられた手袋が落ちていました。雪が降るような季節になると「てぶくろ」という絵本のように、動物たちが入り込むなんてことがあったらなあ?そんなことを思いながら拾いあげ、持ち主を探すことになっています。持ち物が迷子になる事がないように必ず記名していただけますようにお願いいたします。

※昨日から始まった「クリスマスマーケット」は今日も盛況で子どもたちと品定めをする保護者の方々で賑わっていました。

また!?

2022/12/01

9月に静岡県の認定こども園で子どもが送迎バスの中に取り残され尊い命が失われるという悲しい事件が伝えたばかりだと言うのに、今度は静岡県裾野市の認可保育園で1歳児を受け持つ保育士3人が、園児の足を持って宙づりにしたりカッターナイフを見せて脅したりするなど、悪質な行為をしていたことが明らかになったことから市はこの行為が虐待行為にあたるとして刑事告発する意向を示しているようです。園側は否定しているようですが、保育園がすべての職員に一連の行為を口外しないよう誓約書の提出を求め、組織的に隠ぺいしようとしていたと言うのですから、もしそれが事実だとしたならば呆れや驚きではなく憤りしかありません。
 さて、今日から12月に入ったこともあり、さらに近づいたクリスマス親子礼拝に向けて5歳児が2階ホールでクリスマスページェントに取り組んでいてこの季節ならではの讃美歌が響いてきました。そこで、子どもたちの様子を見に行きました。どちらのクラスも役はまだ流動的のようですが、自分でやりたい役を選び讃美歌を歌い演ずる様子は前述のあり得ないニュースとは正反対で緊張感はあるものの楽しそう!そんな5歳児の子どもたちの様子を4歳児たちが微動だにせず、憧れの眼差しで見入っているのです。役が決定し流れができてくるとペアになる4歳児も加わり当日を迎えることになりますが、来年の今頃は立場が変わり憧れの眼差しで見ていた子どもたちが憧れの眼差しで見られる立場になっていることでしょう。こうして良き伝統が伝わって行くことを願うものです。
 そうそう、今日の夕方から「クリスマスマーケット」が始まりました。今年も器用な先生たち手作りの商品が並べられています。子どもたちも保護者の方々の中にも開催を知らせるポスターを見て楽しみに待っていてくれていたようで、朝から「今日クリスマスマーケットだよね?」そんな会話が聞こえてきました。いつかまたコロナ禍前のように大勢の方々にいらしていただけるクリスマスマーケットが復活することいいのですが・・・。一人でも多くの方に先生たち手作りの商品をご覧になって(お買い求め)いただけることを願っています。

楽しい

2022/11/30

雨が降った翌日は園庭の砂も畑の土も柔らかくなることを知っている子どもたちが必ず泥(砂)遊びを始めます。案の定、今日も園庭のあちらこちらでゴザが広げられ美味しそうなごちそうが並んでいたり、花壇にしたある大きなタイヤに小さなレーシングカートのタイヤを並べ拾い集めた枝をラーメンに見立て遊ぶ様子や畑で数人の子ともたちが頭を突き合わせてしゃがみ込み、まるで(つぼみ)のようになって遊ぶ姿が見られました。中には丸太で作られた遊具に様々な道具を運び、釣り(ごっこ)をする様子、また、園舎1階のバルコニーでクリスマスの讃美歌を歌いながらクリスマスの出来事を演ずる様子も見られました。桜の枝から釣り下げられたブランコに仲良く座った子どもたちに「園長先生押して」とお願いされることもあり、願いを叶えてあげるべく思い切り押して揺らしてあげると、悲鳴や叫びにも聞こえる声を上げながらも目を輝かせて喜んでくれる姿が見られるのが嬉しくなります。また、ひつじ組では実習生が絵本を読んでくれたのですが、緊張していたであろう実習生の思いとは裏腹に絵本が楽しくて仕方なく満面の笑みを浮かべ素直に反応するKちゃんの姿がとても印象的でした。
 さて、早いもので明日から12月となり多くのカレンダーが残り一枚となりました。そして、冬の到来を実感させるかのように明日から急に気温が下がり最高気温が一ケタにしかならないのだとか・・・。気温の変化で風邪などひきませんように。

見えないけれど

2022/11/29

音がしたり、物が揺れていなければ吹いていることが分からない「風」。時には大きな被害を与えたり電車が止まってしまうようなことがありますが、風力発電に利用されるなど地球に優しい面もあります。また、保育園では吹いた風によって隣接する杉林から暖炉の焚付けにうってつけの茶色い杉っ葉が落ちてくれるので、山(林)の中に入ることなく拾い集めることができたり、バルコニーに吊るされている柿が日差しと風によって乾燥して美味しい干柿になるのですから必要不可欠でしょう。しかし、掃き集めた落ち葉が吹き飛ばされ玄関内に吹き込んでくるようなこともあり困ってしまうこともしばしば・・・。また、風が苦手な5歳児のRちゃんにとっては厄介なものでしかなく園庭の木や葉っぱが揺れているだけで外に出たがらないなんてこともあるのです。このところクリスマスの讃美歌が園舎内のあちこちから聞こえていますが、クリスマスが過ぎたころには「北風小僧の寒太郎」が聞こえ、歌詞にぴったりな風が吹くことでしょう。
 さて、金ケ瀬の畑で育てている野菜の中でも、玄関ホールに並べられることが多かった「かぶ」ですが、昨日遂に最後の収穫となり先生たちに持ち帰ってもらうなどしました。コロナ禍でなければ、子どもたちをバスに乗せ収穫しに出かけたかったのですが、残念ながら念願が叶いませんでした。しかし、同じように思っていてくれたのか、5歳児のぞみ組のW先生が今朝バルコニーで子どもたちと漬物作りに取り組んでいましたが、切り落として使わない部分をもらったM君が美味しそうにかぶりつく姿が印象的でした。もちろん、肝心な部分を使った漬物は給食の時にメニューに加えられていました。また、子どもたちが静かに眠っている午睡中に、「みやぎ仙南農協青年部」の方が、今朝収穫したという新鮮な大根を届けてくださいました。しかも、子どもたちに見て欲しいとの配慮から、葉っぱが付いたままのもの、葉っぱを刈り取ったもの、そして、不思議な形に育ったものを分けてお届け下さったのです。そこで、保護者の方々に自由にお持ち帰りいただけるよう張り紙をして玄関先にコンテナを並べておいたところ、多くの子どもたち・保護者の方々が品定めをして嬉しそうに持ち帰って行きました。その大根が食卓に上がり、大根が話題となり会話が弾むと、大根作りをして下さった青年部の方々も喜んでくださることでしょう。みやぎ仙南農協青年部の皆さん、たくさんの大根をお届け下さりありがとうございました。

本格的に

2022/11/28

キリスト教会では昨日からクリスマスを迎えるための準備期間(アドベント)へ入り、クリスマスツリーやリース、クリスマスクランツなどが飾り付けられました。保育園では10日ほど前からクリスマスの讃美歌が響くようになっていましたが玄関ホールにクリスマスツリーを飾り、園庭のヒバの木に電飾を取り付け、また、各クラスには先生たちがアドベントカレンダーやイエス様の聖誕の場面をあらわした「クリッペ」が飾り付けるなどクリスマスの準備が本格的に始まったことが感じられるようになりました。4・5歳児はクリスマスに向けてペアを組み聖誕劇(ページェント)を行うため、これから益々様々なクリスマスの讃美歌が聞こえてくることでしょう。
 さて、天気予報によると、今週末、12月に入った途端、急に気温が下がり寒くなるとのことですが、そうなると園庭の車掌車が朝の冷え込み(霜)で子どもたちが絵を描くことができるようになります。今朝もそんなことに気付いた5歳児めぐみ組の子どもたちが可愛らしい絵を描いていましたが、そんな姿からも否応なしに本格的な冬の到来を感じさせられますが、蔵王も本格的に雪で白く化粧することでしょう。

柔らか

2022/11/25

正門近くにある柿の木に実ったオレンジ色だった渋柿が見るからに柔らかく甘そうになり、オレンジ色から赤に近い色へと変化しています。鳥たちはその変化に気付いているようで、食べられた(つついた)跡が残っている実も見られます。そんな柿を見ている僕に気付いた子どもたちが「園長先生、何してるの?食べたいなあ!」そう話し掛けてくれるので「美味しそうだなあと思って見てたんだけど・・・」と返事をすると、5歳児のぞみ組のYちゃんが「でも、鳥が柿好きだから取っちゃだめだよ!」とたしなめてくれるのです。数週間前までは渋くて束手も美味しくない柿が熟すとこんなに甘くなるんだということを経験させてあげたいと思っていましたし、Yちゃんの表情からも本当は食べてみたい思っていることが見てとれたのですが、これから日増しに寒さが増すと食べ物も少なくなってくることを考え、食べたいという子どもたちには申し訳なかったのですが我慢してもらい鳥たちのために残すことにしました。一方、今朝、玄関前に積んである薪のところで寒さを必死にこらえていると思われるキリギリスを見つけ「アリとキリギリス」のお話を思い出しました。
 さて、昨日、泥で足を取られるようなコンディションだった畑で4歳児あい組のN先生と子どもたちが泥んこを使って何やら楽しそうに遊んでいます。一体何をしているのか気になり、「何してるの?」と聞いてみるとY君が「Yちゃん(自分のこと)の〇〇〇をN先生が作ってくれた」と笑いながら教えてくれました。確かに「う〇〇」に見えるのですが、「ソフトクリーム」と言ってくれればそれも納得できる造形美!柔らかい泥を使いクオリティの高い「う〇〇」を作っていた担任のN先生の柔軟な感性に「さすが」そう思わされました。また、0歳児ひかり組のM先生がK君とAちゃんを上手に三輪車に乗せ「結構たいへん」と言いながらも楽しそうにペダルを漕ぐ姿に笑みがこぼれました。

採用について

採用情報から各種文章まで、ご報告。